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戦車連合とゼレンスキーはいいました。NATO諸国が、次々と最新鋭の戦車を渡すよと言い出しました。あの腰の重かったドイツもとうとう決断しました。どのような戦いが繰り広げられるかはわかりませんが、ウクライナの土地で本格的な戦車戦が行われるようです。 久しぶりにARMA3を引っ張り出して遊んでいます。難易度は最低ランクの「新兵」です。それでも強い。というより私が弱い。その私でも案外戦えたなと最初に感じたのがショールームにおける装甲車両に乗ってのミッションでした。スピードが出る上に歩兵の小銃程度ではびくともしません。しかも搭載している機関砲で圧倒できます。歩兵相手なら一方的な虐殺状態です。ゲームというだけでなく人が吹っ飛べばスカッとします。やはり生身の歩兵よりもずっと安心して戦えるのです。 それで今度は戦車で戦ってみました。指揮官席に陣取って車両を指揮します。相手もミサイルとか砲弾とか撃ってくるので、うかうかすると味方はやられるし、自分の戦車も損傷して動きが悪くなります。最悪は破壊される。それでも移動速度が大きく装甲も厚いので生身の歩兵戦闘よりずっと楽です。ゴーグルのセンサーを切り替えれば、肉眼では草むらとか建物の影とかでで見えにくい相手もくっきりわかります。攻撃を命じたらAIのクルーがほぼ自動で歩兵は倒してくれます。気の毒なくらい倒れて行きますが、スカッとします。ただ相手が装甲車両なら、用心です。砲弾を切り替えて先制攻撃で圧倒します。格下ならこれで勝てます。 性能の違いがそのまま勝敗に結びつくというのが戦闘の現実です。シャア少佐の「モビルスーツの性能の違いが戦力の決定的差ではないということを教えてやる」というのは相手が素人の場合だけでしょう。訓練された兵士同士の戦いなら性能の高い戦車が勝ちます。 実際シャアも素人アムロより戦闘経験や操縦テクニックで圧倒的に上回っていましたが、最初からガンダムの性能に手を焼き、モビルスーツを取っ替え引っ替え戦いを挑みましたが最初から最後までガンダム一筋のアムロには最終的に負けています。性能の違いは戦いの決定的な要素なのです。高性能な戦車に乗れば随分と戦いが楽になるというのはこのゲームで遊んでいても十分に伝わります。 ゼレンスキーやウクライナはどのような作戦を用意しているのでしょう。不謹慎ながら興味津々です。国際世論の大方はウクライナの勝利を希望しています。ただ戦いは終わった後の方が厄介なものなのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月31日
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非難轟々です。子供をもっとたくさん産めと言っておきながら、育児と勉強を両立して自分で稼げる人間になれと言っています。そもそも生まれたての赤ん坊を育てるのが現実的に負担になるから産休や育休の制度が設けられているのです。単なるバケーションとは違います。 とはいえ、私は格差があると見ています。本当に産休・育休の期間を活かして学び直しをして、キャリアアップに繋げてしまう女性や男性がいるかもしれません。わざわざリスキリングと英語らしき単語が登場しましたが、何か新しいライフ・スタイルの名称のように聞こえます。そういうニーズに対応するスキルアップビジネスが登場するかもしれませんね。 ただ、忘れてはならないのは、育児というのは自分の幸せのために行うわけではありません。自分以外の幸せのために頑張るのが基本です。それで巡り巡って、色々な良縁に恵まれて自分の幸せにつながっていくわけです。 また妊娠以降、出産から授乳については男性はさほど役に立ちません。どうしても女性が頑張らざるを得ないです。オスとメスは人権やら男女平等やらジェンダーやら言われるずっと前から自然にありました。生存確率を高め種の保存を確かなものにするための自然の知恵だったのです。人のにわか仕込みの思想では太刀打ちできないものです。 夫婦二人の間では家事の平等な負担というのも難しい。絵空事です。事実上、出産、育児の期間中には無理なのです。それで表面上の平等を装いました。皿洗い、掃除、洗濯、買い物などの家事は生産性がない、つまりお金にならないと切り捨てられ、主婦が労働市場に参入しました。矛盾がいっぱい吹き出しています。 長い間、家事の主要な部分は女性の専権事項であり男性からの干渉は避けるという文化がほとんどでした。封建時代の日本では武士が権力を握っていましたが、表と奥という区別を厳格にして、男女の役割を分けました。男が外で戦っている間も子供を産み育てる女性の役割を保護することが目的です。これが差別につながりました。今でも深刻です。チームワークの良い家族もあればそうでない家族もある。女性が幸せかどうかは、男女の役割分担だけでは決まりません。ただ、封建的な家父長制度が近代社会の変化のスピードについていけなくなって崩れ、男女が共に同じ負担を強いられるようになったのです。つまりは色々な差別が見た目上は撤廃され平等になりましたが、それは同時に皆が平等にしんどい思いをするというようになってしまいました。ほっとする時間がどんどん削られ、働いて帰っても家事をし、育児をし、そして不得意なことをどんどん強いられて、みんな疲れてきたのです。 実は日本の女性の幸福度は世界トップレベルだそうです。ジェンダー的には遅れていますが、文明の進歩にも助けられ、むしろ多少不平等の中で生活を謳歌しているということです。専業主婦願望も強いです。 反対に当然の如く男性の幸福度は高くありません。働くストレスに加えて今まで女性のしていた家事や育児にまで参加を強いられて参っているのです。しかも平等ですからワイワイ文句を言われる。それまで家庭に縛られていた女性には働きやすい職場が提供され、家事労働からもある程度解放され、育児の負担も減っている、確かに昔より楽になっているのかもしれません。 今の日本、男性の犠牲の上に女性の幸福が築かれているという不都合な現実があるのです。職場を奪われ、家での憩いの場を奪われ、社会的なつながりも失いつつある、男性が今後幸せになる状況は見えていません。今までもそんなに良かったわけではないです。 しかし、だからと言って男女役割分担を旧来に戻すというのはもっと悲惨な状況になります。そういう意見がエセ保守や極右に見受けられますが、リスキリングに対して一斉に反発が起きたのは世の中が疲れてきたのだと思います。男女平等の先に幸せが見えてこないのです。 日本の左翼とかリベラルとかは欧米が進んでいる、欧米はいいとか言っていますが、遅れているはずの日本で、すでに女性の幸福度は世界トップレベルなのです。欧米は実は大変ストレスフルな社会です。まず植民地支配の後遺症で移民問題が深刻です。それと同じくらい男女の不平等も酷いものでした。どちらも解消に向かっているものの、現実はそんなにいいものではありません。どこかに無理があるのです。 しかし、解決の方向ははっきりしています。まず働く時間を少なくすること。週休四日五日とし一日の労働時間も6時間までと上限を定めます。当然今の経済の仕組みでは労働者が足りなくなります。だから老若男女問わず子供からお年寄りまで定年を設けず、みんな死ぬまで働くことにします。そのための文明を発展させていくわけです。脳を健康に保ち、老化による運動機能の低下の度合いをテクノロジーで緩和させ、社会の役割分担は才能以前にくじ引きで決めます。そのほうが人材が満遍なく各分野に散るからです。高級官僚とか医者とか弁護士とか一部の職種に優秀な人材が偏らせないことが大切です。先にくじ引きで職業が決まり、学歴はその職業選択の後に決まります。だから有能無能が混じり合い、とにかく一緒にことに当たらねばなりません。疲れますから労働時間は短くするのです。ワークシェアリングのシステムがもっと進化します。というかせざるを得ない。人間関係に思わぬ化学変化が起きるでしょう。 そしてここからが肝心なのですが、自分のやりたいこと、向いていることは労働時間を短くして浮いた自由な時間にチャレンジします。ここは自由なだけに競争も自由です。ほとんどの人は負けるでしょう。でも何度でもチャレンジし直せばいい。じゃあくじ引き労働はいらないじゃないかと言う意見も出てくるでしょう。 でも自分の好きなことだけしかやらなくていいと言うのは案外続かないものなのです。実は人は他人のために頑張ってこそ思わぬ力を発揮します。今は経済成長疲れが出てそこが弱ってきました。男女平等も経済成長に絡んでいる限りは疲労しかもたらしません。このままいけばまたファシズムが登場します。 疲労が蓄積すると人は恐怖に苛まれます。このままで大丈夫かと不安になるのです。これが続くとある瞬間に怒りに変質します。そこからファシズムが台頭するのです。煽り運転のトラブルも元は疲労が原因です。ある瞬間にカッとして暴走するのです。 人類は疲れました。どこか休む必要が出てきています。なのに温暖化とか戦争とかやいのやいのと、ますますやかましい。燃やすために服を大量に作り、捨てるために多くの動植物の命を犠牲にして食べ物を生産しています。 ただ、少し怖いのは実はそういう無駄な努力をすることが地球にとっての人類の役割だったとしたら? つまり地球の資源を食い潰し砂漠化することが地球の望む人類の役割だとしたら? 地球のデトックス、ダイエットというか脂肪燃焼というやつです。人類は地球にとっての体内細菌とかウイルスとかなのです。SF的な話です。リスキリングという概念は何かのヒントになるのかもしれません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月30日
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情の人です。身近に接した人はその人柄に大いに好感を持つと伝わっています。巨漢でいじめっ子だった子供時代は恩師を煩わせ、早稲田大学ラグビー部でがんばりましたが健康を害し挫折を味わいました。しかし、人の縁を大切にしてきたおかげでとうとう総理大臣にまで上り詰めます。周りも大いに発展しました。だから一定の人気があります。ただ総理としては批判ばかりされて岸田文雄よりもずっと低い支持率に悩まされてきました。いい人なんですがどこか運のない人なのです。ずれていると言ってもいい。失言が数え切れません。浅田真央が肝心な時によく転ぶとか、女性の会議は長い、とか悪意はないけど、場合によってはその通りの内容なのだけども、それを言っちゃあおしめえよと、自分の発言の何倍もの批判を浴びます。いや、本当に批判しやすい人なのです。つまりはただ、いい人なのです。 その森喜朗がまたやらかしました。「ウクライナにそんな入れ込んでどうする?」「ロシアが負けるはずがない」と発言し顰蹙を買ってしまったのです。プーチンと握手している昔の写真が記事に出てきて、さながらロシアのスパイ扱いです。あのロシア愛というかプーチン愛に狂う鈴木宗男と同類とみなされました。 では、発言内容はどうでしょうか? 私は決して間違っていないと思っています。ゼレンスキーがロシアとの戦争が終わった後、豹変する恐れは十分にあります。毛沢東が日中戦争を生き延び、国共内戦に勝利して、国家のリーダーになった後、大躍進政策に失敗し文化大革命で多くの同胞を殺す羽目になりました。はっきりと人口統計にも出ています。ゼレンスキーも同じ轍を踏むかもしれません。 英雄になったゼレンスキーが戦争で荒れた国家を立て直す過程で少しでもロシアに味方した同胞は裏切り者とみなし、治安維持のためと称して大量に収容所送りで処分する恐れがあるのです。また、場合によっては領土回復以上にロシア領を安全保障の名目で逆侵攻するかもしれません。歴史では良くあることです。その時には欧米の強力な兵器があります。返却をしぶり軍事強国の道を歩む可能性もある。新たな国際社会の脅威となるかもしれません。 森喜朗はもちろんロシアの侵攻には反対です。しかし、まずはロシアに戦争をやめさせるためにどういうプロセスが必要か考えろと言いたのでしょう。それが発言の真意です。ウクライナに最新兵器を与え続けても簡単にロシアは降伏しないし、もっとエスカレートする危険性が高くなる。欧米の最新兵器に怯えたプーチンが判断を焦り本当に核兵器を暴発させる恐れさえ現実味を帯びてきます。先に述べたように戦後に被害者であったはずのウクライナが豹変するかもしれません。ウィルスの突然変異のようにです。 情の森喜朗としてはプーチンの言い分をよく聞く扉は常に開けておくべきだと言いたのでしょう。何度もそれで人の縁を紡いできた経験があるからです。今の軍事支援の先に何があるのかわかっているのか? ロシアを壊したら、それでどうなるのかわかっているのか? と言いたのでしょう。それは鈴木宗男も同じです。ある意味彼らは正しいこと言っています。バカかもしれないけど誠実なのです。こういう人物は歴史上酷い目に遭います。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月27日
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文明は基本雪には弱いです。10年に一度の寒波ということで警告が出ていましたが、本当に大変でした。関西でも電車が立ち往生してしまったのです。私自身は巻き込まれませんでしたが、ダイヤが乱れ帰宅困難者が続出しました。5時間6時間と車内に閉じ込められた、しかも満員状態で、という記事を幾つも見ました。地獄です。この疲労は深刻です。少なからずの人が体調を崩してしまうでしょう。コロナ禍の上に泣きっ面にハチです。 暗い夜道を電車から降りて別の駅に歩く大勢の人の列の記事も見ました。気になる記事がありました。車掌が乗客のそんな様子を見て安全のために自衛隊の出動を要請したのですが、上が断ったというのです。現場からの意見具申をにべもなく断るというのは、もはや保身以外の何物でもない、と私は事情を知らないながら憤りの感情を持ちました。自衛隊が大袈裟と思ったのか、そもそもそんな要請は必要ないと思ったのか、少なくとも上のものは状況を直接確かめるべく行動を起こす必要があったと思います。 この頃出世した人に対する信頼がなくなってきている、と私は感じています。賢いけれど要領が良すぎて、ずるく、無責任で弱い立場の者に対する思いやりがなく、どれほど下が困っていても、自分が得にならないことには一切手出ししないという、全く心の痛みを感じる機能を失った、人間じゃないだろうお前、と言いたくなるような人物が目立つのです。大体、賢いと言っても頭の体操のようなクイズに強いというだけで、構想力も志もなく、そのくせ損得勘定にだけは長けており自分勝手な思い込みにこだわります。 そのトップが岸田文雄です。「聞く力」とか言って一見人当たりが良さそうでしたが、自身の政権の支持率が低いと見るや次々と庶民ががっかりするような方針を打ち出しています。増税です。当の自衛隊すら迷惑に思う国防力増強です。何も現場の事情を考えていません。突っぱねていればそのうち諦めて、みんな服従するだろうとタカを括っています。 現場の意見具申を全て受け入れてしまっては物事が行き詰まる、というのはわかりますが、彼らは決して大所高所からではなく、我が身可愛さのみの目先で判断しています。だから次第に現場が腐ってしまうのです。気がついた時にはどうしようもない状態になっているでしょう。 その雰囲気は皇室にも及んできていると見ています。眞子さま、佳子さま問題です。美人姉妹だったために周りが掻き乱し、その影響を受けて頑なになっておられます。それが自分勝手で要領の良さに心が奪われている、というふうに感じるのです。第一、父親である秋篠宮皇嗣自身に天皇を引き継ぐ自覚というか実感がない様に見受けられるのが気になります。これはお子様たちに微妙な影響を与えているでしょう。 こういう時に限ってなぜか天災が襲ってくるのですね。 最近、ちょっと緊張している自分がいます。今回の大雪でも警告は出ており本当は大したことになるはずがなかったのに、人間側の不手際が重なって大勢の人が酷い目に遭いました。勝手に天罰状態を作っています。本来なら大したことにはならないはずのことで、とんでもない被害を被ってしまうのではないか、そういう危機感です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月26日
