りゅうのたまご

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妊婦の妊婦による検証

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お産のはなし

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私の勤めるクリニック。

院長はとっても慎重なお人。

確かに個人クリニックには限界がある。

医師が常駐していたって、助産師がどんなに気を配っていても、

不測の事態 が起こることはある。

出血が多い とか、 赤ちゃんの状態が思わしくない とか、 お母さんに持病がある とか。

こういう時には状態が悪くなる前に対応可能な大きな病院に搬送するんだけど。

まぁ、それは置いといて。

ある日、予定日を大幅に過ぎた妊婦さんがいて。

41週に差し掛かったところで。。院長が、

「あぁ、この人は高齢初産だからなぁ。だからきっとなかなか生まれないんだ・・」

といって壁の方向を向いて一人で溜息をついている場面に遭遇した。

背中が妙に疲れきっているご様子。

ここのところ、昼も夜も忙しかったですものね、院長。

「それは大変ですねぇ。」

・・・と声をかけたところ。

「！！！！！！そうぢゃないんだ！そうじゃなくって！

　とにかく違うから！そういう意味じゃないからっ！w(￣Д￣;)wァヮヮ」

・・・といって、挙動不審な行動でそそくさと逃げて行った。

今日はなんかおかしいぞ？

・・・・と思って周りを見ると

看護スタッフが微妙～な顔をして目をそらす。

まぁいいか。

仕事仕事。

・・・・と思ってカルテを見たら。

３４歳！（Ｓ49生）ヾ(*｀Д´*)ﾉ"彡　カーッ！

一緒の年じゃないですかっ！！！！

「そういう意味じゃない」 ってなんなの！！！！

だいたい「高齢」って一応３５からでしょう。　勝手に引き下げないで下さいよ。

しかも近頃はそんな言い方ナンセンス。

35だろうが40だろうが、高齢なんて言い方はしなくったっていいんだってば。

産みたいとき、それがその人の産み時なのっ！

・・・許さん。(-゛-；)

ちっ。

・・・ってか職員の年齢把握してんのも怖いょ。

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