桜の花の下で

桜の花の下で

ADHD ウチの子の場合


ADHD うちの子の場合


まずウチの長男が「ADHDなのでは・・・?」と疑い始めたのは、小学校の2年生になってからでした。
幼稚園時代から、他の子達と違って保育室からいなくなってしまったり、
一つの事に熱中出来なかったり、勝手なことばかりしてはいたのですが、
まさかそれが障害によるものだとは、私も気が付いていなかったのです。

『注意欠陥多動障害』・・・この言葉を初めて耳にしたのは多分テレビからだったと思います。
「これって・・・ウチの子と似てる・・・?」
「もしかしたらそうかも・・・」と疑いを持った私は毎日ネットで調べまくりました。
そして、「やはり、これは・・・」と思い、普段掛かりつけの小児科へ行き、相談しました。
そして、精神保健外来と言う科がある大きな病院を紹介していただいたのですが、
最近は同じような症状の子供が増えているためか、受診の予約が取れたのは、
なんと約半年もしてからでした。

初めての診察は、本人の様子を観察したり、絵を描かせてみたり、簡単な質問をしたりと、
いかにも精神鑑定っぽいものでした。
そしてそこで得た結果は、「お宅のお子さんは、確かにADHD(注意欠陥多動障害)ですね。」
という診断でした。

その診断が下されたとき、私は「ショック」と言うよりは、むしろ
「あぁ、やっぱりそうだったんだ~」と言う安堵感のほうが強かったですね。
こんな事書くと、母親失格って言われそうですけど、診断を受けるまでは、
「しつけ方が悪いんだろうか?」とか「何が原因でこうなんだろう?」とか
そりゃあもう悩みっぱなしでしたから・・・。

幼稚園やう学校に通っているからには、他の生徒や先先生に迷惑を掛けてしまいますし、
迷惑を掛けられている生徒の親御さんにも気を使います。
何しろ授業中に、す~~っと教室から出て行ってしまうことはしょっちゅう。
クラスの決まりは守らない。授業開始のチャイムも知らん振り。
私が学校の前を通ろうものなら、フェンスの向こうから子供達が声を掛けてきて、
「長男君、いっつもみんなに迷惑掛けるんだよ~」「今日も授業中にいなくなっちゃったんだよ」
と、そりぁもう針のむしろでした。(ちょっと大げさか。)
だから、彼の行動が親の責任ではなく、障害のせいだと分かって
「そうか、私のせいと言う訳じゃなかったんだ」と少し肩の荷が下りたのです。

彼は、自分が「面白い」と興味を持つとほかの事は何も考えられなくなるようで、
普通の子ならすぐに思いつくであろう、「こんなことしたら後で叱られるな」
とかそういう事にさえ、気が回らないらしいです。
お陰で友達の消しゴムを細かく刻んでしまったり、無差別に友達の上履きにミミズを入れたり、
もう、普通では考えつかない様ないろんな事をしてくれます。
しかも、怒られても本人はちっとも頭に入っていないので、また同じようなことを繰り返します。
親だけがあちらこちらに頭を下げ、反省する日々です。

と言う風に、傍から見るととんでもない悪がきのようですが、案外本人に悪気はありません。
誰かに対して悪意を持ってやっているわけでなく、ただ、自分の興味の赴くままに
行動しているようです。
さらにウチの子の場合、暴れるタイプではないので、これだけいたずらをやってはいても、
意外とお友達が見捨てずにいてくれるのが幸いです。

彼の場合、3歳くらいで精神年齢が止まってしまったと考えるのが、一番分り易いです。
ありとあらゆることに興味を持ち、興味の赴くままに行動し、そのことだけしか考えられず、
しかもその興味も長続きせず、すぐに他のことに気をそらされる。
まさに3歳児です。

しかし、そう理解したとしても、社会的には3年生ですから、何とか周りと
合わせて行かなければなりません。
そこでしばらくは副作用などのことも考えて見合わせていた、薬の服用を考えたわけです。
脳波から見て「副作用の心配はないだろうとは思いますが・・・」と医師には言われたものの、
もしかすると、痙攣や、軽い手足のしびれ、震え、または食欲不振などの副作用が
出るかもしれないと言うことでした。
しかし、とりあえずはこの方法で行動を抑える以外はないので、
注意深く使っていこうと思っています。






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