『最近、チャイナやコリアが日本を散々に非難していますが、これも日本人だけの特異なルールを利用して儲けようとしているだけです。』

なるほどそういう理由なのですか。
日本人はちょっと特異なルールの中で生きているのですね。
その国その国の独特の考え方というのがありますが、日本の中でだけ通じて世界の中では通じないと言うことが結構あるのですね。
(2005年06月21日 00時36分02秒)

武蔵野航海記

武蔵野航海記

2005年06月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
葬儀会社は、今の段階で建設を強行すれば商店街との溝が時間をかけても埋まらないと判断したのでしょう。

結局反対派も葬儀会社も、法律上の権利義務を盾に争っているのではなく、「お互いの話し合い」による解決を目指しているのです。

反対派の中には、「こんなところに葬儀場を作っても儲からないから、止めたほうが良い」と余計なお世話を言う人もいました。

又、「まだ心の整理がつかない」という人もいました。内心では「葬儀場建設を阻止することはできない」と薄々は思っている様に私は感じました。

葬儀会社のほうも、反対派のあきらめムードを待っている様です。

もしこれがアメリカやヨーロッパなどの法律が現実社会を律している社会であれば、葬儀場の建設は法律で決着させると思います。

私は、「何と日本は優しい社会なのだろう」と思いました。

法律を盾に争うのではなく、相手の納得を得ようと最大限の努力をする社会なのですね。

相手の納得を得ることがルールになっている社会ですから、このルールを無視したら、その反発がものすごいのです。

「一方的だ」として、相手の態度・人格を非難することになります。

日本人の争いを見ていると、最後には本来の争点とは関係のない相手の人格に対する非難の応酬になることが多い様に思います。

アメリカで仕事をしている時、私が「偽日本人」だからというので、周囲のアメリカ人に良く意見を求められました。

私は「人格を非難されることだけは避けた方が良い」と忠告しましたが、彼らは最後まで納得しませんでした。

自分達の権利を主張することがなぜ人格的に問題なのか、理解できないのです。

少しきつい言い方かもしれませんが、「日本の社会は非常にもろい」と私は最近考える様になりました。

まず、「ごね得」に弱い社会です。

相手の納得を得られるまで譲歩しなければならない社会ですから、当然です。

いちいち私が挙げなくても、皆さんの周囲にもたくさんの事例があると思います。

勿論アメリカにも「ごね得」はあります。
「製造物責任」を追及されて、信じられない高額な賠償金の支払いを命じられた大企業もあります。

しかし日本と違うのは、受けた被害が金額に評価したら幾らになるかを、お互いに争っているという点です。論理的に問題を解決しています。

そして、被害者側の弁護士が優秀なため、企業側が負けたということです。

日本の場合には自分が人格的に問題がないことを証明しなければなりません。

「相手の納得を得るという日本のルールを尊重しており、一方的な態度はとりません」といわなければならないのです。

反論するということは、自分が「相手の立場を考えない一方的な態度の人間である」ということを宣言するのと同じです。

従って、相手の人格を非難することで交渉を非常に有利に出来ます。
これに対して反論すると日本では喧嘩に負けます。

最近、チャイナやコリアが日本を散々に非難していますが、これも日本人だけの特異なルールを利用して儲けようとしているだけです。

次回に続きます。





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最終更新日  2005年06月20日 00時05分04秒
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なんか凄く良く分かりますね  
悪代官1号  さん
その通りだと思います。
これは、実に勉強になりますね。

確かに日本人の風潮、ゴネ&批難にもろいですね。
戦においても、攻めはまずまずですが、守りは弱い。 (2005年06月20日 00時19分20秒)

Re:なんか凄く良く分かりますね(06/20)  
悪代官1号さん
>その通りだと思います。
>これは、実に勉強になりますね。

>確かに日本人の風潮、ゴネ&批難にもろいですね。
>戦においても、攻めはまずまずですが、守りは弱い。
-----
日本人の戦争というのは面白いですね。
全て短期戦を前提としています。
敵の城に攻め込み大将の首をはねれば、戦は終わりです。
しかし近代戦というのは相手の国家・集団全部を打ち負かさなければならないのですね。大将を殺せばいいという問題ではないですね。
長期戦・総力戦です。そこで重要なのはロジスティック(補給)の問題です。
日本人が大将の首しか考えていないというのは平和だからですね。
負けた側の女も子供も皆殺しという発想がないからですね。 (2005年06月20日 00時28分53秒)

逆な立場で、  
crytus  さん
見てみると、同じように感じたことがあります。
米国で、会議などですごい勢いでやり合っていた人が、終わったとたん、にこやかにランチを一緒に食べたりしているのです。
日本人は、会議などで意見の相違があると、終わったあともわだかまりが残ることが多いと思います。
日本人には、公にやり合って、物事を決するという文化がないような気がします。いわゆる、根回し談合社会です。
小川のジョージさんの話を読むと、よりいっそうその感を強くしました。
このあたりが、対中、対韓、対米などで問題解決がうまく行かない一因なのでしょう。 (2005年06月20日 00時59分36秒)

