仕事納め… いや、厳密に言うとまだ細かいお仕事残ってますけどw
今年一年、頑張りました。
いや…実は今年は例年に比べると、仕事量は少ないんですが(汗)
車の免許とってましたし。充実はしてますがね。
メインの仕事が携帯コミックだったので、なかなか作品をお披露目しにくかったのがあります…(それでも「若妻Xは廉価版コミックでコンビニで出す事は出来たんですが)
今現在も、「もしもしりーず」がシーモアより配信されてます(現在第8話)。
この作品も、来年に単行本化目指してますので、皆様どうぞ応援宜しくお願いしますです。
今月は都条例問題で、業界には激震が走りました…。
勿論無視出来ない問題ですし、条例内容をみても、その危険性は見逃せないものがあり、反対する事に何の躊躇いもございません。
問題は、やはりこの背景…。「教育」への意識の差が露骨に感じられます。
「こども」に見せられない漫画と言われますが、少なくとも漫画を読んで育ったこども達が「おとな」になった現代、漫画は決して「こども」だけの嗜好ではないと思います。
酒やタバコと同じ様に、大人が味わい楽しむ「文化」は漫画の中にも確実に育ってると思います。
かといって、これはアリ、これはダメという線引きが完全に引けるものでもないのは明白です。
「この作品は大丈夫。傑作だから 」…本気でそんな線引きを言えるなら、確実に頭がおかしい。傑作だから世に出るのではなく、世に出せたから傑作に成り得たのです。
作品を世に出す事に他人の審判を必要とされるなら、本気でこの国の文化は「危機」です。迫害を受けた民族が、塀の外の家族に手紙を出す時、危険思想の部分を削除される感覚に等しい。
とにかく、反対表明をした上で、更に出来る事は今までと変わらず、漫画家は漫画を描く事を止めないという事です。その権利を行使する。これに尽きます。
固い話になってしまいましたが、ツイッターではなかなか書けなかった自分の心情をまとめてみました。(短文では誤解を生じそうで…)
過激な言動が目立つツイッターですが、中傷だけはどうにも受け入れられません。
自分達はまともな事を主張しているのだから、誇りをもって「反対」します。以上。