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2012.02.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
第二次大戦によるニホンの敗戦により、朝鮮半島は解放された。
 しかしたちまち米ソの冷戦の餌食になるわけである。
 例の38度線による分断はなぜ超えられなかったか。
 スターリン体制のもと、つまり粛清体制のもとでは、東ヨーロッパ諸国にしろ東アジア、とりわけ朝鮮半島において、コトがうまく運ぶはずがなかった(もちろん米国の覇権主義もおおきくひびいたろうが)。

 そのなかで朝鮮半島のひとびとは、解放以後も政治に振り回されることになる。
 いくら朝鮮半島のひとたちが心情的に祖国統一を願ったところで、政治状況がゆるさず、それは復興ひとすじのニホンの戦後の発展とは対照的であった。

 米ソ冷戦の波は、朝鮮半島の沖の済州島(チェジュ島)にも押し寄せる。
 朝鮮民衆の一体化を願うだけで、共産精力の刻印をおされ、しかも朝鮮半島のなかでも国内差別に悩む過去をもつ(ニホンに渡ってきた近代史のなかの朝鮮人は、済州島のひとが多いという、なぜなら半島ではこころよく思われない場合が多いから)。

 済州島にてはじめはごく小規模であった、警察・国家権力と民衆(ゲリラ)勢力は、しだいにエスカレートしていく。
 民衆側ゲリラは、なんとなくイタリアのパルチザンを彷彿させる。


 ここまでは、歴史の叙述にちかいが、はじめ去年の四月に放映され、わたしは年末に録画したNHKETV特集での済州島4・3事件では、在日のひとたちも姿をみせる。

 江戸川区でお弁当屋さんを営む在日コリアンの八十ちかいおばあさん、キムチが評判で常連さんには朝鮮人参酒もふるまう。
 旦那さんには先立たれ、ひとりでお店を切り盛りするこのおばあさんは、歳に似合わず可愛い顔で、声までおんなの子を感じさせる。

 しかしこのおばあさんには、信じられない過去が宿っていたのであった。
 蜂起し、山にこもった民衆ゲリラ側と町に残ったひとたちのあいだの伝令の役を、当時十五か十六の小娘のこのおばあさんがつとめたのであった。
 あたしの村は戦場だった、この蜂起の前後を通じて済州島ではすくなくとも七万人が殺害されたという。
 いや、戦場といえるのかどうか、同胞が同胞を殺害したのだから。

 このおばあさんたちも最後に捕まり、チーフのおんなの子は拷問で殺害され、このおばあさんも投獄されるが、しばらくしてようやく密航というかたちでニホンへ逃れることができた。

 それこそニホンでは潜伏という形になり、郷里のだれとも音信をとることははばかられた。
 蜂起分子であるから、連絡をとれば相手に迷惑がかかることは眼に見えている。
 かくしてニホンでの潜伏六十年、済州島でのことはだれにも話してはいなかったらしい。
 お弁当つくりという日々のつとめのみ。

 しかしながら近年、韓国政府が変化し、済州島事件に陳謝する姿勢をしめし、哀悼の式典にこのおばあさんを招き、六十年ぶりに済州島を訪れる。
 もちろん家族・親族と会うのも六十年ぶり。

 歴史とはなんであるのか、ここからもひとつ学べそうだ(ひとつでは足りないだろうが)。

 http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2008/0427.html


(04 of March, 2009)





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最終更新日  2012.02.01 11:21:55
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