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正月三日、先ずは歌舞伎座の昼の部だけですが、今年の初歌舞伎を観劇に参りました。

入り口はいかにも初春らしい飾りつけで、普段よりもお若い方が華やかな着物で来ているのが目につきまして、いかにもお正月と言う雰囲気でございます。
まだ始まって二日目でしたが、さすがにベテラン揃いでつつがなく進行しておりました。
歌舞伎座寿初春大歌舞伎平成19年1月2日(火)~26日(金)
昼の部
一、松竹梅(しょうちくばい)
〈松の巻〉在原業平 梅 玉
舎人駒王 橋之助
〈竹の巻〉
奴光内 歌 昇
雀笹平 信二郎
雀藪平 松 江
雀雪平 高麗蔵
〈梅の巻〉
梛の葉 魁 春化粧坂の少将 孝太郎
大磯の虎 芝 雀
(みどころ) 二〇〇七年の歌舞伎座は、初春を寿ぐ祝儀舞踊の新作で幕をあけます。厳しい冬の寒さに耐えることで「歳寒三友」と呼ばれる松竹梅は、めでたさの象徴。「松の巻」を梅玉と橋之助、「竹の巻」を歌昇、信二郎、松江、高麗蔵、「梅の巻」を魁春、芝雀、孝太郎と、巻ごとに装置も替わる三段返しで、華麗な舞踊絵巻をご覧いただきます。
《印象記》
初春にふさわしく、お目出度い舞踊での幕開き。
雀笹平を演じた信二郎が近々の襲名も控えて、張り切っているようですし、拍手も一際大きかったです。
梅の巻での梛の葉(魁春)の打ち掛けは帆船の模様で他の方とは違ったダイナミックさでした。
このごろ、ようやくにして舞踊でも掛け声のタイミングをつかみましたので、今年からは舞踊でも少しは掛け声に参加させていただきます。![]()
昼の部とあって、最初はプロの方がお一人しかいらっしゃいませんでしたので、ご一緒に勉強になりましたよ。
舞踊は難しいので、これからも自分にとりましてはお囃子などに乗って流れを楽しむことになるでしょう。これが、掛け声のポイントでもあったことに気づいたというわけです。
二、平家女護島 俊寛(しゅんかん)
俊寛僧都 吉右衛門
海女千鳥 福 助
丹波少将成経 東 蔵
平判官康頼 歌 昇
瀬尾太郎兼康 段四郎
丹左衛門尉基康 富十郎
(みどころ) 平家討伐の陰謀を密告され、絶海の孤島鬼界ヶ島に流された俊寛僧都(吉右衛門)、丹波少将成経(東蔵)、平判官康頼(歌昇)。三年の月日が経ったある日、成経が島の娘、千鳥(福助)を妻にめとったことを報告に訪れ、一同は喜びに包まれます。折しも都から赦免船が着岸し、上使の瀬尾太郎兼康(段四郎)が成経と康頼の赦免を告げます。俊寛は自分の名だけがないことに落胆しますが、もうひとりの上使、丹左衛門尉基康(富十郎)から赦免が告げられ、晴れて三人揃って乗船へ。が、成経の妻千鳥は、置き去りにされてしまいます。悲嘆に暮れる千鳥を見て、俊寛は自分が千鳥に代わって島に残ることを決意します。流人としての生活に疲弊し切ったうえ、ひとりきりに。「思い切っても凡夫心」と真情を吐露し、想像を絶する孤独感にさいなまれる人間・俊寛の慟哭を、廻り舞台を駆使した演出とともに描く名作。吉右衛門渾身の俊寛に、胸を締めつけられることでしょう。
《印象記》
舞台では仁左衛門に続いて、二度目の観劇です。配役が変わればまた、雰囲気が変わるところが歌舞伎の奥の深さでもあります。
吉右衛門もまた、得意としている芸の一つで、泣かせると言うよりも、人間・俊寛の慟哭を深く感じさせるところが違うようです。
武蔵坊弁慶 幸四郎
富樫左衛門 梅 玉
亀井六郎 高麗蔵
片岡八郎 松 江
駿河次郎 宗之助
常陸坊海尊 錦 吾
源義経 芝 翫
(みどころ) 兄の頼朝に疎まれ、都落ちを余儀なくされた義経(芝翫)と家来の弁慶(幸四郎)一行は、変装して安宅の関を通り抜けようとします。関守の富樫左衛門(梅玉)は、義経を見破りますが、必死に主人を守ろうとする弁慶の姿に感じ入り、覚悟のもとに関を通します。長唄の名曲と劇的な展開で、息をのむ緊迫感に満たされる、歌舞伎を代表する舞踊劇。このほど弁慶役九〇〇回の偉業を成し遂げた幸四郎の、文字通り十八番です。
《印象記》
これもまた、舞台では数回拝見しているおなじみのものでして、幸四郎では二度目になります。
が、しかし、見るたびに見え方が違うのは、見る時々の相手役にもよるのでしょうか。
今回の富樫はベテランの梅玉、義経は超ベテランの芝翫でもありまして、それぞれの台詞回しや所作に落ち着きもあり、これまで以上に内容を味わいながら、拝見出来ました。と、同時に掛け声も増えてきましたァ~。
富樫の後見役は、梅之芝居日記のと言うブログでもお馴染みのお方です。こちらのブログで、いつも勉強させていただいております。
四、六歌仙容彩 喜撰(きせん)
喜撰法師 勘三郎
所化 彌十郎
同 高麗蔵
同 猿 弥
同 宗之助
同 松 江
同 信二郎
祇園お梶 玉三郎
(みどころ) 百人一首でおなじみの六歌仙。小野小町と彼女を巡る五人の男性を描く五変化舞踊『六歌仙容彩』の中から、名僧の喜撰法師(勘三郎)が、園の茶汲み女お梶(玉三郎)の美しさに翻弄される場面をお送りします。飄々として洒脱な踊りを見せる喜撰に勘三郎、小野小町の分身であるお梶に玉三郎と、豪華な配役も見どころです。
《印象記》
名僧の洒脱な雰囲気は、まさに中村屋のお得意とするところでしょうか。鼻の下の髭の剃り跡が青く、いかにもそれらしい雰囲気満点です。
小野小町の分身、お梶(玉三郎)との舞踊の意気もぴったり。お二人ともに、顔の動きや目線がはっきりしており、三階席にまで目配りしているかのようです。
こういう舞踊は、自然と声も掛かってましたね。ですから、とても良く盛り上がるのでしょう。中村屋~、大和屋~。![]()
後半の日程で観る、夜の部も楽しみにしております。![]()
中村勘三郎さん、1周忌で納骨式(動画付き) 2013年11月28日
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平成26年新春浅草歌舞伎発表 2013年10月24日
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