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2012年07月20日
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歌舞伎界に嬉しい話題が・・・・。





玉三郎が重要無形文化財保持者各個認定(人間国宝)に

坂東玉三郎が重要無形文化財「歌舞伎女方」保持者の各個認定(人間国宝)を受けたことが発表され、南座で取材会を行いました。「皆さんのおかげで、ありがたいと思っております。それに恥じないよう、なおなお充実した作品、舞台づくりに励みたいと思います」との挨拶とともに、認定に当たって思うところを玉三郎が語りました。

後輩の指導のために

 立女方として重要無形文化財にと打診され、「自分にふさわしいものではないと思いました。が、後輩のために受けてほしいと言っていただき、後進の指導と歌舞伎の将来のためには、お引き受けせざるを得ない」と思った玉三郎は、今後に向け、その指導について次のように話しました。

 「私どもの若い頃は江戸言葉があって、世話物なら自分たちの使っている言葉の速度でお芝居が進みました。ところが、古典ということで言葉が形式的になり、この20年、芝居が伸びてくるようになりました。きちんと整理、演出していかないと、皆さんがご覧になりにくい歌舞伎になってしまうと思います」。父(十四世守田勘弥)たちの時代には、演技が揃わないときは演出的な修正が行われていた、と語る玉三郎が実感しているところです。

 さらに、女方の育成については、「女方というのは、しっかりした修行と生活がなければできない。品格というものも大事で、それはやはり、私生活やお稽古ごとをする姿勢、俳優としての姿勢からでき上がってくるものだと思います。昔のような師匠と弟子が一緒の修行の場がなく、今は女方が生まれにくい時代です」と話し、ある時期に詰め込んだ修行をしなければ、「技量、品格が揃い、お客様が認めてくださる女方になるのが困難」とのこと。そして、そういう女方をつくっていく気持ちを持っていることを力強く述べました。

新しい作品を残す

 これまでの節目になった役としては、「15歳の『忠臣蔵 八段目』小浪(昭和40年12月)、17歳での加賀山直三先生演出の『時鳥殺し』(昭和42年12月国立劇場)、三島由紀夫先生の『椿説弓張月』白縫姫(昭和44年11月国立劇場)、当代の團十郎さんとの『鳴神』(昭和45年9月歌舞伎座)が大きかったと思います。後年ですと、『伽羅先代萩』政岡(平成7年10月歌舞伎座)、阿古屋、八ツ橋...」、そして鏡花作品への取組みを挙げました。

 これまで、昆劇や泉鏡花、有吉佐和子作品を手がけたのは、「歌舞伎でできればと考えて」のことだったと明かし、「新しい作品をつくらなければ、残さなければならないと思っております。現代における古典的な手法を持った脚本が生まれない時代ですが、3作でもあればいい」と、新作に取組む強い意思を語りました。

立女方としてこれからの舞台

 「私は姫が似合わない性格、体つきで、役柄的に姫がたいへん苦手と言われた役者です。それを制覇しなければと勉強してまいりました。これからは、老け役としても納得していただける役者となれるよう修行していきたい」。役の大小や年齢にかかわらず、「自分が十分に納得できる役づくりならどんどんやりたい」と、今後の舞台への意欲を見せました。

 「私が心がけているのは、役を通して向こう側の世界を、お客様に感じていただくこと。華やかな女方の見た目や書割の舞台の"向こう側"を感じていただける俳優になるのが一番の望みです」。50歳を過ぎてからは、「舞台やものをつくることに時間をかけ、丁寧に」と心がけ、「睡眠を十分にとることが一番重要。寝足りないと舞台で情感が出せないので」という舞台裏の話も披露しました。

▼現在、歌舞伎部門の人間国宝は、坂田藤十郎(平成6年認定時は三代目中村鴈治郎)、澤村田之助(同14年)、尾上菊五郎(同15年)、中村吉右衛門(同23年)の4人で、玉三郎が5人目。田之助は歌舞伎脇役、藤十郎、菊五郎、吉右衛門は歌舞伎立役としての認定で、歌舞伎女方としては、昨年10月に中村芝翫、今年2月に中村雀右衛門が相次いで没したため、現在は玉三郎一人となります。

歌舞伎美人公式サイト




以下、ニュースなどから二つ(他にもあるよ)