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「中国の国民や組織は、中国政府の情報活動に協力する義務がある」という条文で中国のスパイ法と見なされました。すべての中国人がスパイになってしまう危険性があるのです。これは大変です。 おいそれと中国人を雇えません。雇っても重要な責任のある、つまり機密情報にアクセスできるようなポストにつけることもできません。今、一生懸命働いている中国人も場合によっては雇止めする必要が出てくるでしょう。 誰が困るでしょうか。実は中国人自身です。やる気のある才能のある中国人が才能を発揮する機会を奪われてしまうのです。だれもスパイのリスクのある人材をとろうとは思いませんからね。諸外国での中国人排斥の動きが気になって国を出ていきにくくなる。 結果としてますます中国が最先端のテクノロジーからおいてかれ、情報じり貧状態に陥ります。ではなぜ、そんな国民のやる気をそぐ法律を作ったのでしょうか? 私は共産党の焦りだとみています。つまり、人材流出を嫌ったのです。アメリカやカナダとかで高給で働くことができたら、そのほうがいいと考える中国人が、特に優秀な中国人が、座視できないくらいに増えてきたのです。私はそう思います。優秀な人材の流出を放っておけば国内に残るのは無能か貧乏人だけになってしまいます。 実はいま日本でもじわじわと起きています。ただ、日本の場合は、多くの日本人にとって、まだ治安がマシだし、それなりに便利で暮らしやすいので大きなトレンドにはなっていません。しかし、才能のある人の一部は確実に日本を捨てて海外に出ています。中国はもっと深刻なのです。 少し先を考えれば、中国の国家情報法が自身の国家の将来を考えれば、まずいということはわかるはずです。明治維新や戦後の日本が発展したのは外国に学んだからです。それも必死に学びました。別にスパイをしていたからではありません。中国もそのあたりを考えれば国民にスパイさせる必要はないはずです。わざわざ中国人が嫌われ、疎まれて何がいいのでしょうか? 逆にとられるだけとられて、そのまま捨てられる恐れもある。アフリカで起きつつあります。中国からもらうものだけもらって、借金が返せないなら無理やり放り出すというわけです。中国が支援した相手は決して豊かにならず、汚職がはびこり貧しくなります。将来は足手まといになってしまいます。それはソ連が衰退した一因です。仲間を増やすつもりがみんなで貧しくなっていったのです。 しかし、法律はできました。きっと香港での民主化運動弾圧で、内政の自信を失っているのです。健全な国の発展の道筋が途絶えたのだと思います。強気な発言の裏に中国共産党の将来に対する巨大な不安を見て取ることができます。北朝鮮のような国民の自由な意思を押しつぶす独裁的な国家運営に傾きだしたのです。もしそうなら中国は自身の重みでつぶれてしまうでしょう。ゼロコロナからの政策転換による混乱を見てもわかります。文化大革命の悪夢がよみがえります。 まあ、それでも国破れて山河在り、何とかはなります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月25日
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英語以前にまず歯並びを直せ、という人がいます。アメリカ人はデブとハゲと歯並びの悪い奴を嫌うそうです。ついでにチビもダメなようです。私はチビでデブで歯並びも悪い。かろうじてハゲでないだけです。これではアメリカではやっていけそうもありません。ただBMIはなんとか標準の範囲に入っています。問題は内臓脂肪でしょうか。 日本人でもタレントとかはものすごく歯並びに気をつけるようで、人によっては何百万円も費やして直すようです。八重歯などもってのほか、にっこりと綺麗な白い歯が並んだ口元。これをアピールできる笑顔が魅力的ということです。 私は鏡でニッと笑うと最近治療した銀歯がきらりと光ります。保健治療と言ったらそうなりました。もちろん治療前にはセラミックの白い被せ物を勧められました。自由診療なので10倍かかります。諦めました。家族にニッとして、その銀歯を見せたら「気にならない」と、それよりも高額な治療費の方が困ると言われました。 で、コロナ禍でマスクが当たり前になったので、気楽になりました。マスクではきらりと光る奥歯は見えないからです。今後もマスクはつけるでしょうね。 実は私自身はアメリカ人から歯並びが悪いと直接言われたことはありません。でも彼らは遠慮して言わなかっただけで気にしていたかもしれません。口腔内のケアに気にかけていると言われていますが、何かの拍子に彼らの口臭も結構します。それは胃の調子も関係しているからでしょう。それより何より体臭がすごい。獣臭です。香水をかけていないとやってられない人が多いと思います。しかもその香水の香りがきつい。かけすぎです。日本人にもいますけどね。 私は幸い加齢臭がありません。多分食べている食事内容のおかげだと思います。お酒も飲みません。香水もいりません。タモリのいう石鹸やシャンプーを使わない湯煎のみで髪の毛から爪先まで流します。フケと抜け毛から解放されました。 一度アメリカに旅行に行った時スモールサイズのソフトクリームの大きさに驚きました。日本の倍の中身があります。デブが多いわけです。歯並びの悪いやつは育ちも悪いし頭も悪い、というのはアメリカ人の偏見とも言える。これを正面から言われたら人目を気にする日本人は自信を失い、歯列矯正に走って高いお金を払うでしょう。まあ、そのような自信は脆いと思います。歯が綺麗になっても、また新たに別のことで自信を失う羽目に遭います。エンドレスです。そもそも日本語の会話では口が動きません。だから歯が見えません。そこが英語と違います。文化が違うのです。文化が違えば偏見の内容も変わります。歯並び云々はアメリカ人特有の偏見なのです。 英語はものすごく口を動かします。特に発音を意識すれば「イー」とか「エー」とか口を横に広げることが多いです。これでは私の銀歯が全開です。私は一応英語が話せますが、確実にキラリと光る銀歯が見えてしまうのです。アメリカ人の偏見は偏見としてあえて堂々としています。そっちの方が大切だと思うのです。堂々としていたら欠点もカバーできます。一体何を話したいのか、その内容の方がずっと大切です。もし歯並びのことを直接言われたら堂々と日本人の特徴を話すことにしています。陰で言うなら無視です。共通のミッションを通して付き合えばそのうち互いの欠点も慣れます。偏見の強いやつは大概頭が悪いので付き合いは続きません。それでいいでしょう。 おそらく欧米人と比べて歯並びの悪い日本人が日本中で世界中でたくさん活躍しています。テレビで見慣れているタレントとかだけが日本人ではないですからね。ただ、歯の健康はそれとは関係なくしっかりケアする必要性は認めます。虫歯や歯槽膿漏はやはり臭いし辛いからです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月24日
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素人お断りの硬派なゲームです。前に購入していましたがあまりのめんどくささに放置していました。簡単に言えば兵士はすぐに死ぬし、車は脱輪するし ヘリコプターは墜落するし、飛行機は離陸することさえ満足にできません。ちゃんと操作できるまで時間がかかるのです。20年ほど前に同種のゲームが発売された時からなんとかまともにプレイしてクリアしたいと思っていましたが、ほとんど体験版的な程度しか遊べませんでした。つまりクリアしたことがないのです。あまりにリアリティがキツすぎて私には手が負えませんでした。 今回、ロシア兵がほとんど訓練も受けずに前線に投入され次々と傷つき戦死しているという記事を見て、このゲームを思い出しました。もう一度ブートキャンプからやり直しです。ジョイスティックの設定にやたら時間がかかり何度も繰り返す羽目になりました。軍用車両を運転するシーンではアクセルとハンドリングを左スティックでこなすのですが、設定が難しく、運転しやすくすると兵士の時の動きが鈍くなったりしてうまくいきません。あちらこちらにぶつけながらヘトヘトになって目的地に到着です。 戦闘では敵がよく見えないので他のアクションゲームの調子でホイホイと前に進むと、あっという間に弾に当たってしまいます。HPの概念が全く違うので一発当たるだけですぐに戦闘不能状態です。アクションゲームならHPが減っても戦闘力は保ったままというのが多いですが、そりゃあ弾丸にちょっと当たればリアルではそうでしょうね。痛いでしょうし。 もちろん負傷したままでは体力は回復しません。これもリアルではその通り。それで傷の手当てとなるのですが、これが大変です。肝心の救急セットは一つしかない。最初はすぐに手当てするのですが元々弾の当たった場所です。治療している間も関係なく弾が飛んでくる。完了した途端に弾に当たって戦死となるのです。治療しても完全に体力が戻るわけではありません。前にも述べた通りHPの概念が違います。逃げ出したくなります。それを恐れて前に行けずモタモタしていたら、その間に次々と味方がやられていくのです。ついにはリスタートしなければならなくなります。そこは流石にゲームです。もちろんリアルなら、死が待っています。 さらには“雉も鳴かずば撃たれまい”の諺通り、当てずっぽうに下手に撃てば集中的に射撃を受けます。シミュレーションが正確なので跳弾でもやられてしまうのです。当然のように照準アシストはないし銃のリコイルも厳しいので狙った通りに弾が飛びません。 私がもし今徴兵されて戦場に行ったらこんな感じだろうな、と思い知らされます。手榴弾もまともに投げられないでしょう。そもそも自分の体重近くあるというバックパックや武器を抱えて10キロとか歩けるかどうか、これは若かった時でも自信がありません。とにかく指揮官が「敵だ!」と叫んだ途端に銃弾を浴びる目に何回も遭いました。つまり久しぶりに3日間プレイしましたが、その間に死ぬこと数えきれないといった感じなのです。プレイ動画を見てやっと先に進めるといったあんばいです。もちろん実戦ではそんな参考プレイ動画などありません。 休憩の時にはエアコンの効いた部屋で美味しいハンバーグなどを頬張りましたが、ロシア兵にはそれすらないそうです。日本ですら今は今年一番の寒気がやってきて外はすごく寒いですが、もちろんベランダで寒さを体感しながらプレイなどということはしません。 それでもやられまくりです。どMのゲームです。攻略記事などを見たら多分もう少しは上手にできるでしょう。しかし一週間では無理だと思いました。時間があればいいというものではありません。戦場そのものがこちらに有利な状態でないと経験を積むゆとりがないのです。訓練で十分に勝利の味を味わうから自信がつきモラルが上がります。その訓練が不十分なままでは圧倒的な敵の前に恐怖心のみが増幅するでしょう。訓練を十分に受けなかったロシア兵の地獄が想像できます。ほとんど自殺的な攻撃で十人を犠牲にして一人のウクライナ兵を倒すという戦術をとっていると記事を見ました。上官に憤って脱走した兵が射殺されたという記事も見ました。そりゃあ嫌気がさすのが正常な感覚です。戦後ロシアはこれを映画にできるでしょうか。アメリカならやるでしょうけど。 簡単に国防力増強と言いますが、あのプーチンでもロシア軍を完全に立て直すことはできませんでした。なおさら日本です。いくら戦闘機やミサイルがあっても最後は人です。数字ではありません。軍隊の場合は歩兵で制圧しないと戦争はケリがつかないということもはっきりしています。しかもあのイラクでは独裁者を倒し戦争には鮮やかに勝ったものの、その後がめちゃくちゃ大変だったのです。アメリカ兵も大掛かりな軍事作戦でよりも治安維持のための小さな戦闘でいっぱい死んでいます。民間人はもっとです。 ロシアは強気な姿勢を崩していませんが、私は司令官が次々と交代し、総参謀長までが駆り出されている様子から相当大変な苦戦をしていると見ています。むしろ内部にいっぱい問題を抱え出したのです。10年くらい経てばきっと真相がわかるでしょう。 リアルだと言われているARMA3。改めて取り組んでみると簡単に戦争などできるものではないなと感じます。他のゲームとは違い民間人と軍人の違いが明確です。民間人でプレイすると視界が狭いし弾薬の装填動作も遅い。また国際人道法に則り民間人を殺したらペナルティが課せられるそうです。私はまだそこまではいっていませんが。 普通ゲームで味方を守るというミッションは本当に大変なのです。まして戦闘能力のない民間人です。足手纏いもいいとこです。ロシア軍がとにかく民間人を殺したがる理由がわかります。邪魔なのです。何にもないところで軍隊だけで戦うのはどれだけ楽なことが。将棋を想像してみればわかります。関係のない碁石とかが散りばめられ、しかもそれを避けろとか言われたら勝負どころではないですからね。飛車などの移動能力が高い大駒が使えません。 それでも私はゲームで戦争を遊んでいます。それなりの楽しみ方も身につけました。そんな感じで政治家たちがリアルな戦争に妄想を膨らませ勝手に始めないように願ってやみません。 戦争は自衛隊だけのもの、と我関せずの人も多いですが、もしかしたら新しい形の徴兵制度というか軍事義務みたいなのがこの平和ボケ日本には必要なのかもしれません。いかに軍事というものが特に最前線の兵士にとって大変かが全ての国民に実感として伝わるからです。昔はそれが昭和イズムの工場労働とかでしたが今は労働環境が著しく変質しています。戦時中よりも遥かに恵まれていますが、かえって人の命の尊さが日常の中で実感しにくい世の中になりました。 戦争は本当にゲームの中だけにしてもらいたい。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月23日
