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2007年03月05日
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■気になる本  - 私は薬に殺される - 

 「タミフル」という治療薬が、いま全国で話題になって
います。タミフルが原因かどうかはわかならいですが、
服用後、死亡するケースがここのところ発生しています。
(仙台の中学2年生で2月の2件目、残念なことです。)

 さて、タミフルというのは、どんな治療薬なのでしょうか。
フリー百科事典ウィキペディアは、
次のように書いてあります。


 オセルタミビル (Oseltamivir) は、インフルエンザ治療薬。
リン酸オセルタミビルとして、スイスのロシュ社(日本では
ロシュグループ傘下の中外製薬)により商品名
「タミフル (Tamiflu)」として販売されている。A型にしか
効果が無いアマンタジン(商品名「シンメトレル」など)とは
違い、A・B両型のインフルエンザに作用する。
(B型には効きにくい傾向がある)
 ただし、C型インフルエンザには効果がない。また、
致死率が高い鳥インフルエンザにも効果があるとされる。
現在タミフルは、中華料理で香辛料に使われる、トウシキミの
果実である八角の成分シキミ酸を原料に、10回の化学反応を
経て生産されている。



 タミフルは、平成13年2月に販売を開始しています。

 このタミフルの場合については、服用後に死亡するケース
があり、それがインフルエンザの原因によるのか、
タミフルによる服用が原因なのかわからず、厚生労働省は、
6ヶ月をかけて調査を実施する といっております。

 サンケイ新聞のWEB版では、2月28日の記事で


 厚労省研究班は昨年11月、約2800人を対象にした
調査で「タミフル服用の有無によって異常行動などのあらわ
れ方に差はない」との結果を公表。また、13年2月の
タミフル発売以降、厚労省に報告された服用後の患者死亡
54例の中には、因果関係が認められるような異常行動の
ケースはないという。
 しかし、米食品医薬品局(FDA)によると、
タミフル服用後の異常行動など精神神経症状は
17年8月から18年7月までに計103件の報告があり、
9割以上の95件が日本だった。
 日本で異常行動が目立つ理由について、FDAは因果関係を
特定しているわけではないが、子供向けの流通量が
米国の10倍以上であることや、医師の関心が高い可能性に
触れている。



 と記事の一部で、日本人及び日本人の子供の特異な
ケースともとれる記事を掲載しています。

 ただ、厚労省研究班の調査では、たしか10代の
データが少ない、タミフルの服用時期の不明確という
欠陥があります。これでは調査・報告に欠缺があり、
報告するレベルではありません。まして、疑わしいので
あれば、人命を尊重し、10代の服用は制限する必要が
あると思うのです。

 ところが、突然、国の厚生労働省は方針を転換して
います。2月28日にです。 次のようにマスコミに
公表されました。引用マスコミは、読売新聞Web版。


 厚生労働省は28日、「未成年者がインフルエンザにか
かると精神・神経症状が出て、異常行動をとる場合がある」
として、発症後2日間は未成年者を1人にしないよう注意を
呼びかけた。
 同省は2件については調査中だが、現段階では、タミフルと
異常行動の因果関係を否定している。
 同省は、小児や未成年の患者が自宅で療養する場合、
(1)異常行動が起きる可能性を医師が説明する
(2)インフルエンザ診断後、少なくとも2日間、1人にならな
いよう保護者が配慮する
 ことが事故防止に適切としている。厚労省の研究班
の調査で、異常行動の95.6%が発症後2日間に集中していた。



 それが、こちら地元の福島県薬剤師会によると、
次のような表現になっております。
(地元の夕刊新聞であるいわき民報より抜粋)


 通知では、患者が未成年の場合には特に服用後に見守ることや、
異常行動だけでなく、おう吐やけいれんなどの体調変化などが
表れた場合、すぐに医療機関の受診をすすめる服用指導を
するよう、呼びかけている。




 いま、医薬品による薬害が問題になっております。
しかも、その問題の本質自体が公になっていないのです。
これも問題です。我々は、それを知りたいですし、
その対処が適正に行政や医療、薬品業界が行われて
いるか、監視したいのです。

 過去にも次のような薬害が発生しています。
●サリドマイド剤によるサリドマイド被害
●肺がんの治療薬イレッサによる被害
●新3種混合MMR(M:はしか、M:おたふくかぜ、
 R:風しん)ワクチンによる被害
●米国売血由来非加熱血液製剤による
 HIV(エイズウイルス)に感染被害
●整腸剤キノホルムによる薬害(スモン)
●脳外科手術により移植された脳硬膜
(ヒトの死体から採取され医療材料としてドイツから輸入)
 が原因での薬害ヤコブ病(iCJD)の被害
●陣痛促進剤による被害
●医療制度の運用に基づく風邪・発熱の症状に対して
 不必要な薬剤注射による筋短縮症の被害
●フィブリノゲン製剤や第IX凝固因子製剤などの血液製剤
 によるC型肝炎ウィルス感染被害

(参考)全国薬害被害者団体連絡協議会
http://homepage1.nifty.com/hkr/yakugai/


 一人の男性がおります。妻と3人の子供がいます。
その彼にも薬害を襲ったのです。

 先日、「私は薬に殺される」(福田実 著、幻冬舎、
2003年11月出版)を読み終えました。

 著者は、1963年埼玉県生まれ。学生時代、応援団と
ワンダーフォーゲルで心身を鍛練し、
株式会社キャッツに入社。課長、次長、部長と
昇進した際にはすべて最年少記録を塗り替えるなど、
第一線のビジネスマンとして活躍していた矢先に
突然、薬害に倒れる。2003年11月、衝撃の闘病記
『私は薬に殺される』を出版し、ベストセラーとなる。
(著者紹介等より)

