NUMBER SIX.






あたしは時に死にたいと叫び

あたしは稀に殺されたいと願う

あたしは時に逝きたいと騒ぎ

あたしは稀に死んでいると喚く






2007.02.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類


中1の春だった。


コンビニで清算中にお財布落として
お金撒き散らしちゃって
周りの並んでる人や店員さんは嫌な顔してたけど
その時に一緒に拾ってくれたのが
涼くんだった。


おどおどしてる僕と
せっせと拾い集める涼くん。
にっこり笑って「はい」と渡されたけど
僕は蚊の鳴くような声で「どうも」としか言えなくて
お金を払うと逃げるようにお店を出て行きました。


そして中学入学して最初のテストは
見事に悲惨な成績で親が激怒し強制的に
塾に通わせられることになりました。



塾で最初に学力テストがあって
その結果,僕はなんとBクラス…
早く張り紙剥がして欲しかったo(;∀;)o


落ち込みながらエレベーターに乗り込むと
下の階で1回止まった。
そこで乗り込んできたのは3人。
その中に居たのは




紛れもなく涼くん。





目が合ってパッと逸らして俯いた。
恥ずかしかった。
もし相手が僕のこと覚えてたら
「あ!お前この間レジで財布落とした奴!」とか
笑いものにされそうな気がしたから。

でも,涼くんはなにも言わず
友達とじゃれ合いながら先にエレベーターを降りた。
僕はホッとして駐輪場に行くと
涼くんの姿が。
しかも運が良いと言うか悪いと言うか…
涼くんが立っている位置は丁度僕の自転車の隣o(;∀;)o

僕がオロオロしていると涼くんがやって来て
「この間のお金,あれで全部だった?」と聞いてきて
「あ…はい。あの時はありがとうございました。」と
驚きながらもお礼を言った。
本当は100円足りなかったんだけど。笑

すると涼くんは
「それなら良かった。てか,おっちょこちょいなんだね」と
笑いながら言ってきて僕は
「そう…なんですかね~?」と訳のわからない返事をした。
するとまたあの時の笑顔が見えた。
僕の胸はドキドキと五月蝿かった。






「俺,涼って言うんだけど君の名前は?」


















これが涼くんとの出会いだったね。
周りは運命的だとか言うけど
僕は涼くんとの出会いは奇跡だって思ってるよ。

あの時の胸の高鳴り。
涼くんの香水の香り。


今も覚えているよ。





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Last updated  2007.02.21 02:11:09
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