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慈善団体の面を被った悪徳の輩はいっぱいいます。統一教会もそうでしょう。創価学会もそうでしょう。キリスト教も植民地でスパイ行為を働き人身売買の手引きをしていた暗黒の歴史があります。全て人助けを名目としていました。今、日本でも家出少女を支援するNPO団体が不正会計の疑いがかけられ槍玉に挙げられています。 彼らは最初から悪いことをしようとしていたわけではありません。困っている人を心の底からなんとかしてあげたいという善意の塊でした。それが変質してしまったのです。あの暴力団さえ、元々は人々のトラブルを仲裁し、その地域が安心して暮らせるようにと心を砕いていた自警団のような存在でした。だから任侠映画の中のヤクザは強気をくじき弱きを助ける男の中の男としてカッコよかったのです。 困っている人は原則運が良くありません。だから次々と悪い縁に絡み取られてゴミにまみれるような感じの生き方になります。家族や地域のつながりを失い街に放り出されて彷徨い、ホームレスになったり、本当にゴミ屋敷に住んでいたりする人も多い。慈善団体はそんな気の毒な人を救うために悪い縁を断ち切るべく戦います。ここに落とし穴があるのです。 戦うということは敵がいるということです。相手は醜悪な連中です。戦っているうちに怒りや恐怖、人を蔑む感情に押しつぶされてついには自分自身が悪の道に染まってしまうわけです。こういう話はわんさかあります。学校教育で常に問題になる体罰というのもそうです。児童生徒のために良かれという思いが暴走してしまうのです。いじめもそうです。仲良くなりたいという気持ちが空回りします。善意と憎しみが表裏一体であることを示していると思います。 また、ドラマ24でも主人公の捜査官ジャック・バウワーは国家を守るためバンバン人を殺し、ときに法律を犯してまでも拷問をし虐殺にまで手を染めます。周囲に裏切り者もわんさか出る。でも彼の働きで大勢の命と幸福が守られるのです。 人気ドラマシリーズになったために回を重ねるごとにジャック・バウワーの運気は落ち、どんどん不幸になっていきました。あれだけ戦っても結局アメリカは次々とパワーアップしたトラブルに襲われ続け救われなかったのです。ドラマの人気ゆえですが気の毒な捜査官人生です。 マザー・テレサも善意の人です。彼女は神の道具となり切るために故郷を遠く離れてインドはカルカタの町で“死を待つ人々の家”を主宰し天寿を全うしました。ノーベル平和賞も取りました。なぜか彼女の周りには運の強い人が集いました。一つには戦うことから距離を置いていたからです。だから活動は発展したのです。他の慈善団体や非政府組織とは趣が違いました。あの環境活動家グレタのように政治的な動きにならないよう細心の注意を払っていました。つまり社会そのものをよくするということには関わらないようにしたのです。すれば必ず賛成派と反対派に別れて争うからです。そんな用心深い彼女でも誹謗中傷は絶えませんでした。彼女が活動を通じて神に近づくにつれ神の存在がないことに絶望したと伝えられています。 全て甘受せよという仏教の教えがずしんと響きます。言い換えれば科学的な態度を崩すなということです。酸素は酸素だし、地震は必ず起きるし、そして人は死ぬ。可能な限りの合理性を尊びました。絶対神という概念とは違う、意志のない世界、つまり花鳥風月として認識される自然を受け入れることが幸せであると説きました。過去にとらわれず文明の進歩を受け入れ、その崩壊も受け入れる、そこからまた何か新しいものが生み出される、その輪廻転生に身を置いてこそ、目の前の問題の解決が見えて来るというわけです。 慈善団体による善意の不祥事は多発しています。むしろ正真正銘の犯罪よりも、その方が数が多いし悪質な印象です。世直しというよりは、社会を分断しています。正義の面を被った侵略行為と言える。これは付け焼き刃の民主主義や法律改正では解決できない永遠の問題なのです。そういう問題なのだと一人でも多くの人が気がつけば小さな親切の積み重ねで少しは世の中マシになるかもしれない、ということです。大きな親切はたいてい迷惑なものです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月20日
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大金です。しかし、今まで産んだ人には関係ありません。だからこの法律が成立するまでは産むのをやめようと考えることは当然です。かえって出生率が下がるかもしれません。また、すでに産んだ人との不公平感は相当なものになるはずです。1000万円の差は大きいですから。一つの苦情で公園一つ守れない大人たちです。1000万円で人々が分断されてしまうでしょう。大金を当てにして子供を産んで、むしろ後悔する場面に何度も遭遇する羽目になると私は想像しています。 新自由主義で自己責任論が蔓延ってしまいました。困っている人たちに冷たい態度をとる風潮が世間を覆っています。家出少女を助けるNPOが批判に晒されています。それが高じて家出少女そのものを排除する動きにつながってしまうことが懸念されます。親が悪い、教師が悪いで片付けられてしまうのです。 正直今、私の目の前に家出少女が近寄ってきたら迷惑に感じると思います。下手をすると未成年者誘拐とか猥褻行為とかそういうまずい状況に巻き込まれるのではなか、と身構えるでしょう。助けると言っても、行政の関係機関や警察に一緒についていく程度です。一時の親切心でお金をあげるとか食事をご馳走してあげるとか難しいですね。だからそういう活動をしているNPOがあれば助かるでしょう。でも補助金にまつわる利権が絡んでややこしいことになっているようです。代表を務める女性の気の強い個性にも反発が起きています。全くため息の出る社会です。 子供が育てにくい時代です。中国も人口が減少しました。一人っ子政策の弊害で男子が多いと聞きます。古い家父長制度の思想の影響で男の子が農村で求められたからだと言われています。つまり女の子は“処分”されてきたのです。 これから中国も人口問題で苦労することになります。適齢期なのに結婚できない人がわんさか増えそうです。男はとにかく単純に相手がいない、女はもっといい男がいるかもと期待して選り好みばかりする。そして離婚も増えそうです。損得勘定ばかりで家族が不安定なら子供の精神状態も不安定になります。社会との信頼関係をしっかり築くことが難しくなります。 一人っ子政策は政治が人生に深く関わるとろくなことにならないという事例になるでしょうか。だからブレーキとアクセルの違いはありますが同じベクトル上の思想である1000万円支給も上手くはいかないでしょう。 子供は家族で育てるのが基本ですが、当然社会全体で育てていくことで国全体が発展していくのです。それが今難しい。 例えば大阪では維新が都構想をぶち上げて大いに躓きました。行政機関のガタイを大きくすれば強力で効率的な行政ができてみんな豊かになれるという触れ込みでしたが、一部見栄えが良くなっただけで、格差が拡大し、弱者切り捨て、反対派を排除するだけの心の小さい政治が横行してしまいました。多くの人が万博やIRの先行きに不安を感じ始めています。もちろん子供の学力は低位のままです。鳴物入りで始めた民間人校長も効果は大してありませんでした。さらに大阪で教師になりたい若者は減り続けています。公園や緑が増えて憩いの場が充実したというわけでもないし、定員不足の高校は次々と廃校になり、タワマンばかりが増えて人口の分布が歪です。つまり子育てしやすいところではないのです。 1000万円あげるからと言われてホイホイと子供を産むような輩の子育ては本当に大丈夫かと私は心配です。そんな家庭の周りも助け合う、支え合うというに程遠い雰囲気になると思います。不公平感が先に立つからです。 子供が生まれないにはそれなりの理由があります。経済的な理由はむしろ下位の方でしょう。相対的に貧しいアフリカはほとんど子供が生まれないはずです。実際にはしっかり人口が増えています。だから人類全体でも人口は増加しています。かつて貧しかった中国も経済発展著しくなって世界第二位の経済大国になってから人口の減少問題に直面し始めたのです。 まあお金を配ることくらいしかできることがないと思い込んでいるのでしょうね。配らないよりはマシということでしょうか。議論しても仕方ない気分にさせられます。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月19日
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新進気鋭の学者さんです。名門イエール大学で教鞭をとっています。実は何で有名になったのかよくわからないのですが、SNSで盛んに活躍している印象です。その人が人生引き際が大切、老人は集団自決したらいいと冗談とも本気とも取れる発言をしました。あまりのことで世間はポカンとしている状態です。以前にもあの麻生太郎がいつまで生きているつもりかなどと発言をして物議を醸しました。映画「PLAN75」の世界を彷彿とさせます。あれは75歳以上になったら尊厳ある安楽死を選べるという内容のものでした。葬式、埋葬までタダになる特典付きコースというのもありましたね。 集団自決は戦争ではよくありました。足手纏いになる婦女子が敵の辱めを受けないために自ら命を断つというものです。悲惨の極みですが同時にその潔さの中に美しさがあります。死は人の尊厳を最終的に決めるものだからです。人生を精一杯楽しんできたはずのお金持ちほど老人ほど死を前にうろたえる人が多いという記事を見ました。欲が尽きないのでしょう。 私は団塊の世代のせいだとみています。いろいろな事情で我欲にしがみつかざるを得ない人生を送ってきたのです。戦後、いろいろな価値観を破壊してきました。後期高齢者にさしかかり彼らは今、老人の尊厳を叩き潰しつつあります。戦後の混乱期に生を受け落ち着いて育ててもらえなかったので自分の番になって育てるということがわからないまま歳を重ねました。生から死、死から生という命の繋がりがわからないために目の前のことで不安が尽きないのです。だからなんでも独り占めしようとします。限られた仲間内だけで利益を回そうとする。その結果、公の社会、パブリックが弱体化してしまったのです。 最近キレる老人が目立ちます。大事にされてこなかったのでしょう。しかし、一部には因果応報もあると思います。自分たちのわがまま、我欲の深さ、視野の狭さが招いた事態なのです。SNSのせいで韓国や中国の悪口や、それらの肩を持つ人権派の人に対する批判を言ってうさを晴らすネトウヨ老人なるものも登場してきました。私は団塊の世代あたりが中心になっているような気がしています。 基本、日本人は意地悪です。それを礼儀正しいさとかおもてなしとか茶の湯とか武士道とかなんとかで誤魔化してきました。その象徴が日本人特有のあの笑顔です。嫌な日本人はどの世代にもいっぱいいます。しかし人数の多さで団塊の世代は圧倒的なパワーを持っていたと思います。その割に団塊ジュニアはパッとしません。育てられなかったからだと思います。 しかし老人の集団自決はまずいです。それは必ず自分たちの最期にも降りかかってきます。報いが来ます。困った老人たちが多いのは事実ですが、それでも老人をいかに大切に扱うかを社会全体で求めていくことは結局若い人たちの未来をよりよく豊かにしていくことにつながるのです。そこに想像力が働かなくなっている人が頭がいいとか弁が立つとかビジネスがすごいとかもてはやされていることに私は愕然とします。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月18日
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江戸時代。老中田沼意次が権勢を握っていたとき、米だけでなく商売からも税を取ろうとしました。しかし賄賂政治が横行し、世の中が乱れました。そんな時に息子の意知が殿中で斬り殺されるという事件が起きました。犯人の佐野政言は自害して果てますが世間は彼をして世直し大明神ともてはやしたそうです。この事件がきっかけとなり田沼意次は失脚します。 今回の安倍晋三銃撃事件と被ります。犯人に対して異様とも思えるほどの支援が集まりました。事件をきっかけにエセ宗教団体、すなわち統一教会が一部の日本の政治家に取り入っていた実態が明らかになったからです。日本の女性を集団結婚で韓国の貧しい農村に送り込み、宗教的洗脳で多くの日本人から莫大な金を巻き上げました。改めてこの団体の異常性がクローズアップされ自民党のその後の中途半端な対応にも批判が集まり岸田政権を追い詰めました。 精神鑑定に異様なほどの時日が費やされようやく犯人は起訴されました。裁判が始まります。死刑にはならないだろう、有期刑でそれも多分10年以内に保釈されるのではないかというような希望的観測もなされています。彼自身は牢屋の中で英検1級を目指しての勉強を始めたとかで刑期を終えたら大学で学び直したい希望があるそうです。自分が死ぬとは考えていません。刑務所を出たらホリエモンほどではなくても作家とか実業家とかでデビューするかもしれませんね。本当に世直し大明神と呼ばれるかもしれません。わかりませんが。 江戸時代の世直し大明神の場合はもちろん死をもって償わされました。政治の腐敗はある程度マシになりましたがその後の締め付けというか倹約主体の幕政も不評でした。元の田沼恋しきという落首が詠まれたほどです。 安倍晋三暗殺がなければ宗教団体による政治の混乱はもっとひどくなっていただろうという思いは私にもあります。政治家が国民の方を向かず自分の仲間内しか気を配らなくなる風潮が強くなっていっているからです。 特に大阪では維新がそうです。絶対に反対意見を受け付けません。特定の支持者のみで当選する現在の選挙の実態から、自分へ投票しなかった人の分も責任を持つという本来の選挙の意味を忘れしまい、傲慢な態度で権力を私物化しています。幸いコロナ禍で維新の改革の脆さや行政能力の的外れな部分が露呈し万博やIRの事業の杜撰な実態が明るみに出て流れが変わろうとしています。 犯罪はいけない、と誰もがそう言います。しかしこのような非常な出来事が世の中を正すきっかけになるということは歴史ではよく起きます。危惧するのは維新のリーダーもこのようなテロに遭遇するかもしれないということです。どこか無理をしている感じがします。何か裏でとんでもない事態が進行しているのかもしれません。それが破綻するときに事件は起きます。 最近、言論人が大学で切り付けられ重傷を負うという事件があり、またある言論人が座り込みをからかって物議を醸しました。また家出少女を援助するNPOに対しても監査請求をきっかけに誹謗中傷が飛び交いました。話しても無駄だという風潮が蔓延しています。危険な兆候です。いつの時代も“世直し大明神”は犯罪とともにやってくるからです。そして決して問題の根本は解決してくれないのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月17日
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よほどバイデンから褒められたのでしょう。日本が防衛力を増強し兵器の爆買いを評価されたからだと思います。文句ばかりいう自分の身内や国民よりもよっぽど自分のことを認めてくれたので心から嬉しいと感じたのでしょう。その気持ちは痛いほどわかります。 岸田文雄はあれはあれで正しいのです。アメリカに日本の国防を肩代わりさせているのですからアメリカが大変な時に助けるのは当然です。バイデンのウクライナ支援で莫大な支出をしています。それに国内からやりすぎの批判も出ました。そこへ日本がアメリカの兵器を爆買いし防衛力を増強してアメリカ軍の負担を軽くすればそりゃあ歓迎されるでしょう。今回は大成功しました。 バイデンにとってこんな可愛い首相の首をすげ替えようとはしないと思われます。岸田文雄は総理の椅子に安心して座り続けることができそうです。内閣の支持率は下がっているとはいえ、自民党の支持率は安定しています。野党が弱いからです。 誰も戦争は望みません。しかし勝てる戦争ならやってみてもいいかな、と考える政治家や軍人はいます。というか、ストラテジーゲームなんかでは勝てそうな戦争を準備することがプレイのテーマなのです。ワクワクする一番楽しい時です。だからプーチンも自分なりに考えて軍を立て直し戦争を始めました。 しかし、現実は厳しい。歴史を振り返れば戦争を仕掛けた方はいくつかの勝利を挙げても長い目で見れば衰退していくのです。緒戦の勝利に驕り、気持ちばかりが先走って計画が杜撰になる、見通しが甘くなって、ある日突然すごい敗北を喫してしまいます。それまでに戦時経済で内政も荒れています。国民が分裂し亀裂が走って敵につけ込まれ滅んでしまうわけです。滅亡というのは実質は内紛による自滅なのです。日米もこのままではそうなります。どちらも内政が怪しくなってきたからです。 ゲームではポイントを費やせば軍事力を強化できます。無駄な手順をできるだけ減らし時間との勝負となります。そういうゲーム・デザインです。しかし現実の政治は違います。まず人なのです。人材を育てることが国力増強の肝なのです。これは30年かかります。元々気の長い話なのです。 戦争を始めてしまったロシアは人材の流出が激しく、被害者意識で凝り固まった中国も共産党と民衆の関係はどんどん悪くなり、核ミサイルの北朝鮮はますます極貧国家に陥っています。戦争の準備に狂奔すれば現代では人が育たなくなってしまうのです。 高額な兵器によって構成された軍事力は、もはや時代に合いません。18世紀以降の軍事思想の延長線上では資源と環境に著しい負担をかけてしまいます。最終的には人そのものが育たない状況を作り出してしまうでしょう。20世紀で起きた二つの世界大戦でそれははっきりわかったはずです。またアメリカのような軍事大国が結局は世界を余計混沌としたものにしたことも明確です。地政学から軍事を切り離し血の流れる戦争から解放しない限り人類の生存そのものが脅かされるでしょう。 戦争はバーチャルに移行しないとダメなのです。そういう話はSFではたまに登場します。血の流れない情報だけの嘘の戦争です。それを真剣に考えるときが来ているのかもしれません。今は荒唐無稽な話ですけどね。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月16日
