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2011年02月08日
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朝日に出ていたので、記録しておきます。

まあ、高麗屋の芯を務めることになる方が、いつかは立役だけにする日が来るだろうとは思っていました。

二月のルテ銀でも女形は亀治郎さんに任せて、立役で挑む染五郎さんです。





歌舞伎役者・市川染五郎さん 「根拠ある自信」、稽古から [11/02/08]


「いずれは歌舞伎の脚本を書いてみたい」=東京都中央区、麻生健撮影  1カ月の大阪公演を終え、前日に帰京したばかり。歌舞伎公演のならいとはいえ、東京・ルテアトル銀座での2月公演の稽古は4日間だけだ。劇場ロビーでの稽古のあいまに、仕込みが進む舞台をのぞき、セットの一部をもっと前面に出すよう指示をした。「歌舞伎座と違って舞台と客席の距離が遠いから。どこまで舞台からはみ出して伝えられるか、客席をいかに早く『暖める』ことができるか。難題ですね」

 近松門左衛門「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」の主役・与兵衛を10年ぶりにつとめる。放蕩(ほうとう)のあげく油屋の女房・お吉を衝動的に殺してしまう与兵衛。祖父の松本白鸚(はくおう)、父の松本幸四郎は演じたことのない役だが、願い続けて機会を得た。「近松の描く人物はどこかしら欠陥があって人間くさいところが魅力。計画性もなく人を殺し、改心もしない与兵衛は破綻(はたん)しているのに愛嬌(あいきょう)がある」。悩み、迷いながらも勢いで演じた10年前より、明確で説得力のある与兵衛を見せるつもりだ。「もう当たって砕けている場合じゃないですから」

配り物にしたり小道具として使ったり、手拭いはいつも身近にある。手前は曽祖父の七代目幸四郎の文字をあしらったもの。「名前のふちどりがデザイン的におもしろいと思うんですよ」  この1月に38歳になった。高麗屋(こうらいや)の御曹司として順風満帆だったように思われがちだが、「30代はしんどかった」と話す。継ぐべき家の芸は「勧進帳」の弁慶のような、男が惚(ほ)れる男。重厚な役どころが多い。「すっとした二枚目が似合う」と言われる個性とのギャップに苦しみ、「自分には無理なんじゃないか」と悩んだこともある。だが、「ぼくの不惑、40代はもう始まっている気がしますね」。楽屋での験かつぎを一切やめ、女形を演じることを封印した。「優柔不断なので、迷いはないと思い込むようにしています」。歌舞伎に専念し、ひたすら稽古することで「根拠のある自信」を身につけたいと考えている。

 「時間をかけて洗練されてきた歌舞伎の芸術性はすごい。でも、伝統に屈服したくないし、これから洗練していく価値のあるものを生み出す夢もあきらめていません」。江戸川乱歩を原作にした新作に取り組んだり、長らく眠っていた作品を復活させたりする試みに果敢に挑戦してきた。「古典を勉強するだけでも一生が終わると思うので、欲ばりですけど」。新しいものを吸収し続けたからこそ、歌舞伎の現在があることを信じて前に進む。

(田中順子)

(2011年2月7日付 朝日新聞夕刊「be」から)




元の情報ソースはこちら。





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最終更新日  2011年02月08日 22時10分37秒
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歌舞伎(および関連)公演情報

平成25年

8月31日(土)~9月25日(水)平成25年度 (公社)全国公立文化施設協会主催
 西コース 松竹大歌舞伎 中村歌昇改め 三代目 中村又五郎襲名披露 中村種太郎改め 四代目 中村歌昇襲名披露

9月1日(日)~25日(水) 歌舞伎座新開場柿葺落九月花形歌舞伎

9月1日(日)~25日(水)新橋演舞場 九月大歌舞伎

9月27日(金)歌舞伎座 新開場記念 歌舞伎座特別舞踊会

9月28日(土)高山市他 錦秋特別公演 芯 2013 勘九郎、七之助他

10月1日(火)~25日(金) 歌舞伎座 芸術祭十月大歌舞伎

10月3日(木)~27日(日) 大阪松竹座 十月花形歌舞伎

10月3日(木)~27日(日)国立劇場 10月歌舞伎公演

10月5日(土)~27日(日) 日本特殊陶業市民会館 錦秋名古屋 顔見世

10月31日(木)~11月10日(日) 金丸座(旧金毘羅大芝居) 坂東玉三郎特別公演

11月1日(金)~11月25日(月) 巡業 松竹大歌舞伎

11月1日(金)~25日(月) 歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎

11月1日(金)~25日(月) 明治座 明治座 十一月花形歌舞伎

11月3日(日)~26日(火)国立劇場  11月歌舞伎公演

11月5日(火)~10日(日) 永楽館 永楽館歌舞伎

11月30日(土)~12月26日(木) 京都四條南座 當る午歳 吉例顔見世興行
二代目市川猿翁 四代目市川猿之助 九代目市川中車 襲名披露

12月1日(日)~25日(水) 歌舞伎座 十二月大歌舞伎

中村屋の定式幕(新橋演舞場にて)
新橋演舞場の中村屋の定式幕


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