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2006年08月31日
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* ご参照いただいて、誠にありがとうございます            *
* 8月11日のブログ開通から昨日まで、毎日、私のオリジナルな    *
* 記事を投稿してまいりました。でも、これからは、あるメルマガと   *
* 連動しながら、他のブログをメインにして情報を公開していこうと   *
* 考えております。この20日間は、そのブログを開通してからの    *
* オリジナルな、しかも長文なコメントです。今後は、まず、ある    *
* メルマガに最初に公開し、その後、ブログへ公開していくという    *
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* のですが、その内容で勝負をしてみたいと思いました。でも、時間   *
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* わかりませんが、とにかく「やってみます。」            *
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* ますので、いままでのご愛顧の一環とさせて頂きます。        *
* これからは、不定期に日記を掲載してまいります。今後もどうぞ、   *
* 宜しくお願いいたします。       敬白            *
*              平成18年8月31日          *
*               さかえ古書店  店主         *
************************************



気になる不動産業界 - 江戸から明治維新の不動産の税 -


 不動産に関する税については、税理士さんのホームページにいろいろと
掲載されております。

 不動産に関する税の基本は、購入時、所有時、売却時それぞれに税金が
発生します。詳細は、各税理士さんのホームページをご参照してください。

 さて、この売買時にかかる税金。主に不動産取得税と譲渡所得税ですが、
いつ頃からできたかわかりますか?

 今、学生は夏休みですので、その間、お父さんやお母さんに少しは
ためになる情報を と思い、まとめてみます。情報の出所元は、
「集英社版 日本の歴史 16 明治維新」(京都大学教授 中村哲著)
からです。



 豊臣秀吉が、太閤検地を実施し、全国の土地の測量を行ない、それを
租税に取り入れました。(今でいう固定資産税っていうとこでしょうか。)
詳細はこちらを参照してください。
http://www.tabiken.com/history/doc/L/L061C100.HTM

 1590年(天正18年)、関八州の領主として、徳川家康は、江戸に
入りました。江戸の地を選んだのには、交通(当時は水上交通)の便が
いいからだ ということです。

 1600年(慶長5年)、関ヶ原の戦いにて西軍を破った徳川家康は、
1603年に征夷大将軍に任じられて、江戸に幕府を開きました。
この後、親子三代にわたり、江戸中心部の整備(土木工事?)が完了
したようです。将軍も、家康-->秀忠--->家光 です。

 1657年(明暦3年)、江戸に大火があり、その復興やその他で
半径5kmに都市部は拡大したようです。


 この頃の不動産取引(土地)は、どうだったのでしょう。
想像するだけでも楽しいものです。

その前に、江戸の土地利用状況は、残っているデータで、1869年
(明治2年)頃では、
 武家地 11,692,591坪 (68.6%)
 町 地  2,696,000坪 (15.8%)
 寺社地  2,661,747坪 (15.6%)
--------------------------
 合 計 17,050,338坪 (100%) 

であり、武家地は、一般には売買取引がされなかったようです。
(相対取引という今でいう交換が、幕府に内緒で行われたこともある
といっておりますが)また、今でいう賃貸借を利用して隠れて
実質的に所有者を変更していたようです。この場合には、火消しも
注意が必要だった と面白い事例がのっています。

 「細川家、大久保家間の屋敷のやりとりは、賃貸借と幕府に届け出を
したが、実質は売買である。借りている細川家は、近隣で火事があると
屋敷の所有者が、火消しに出動しなければならないので、細川家の
家臣は、大久保家からきた といって火消し作業をしなければ
ならなかった」とか。なんとも、隠し通すというのは難しいものです。

 町地のほうが活発に取引がなされたようです。でも、江戸の
利用できる土地は少なく、農村部を含めて、沽券(こけん、名称は
全国各地で異なるようです)という、一種の土地所有証券が土地の
売買に利用されていました。

 さて、時代は流れ、明治維新がきました。
1871年(明治4年)7月15日の廃藩置県によって、全国の
政治支配を統一し、土地改革に著手しました。

 土地の売買を自由にして、その土地価格に一定の割合の税を
かけるという案でした。さしあたり、「各所持地の沽券」を発行し、
全国の土地の地価総額を調査することにしたのです。

 「沽券に関わる(こけんにかかわる)」という文言も、
この沽券からきたということですが、倉敷市のホームページを
参照してみてください。
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/setsubi/mame/mame_yougo_koken.htm