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記事やニュースなどを見ると1年前より明らかにひどい状況です。私も去年の夏に陽性反応をいただき高熱を出してコロナにやられました。それ以降大袈裟に言うと人生変わりました。味覚が変わりました。趣味趣向が変わりました。今も時々喉が痛くなったり関節が痛くなったり下痢になったりしますが風邪薬飲んで暖かくしてよく眠ったらほとんど一晩で回復しています。食事も基本1日二食か二食分を3、4回に分けるようになりました。コロナ前より体重は減り調子はいいと思います。何より少し気持ちが穏やかになりました。 つまり私自身は前よりもいい状態になっているのです。病気のおかげだと思います。だからそういう意味で新型コロナはただの風邪ではないと感じます。大袈裟に言えば人生に影響を与えているのです。 無理をすればどこかでその反動がくる。今の中国を見ていたらそう思います。調子が悪くなればまず休む、そして誰かに助けてもらう、この基本にもう一度立ち返って生活を再構成する機会を与えられているのです。まさにこれが本当のリストラです。 こういう危機的状況では、庶民は生き残ることがプライオリティ・ワン、最優先事項です。生活を見直して消費を整理すれば生活は良くなるし楽しくなるし体にもいいです。一方、合成の誤謬というかこれが流行ると景気は悪くなります。無駄買いが急速に減るからです。だから一時的に政治が支えないといけません。財政出動です。しかし庶民の自発的なリストラを妨げる方向では困ります。生活の変化に社会が対応しやすいように先を見越して投資するわけです。 想像力が必要です。歴史上それが豊かに備わったリーダーがいわゆる世直しというものを成し遂げてきました。増税で国防力増強というのはどうでしょうか。新型コロナは無かったことにすると言わんばかりです。お金の回し方が間違っていると言わざるを得ません。せっかく生活を見直すチャンスなのですから有効に活かしたい。神様からの贈り物だと捉えることもできます。大抵、どの文化の神様もドッキリが好きだし結構きつい贈り物を人々に与えます。インパクト命なのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月13日
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突然、日本から中国へ渡航するビザ発給の手続きが停止されました。外交は相互主義なのでやられたらやり返すが基本です。それで具体的にダメージが出たらその具合を睨みながら交渉をして妥協点を図ります。しかし春節の人出を期待している日本は抗議するだけで対抗処置は見送っています。さりとて中国が差別と不快感を示している水際対策の変更もありません。私が思うにすでに中国は何らかのダメージを受けているのかもしれません。で、ヒステリーを起こしてしまったのです。日本は外交的にやり返す必要を認めていないようです。 経済的にいま必要なのは人流です。人が動かないことには経済も動きません。特に中国がそうなのでしょう。日本も同じなのだから変な規制はするなと言いたいのだと思います。でも新型コロナは困ります。 まずいのはそんな中国が新型コロナのゲノム解析を禁止し感染状況の正確な情報を流さないことです。流せば政府が大変なことになると思っているのでしょう。悪い点数のテストを見せたがらない小学生と同じ感覚です。 この頃、国際政治は幼稚園の子供たちのやりとりに置き換えてみるのがわかりやすいと思いました。5歳ですでに大人と同じようなやりとりをしています。喧嘩をしても助け合うし約束を守ったり破ったり親切だし意地悪です。甘えるし嘘をついたりもする。国際機関にあたる先生は基本優しいですが時に怖いし冷たい。小学校以降のように学力的成績とかないので自由なのです。奇妙な校則もありません。砂場で人生のすべてを学んだという実業家がいたと思います。 体がごつくてプライドの高い子供が癇癪を起して周りを困らせている、それに怒って文句を言ったり泣き出したりする子がいます。日本は、愛想笑いをして「だめだよ」と小声で言いながら、別の強くて頭のいい親分みたいな友達のそばに寄っていっている感じでしょうか? 嫌われ者のそのいじめっ子がみんなから非難されてあちらこちらキョロキョロしている隙に何か奪い返そうと企てているかもしれません。 ロシアはこの戦争で確実に疲弊します。下手をすると分裂するかもしれません。こういう場合、歴史に倣えば領土奪還のチャンスなのです。岸田文雄はバイデンからそうそそのかされたのかもしれません。そのための国防費増額です。2023年、本当に何が起きるかわかりません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月12日
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ここ数年おとそを飲んでいません。おせち料理を食べることもなくなりました。三が日でも普通に起きて納豆ご飯とお味噌汁を頂くだけです。正月というのが商売的に忙しくなって風情が無くなりました。コンビニは休まないし2日からは百貨店など多くの店が普通に開いています。にぎやかなのはそんな一部の商業施設と初詣の神社だけです。うちの周りはしーんとしています。むしろ春節のほうがにぎやかに感じます。近年の中国人のインバウンドのおかげです。コロナ禍にかかわらず今年の春節も大勢の中国人が大阪にも押し寄せるといわれています。 誰だったか外国の歴史家で自国の歴史を忘れた民族は滅びるというのがありました。私自身、歴史そのものには関心がありますがその積み重ねである文化を体が忘れつつあります。生活が文化とかしきたりよりも家計の収支に影響されているのです。お金の方が文化よりも優先されている。子供の頃のように元旦がワクワクしなくなった理由です。 さて、アメリカのポチとして生きなければならない日本。先の大戦で降伏したためです。もう八十年近く経ちましたが、それほど戦争に負けるというのは大変なことなのだと今更思い知らされます。防衛を肩代わりさせていたそのアメリカが今、力を失いつつあるのでその影響をもろに受けています。 日本の防衛の前にまず、アメリカとどうやり合うかを考えないといけません。これが現実です。防衛費増額といっても結局はアメリカ製の兵器の爆買いがメインです。それを非難するのは簡単です。しかし、日本のお金はアメリカのために使わないといけません。それで日本人の血が戦争で流れることを防いできました。だからそれをやめるためには例えば箱入り過保護娘が家出をするくらいの覚悟が日本国民に必要です。ぬるま湯から出るのですからひどく寒いです。心細いです。 その話がちゃんとできない限り岸田文雄は大手を振ってアメリカのために日本の税金をつぎ込むでしょう。前述した通り日本人の命を戦争から守るためです。実は国債ではなく税金としたところがまだましなのです。歳入の状況によって支出を制限できるからです。国債なら青天井になりかねません。金のかかる防衛費でそれは命取りになります。だから増税とともに国債もいっぱい発行して、それで福祉や社会保障、教育を賄うことになります。これで多少は増税の痛みを和らげようというわけです。 自衛隊の基地建設も正々堂々とアメリカの防衛戦略に乗っかっているのだという話を正直に出さないと先には進めません。日本の国民を守るためではないというのは自明のことなのです。真に日本を、国民を、そしてわれわれの文化と歴史を守るためにはその先を見据えないといけません。それはアメリカの相対的な没落に備えるということです。 岸田政権は人気を失っています。しかし、最後に衆院選で大勝した後、選挙がしばらくない。だからこれをチャンスとしてアメリカのポチに徹することにしました。表向きはアメリカがウクライナで大変だからです。本音は中国を叩き潰す状況を醸成しようとしています。 国内が乱れ気味のアメリカの軍事力が突然失速しても日本がそれに巻き込まれないようにしないといけません。だからと言って中国に軽率になびく事は愚策です。今回、弱小ウクライナが手強くロシアと戦えるのは軍事先進国アメリカが支援しているからです。中国はロシアを助けることもできない。それにアフリカなどに一生懸命経済援助をしていますが結局“貧乏人しか”ついてこないのです。北朝鮮などは夜など海に沈むずっと国内経済がガタガタなままです。 どちらにつくのがいいかは分かり切っています。徹底的にポチに徹して今のうちにアメリカを利用して力を蓄える時期なのです。それは国民を甘やかすことではありません。 普通は政権の嫌がる増税と国防費増額に邁進することにしました。これだけ嫌われたら次の政権はやりやすい。と言ってもそれなりの支持率を保っています。不思議ですがこれが日本です。終わりの見えないコロナ禍で疲れた日本人の多くが諦めているのです。これが戦争に敗れた日本の文化なのです。 おとそを忘れた自分にいったい何ができるか今年はそのことをブログを通じて考え続けようと思います。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月11日
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インディーズが作った本格的な空中戦のゲームです。バーチャルリアリティにも対応しています。グラフィックがきれいで空戦好きのこだわりが髄所に感じられます。ゲームに対するパッションが減り気味の私がとりあえず今遊んでみたくなるタイトルなのです。 キャンペーンのミッションの一つに民間輸送機が紛れていて、それを撃ち落とさないように敵を殲滅するというのがあります。だいぶ慣れてきたので難易度をハードにして「ガラスの機関砲」というオプションをつけました。これはこちらの攻撃力が2.5倍になる代わりに敵からの打撃が5倍になるやつです。ミサイル一発で撃墜されます。映画のトップガンでも結構ミサイルを一発食らっただけでやられているのでリアリティを追求しました。一方でこちらの攻撃力も向上しているので当たればこれも一発で撃破できます。これは気持ちがいいです。 多数の目標を同時に攻撃できるMLAAは使えません。民間機に当たってしまうからです。SAAという一撃必殺のミサイルを使います。これは通常のミサイルよりも倍近くの射程距離があるのです。アウトレンジ攻撃が可能になります。ただし撃ちっ放しではなくずっと照準を続けないとだめなのです。これが難しい。 難易度がハードですと敵はバカスカミサイルを放ちしつこくドッグファイトを仕掛けてきます。もたもたすると簡単に撃墜されるのです。リアルです。最初は速度を落として敵の後ろを突こうとしましたが大量のミサイルにチャフが間に合わずにそのうえ速度が遅いためにミサイルを躱しきれなくなりました。それでずっとアフターバーナーをふかした状態で速度を落とさず飛び続けました。インメルマンターンとかジーザス機動とか高度な空中戦のテクニックなど関係ありません。ひたすらターゲットに頭をむけるヘッドオン機動で対抗です。あのトップガン・マーヴェリックなら確実に強力なGで失神していたでしょうね。 かなり何度も再挑戦する羽目になりましたがクリアしました。手こずった理由は難易度ハードの敵に撃墜されたというのもありましたが混戦の中、ついうっかり民間機をロックオン、癖でミサイルを撃ってしまったために失格してしまったことです。 このゲームに限らずおよそミッションで味方を守るとか民間人を守るというのは実に厄介なものです。ドローン作戦を描いた映画アイ・イン・ザ・スカイも罪のない、しかも幼い少女がターゲットの近くにいたために大変なジレンマに悩まされることになります。シン・ゴジラの序盤でも自衛隊の攻撃ヘリの射線上に民間人がいたために攻撃のチャンスを逃しました。 戦争が始まれば軍隊にとって民間人はもはや守る対象ではなく単なる障害物の一つにしか過ぎません。だから民間人は戦闘地域から速やかに避難する必要があります。反対に敵を攻撃する際は民間人と軍隊の区別をしっかりつける必要があります。これは困難で時間がかかる。それを逆手にとって民間人を軍隊の盾に使うというのは大変卑劣な行為なのです。が、効果的でもある。 ロシア軍は命軽視の傾向が強いため敵は軍人も民間人もないというスタンスです。民間人を守るというジレンマは基本ありません。かつてテロリストに占拠された劇場にガスをまいて多くの人質を犠牲にしました。学校では多くの子供を焼き殺しました。それでもテロに断固対処したのです。中国も基本人民を犠牲にすることを厭いません。こういう相手ですから防衛も大変です。 台湾危機が騒がれています。アメリカの意向もあり日本政府は自衛隊の基地を建設しようとしています。しかし当然ですが現地の住民が反対するのでなかなかうまくいきません。基地の目的はもちろん現地の住民を守ることではありません。政府は正直にそのことを伝えるべきだし、住民をいかに安全に避難させるかその方策をしっかり用意するべきですが、戦争状態では避難など無理な相談です。 避難が無理ならば極端な場合、いっそ住民を臨時の軍に編成してしまうことです。軍の指揮下に置くわけです。老若男女関係なしです。軍服を着せてもいい。敵につかまっても軍人の捕虜として扱われた方が民間人よりも生き残りやすいかもしれません。 現代では民間人を殺しても国際機関やマスコミなどの世論が遠目から非難するだけで無視すれば済む。軍事行動を制限する実力にはなりません。しかし、軍人を殺せば違います。人を殺す能力を持っている上に軍人特有の仲間意識で凄まじい報復を受けます。それが戦争の現実だということをウクライナは教えてくれました。不条理なのです。 グアムで生き残った日本兵横井庄一の会話を分析した研究を紹介した記事がありました。いつもは控えめで冷静な人物ですが敵を殺した話をする時は実に爽快そうだったらしい。私がゲームで敵を殲滅する時と同じ心境です。 中国軍も戦争となれば敵はおろか味方の民間人すら保護するというスタンスは取らないと思われます。そんなゆとりはないでしょう。相手は戦闘では連戦連勝の最強アメリカ軍なのです。少しでも気を緩めれば自分たちが命を失います。 そのアメリカのポチである日本も防衛費を必死で増額しようとしていますが、政府が国民を信用していないためにその意図を明確に示さない。戦争になった時の犠牲がどうなるかを、とても嫌な情報ですが、正直に示さない限りお金は無駄に消えます。中抜きというやつです。コロナ禍や東京オリンピックで嫌というほど見せつけられました。 今度のウクライナ戦争で現代戦は民間人を決して守らないし守れないというのがはっきりしました。また戦争をしたくない、するつもりはないと意思を表明していても敵がこちらを脅威と見做したら徹底的に攻撃してくるというのも明確になりました。 なぜなら武器の性能が文明の発達とともにとんでもないくらいに進歩したからです。恐怖心のなせる業(わざ)です。人類の業(ごう)です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月10日