人間国宝に坂東玉三郎さん
7月20日 17時14分 NHK

伝統的な芸能や工芸の分野で高い技術を持つ重要無形文化財の保持者、いわゆる人間国宝に、歌舞伎の女形、坂東玉三郎さんなど4人が新たに認定されることになりました。

これは、文化庁の文化審議会が、平野文部科学大臣に答申したものです。
新たに認定されるのは、歌舞伎の女形の坂東玉三郎さん、本名、守田伸一さん(62)と狂言の山本東次郎さん(75)、木工芸の灰外達夫さん(71)と竹工芸の藤沼昇さん(67)の4人です。
坂東玉三郎さんは、昭和32年に初舞台を踏み、昭和39年に五代目・坂東玉三郎を襲名しました。時代物や世話物、舞踊とあらゆる分野の女形の芸に精通し、美しく品格のある高い演技力が評価されています。

NHKニュース




「人間国宝」坂東玉三郎さん 「歌舞伎の発展のために」 

 「使命感と責任感を感じております。後輩の指導のため、ということでお引き受けいたしました」

 女形らしい、あでやかなほほ笑み。そのまなざしは歌舞伎の将来を見すえる。「女形になるには子供の頃からの修業が必要です。厳しい徒弟制度が成り立ちにくい時代ですが、歌舞伎の発展のため考えていかねばと思っています」

 現代歌舞伎を代表する女形として舞台に大輪の花を咲かせる。「助六(すけろく)」の揚巻(あげまき)などヒロインを演じ続け、海外にもその名をとどろかす。6月の京都・南座では、琴、三味線、胡弓(こきゅう)の3つの楽器を演奏するため、今の歌舞伎界では玉三郎さんしか演じることができない「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)」の阿古屋(あこや)を務めたばかりだ。

 東京生まれで、梨園(りえん)の生まれではない。昭和39年に十四世守田勘弥(かんや)の養子となり、五世坂東玉三郎を襲名。勘弥さんの厳しい指導のもと、研鑽(けんさん)を積み、たぐいまれな美貌と独特の美意識で幅広い人気を誇り、三島由紀夫ら文化人からも絶賛されてきた。平成3年にはフランス芸術文化勲章シュバリエを受章。

「好きでやってきましたので苦労とか思わなかったですね。苦労があったとしても一般社会の会社員の方と同じです」とサラリ。

 近年は「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の覚寿(かくじゅ)のような老け役にも新境地を開拓。「女形というのは華やかなものですが、私は見た目より、その役を通した向こう側の世界を感じていただきたいと思って演じています」。

 強い信念で歌舞伎の未来を切り開いていく。(亀岡典子)


産経





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最終更新日  2012年07月20日 20時03分17秒
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歌舞伎(および関連)公演情報

平成25年

8月31日(土)~9月25日(水)平成25年度 (公社)全国公立文化施設協会主催
 西コース 松竹大歌舞伎 中村歌昇改め 三代目 中村又五郎襲名披露 中村種太郎改め 四代目 中村歌昇襲名披露

9月1日(日)~25日(水) 歌舞伎座新開場柿葺落九月花形歌舞伎

9月1日(日)~25日(水)新橋演舞場 九月大歌舞伎

9月27日(金)歌舞伎座 新開場記念 歌舞伎座特別舞踊会

9月28日(土)高山市他 錦秋特別公演 芯 2013 勘九郎、七之助他

10月1日(火)~25日(金) 歌舞伎座 芸術祭十月大歌舞伎

10月3日(木)~27日(日) 大阪松竹座 十月花形歌舞伎

10月3日(木)~27日(日)国立劇場 10月歌舞伎公演

10月5日(土)~27日(日) 日本特殊陶業市民会館 錦秋名古屋 顔見世

10月31日(木)~11月10日(日) 金丸座(旧金毘羅大芝居) 坂東玉三郎特別公演

11月1日(金)~11月25日(月) 巡業 松竹大歌舞伎

11月1日(金)~25日(月) 歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎

11月1日(金)~25日(月) 明治座 明治座 十一月花形歌舞伎

11月3日(日)~26日(火)国立劇場  11月歌舞伎公演

11月5日(火)~10日(日) 永楽館 永楽館歌舞伎

11月30日(土)~12月26日(木) 京都四條南座 當る午歳 吉例顔見世興行
二代目市川猿翁 四代目市川猿之助 九代目市川中車 襲名披露

12月1日(日)~25日(水) 歌舞伎座 十二月大歌舞伎

中村屋の定式幕(新橋演舞場にて)
新橋演舞場の中村屋の定式幕


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