 翌年の1872年(明治5年)2月15日、土地の永代売買が自由に
なり、24日に、「土地売買譲渡に付き地券渡方規則」が布達され
ました。市街地については、1%の地租を徴収しましたが、郡村に
ついては、別方式でした。

 この農民に土地所有権を認めて沽券(地券)を発行し、土地売買を
自由にして、その売買対価に対して課税するというアイデアは、
1870年(明治3年)の神田孝平(かんだたかひら)の「田祖改革
建議」に始まっているようです。

 この神田のアイデアは、勿論、ヨーロッパからのヒントを受けた
らしいのですが、江戸時代の沽券制度を見習ったのではないか と
言われております。

 1873年(明治6年)7月28日に地租改正法が公布しました。
概要は、旧来の貢祖制度を廃止し、土地調査を行ない、地租を決定し、
所有者に沽券を発行する。土地所有者からは、地価の3%を徴収する。
将来、物品税の増加に伴って、地租を減少させ、最終的には、
地価の1%とする。 という内容でした。

 ちなみに、現在の固定資産税は、課税標準額の1.4%(標準)、
都市計画税は0.3%(標準)の合計1.7%(標準)です。
標準というのは、市町村の条例で変更できるということです。

 なんだ、明治初期の約束の1%が、まだ守られていないのか。
しかも、現在は、建物(家屋)にも課税されてますよね。

 (そういえば、消費税が3%から5%に上昇するときに、
直間比率の是正をする という約束だったが、いまもって、
それが守られていない。しかも、弱者に対する大型増税が今年は
行われていますが。)

 地元の話で恐縮ですが、いわき市平の中心部(商業地域)、
いわき市小名浜の中心部(商業、飲食街、福島県で唯一ソープランドの
営業が認められている 商業地域)等では、下図のような土地が
多いのです。

  |   |
  | 道 +----------------------+
  | 路 |                      |
  |   +----------------------+
  |   |

 例えば、間口(道路に面している部分)が3間(1間は約1.8m)
奥行き20間とかの土地です。しかも、道路の幅が半間となっていたり。

 不動産業者のときには、法務局に行き、地図(17条図面で、
土地測量が終わっていて、縮尺があり、図面上、ある程度、境界の
位置が把握できるような図面)を参照してもなく、字限図(アザギリズ)
といって、昔の土地台帳の図面(といっても、筆でその土地の位置
関係を示したもので、縮尺はありません)をみることがあります。
 この場合は、隣接する土地所有者を訪問し、境界を教えてもらい、
そして、実測するという作業が必要になりました。私の経験から
10cmもずれていて、隣接土地所有者から、測量図面への
承諾をもらえなかったこともあります。

 10cmずれていれば、間口が20間として、
 10cm × 20 × 1.8m = 3.6平方m = 約1坪。
ここが商業地域であるため、坪単価によっては、大きな問題になる
のは、わかります。(いわき駅周辺で、バブル崩壊頃、坪あたり
1,000万円の価格取引があったらしいのです。)

 このような土地が日本全国いたるところにあるのは、詳細は
わかりませんが、間口税があったからだ というのです。
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/setsubi/mame/mame_yougo_koken.htm
 だから、間口を小さくし、その分、奥行きを長くして、今でいう
一種の節税対策でしょうか。あながち、間口税があったからというのも
なんとなくわかりますが・・・。

 こういうことは、特に不動産売買に関しては、その土地、土地で
いろんなケースがでてきますから、経験をつまないと難しいもの
だと思います。まして、賃貸借契約専門の不動産業者には、
チンプンカンプンかもしれません。


(参考)

寛保沽券図
http://www.city.chuo.lg.jp/info/bunkazai/bunka005.html

「東京の町、東京の島130年」 第1話
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/machi_shima_page1.htm

沽券にかかわる
http://gogen-allguide.com/ko/koken.html

西郷隆盛の「沽(こ)」
http://www.kyoto-np.co.jp/sho1/11/28.html

パンツの面目、ふんどしの沽券(福岡県弁護士会の読書)
http://www.fben.jp/bookcolumn/archives/2005/10/post_859.html
(7月23日)

(出展場所)
私のメルマガ
http://www.mag2.com/m/0000185221.html





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最終更新日  2006年08月31日 20時37分26秒
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