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私の予想はまあよく外れます。しかしはっきりと予想することでそれが外れた時の方が気合が入ります。なぜ外れたのかその理由を考える中で色々と気付きがあるからです。今回は新型コロナの終息時期です。私はスペイン風邪の過程から去年の間に終わるだろうと予想していました。 今回、予想が外れたなと思ったのは中国です。習近平政権3期目発足直後にゼロコロナ政策に反発した多くの民衆がデモを起こしました。それで中国政府が方針を変えました。その途端に感染者が激増し火葬場に行列ができたという記事が踊りました。感染爆発です。さらに中国政府が新型コロナのウイルスのゲノム解析を禁止すると通達を出しました。ああ、もうこれはもうダメだ、感染はまだまだ終わりそうにないと観念した次第です。 全数把握をやめてもどんどん感染者数が増えています。新型コロナ、なぜスペイン風邪よりも流行期間が長くなったのでしょうか? ヒントはワクチンと医療にあるのではないかと私は考えています。 百年の間に相当医学は進歩しています。それゆえに何か見落としがあったような気がするのです。中国政府がゲノム解析を禁止するというのは異常です。実はウイルスが超絶進化して人類絶滅の危機に瀕している、それを隠すためだなんて映画やゲームのようなことになっていたら嫌ですね。 感染者は多いようですがスペイン風邪と比べたらマシです。スペイン風邪は当時の人口の三分の一が感染し約五千万人が死にました。一方、新型コロナは今の所七億人程度が感染し七百万人弱が死んでいます。十分の一程度です。スペイン風邪は三年で収束しました。しかし新型コロナは三年経っても流行は収まらりません。まだ脅威です。しかし被害は少ない。 これは一つには医学の進歩があげられます。先進的なワクチンや治療が施され多くの人が救われたのです。根本的な治療薬はまだありませんが対症療法として肺炎などの炎症や高熱などに効果的な薬が開発されました。さらに栄養状態もいいし体の負担を軽くする文明の発達もあります。交通機関や家電、衛生状態の発展・改善などがそうです。 一つの仮説としてこの人類の進歩が感染流行を引き延ばしているのではないか、という皮肉な状況を私は考えています。すなわち中途半端に感染者が生存するためにウイルスの生存・変異も容易になっているということです。感染者が死ねばウイルスも宿主を失います。その中で生き残るものは生物として強いもの、感染しても発症しないものが結果として選ばれます。こうして見た目には集団免疫が出来上がるわけです。つまり死ぬ人が皆死んでしまった結果なのです。ところが今回は文明や医学の進歩で弱者でも生き残るので本来なら宿主とともに死ぬはずのウイルスが生き残り治療やワクチンに抵抗する過程でさらに強力な変異を遂げるわけです。 ただ、最終的には人類にとってあまり害のないむしろ健康に良いウイルスに変異し共存していくようになることが考えられます。ただ元々が異物なのでそれまでには時間がかかるでしょう。それが今回のパンデミックを引き延ばしている根本の原因なのかもしれません。 腸内細菌の善玉菌と言われているもの、ビフィズス菌とかも元は人類をバタバタ殺していたウイルスだったかもしれません。それが時間とともに変異を重ね共存の道を選び、むしろ宿主の寿命を伸ばす役割を得たということも考えられます。 もしこの仮説が正しいなら人類はこのウイルスとともに文明そのものを変化させていくことになるでしょう。新しい芸術も生み出されると思います。どう変化するかは予測不能です。まあ楽天的に考えたいです。しかしサバイバルだけはしっかりしていかないといけません。生き残ってなんぼです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年01月06日
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トマホークミサイルを購入するという記事を見ました。巷ではこのミサイルはすでに時代遅れという話もあります。しかし、微妙なところをついてきました。岸田文雄はアメリカのポチとして実によくやっている。確かに50年前に開発されたトマホークはミサイルとしては古いし遅いし中国を叩くには力不足です。だから直接の脅威にはなりにくい。 しかし、このミサイルは潜水艦からも発射できるのでステルス性が高い。アメリカ軍も長年使っていて運用が慣れている上に日本がたくさんのお金を出してくれているので結果としてコスパもいいです。もちろん核兵器も搭載できます。普段はくさっても9条の縛りがあり軍事的な脅威はそんなにない日本が、中国にとって、もし戦争になったらうるさい存在になるでしょう。 戦争では相手をできるだけ攪乱し邪魔をすればいいのです。その点で日本は実にアメリカのポチをしっかりやっています。日本の国土を完璧に守ることを目指せば山本五十六のように本気で敵を先手先手で叩かないといけません。しかし、ある程度日本本土、特に沖縄に被害が出ることは仕方ないとあきらめてしまえば急にやりやすくなります。だから普天間の代わりに新たな中国の攻撃目標となりうる新基地、即ち辺野古が必要なのです。あれは囮なのです。 日本が敵の基地を叩くための先制攻撃はしません。する必要がない。口先だけで十分です。するかもしれないと思わせることが孫子のいう「兵は詭道なり」つまり相手をだまし撹乱することにつながるわけです。その点で沖縄の県外に基地を作ることは無意味です。コスパがよくありません。できるだけ沖縄に敵の注意を引き付けておくほうが戦闘では作戦上有利になるのです。だからいっぱい基地を作っておくわけです。ストラテジーゲーム的にはそういうことになります。本当に沖縄にとっては気の毒な話です。しかし、自民党政府がまったく沖縄の声に聞く耳を持たないのはポチとして当然なのです。さすがに沖縄県民も疲れてきました。座り込みをからかわれている有様です。 問題の根本はアメリカが弱ってきていることです。それに対応するための日本の国防力増強なのです。でも岸田文雄はちゃんと自覚しているのでしょうか? ポチは賢くないと処分されてしまうのですよ。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月28日
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お騒がせな人でした。発言はいろいろありますが、「女性はいくらでも噓をつく」というのが印象に残っています。確かに映画やドラマではそういうキャラクターの女性が登場します。しかも、美人だったりする。当たり前ですが嘘をつくのに男女差はありません。恐らくその人の人生でどうのような扱い方をされたかで違いが出るのでしょう。いわゆる「育ち」というやつです。これも差別につながりやすい言葉です。 元ロシアの女性スパイの記事が出ていました。美人でアメリカに亡命しモデルとして活躍する傍らハニートラップの仕掛け方の講座をもっているらしい。人間の弱点を巧みに突くハニートラップの罠からは誰も絶対逃れられないそうです。その原理でプーチンも国民をたぶらかしているそうです。彼女も嘘を効果的に使います。 それと人権侵害を受けて困っている人との区別がつかないのが杉田水脈という人物なのです。それがここまで出世するというのは、政治家の常識は世間の非常識ということです。彼女も問題ですがその彼女を増長させた人たちはもっと悪質です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月27日
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私は今年の夏に陽性反応をいただきました。熱が3、4日38度5分を超えました。食欲を失いました。喉も痛かったしお腹の調子も良くありませんでした。ほぼ治った後でも味覚が変わっていました。コーヒーがおいしくなくなりました。ケーキも欲しくなくなりました。さらにあれだけ楽しんでいたゲームも遊ぶ元気とか根気とかがなくなりました。後に引きずるという観点からすれば大きな影響を受けた感染だったと思います。 議論の中に陽性反応が出たらなんでも死因をコロナにするのは問題だというのがあります。特に高齢者の場合はそもそもが寿命だったという見解です。でも私はやはりコロナによる関連死と考えていいと思っています。死者の中にはコロナに感染しなければそもそも死なずに済んだ人はたくさんいるでしょう。最近でも有名な俳優さんが腸炎がきっかけで急死しました。コロナではということですが私は何か影響があったのではないかと考えています。腸は免疫の働きに大きな影響を受けます。腸炎も新型コロナウイルスの後遺症の一種かもしれません。免疫機能が落ちているのです。とにかく最近は専門家たちが仕事をしていません。 このウイルスは免疫機能や血の巡りにダメージを与えています。少しあのエイズと似たところがあります。エイズも免疫機能が無力化されて普通なら罹患しないはずのカリニ肺炎などで感染者は命を落としました。 私もゲームを遊ぶ気力がなくなった時はもしかしたらこのまま鬱にでもなるのかなと思いました。その上、食欲もなくお腹の調子も悪いままならQOLは凄まじく悪化したでしょう。いや、実際そうなって寿命を縮めた人は少なくないと思います。軽く見てはいけない感染症なのです。 私の場合、幸い食欲の落ちたことでデトックスになったらしく体重が減り内臓脂肪やBMIの数値が良くなったことが励みになって逆に体調を整えることができました。今は間食を止め食事の量を加減することで逆に腸の働きが良くなっています。何より体が軽くなりました。およそ3キロ程度減量できたのです。階段を登るのが楽に感じるようになりました。 人混みに出ると喉が痛くなったり、関節の痛みが膝周りに出たり、また肩こりがひどくなって首が動かなくなったりします。おそらくコロナに感染していると思います。高い熱は出ませんがそれなりに体が抵抗しているのでしょう。さらに便秘気味になります。だから食欲も落ちます。風邪薬を飲んで暖かくしてゆっくり睡眠をとるように心がけると1日2日で大抵は回復するようになりました。特に冬の今は体を温めることが大切だと感じます。 大阪もしっかり状況は悪化しています。それなのにキャンペーンが効いて凄まじい人混みです。中国人が風邪薬を爆買いしている場面も目撃しました。中国でゼロコロナ政策の転換から感染者が爆増し死者も溢れ火葬場に車列ができているという記事を見ました。大阪は中国からの入国者がただでさえ多いので、おそらく厳しい影響を受けることになるでしょう。大阪モデルも赤信号レベルなんだそうですが悠長に会議なんかをするらしいです。 行政も何をしたらいいのかお手上げなのでしょう。国民を欺いた大本営発表を彷彿とさせる状況です。政府を簡単に信じることは難しくなりました。重ねて言いますが私は新型コロナを絶対に軽視してはいけないと思います。マスクも必ずします。相手にもできるだけしてほしい。それは互いに感染させうるリスクを意識するためです。程度の差こそあれ全員が感染しています。把握されていない変異種も発生している可能性が高い。それで疲労が重なったりとか思った以上にウイルスに晒されるなど、何か間が悪いと免疫が弱体化して発症するのではないかと考えています。軽い時もあればそうでない時もある。本当に甘く見てはいけません。そして決して後遺症を軽視してはいけないと思います。何より情報が軽視されている今、軽い風邪と一緒などという甘い考えは危険だと思います。これからまだ一波乱あるでしょう。その上、風邪薬や解熱剤が足りなくなってきています。中国人の爆買いも影響しているでしょう。 そういえばイソジン吉村の異名をとる羽目になったうがい薬の研究が大した成果をあげることなくひっそりとやめられていたという記事を見ました。大阪はこれでワクチンもダメ、うがいもダメ、とコロナでは何一ついいところがなくなってしまいました。まあ最初からわかっていたことではありますが… Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月26日
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日本の自衛隊は朝鮮戦争でアメリカが追い込まれた結果、誕生しました。アメリカ軍の事実上の予備兵力です。平時の国土の安全は海上保安庁が前面に出て守っています。航空自衛隊や海上自衛隊には実際に日本を守って戦争できるだけの人員や装備はなく、アメリカにとっての脅威である中国やロシア、北朝鮮を見張るための偵察任務が主です。実際に戦争になればアメリカ軍が展開するまでの盾の役割が期待されています。 日本は太平洋戦争でアメリカやイギリスと死闘を繰り広げ気がつけば白人たちはアジアにおける植民地をほとんど失いました。アメリカは開戦劈頭ハワイ・真珠湾で太平洋艦隊を壊滅させられ、イギリスはシンガポールを電撃作戦で失い、シンボル的だった戦艦2隻を航空機で沈められました。後にインパール作戦で日本を叩きのめしましたが、反撃の余力はなく、そのまま戦争が終わりました。イギリスは戦勝国でありながらその後没落します。 戦後。昭和天皇がオランダを訪問した際、激しい反日デモが繰り広げられました。オランダも日本軍によってアジアから追い出されました。日本が降伏した後、再び舞い戻ろうとしたら、生き残った日本兵と現地人によって再び叩き出されたのです。その悔しさがデモの原動力となっていたようです。 昔、テレビドラマでオランダに赴任した外交官夫妻が現地で差別にあったエピソードがありました。家政婦が何かと意地悪するのです。聞けば彼女の父親がアジアの植民地でいい暮らしをしていたのを日本軍に奪われ、国に逃げ帰って貧しい暮らしをしていました。その恨みを娘が引きずっていたのです。父親自身は分別のある人で娘を頼むとその外交官に告げます。結局は和解して明るい未来を描く展開になっていました。 少し前まで極東の貧しい国だったのが国家を根こそぎ改造し日清戦争で大国中国を、日露戦争で大国ロシアを破り、太平洋戦争では欧米を苦しめました。だから日本が降伏した後は徹底的にその脅威を除こうとしました。そうしたら今度は経済大国として生まれ変わり、再び世界を席巻しました。どうしようもない民族です。呆れたアメリカは日本にあまりにも平和を与えすぎたのがまずかったと反省し今度はお前らも軍隊を出せということになりました。それで、おっちょこちょいの日本の保守政治家たちを焚き付けました。 政治家は劣化しています。そういう人物しか当選できなくなりました。象徴的なのが二世三世の議員たちの増加です。後援会と地盤を引き継ぎ既得権益化しています。一方でそれのない議員たちは宗教団体もどきの変な組織に絡みとられ、その走狗となり国益を損なっています。アメリカのポチになるには好都合な状況です。 徹底的にポチになる。そう覚悟したらしたで、したたかに生き残るチャンスはあるでしょう。今の落ち目のアメリカの力と権威をとにかく利用するだけ利用するのです。