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2012.01.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「急ぐんだよ、走れ、そら走るんだ、そこ、かがむんだよ、ミグラに捕まんなよ!」

 八台のライトバンに分乗した八十余名の連中が月夜の晩、メキシコから米国へ密入国をこころみる。
 車を降りてから手引き人の言うままに荒野をすすむ。

「急ぐんだ、おい、なにやってんだよ、かがむんだってば。ぼやぼやしてんじゃないよ。てめえのために全部だいなしにはしたくないんだぜ。ミグラにでも捕まったら、ひでえ目にあわせてやるからな!」

 どやされるまま、連中は必死に這いずり回り、転ぶ。
 遠くにボーダーパトロールのサイレンが響く。
 そして連中をあちこち探し回る。

 送ってきたライトバンはすでに去り、国境の向こうで待つ車まで路なき路を手探りですすむ。
 野生の動物につまづいたり、喉の渇きに苦しむ。
 ズボンが破けたり、埃まみれになるのは覚悟のうち。
 河をわたるか、険しそうな丘をこえるか、判断力もとわれる。

 ボーダーパトロールの声が響く。

”Hey you, mtherf00kers, get out of this country!"

 米国をもとめる荒野の路はかくして六時間あまりもつづく。

 この難行苦行は、さらに至難さをます。


 さて、この舞台はじつは、メキシコシティの北隣のイダルゴ州に位置する。

 これ、総合体験ツアーパックの一環をなす。
 地元の観光発展のために、おなじように険しい地勢を背景にして、米国への密入国を体験するのであるが、体験とはいってもヤワな観光とはおおちがい。

 このイダルゴ州は首都に近いながらも原住民が多く、肥えた土地に乏しいために義務教育を終了すると米国に密入国に旅立つものがすくなくない。
 極端な例になると、地元の原住民語で育ち、のちには米国での英語を覚えればいいので、ろくにスペイン語を覚えないものもいるのだそうな。
 そんな原住民系の地元のひとたちが、こんな体験ツアーを主宰しているということ。
 これも一種の雇用対策ともいえる。

 原文スペイン語記事のレポートは詳細かつ迫真にせまっている。

http://www.jornada.unam.mx/2009/02/10/index.php?section=estados&article=028n1est



 おなじようなことが、メキシコの他の山林でも発生している。
 実戦に類似した兵器を利用しての、模擬戦。
 これはまずメキシコシティの郊外、アフスコの山林で実施されていたが、批判もわきおこり、のちにわたしはモレロス州はクエルナバカの近く、ヤウテペックあたりでこの種の模擬戦の広告を目にした。
 なかには、かつてのヴィエトコン狩りとかを名目としたミリタリーツアーパックもあるんだとか。


 今後のメキシコの生きるべき道、それを観光にしぼってみても、課題はおおきくうめき声がもれそうだ。
 テオティワカンのピラミッドをまもるために、過度のライトアップショーの類いは遺跡自体の保存に支障をもたらすものの、地元の観光産業との兼ね合いもあるらしく、背景はフクザツだ。

 マリポサモナルカと環境保護、保全の問題もある。


(11 of February, 2009)





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最終更新日  2012.01.20 10:54:33
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