Re:逆な立場で、(06/20)  
crytusさん
>見てみると、同じように感じたことがあります。
>米国で、会議などですごい勢いでやり合っていた人が、終わったとたん、にこやかにランチを一緒に食べたりしているのです。
>日本人は、会議などで意見の相違があると、終わったあともわだかまりが残ることが多いと思います。
>日本人には、公にやり合って、物事を決するという文化がないような気がします。いわゆる、根回し談合社会です。
>小川のジョージさんの話を読むと、よりいっそうその感を強くしました。
>このあたりが、対中、対韓、対米などで問題解決がうまく行かない一因なのでしょう。
-----
日本では何か問題が起きると「不徳のいたすところ」と謝罪します。
つまり問題が発生するのはその人が人間的に欠陥があるからです。問題は全て人の内面の問題に帰着します。
外部に問題があるとは考えないのです。
従って、論争をするということは、相手側に人格的な問題があるということを表明するわけです。
日本では議論というのは全て相手への非難です。 (2005年06月20日 01時22分24秒)

Re:葬儀場 2(06/20)  
Sanzo-  さん
 個人的には、批判もあるかと思いますが、JR西日本の脱線事故も、交通事故だと思います。
 冷たい言い方かもしれませんが、ひき逃げで亡くなった方などの方がよっぽど悲惨だと思います。
もちろん、衝撃度の高い事故ですが、法律や前例で示談なんかを進めていけば補償額などはすでに決まっていると思いますが、JR側の配慮で増額もあるだろうし、ごねる人もいっぱいでそうです。

 本文の趣旨とあっていなければ削除してください。 (2005年06月20日 01時37分58秒)

Re[1]:葬儀場 2(06/20)  
Sanzo-さん
> 個人的には、批判もあるかと思いますが、JR西日本の脱線事故も、交通事故だと思います。
> 冷たい言い方かもしれませんが、ひき逃げで亡くなった方などの方がよっぽど悲惨だと思います。
>もちろん、衝撃度の高い事故ですが、法律や前例で示談なんかを進めていけば補償額などはすでに決まっていると思いますが、JR側の配慮で増額もあるだろうし、ごねる人もいっぱいでそうです。
> 
> 本文の趣旨とあっていなければ削除してください。
-----
仰りたいことはわかります。
日本の交通事故の補償は大体決まっていますね。
従って、裁判になれば予想の範囲の金額になると思います。
結局被害者側は裁判でなく、和解にもって行きたいのだと思います。和解であれば、被害者の納得が必要ですから加害者の「誠意」が問題となります。
マスコミもそっちに持っていこうとするのでしょうね。
壊れたマンションの住人など完全に裁判でなく「誠意」方式により金額を吊り上げようとしています。 (2005年06月20日 02時09分55秒)

そうそう  
茶むすめ  さん
江戸時代の借金証文には、
「もしこの借金が返せなかった場合、町じゅうの
笑いものになっても文句はいいません」とか
書かされていたとか。
金銭的なペナルティではなく、人格的なペナルティ
なんですよねえ。

また争いに関しては「まぁるく収めたい」
ちゅー観念が根付いていると思います。
そーいや国旗も「丸」だ。(爆) (2005年06月20日 09時15分22秒)

Re:そうそう(06/20)  
茶むすめさん
>江戸時代の借金証文には、
>「もしこの借金が返せなかった場合、町じゅうの
>笑いものになっても文句はいいません」とか
>書かされていたとか。
>金銭的なペナルティではなく、人格的なペナルティ
>なんですよねえ。

>また争いに関しては「まぁるく収めたい」
>ちゅー観念が根付いていると思います。
>そーいや国旗も「丸」だ。(爆)
-----
そういわれればそうですね。
事業の失敗と人格は本来関係ないはずなのに (2005年06月20日 09時27分36秒)

Re:葬儀場 2(06/20)  
Mikku@  さん
良く分かります!励まされます。私は今うそをついている人と争わないと・・・なのです。頑張ります。譲らないことと、頑固とは違うのです。正しくないことは正しくない!いくらごねられても、譲れません・・・ (2005年06月20日 23時03分57秒)

Re[1]:葬儀場 2(06/20)  
Mikku@さん
>良く分かります!励まされます。私は今うそをついている人と争わないと・・・なのです。頑張ります。譲らないことと、頑固とは違うのです。正しくないことは正しくない!いくらごねられても、譲れません・・・
-----
Mikku@さんがどういう問題に直面しているか分りませんが、相手の立場を客観的に分析していくと問題解決の糸口が出てくるかもしれませんね。
(2005年06月20日 23時25分04秒)