かえって安くつくでしょう。どうせ使うことのないオンボロミサイルでもいいのです。それよりも家康のように決して自らは裏切らず力を蓄えます。必要なら血も流す。 だらしのない政治家は囮です。真の日本人は活用できるものはなんでも活用しそれで団結します。それには少々みんなが困った状況の方がやりやすい。災害時にお互い助け合おうという機運が高まるのと似ています。だから増税なのです。みんなが困る。だから助け合う。それをどう演出するかです。 残念ながら先に下手に景気が回復したら皆苦労を忘れてさっさと好き勝手にバラバラになります。喉元過ぎれば熱さを忘れるの例えです。実は今でも日本は十分豊かなのです。配分がおかしくなっているだけです。現在の法律でも運用をうまくやれば貧困問題と言われているもののほとんどは解決します。少子化も大丈夫です。9条も変える必要はありません。教育勅語もいらない。皆が困っているから助け合おうでいい。統一教会やら何やらで政治家が頼りないというのがわかりました。だから自分の身の回りの家族や地域で助け合えればいいだけの話なのです。 アメリカは問題だらけです。必ず変わります。だからこそ日本は簡単に裏切ってはまずいのです。アメリカの怒りの矛先が日本に向けば大変です。変化の大波に呑み込まれる。ポチになってうまく泳ぐことが大切なのです。ポチというより忠犬ハチ公のノリですかね。動画などで見る犬は本当に可愛いですが一方で責任感が強く健気でもある。そして賢い。だから人間と長く共存してきたのです。 ポチはポチでも団結した新たなポチ・日本が明治維新の頃のような熱意を持って国作りをやり直せば何度目かの呆れるくらいの復活を遂げるでしょう。アメリカが変われば案外簡単にアメリカ軍の基地はなくなり管制空域も全て日本に返還されることになると思います。今とは国際状況も変化し、アメリカなしで十分平和が保たれるでしょう。 一言で言えば依存心を克服するということです。それは自己責任の観念からの脱出でもあります。つまり自分で何もかもするというのではなく、そのままの不完全な自分で、足りないところや不得意なところは他人から助けて貰えばいい、という感覚です。健全な甘えの復活です。まずは政治家に依存することはやめましょうというのが今の流れなのです。そう考えれば増税を拒否するよりあえて受忍し困ったもの同士が助け合う風潮を作る方が先があるし何より人間として楽しいでしょう。 真の自立というのは孤立とは違います。助けてほしいときに助けてと言えること、困っている人がいれば自分のできることで手を差し伸べたり応援することです。重ねて言いますが自己責任とは真逆のベクトルなのです。私自身は楽観しています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月23日
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経済再生を第一に考えるなら増税は愚の骨頂です。しかし、今回はその増税の目的をはっきりと防衛費増額としたところがミソです。もしこれが国債ならどうでしょう。実は直接の負担は国民にはありません。日銀が操作すればいいだけですから。防衛費のための増税。これを思い付いた者は、なかなかの策士なのかもしれません。 増税した目的が防衛費増額なら国民は防衛費に対していい印象を持たないでしょう。コロナ禍で冷え切った経済。そこへ年金を減らされ病院の窓口負担を増やされ物価は上がり、ものの品質は価格に対して相対的に下がって多くの国民の生活が圧迫されています。そんな時に増税など何を考えているのか。本当に腹の立つ文句の言いやすい状況なわけです。 しかも防衛といってもアメリカの属国としての防衛なので日本の安全保障には直接関係ありません。むしろアメリカの囮にされてしまう危険性すらあります。さらに日本の軍事力強化は、ロシアも中国も北朝鮮も、そして同盟関係に近いはずの韓国も歓迎していないのです。結局今回の増税によって日本国民自体からも歓迎されない事態となりました。鉄道大好き親日家の駐日アメリカ大使だけが歓迎の意を表しています。 今の日本がたとえばプーチン・ロシアのように近隣諸国に特別軍事作戦を展開しなければいけないような状況はありません。竹島は韓国が無理にへばりついているだけで軍事的脅威はゼロです。北方領土は北海道に対する脅威となりますが、その境は海なので簡単に軍事力は展開できません。だから安定しています。尖閣諸島は国有化問題がこじれて中国がちょっかいを出していますが、アメリカが日米安保の範囲内であるという認識を明確に示しているので現状維持で大丈夫です。日米安保条約が抑止力として効いているのです。 結局日本が今、軍事力行使で考えなければならないのは台湾有事です。日本の防衛ではありません。属国の悲哀でアメリカの尖兵として戦う状況が発生するかもしれません。沖縄近海が戦場になる恐れがあります。そのための防衛力増強なのです。これを税金でやるというのは開き直りです。増税の痛みで国民の目が覚めるかもしれません。 戦争に負けて日本は軍事に対してはぬるま湯に浸かってきました。完全に満足できないけど出ると寒いから出られない状態だったわけです。それがアメリカの軍事力衰退でそのぬるま湯からいよいよ出なければならなくなってきました。その時、半分ぬるま湯的な国債発行による防衛力増強では国民にその痛みが直接伝わりません。税金によってのみ、その国民負担をはっきりと意識させることができます。アメリカの属国としての日本の防衛の実態を知らしめる必要が出てきているのです。 景気回復こそ国債を発行し財政出動をすればいいのです。これは歓迎されますから政治的には美味しいし、まあ簡単です。ただ、やりすぎると景気が加熱し格差が増大するから気をつけないといけません。 今回の増税を国民に対する裏切りとか、こっちの方が本当の反日だとか、今こそ政府にNOを突きつけるべきだとか勇ましいことを言う人がいます。全く正しいとは思いますが、本質の議論が抜けています。アメリカと戦う勇気があるのか、ということです。 戦争に負けた勢力の末裔である自民党が戦後ずっと長期間政権を担ってこれたのは、まさにアメリカに対してヘタレであったがゆえです。アメリカが怖かったのです。逆らうことなど想像したくもありませんでした。それが20世紀の終わり頃、経済力が一部アメリカを抜いたところで圧力を加えられ失われた20年間と呼ばれる暗黒の事態に陥れられたのです。悪夢の民主党政権のせいだけではありません。 自民党から政権を奪った民主党の鳩山由紀夫が沖縄の基地問題でアメリカにNOを突き付けましたが、あっさり玉砕しました。何も準備せずに正論だけぶち上げたためです。その後の展開は沖縄を混乱に陥れ住民を分断してしまいました。基地問題はむしろ悪化したと言っていいでしょう。 アメリカの属国として徹底的な軍事的役割を果たす以外、先はないというのが日本の現状です。国民もいい加減その覚悟を持つ必要に国際情勢が変化してきているわけです。そして、まずは増税の痛みをしっかり味わうところがら国防の問題を考え直して下さいということです。そこで一人でも多くの国民がことの本質をわかれば実際に血が流れるまでに色々と知恵が出せるはずです。 アメリカと戦う勇気を持つことが唯一納得のできる日本人による日本のための国防力強化に繋がるのです。自立というのは実際大変なことです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月22日
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約1750万票が投じられました。結果はイーロン・マスクは退くべきということです。Yesが57.5%でした。結構大きなニュースになっています。で、今現在、マスクからの反応はないようです。SNSを眺めるとマスク辞めるなという声の方が日本では強かったような印象です。 私は投票しませんでしたが、少し考えてみました。マスクが辞めない場合と辞めた場合です。もうすでに相当数解雇してスタッフは激減しています。長時間労働を要求したり、あのトランプ大統領のアカウントを復活させたり、アップルと揉めたり、忙しいです。一方で日本での場合、そんなに混乱はないように見えます。私も普通にツイッターを使っています。 ただ、私の場合投稿はしません。色々と面倒だからです。閲覧オンリーです。気楽で結構面白いです。フォローしている人の関係でマスクのツイッターもしっかり定期的にアップロードされてきます。例のアンケートも見ました。彼の英語は簡潔なので翻訳して英語の勉強に活かしています。 さてツイッター、どうなったら私が困るのか考えてみました。それはすぐにはっきりしました。有料化されることです。会費を取られるようになったら嫌ですね。それと実名化も困ります。本名がすぐにわかるようになると思わぬところから変なちょっかいを受けそうな気がします。それを嫌って多くの人が本音を隠すようになり、やり取りもつまらなくなると思います。 殴り合い殺し合う戦いのテクニックは長い間に洗練され精神性も高められて武道になりました。オリンピックの競技にもなっています。ツイッターなど新しいSNS上で多発する誹謗中傷もやがてはナントカ道という精神性の高い作法で構成された崇高な文化になる可能性はあります。それが私の期待ですが、そこから考えてマスクがツイッターに必要か必要でないかを考えた時、私は必要悪だという結論に達しました。 テスラの誕生を見た時、すごくかっこいいと思いました。理想を感じました。後から大変な欠点もあからさまになってきましたが、それ以上に夢がありました。マスクのやり方は自己中心的で視野が狭いです。すぐ横にあんな人物がいたら大変迷惑です。が、勢いがあります。第一原理主義を貫き常に物事の本質を見極めようとしている。 そういう人物が感情の巨大な渦、ハリケーンのようなSNSといういわば言論の自然災害状態と言える事態にどう対処していくかをもっと見てみたいと思うのです。SNSで発生した凄まじい感情という無限のエネルギーをどう人類発展の資源に変えていくかそこを見たい。そういうことができる人物はやはりマスクのような狂人一歩手前の思考回路を持っていなければならないと思います。見ている景色が違うからです。 影武者のような人物を新しいCEOに立てるか、それとも投票はなかったことにすると手のひらを返すか、はたまた怒って全く手を引いてしまうのか、その反応はアクション映画やゲームの展開を見るような楽しみがあります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月21日
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先日、甘い美味しいみかんは1,000円くらい払わないとダメだ、と書いた後、商店街に出向いたらカゴに7、8個みかんが盛られいていて100円で売っていました。いい色をしていて美味しそうでした。試しに買ってみようかと思いましたが、なんとなく衛生状態が良くなさそうだったのでやめました。今、大阪は人出が凄まじくエアゾル感染の危険性が増しています。 考えてみれば昭和の果物は味は酸っぱいがデフォルトだったことを思い出しました。イチゴでもコンデンスミルクという甘ったるい白い液体をたっぷりかけて潰してドロドロにして食べていました。かけなければ酸っぱくて大変だったのです。私の家の場合は、桃とかバナナとかパイナップル、メロンとかは高額で、特別な時しか食べられませんでしたし、必ずしも甘い訳ではなく当たり外れがありました。マンゴーとかキーウィなどは見かけませんでした。冬のみかんだけが比較的安定して甘くて美味しくてコスパが良かったのです。 そう考えると今の果物は相当進歩しています。まあその分値段が高いのは仕方のないことなのかもしれません。1個1,000円程度の桃をもらったことがあります。食べごろが記されていてその通りに食べると本当にジューシーで甘くて美味しかったです。ですが、1,000円でも1個ではお腹がいっぱいにはなりません。同じ値段ならマクドナルドのセットメニューの方が満腹にはなります。うちの朝ごはんならほぼ一週間分です。やはり果物は贅沢なのです。 防衛費が増税によって増額されることになりそうです。これも先日言った通り、アメリカの都合です。軍事的にはアメリカの属国である日本ではアメリカ軍をしっかりサポートすることが自衛隊の基本的な役割なのです。日本を守るためではありません。そもそも軍備というは果物同様、贅沢品の類なのです。ないならないでなんとかなります。 高額な戦闘機もまず敵を撃墜するとか軍事施設を破壊するとかの実戦を経験せずに経年劣化で廃棄される運命です。ロシア軍も軍隊をプーチンが再建したと自慢していましたが、戦闘が始まったらガラクタ同然になってしまいました。本当に金食い虫であり一瞬で多くの命を蒸発させてしまいます。最新の戦闘力を維持するというのは並大抵のことではありません。フルーツも本当に甘いものを食べたければ相当な出費を覚悟しないといけないのです。フルーツも軍備も大抵は何かが足りないことを常に我慢しています。 できれば北朝鮮のミサイルを発射直前か直後に撃破できればいいのですが、まだその技術はありません。でも将来北朝鮮がアメリカ本土を確実に攻撃できるミサイルを開発したことがはっきりすれば、その隣国である日本は自衛隊の能力を明確にミサイル発射阻止の方向に発展させることになると思います。そういう軍事技術と軍備を備えるために防衛費をまた増額するでしょう。それが属国として生きる道なのです。 日本はミサイル攻撃で原発をやられたら終わりだ、だから防衛費増額は無駄だという意見があります。全く的外れです。日本の防衛費はアメリカ本体を守るために使われるのです。結果、アメリカの抑止力を利用して日本も安全でいられるという理屈になります。日本の原発を守るのが第一義なのではありません。必要なら相手の国の原発を仕返しに攻撃すれば軍事的にはOKということになります。アメリカの原潜からのミサイルでもいいのです。中国なら経済発展著しい沿岸部に点在していますからそのどこかを攻撃したらいいわけです。極東は核による汚染が深刻になります。しかし自然の力でいずれは解消するでしょう。日本は壊滅し中国も疲弊したらそれはそれでまた新しい世界情勢が生まれます。それに応じてまた国際秩序を建て直したらいいだけなのです。アメリカさえしっかり生き残ればなんとかなるわけです。日本も再び焼け跡から復活する可能性もあります。 それが現在の日本の防衛の真実の姿なのです。自衛隊の装備や施設は現状全く不十分です。これらをしっかりとした状態に保つためにはおそらくGDP比2%どころか10%はいるでしょう。消耗品が多いからです。間違いなく医療や福祉、教育に影響が出ます。軍備をしっかり支えるための医療・福祉・教育となるはずです。国民の健康イコール防衛力、というか攻撃力です。ストラテジー・ゲームでよくある要素です。 日本は戦争に負けたので軍に対する信頼がありません。今の政権を担う自民党は戦争に負けた勢力の末裔なのでどうにも歯切れが悪いのです。では、どういった政治勢力がこのアメリカの属国である日本の現状を暴露し、その上で徹底的なアメリカのポチとして国運を開くことができるのでしょうか。 日本はアメリカと戦い負け事実上軍事的には属国化されています。現状ではそれを変えることは困難です。アメリカから無理に離れようとしたら逆に戦争の危機を招いてしまいます。今、最も日本に軍事的脅威を与えているのは日本中に基地を構えているアメリカ軍なのです。かつての敵を内部に迎え入れ、それを活用することで日本は戦後復興してきました。そして成功しました。今、アメリカの勢いが衰えてきたので新しいフェーズに入ってきたのです。 アメリカのために戦う、それが日本の国防になるという現実をしっかり訴えない限り国防費増額は国論を二分し結果として国力を削いでしまうでしょう。実は国際社会でも旗幟鮮明という覚悟は大切でアメリカを最後まで裏切らないということが日本が取るべき唯一無二の道なのです。敵からも一目置かれます。戦国時代においても裏切り者は結構悲惨な末路を辿っています。アメリカが大変な時だからこそよくその状況を見定めて日本はアメリカの力を最大限利用して国力を増していくことが大切なのです。 いかに先の大戦が日本を追い込んでしまったかがわかります。そのツケを百年かけて払う羽目になっています。だからこそ戦争はダメなのです。国防費増額がアメリカの望むところなら受忍しないといけません。それが今の日本の宿業です。現に鉄道大好きの駐日アメリカ大使は大歓迎していました。 確かに日本がアメリカの言いなりであるということ自体が中国の台湾武力侵攻をためらわせる効果はあります。もしかしたらアメリカに言われたらなんでもありの日本はついには核武装するかもという疑念を持つからです。第一日本にしっかりとした防衛力を求めたのは朝鮮戦争で追い込まれたアメリカ自身だったのですから。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月20日