 この本は、衝撃的でした。こんなことがあるはずがない
と。でも、じっくり考えたりしたら、そういえば、
ミドリ十字の問題や、HIV訴訟が思い浮かびました。

 著者の言葉は素直な表現でしょうが、読み始めて少し
ビックリしました。どうも強圧的なのです。でも、
読み進めていくうちに、こういう人は信義が厚く、決まった
ことは守り抜く という性格のように推察します。

 いやいや、夭折(ようせつ=若死)するまい として
必死に自分なりに頑張っている、 何というか、
命の叫びが伝わってくる本です。

 簡単な著者の経過は、ブログにも掲載されていますので
その部分を引用します。(ちょっと長くなります)


 俺はなぜ国と製薬会社、そして投与した病院相手に
裁判をしているのでしょうか?
 薬の副作用で筋肉障害、神経障害が出るメバロチンと
ベザトール、俺は今は原則禁止になっているその2剤を
飲まされ、筋肉障害と神経障害が出た。
 そして埼玉成恵会病院に入院し「薬剤性ミオパシー
筋炎・不整脈」の受診証明を受けた。その後、
埼玉医大に入院し「四肢の脱力および排尿障害」の
受診証明と、泌尿器科から筋力低下の為に尿閉を起こした
「神経因性膀胱」の診断書を受けた。
 その後は厚労省から紹介された国立精神・神経センターで
頸部臀部大腿の骨格筋の減少による「進行性の脱力」の
診断書を受けた。
 これらを全て被告である医薬品機構に提出し
薬害副作用申請をした。そしたら医薬品機構が受診証明
および診断書を書いた医師に確認。そこで問題発生。
国と製薬会社が血液CPK検査の数値を副作用規定にしている為、
書類を書いた医者達が全員、ノイローゼと診断をくつがえす。
ビックリでしょう。海外では認められているのに医者が
鎖国文献しか情報がないから全員、国と製薬会社の言いなり。
そして俺の薬害副作用は認定されず、頭に来て日本でトップの
薬害の第一人者・別府先生に受診。4年の経過観察を持って
「高脂血症剤による筋萎縮症」と診断された。
だから国と製薬会社の鎖国薬事行政をぶち破る為に裁判を
やっているんです。それに対して国と製薬会社は俺の体を
一度も見ずに相変わらずノイローゼとほざいている。


(引用)たった一人の薬害裁判(最終回)
http://webmagazine.gentosha.co.jp/fukudaminoru/fukudaminoru.html


 薬害問題は、彼の著書をよんでわかりましたが、薬に
関する事前説明(例えば副作用とか、同時服用による影響とか、
そもそも何に対して効果があるのか とか)がなされて
いなく、もし、問題が発生したら、それを証明するのは、
被害者で行う必要があるということです。

 こんな理不尽なことあります?。何の医業について知識の
ない人が、証明できるものですか?・・・・。

 ところが、医療行為(自分の身体にメスを入れたり、
注射したり、服用したり・・)をお願いするのに、
ちょっと前までは口頭で行っていたし、最近では、
手術とかの重大なことは、インフォームドコンセプトで
事前に知らして同意を求めてきます。しかし、薬に
ついては、調剤薬局の薬剤師や医師に詳細な問い合わせ
をしても、納得する返事は返ってきていますか?

 著者の本を読んで、医師間のネットワークというか
横の繋がりは相当に強いものだと感じました。
 それともう一つ。著者の弁護を引き受ける弁護士が
なかなか現れない という現実。

 いえ、そのうちのささいな原因は、著者の強圧的な
表現によるかも知れませんが、命が問題になっている
著者が、そういう表現を選択せざるを得なかった と
ということが問題だと思うのです。

 治療を行っている医師は、何故、居留守を使って
しまうのでしょうか。自分に不都合な点があると、
どうして一歩も二歩も引いてしまうのでしょう。

 なんとも摩訶不思議な業界です。


 あなたやあなたの家族がいつ、同じような目に
あうかどうかわかりません。
 この本を読んでいて、損はないですよ。現在の
医療問題、薬害問題の一端がみえてきます。
 また、その後の著者の応援のために、その動向が
気になりだします。

(参考)著者のブログ「福田実の本気 魂の素手ゴロ」
http://www.geocities.jp/fukuda_minoru_1963/index.html

 著者のブログでは、丸三年にわたり、裁判記録を連載して
います。3月1日のブログでは、
「俺は診断書もあるし、全ての事実の証拠がそろってます。
だから 裁判終わったらそれを全て本で実名で公開します。」
とまで、いっています。裁判も、いよいよ終盤に近づいて
おります。著者は、今月陳述書を出すといっております。

 不足しているのは、裁判費用等の資金です。こちらは、
全国からカンパがきているようですが、宜しければ、
読者の皆様、ご協力をお願いします。是非、著者のブログを
参照してみてください。

 支援金の送金先は、ブログの最後に掲載されています。
是非、この本と、ブログを読んで、いまの状況を把握して
ください。決して他人事ではすまされないことです。

(3月5日)

福田 実
私は薬に殺される





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最終更新日  2007年03月05日 09時41分05秒
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