Re:葬儀場 2(06/20)  
Mikku@  さん
ジョージさんのブログ面白いです!頑張ってくださいね! (2005年06月20日 23時32分01秒)

国家無謬説  
日本の政治家が国会で決めたことならびに官僚が決めたことは無謬です。エラーはありません。
彼らは指摘されたら開き直って裁判を待つだけです。諫早湾の工事も国家無謬の上に成り立ってますし、未来の人に借金を押し付ける国債発行も無謬の上に発行されています。
誰かがエラーだと言ったとき、「オメ、仲良しグループでないな・・」と排斥されます。

村です。


(2005年06月20日 23時54分43秒)

Re:葬儀場 2(06/20)  

とても同感します  
「かおる」  さん
政治に関して言えば・・・
賢くこなそうとしているのでしょうかね・・・
それが「日本式」だからこそ他国からは「美味しい国」なのでしょうね

「受け止め式」日本人の特徴ですよ・・・文法も「主語」がなくとも
会話がなりたちますもの・・・言葉を発する事がすでに「相手に求めている事」
そう認識されてしまうのが日本語なのであって・・・
確認するのも「恥ずかしい」・・・賢いふりをする方がいるので
確認せずに「日本はこう言いたい」と誤解される・してもらう発言になるわけです

中国・韓国からの「非難」も最近ありますが・・・「謝罪」するにも
しっかりとした「非難」の要因を相手方の言葉で絞りださないと
「攻める言葉」で呑みこまれてるのですね・・・

攻める言葉って「諸刃の剣」だと思うのですけどね (2005年06月21日 00時54分25秒)

Re[1]:葬儀場 2(06/20)  
Mikku@さん
>ジョージさんのブログ面白いです!頑張ってくださいね!
-----
ありがとうございます (2005年06月21日 03時30分31秒)

Re:国家無謬説(06/20)  
ヤマトカケルさん
>日本の政治家が国会で決めたことならびに官僚が決めたことは無謬です。エラーはありません。
>彼らは指摘されたら開き直って裁判を待つだけです。諫早湾の工事も国家無謬の上に成り立ってますし、未来の人に借金を押し付ける国債発行も無謬の上に発行されています。
>誰かがエラーだと言ったとき、「オメ、仲良しグループでないな・・」と排斥されます。

>村です。
-----
仰るように日本の全ての組織は「村」だと思います。
官僚だけでなく、会社も「村」です。マスコミも「村」です。
そしてその「村」の利益が最優先されるのですね。
公共事業にたかる「村」の利益を優先したお陰で国と地方自治体の借金の合計は1500兆円になってしまいましたね。政府とマスコミはそのうち1000兆円ぐらいしか公表していませんね。 (2005年06月21日 03時37分57秒)

Re[1]:葬儀場 2(06/20)  
レーナマリアさん
>『最近、チャイナやコリアが日本を散々に非難していますが、これも日本人だけの特異なルールを利用して儲けようとしているだけです。』

>なるほどそういう理由なのですか。
>日本人はちょっと特異なルールの中で生きているのですね。
>その国その国の独特の考え方というのがありますが、日本の中でだけ通じて世界の中では通じないと言うことが結構あるのですね。
-----
日本人は「話し合い」が正しいと思っていますが、他の国の人は話し合いが正しいとは思って以内のですね。神の言葉や法律が正しいと思っています。 (2005年06月21日 03時42分37秒)

Re:とても同感します(06/20)  
「かおる」さん
>政治に関して言えば・・・
>賢くこなそうとしているのでしょうかね・・・
>それが「日本式」だからこそ他国からは「美味しい国」なのでしょうね

>「受け止め式」日本人の特徴ですよ・・・文法も「主語」がなくとも
>会話がなりたちますもの・・・言葉を発する事がすでに「相手に求めている事」
>そう認識されてしまうのが日本語なのであって・・・
>確認するのも「恥ずかしい」・・・賢いふりをする方がいるので
>確認せずに「日本はこう言いたい」と誤解される・してもらう発言になるわけです

>中国・韓国からの「非難」も最近ありますが・・・「謝罪」するにも
>しっかりとした「非難」の要因を相手方の言葉で絞りださないと
>「攻める言葉」で呑みこまれてるのですね・・・

>攻める言葉って「諸刃の剣」だと思うのですけどね
-----
言語学者の大野進教授でしたか「日本語には一人称がなく二人称しかない」といっていますね。
「私」というものがあるのではなく「お前のお前」なのだと言うのです。
つまり相手の態度によって自分が変わるのです。
そして相手との距離をなくし一体感を持つことが大事なのです。 (2005年06月21日 03時47分03秒)

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