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私はみかんが好きです。子供の頃は家で箱買いしていました。食後に2、3個のみかんを頬張ることが普通でした。今は違います。美味しいみかんを食べることは贅沢の部類に入ってしまいました。7、8個で1,000円程度のものでないと安心してその甘みを楽しめなくなっています。おいそれと買えません。食後のフルーツは金持ちの趣味だったというのが過去形になっていた子供の頃、本当に金持ちの趣味になってしまった今。食後はお茶を啜るだけになっている日が多いです。最もその方が胃袋は楽です。 さて、アメリカのポチとして覚悟を決めたらしい岸田文雄。増税による国防費増額路線をまっしぐらです。ポチとして生きるなら徹底的にそうしないと主人に殺されてしまいます。 徳川家康は若い頃から苦労を重ねてきました。最後には天下をとり江戸幕府を開きます。今川義元、織田信長、豊臣秀吉と仕えてきましたが、自ら裏切ることはなく徹底的に尽くしたと言われています。特に自分より明らかに格下であった秀吉に対しては、一旦は抵抗します。しかし、一度その下についたなら今度は徹底的に本気で仕えていました。庭に降りる際、秀吉の草履を揃えて、秀吉自身に恐縮させたというエピソードが伝わっています。 結局、秀吉の遺児、秀頼を殺したので、それまでが全て演技だった、たぬき親父だった、と食えない人物であるという評価もあります。私は仕えていたのは本気だった見ています。ポチに徹したのです。目的は生き残ること。三河武士は実直で不器用なものが多かった点からも実直こそ武器であると心得ていたのでしょう。もし本当にたぬき親父ならもっと上手に立ち回り早い段階で秀吉を排除していたと思います。そして下剋上にあって幕府は開けなかったでしょう。 ポチの家康は豊臣政権で事実上のナンバー・ワンでした。秀吉の死後、関ヶ原の合戦で石田三成を排除し、さらにそれから十五年かけてゆっくり豊臣家を潰していきます。しかし、淀殿の対応によっては秀頼も殺されるところまではいかなかった可能性はあります。家康は現状を無理にいじらず、じっくり豊臣家の自滅を待った形になりました。時間をかけて豊臣家を滅ぼしたおかげで反徳川勢力を無理なく無力化できました。 このような気の長い話で日米の関係を見通しているとすれば、岸田文雄がアメリカのポチとしてアメリカのために日本の軍事力強化に動くのは正解となります。この際、旗幟鮮明にアメリカにつくことでアメリカの権威と武力を利用するだけ利用するというわけです。 政治体制の違う中国に付いても先がありません。中国の属国である北朝鮮を見てもわかる通り貧乏になるだけでしょう。パソコン、インターネット、アイフォンやウインドウズ、テスラなど、次々と世の中を変えるものを生み出し続けるアメリカの方が先があります。日本もアメリカに付いたおかげでジャパン・アズ・ナンバーワンになれたわけです。 家康は秀吉の先が見えても簡単に裏切らず、用心を重ねました。自分の足元を常に見ていたのです。それにならえば日本もアメリカの勢いが衰えている今だからこそ、ポチの自覚をしっかり持ち自らの足元を見るべきなのです。中国にへつらうのは論外となります。どうすればアメリカが安心し喜ぶのかをしっかり考えて国内の舵取りを決めるべきです。 アメリカの庇護のもと実力を蓄えるというのが正解です。それがうまくいけばアメリカがダメになった時、日本がそれに代わって世界を牛耳る勢いを得ます。実はアメリカがダメになる時は中国も道連れにされている可能性が高いと思います。ライバル同士で競い合っているからです。家康は信長に妻子を殺される目に遭いながらも裏切りませんでした。秀吉に領地替えを強いられても受忍しました。そして、いつの間にか日本一の実力を蓄えていったのです。 そう考えると本気で日本がアメリカのポチになって英気を養うためにはどう動くべきかを予測し仕置きすることが、日本の指導者としてやっていくための最重要なテーマとなるのでしょう。岸田文雄はそれにしたがっているのです。間違っていないということになります。あの山本太郎もアメリカ追従をしっかり考えているかもしれません。彼も食えない人物です。とりあえず庶民は生き残ること。それが大切となります。知恵のいる話です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月16日
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今朝は特に冷えました。エアコンをつけたら爆音を立てています。空は透き通るような青色。遠くの山には雲がかかっています。玄関を開けたら気温差からすごい勢いで冷気が吹き込んできました。ネットで気温を確かめると5℃ギリギリです。 今、自民党が揺れています。岸田文雄が増税すると言い出したからです。安倍派を中心に反発が起きています。内閣府不信任案提出との過激な発言も飛び出したらしい。 一方、SNSを中心に国家の防衛は「国民の責任」と岸田文雄が言ったことに特に反発が起きました。戦前の軍部のスローガンを彷彿とさせます。で、間違いということで訂正が入りました。「我々の責任」という言い回しに変わりました。「我々」というのが曖昧です。政治家なのか国民全体なのかはっきりしません。姑息です。 一旦増税したら原則減らすことはできません。下手に減らすと行政にカタストロフィーが起きます。それは自分の給料が急に1割2割少なくなったらどうなるかを想像したらわかるでしょう。大抵はローンや借金が増えます。まさにバブル崩壊したかつての日本の状態です。あの時、国債を乱発し、その残高がバカ上がりしました。 国民の税負担を軽くするには生産力を高めて国家自体が豊かになっていくしかないのです。減税というのは政策としては良くないのです。行政の不能化を招きます。だからしっかり財政出動して国民の生活をしっかり支える必要があります。戦争も目的は国家の発展です。領土や支配地域を拡大し生産力を高め国をさらに豊かにします。戦争において防衛というのはまやかしなのです。専守防衛というのは幻想に過ぎません。戦争は原則として国の発展を目的に行うものなのです。 しかし、人類は自分たち自身を何回も滅ぼすほどの破壊力を得ました。本気の戦争はもはや人類の絶滅を意味します。核兵器です。それで国際ルールとして戦争は禁止されました。ウクライナ戦争も当初ロシアの特別軍事作戦として発動されました。戦争ではなかったのです。しかし戦況が膠着、事実上の戦争状態になりました。核保有のロシア、プーチンは核の脅しをかけています。一方の核保有国アメリカはそれでも屈しません。ウクライナに援助を続けて核抑止を効かせています。だから直接の参戦はしていません。 プーチンは失敗しました。核を使えば核抑止は崩壊し確実に勝利は失われます。その上、最悪人類そのものが滅びるでしょう。プーチンは悪魔として永遠に呪われます。力を信奉するプーチンにはあり得ない選択なのです。なんとか核を脅しの効く状態に保って戦争を有利に進めたいのですが相手がアメリカなのでどうしようもありません。 日本はアメリカの駒です。攻撃は日本の意思ではなくアメリカの意思で行われます。今の所、中国が標的ですが、沖縄はまさに不沈空母の重要軍事拠点です。ここから日米が本気の攻撃をかければ中国は危険な状態になります。国防と言いますが日本の国防ではなくアメリカの国防として戦争が起きるわけです。国防費の増額は完璧にアメリカの意思なのです。 一度アメリカに屈服した日本は逆らうことはできません。変に抵抗するくらいなら徹底的にポチになる方が楽だし得です。だから無茶な増税をしても軍備を増強する覚悟を決めたのです。アメリカにつくなら徹底的について覚えをめでたくしておくのが今の日本のベストなサバイバル戦略となります。ウクライナ戦争でさらにアメリカの余裕は無くなりました。日本の駒としての重要性は相対的に高まりました。 だから我々とは日本国民全体のことなのです。国民を質入れしました。アメリカのポチとなり強力な戦力を準備して中国の軍事的脅威に対抗するのです。将来戦争が起きて多少ミサイルを喰らっても日本は簡単に負けません。ウクライナを見たらわかります。東日本大震災の際も国民の団結力はそれなりに発揮されました。もしミサイルを喰らえば日本の場合、怒りと恐怖で国論は一気に戦争モードになるでしょう。リベラルとか左翼はあっさり吹き飛ばされます。そういう国です。 ただ今は肝心の日本政府の信頼が失われています。岸田文雄に戦争指導などとても無理だと思われています。だからこそ彼を汚れ役として国防力増強の道筋をつけることになったようです。アメリカの意思だと思います。増税にせよ国債にせよ国防費増額で嫌われるには違いありません。でもいいのです。捨て駒だからどれだけ嫌われても構わないのです。彼の次がやりやすくなります。 実際の戦争が起きた時は全く予想外の人物が戦争指導者になるでしょう。非戦派の山本五十六が連合艦隊司令長官になって真珠湾攻撃を指導したようにです。まさか、れいわの山本太郎とかが大将になっているかもしれません。変な運を持っている国が日本なのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月15日
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朝一杯のコーヒーが私の楽しみでした。今は飲みません。コロナ感染で味覚が変わり飲みたいと思わなくなったからです。今では、だいぶ体調も回復してきましたから、たまに外でいただく時はそれなりに美味しいと感じます。食後の飲み物もコーヒーを注文します。昔は砂糖をバンバン入れてミルクも入れてコーヒー牛乳かの勢いで飲んでいましたが、ブラックでスーッと飲み干すと言う感じになりました。薬膳のようです。歯医者さんからは歯がきれいになったと言われました。ステインが減ったせいでしょう。 コーヒーには癌を抑制する効果があるとか言われていますが、そもそも食べ過ぎの方が癌になりやすいと私は思っています。コロナで味覚と共に食欲を一時失い食事の量が8割程度になってから体が軽くなりました。今もその時減った食事の量をキープし、たまに飲む麹水で腸を整えています。それでも軽く感染することがあるらしく、その度に喉や関節、筋肉が痛み、便が固くなってお尻の穴周辺が荒れたりします。体を暖かくして睡眠を意識的にしっかりとれば1日2日で回復します。私は体調のこともあってワクチンを打ち損いましたが基本は元気だと思います。今、私の抗体がどうなっているかはわかりません。 大阪も知事がコロナに関する情報をツイートしなくなり行政のタガが外れました。梅田や心斎橋、なんばなどは激混みです。キャンペーンの効果でしょうか飲食店には長蛇の列ができています。これではコロナ以前に疲労で体調を崩してしまうでしょう。 お米を現物支給すると言う話も出ました。歓迎の声はそんなにありません。「同情するなら金をくれ」の思いで、みんな金銭的な助けを求めています。格差がどんどん開いている感じです。 もうすぐクリスマスです。今年はケーキはやめようと言う話になっています。まず値段が高い。それに以前ほど甘いものが美味しいと思わなくなっています。特に生クリームが苦手になってきました。この調子ではおせち料理もいらないです。大晦日から三が日はずっとお蕎麦にしようかと言う話になっています。 初詣もやめて30日か31日にお礼参りで済ますつもりです。混雑を少しでも避けるためです。これはもしかしたら新しい正月の風景になるかもしれません。私は手を合わせる時はお願いはしません。ありがとうございましたと心中で呟くだけです。 日日是好日。この言葉の問いかける意味を年の瀬が迫って噛み締めています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月14日
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ちょっと話題になっています。ラサール石井が選挙区は戦国時代の領地じゃないぞとツイートしていました。民主主義の時代なのに確かに戦国時代に逆戻りした感があります。でも、とてもしっくりする話でもあります。これが今の政治家のありようなのです。既得権益というやつです。岸信夫には扶持を与えた大勢の“家来”がいるのです。むしろ岸信夫が世襲はしないとか後継者を公募するとか言いだしたら大変ですよね。薄情者とか無責任とか“家来”から「殿! お家を潰すおつもりか」と非難轟々の声が上がるでしょう。 非理法権天。今、日本では法の矛盾がどんどん吹き出しています。こんな時こそ正しい権が必要な状況です。しかしダメです。岸信夫の例のように権が無能化しています。 こうなると、いよいよ天の出番となります。カタストロフィーです。コロナ禍もそうなのかもしれません。ウクライナ戦争もそうなのかもしれません。その前から国際的な問題になっていた地球温暖化もそうなのかもしれません。人間の権が機能しなくなったために天が動き出したのかもしれないのです。 いずれ国民の多数が政治家の言うことを全く信じなくなりモラルが崩壊します。本当に戦国時代のようなカオスな時代の風景が現代に甦るでしょう。今でも部分的にはそうなっています。ただ、一方では確かに人類が進歩しているので直ちに餓死者が道端にゴロゴロといったような昔の悲劇には陥らないと思います。日本の場合は世界有数の長寿社会です。食料自給率は高くありませんが世界中の美味しいものを楽しめます。盤石ではありませんけどね。 岸信夫は当然だと思っていた世襲のことをそのまま口にしました。素直に自身の健康状態が良くないと感じているのでしょう。その不安から迷惑のかからないうちに息子に譲って隠居するべきと考えたのです。本当に戦前の家長父制度そのものですね。 油断すると非理法権天は簡単に振り出しの非に戻ってしまいます。本来なら岸信夫は自分に課せられた権という力の責任を自覚しないといけないのです。さもないと彼の息子は本当に天によって滅ぼされかねません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月13日
