元銀行員のよもやま話

元銀行員のよもやま話

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2008.01.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
中小企業経営者と話をしていると、銀行からの事業融資を、住宅ローンと

 同じ感覚でとらえている方が多いことに気がつく・・・

企業で借りる事業融資は、完済、を目指すべきではない、というこを知っていただきたい。

 一方で、個人で借りる住宅ローンは、完済を目指してください。

無借金経営を目指すべきではありません。

 無理なのに無借金経営を目指すと、どうしてもギリギリの、現金預金保有量

 で資金をまわそうとする・・

以下のAとB、どちらの会社が、資金繰りがまわっていて安全な企業、と
 言えるでしょうか。

 A.現金預金 100万円 借入金 5,100万円
 B.現金預金3,100万円 借入金 8,100万円

 当然、Bの会社の方が、安全な企業、ということになります。

 多くの中小企業経営者は、無借金経営を目標に置いてしまうのです・・・

 そうすると、現金預金が尽きる寸前まで、借入をせずに資金をまわそうと
 します。

 そうなるとAのように、現金預金がギリギリとなります。

 その時に、銀行から融資を受けようと思って受けられるなら、まだいいです。

 しかし、融資は経営者が望めば、出てくるものではありません。

 審査が通らなければ、どうでしょう。もうAの会社は、アウトです。

 無借金経営を目指した経営は、こんなにもおそろしいものです。

 事業を営むには、当然、運転資金が発生します。設備資金も発生します。

 売上が大きくなればなるほど、売掛金や在庫が多く発生します。それで資金
 が足りなくなり、銀行から融資を受けて資金を確保します。

 設備投資を行うにあたっても、銀行から融資を受けて資金を確保します。

 このように、銀行から事業資金を受けているという状態は、企業が事業活動
 を行っていくためには「当たり前の状態」なのです。

 無借金経営を目指すためには、キャッシュフローをいかに多くするか、を
 第一に考えなければなりません。

 キャッシュフローの簡易計算式は次のとおりです。

 キャッシュフロー=利益+減価償却費

 キャッシュフロー計算書を作れば正確なキャッシュフローが計算できますが、

 それが難しいのであれば決算書内の損益計算書を見て、上記計算式で計算

 してみるとよいでしょう。

 キャッシュフローが返済額を上回ると、現金預金量は減らさずに、借入残高

 を減らしていくことができます。

 そうすると、無借金経営、に近づいてきます。

 一方で、キャッシュフローが返済額を下回ると、返済が進むにつれ、

 現金預金量が減っていくことになります。

 そうなった場合、新たな借入を起こせばよいのです。

  殆どの経営研究所は(借り入れは)レバレッジ(梃子)が働く時のみ銀行から借りればいいという・

    そんな都合のよい、銀行ってあると思いますか?

   銀行も商売です・・・利益を出してナンボの世界です・・

   かくしてその(信念)を貫いた経営者は銀行から嫌われます・・

   どんなに決算書の内容がよくても嫌われます・・

   所詮は(ウィン・ウィン)の関係がないと銀行とのいい関係は成り立ちません・・





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最終更新日  2008.01.18 10:52:51


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