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話題になりました。一人の大学名誉教授からの度重なるクレームで公園が一つ廃止されたのです。多くの人が驚きました。そしてその名誉教授とクレームに屈した行政に対する批判的な意見が大勢を占めました。 一般的に子供の声は高音で遠くまで響きます。それが集団となれば相当なエネルギーになります。騒音にさらされたその名誉教授の苦しみはやはり大変なものだったと思います。 昔、ピアノの騒音がきっかけで親子が殺されるという事件がありました。犯人は自ら死刑を望み執行されました。最初は犯人に対する非難の声が圧倒的でしたが次第に騒音を出した側にも問題があるということがわかってきました。今では基本騒音を出す側が悪いということになっています。だからクレームに対しては我慢しろという対応にはなりません。まして公園です。対策が求められます。で、どう対策したのかは定かではありませんが、次第に子供の行事には使わない、そして最終的に廃止となったわけです。そのプロセス自体、騒音問題解決としては何ら問題はないです。 これを反対にその名誉教授のクレームを蔑ろにしたら大問題になります。結果、被害が拡大、教授がうつ病になったりして裁判を起こされたら確実に行政側が負けます。一人だからいいだろうとはならないのです。 一方で今は少子化問題が深刻です。子育ての難しさもあります。子供の健全な発達を促すためにも公園の存在は重要でしょう。最大多数の幸福という観点に立てば公園は存続させるべきでした。これが民主主義の非理法権天のジレンマなのです。 騒音は非です。しかし子供が遊ぶのは理です。だから多くの人が子供を優先させろとなじるのです。しかし、名誉教授の騒音をなんとかしてほしいというのも理なのです。理同士の矛盾です。それで法となります。法では騒音は悪であり、それを解消するという方向になっています。公園廃止の決定はこの法の定めに従っただけなのです。 しかし世間が納得しません。この法の定めに不快感を示します。すると次は権です。一旦決定したことが覆され公園を再開し、クレーマの教授をどこかに移動させるということになります。資本主義社会下では要するに権とはお金です。公園の防音設備を充実させ、クレーマーの名誉教授には迷惑料を支払います。そして教授には多少の迷惑にはそのお金で目をつぶってもらうわけです。引越しの費用に充ててもいいかもしれません。 しかし、それを法を執行する立場の行政に求めてはいけません。法の公平さが失われます。SNS等でこの問題に憤りを感じた不特定多数の人からの寄付、今風にいえばクラウドファンディングを立ち上げ、公園再開の動きを事業として興すのです。この動きは法を超えた権です。最終的には選挙で選ばれた政治家が動くことになるでしょう。新たな法ができるかもしれません。 SNSのうねりは無責任なので行政の弱腰をなじり、名誉教授の心の狭さを蔑んでしばらくしたら忘れられてしまうでしょう。となると地元の人たちがどう思うかです。公園廃止は一応周辺住民の了解を得ているということらしい。だから子供の遊び場が一つなくなっても仕方ない、ということなのでしょう。部外者がカッカしても仕方がないということになります。 不満はあるが動かない人が多くなれば権は無能化します。いずれは権を超えた天の登場です。カタストロフィーが起きて何もかもが御破算になります。公園一つも守ることのできない大人たちによって子供の健全な発育が阻害され、その名誉教授の子供が年老いた時、成長して大人になった心の狭いその時の子供達に打ち捨てられてしまうのかもしれません。因果応報です。 いつの時代も不満はあります。でも心ある少数の人が立ち上がって、その都度解決してきました。歴史を見ても常に少数派が問題解決の鍵を握っています。今回の公園廃止問題も難しいと思いますが、心ある少数派から問題解決の糸口がきっと見つかるでしょう。私自身は楽観しています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月12日
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斉藤幸平の人新世の「資本論」が話題になりました。異例の売れ行きだそうです。マルクス主義を主張の前面に押し出し資本主義社会に警鐘を鳴らします。脱成長主義を唱えます。 本書に対する批判はいっぱいあります。マルクスの思想で打ち立てられた社会主義国家で成功した例がないからです。ソ連は崩壊したし中国は改革開放政策で凄まじい経済発展を遂げ格差が拡大、環境破壊も深刻です。人権侵害も酷い。資本主義国家以上に資本主義的です。 そもそも資本主義の何が悪いのか。確かに問題はあるけど社会主義よりよっぽどマシです。自由な競争による経済成長で世の中は確実に発展・進歩しているし差別や格差、環境破壊に対する取り組みもその経済力を背景に少しずつ改善していると思われるからです。 また本が売れて有名になり恐らくお金持ちになったであろう著者に対するやっかみも感じられます。脱成長とか社会主義とか言いながら資本主義のもとでいい思いをしているだろう、脱成長という自らの提案を実践する気も手段もなく所詮は世間知らずの若い学者のお遊びの議論。まあ、そういったところでしょう。またマジで脱成長の社会になったらとんでもないことが起きるのではないかという恐怖もあります。スターリンや毛沢東の悪夢の再来です。 資本主義のもと経済成長を続けて大丈夫かという問題ですが、これは誰にもわかりません。ただ本が売れたのはそれだけ多くの人の心を捉えたからでしょう。資本主義の世の中に疲れや不安を感じている人がそれだけ多いということです。 江戸幕府から明治維新政府に移り変わったとき、幕府の役人たちがそろって無能で維新政府の官僚たちが全部優秀だったというわけではありません。むしろ幕府の方が人材が豊富でした。情報もいっぱい掴んでいました。社会制度が幕藩体制だったからです。優秀な人間はまずは幕府側に取り込まれていったのです。むしろ維新側の方が素人ぽい人材が多く熱意はあるけど経験不足といった感じでした。だからこそ明治時代は新鮮な気分で西洋文明を取り入れ大変挑戦的な時代でした。確かに社会は発展し進歩したのです。それを裏から支えたのが江戸幕藩体制で活躍した名もなき人々たちでした。江戸時代が明治時代を支えたわけです。 もし資本主義が発展すれば問題が解決するというのであればローマ帝国もフランスの絶対王政もその時々に良心的で優秀な人材がいて危機を乗り越え状況を改善していましたから今でも存続していた理屈になります。でも滅びました。理由はシンプルでみんなが「イヤになった」からです。感情の問題なのです。とはいえローマ時代やフランス王制の智慧や遺産は今でも引き継がれています。完全に滅んではいません。 資本主義は進歩しています。優秀で熱意のある人々が頑張っているからです。でも、だから資本主義でずっといいとはならないのです。進歩し変化しているから、それゆえに資本主義が崩壊してしまうという事態もありうると思います。みんなが「イヤ」になれば終わるのです。 非理法権天です。例えば資本主義とセットの民主主義の登場です。それまでの封建社会や絶対王政での非なるものが民主主義の理によって正されました。それで社会が発展するにつれ、今度は理の中で矛盾が生じそれを整理するために法が生まれ、その法も矛盾を抱えるようになり権力が肥大化していったのです。気がついたら封建社会や絶対王政と似たような風景が再現されています。王や領主ではなく大企業や財閥、政府が横暴を極めるようになりました。民主主義が劣化したのです。 人類は、より民主的な社会主義を生み出しましたが非理法権天の回転が早く資本主義より先に崩壊してしまいました。権力が肥大化し民衆がそれに耐えられなくなったのです。天です。革命のようなことが起きました。神の怒りの如く津波のような地震のようなカタストロフィが起きて、そしてまた非に戻る。ふり出しです。 社会主義がダメになったから資本主義が優れているのだというわけではありません。ここ数年で資本主義に対する疑問がたくさん出ています。人類の生存環境が怪しくなってきたからです。今の所、次の段階が見えないので人々は過去の例を引っ張り出してきて問題解決の道筋を探ろうとしています。その一つがマルクス主義を再評価する人新世の「資本論」なのです。 マルクス主義を馬鹿にすることは容易いです。しかしそれを正面から取り上げた本が大ベストセラーになった事実は重いです。私は楽観しています。資本主義でもない社会主義でもない何か新しいものが生み出される予兆だと思われるからです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月09日
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今日は雲がほとんどありません。いい天気です。窓から暖かそうな日差しが太陽の高度が低いので部屋の奥まで差し込んでいます。しかし窓は冷たいです。外は寒い。 12月8日はリメンバー・パールハーバーの日です。日本海軍の機動部隊がアメリカ太平洋艦隊の基地を奇襲攻撃、これを機にアメリカは参戦、戦争の流れを変えました。宣戦布告が遅れたとのことで卑怯な騙し討ちとみなされました。 山本五十六は積極的に敵を叩き続けて早期講和を目指しました。アメリカを熟知している人物として有名でしたが、私は疑問に思っています。本当にアメリカを知っていたなら簡単にギブアップする相手ではないことはわかっていたはずです。 真珠湾攻撃の後、日本軍は半年間、快進撃を繰り広げます。あまりの勢いにアメリカ軍は一時アメリカ本土での決戦も覚悟していたそうです。屈服せずに戦い続けようとしていたわけです。そんな相手では戦術的勝利を重ねても簡単に講和はしてくれません。アメリカに駐在していた山本は一体アメリカの何を見て早期講和の可能性を見い出したのでしょうか? 山本五十六こそアメリカをみくびっていたのではないでしょうか。工業力が段違いだからというだけで彼らの本質、すなわち狩猟民族特有のしぶとさを見落としていた、つまりアメリカ人に対する想像力がイマイチ足りなかったのです。 アメリカが負けたと判定された戦争があります。ベトナム戦争です。ところが北ベトナムはほとんど戦いに勝っていません。アメリカ軍は新たに開発した新兵器も投入して連戦連勝でした。時に不意打ちを喰らって苦戦しますが戦いそのものは負けてはいなかったのです。トップガンの映画でもドッグ・ファイティングの技術を磨き直して味方が1機落とされる間に相手を12機落とすというあんばいでした。圧勝していたわけです。でもアメリカは国内で発生した反戦運動の大きなうねりに足を取られました。結局支援していた南ベトナムは崩壊し北ベトナムが勝って祖国を統一したのです。 北ベトナムはアメリカ本土を直接攻撃してはいません。敵基地攻撃能力もありません。アルカイダのようなアメリカ本土を狙ったテロもしませんでした。全て自分の国土の中でアメリカ兵の何倍・何十倍もの損害を出し続けながら抵抗しました。弱者の戦術、戦略で戦い抜いたのです。 こういう状態になったら流石のアメリカも手を焼くのです。ウクライナ戦争で苦戦しているロシアも同様です。日本本土を盾にして南方の資源をできうる限り国内に集め十年は抵抗できる体制を作りアメリカの疲労を狙う方法も取れたはずです。山本五十六はそこを見抜けませんでした。世界有数の機動部隊を持っていたからそれを使いたかったのでしょう。彼も軍人だったのです。 防御優先なら当時のアメリカの貧弱な機動部隊にわざと日本を攻撃させ、後の先を取って強力な機動部隊で集中的に返り討ちにするやり方もあったはずです。あの戦艦大和や武蔵も空母を守るための囮に使えたかもしれません。本土に近いから、さして艦船も飛行機も燃料を食わず偵察も十分行え、例え戦闘で損害を受けてもすぐに基地に収容でき修理も可能です。本土周辺を戦場にするなら航続距離の短い、しかし攻撃力の高い兵器を大量に用意できたかもしれません。もちろん本土に損害が出ます。東京もタダでは済まないでしょう。皇居もやられたかもしれません。しかし、防御に徹すれば損害は限定できます。日本は島国なのです。いくらアメリカが強力な工業国でも太平洋を駆け回るのは大変です。アメリカは負けないでしょうが勝つこともできません。疲労が蓄積します。 日本がしぶとく抵抗すれば、大戦末期のような補給線をズタボロにされ物資が枯渇し戦力を失う前に国際状況にも変化が起きたでしょう。そこで戦略を立て直しアメリカとの講和のタイミングを図れば原爆を落とされる前になんとかできたかもしれません。そういう日本なら日露戦争時並みに情報戦は徹底していたと思われるからです。 それで日本が局面を打開したとしてその後の運命が良かったかどうかはわかりません。しかし、山本五十六は日本人らしい完璧主義の思考で日本を守ろうとしました。だからドゥーリトル隊によるわずかな損害に逆上してミッドウェーに突き進み躓いたのです。彼の失敗から学ぶとすれば敵基地先制攻撃能力は日本には危険だということです。そういう前例を真珠湾攻撃は示していると思います。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月08日
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国防費を増額することで税金を上げるか借金を増やすかの議論が起きています。国民からすればどちらも困ります。一方でウクライナ戦争や台湾危機などから国防力をしっかりしたものにしたいという思いがあります。 その中で日本でも核保有という考え方がネットでジワリと起きています。一番コスパがいいという理屈です。通常戦力の増強では途方もない金額と時間がかかります。核兵器なら一発だけでも相当なインパクトが期待できるということです。自分から撃つことはないけど、もしそっちが手を出してきたら一緒に死ぬぞという半ば自爆攻撃的な発想ですね。核戦争に勝者はいませんから。 さてその議論に乗るとして、どういう手順で核武装をしていくのでしょうか? 核兵器の製造で一番大事な要素は核物質であるプルトニウムの調達です。色々見解はあるようですがとりあえず日本国内の原子力発電所で調達できそうです。これを適当な金属の容器に入れて起爆装置をセットします。で、アメリカやロシアのように日本の首相と自衛隊の統合幕僚長とかが起爆装置を起動させるためのデバイスを作ることです。その安全管理の仕組みをしっかり作ります。核の運搬はミサイルにするか無人機や無人船舶のようなドローンにするか色々考えられます。この辺りの技術的な進歩は目覚ましいものがあります。 この核防衛システムを構築するのにどのくらいの期間と費用がかかるのかはわかりませんが、一週間やそこらでは無理そうです。一年くらいでできるでしょうか? 核兵器を完全国産で行くとしたらやはり十年くらいはかかるのではないかと思います。一番のネックは製造工程の安全性と信頼性の確保です。原発の事故処理すらまだ終わっていないのです。核兵器開発となれば技術的な課題は相当なものでしょう。進めるたびに問題がどんどん出てくると思います。 政治的には大変です。唯一の被爆国という看板を掲げながら核保有国になるわけです。憲法9条との兼ね合いもあります。通常戦力の増強だけで対応するべきだという意見も根強く残るでしょう。どこに核兵器を配備するかも大変です。候補地に挙げられた地元の反発は相当なものになるでしょう。もちろん東京とか大都市周辺は外されるでしょうけどね。多分沖縄辺りが一番有力な候補地になると思われます。 国際的にも大きな反発が予想されます。まずは中国と韓国です。ワイワイ騒ぐでしょう。外交的に相当タフな状況が発生します。もしアメリカにも黙って日本独自の核武装をしたとなれば国際条約にも背き、ならず者国家という烙印を押されかねません。あの北朝鮮と変わりないです。 こう考えを進めていくと今の日本が独自で本当に有効な核防衛システムを作るのは相当な手間と費用がかかるのではないかと推察できます。 さてもう少し簡単に核武装となるとやはりアメリカ頼みということになります。アメリカ製核兵器を日本と共有します。NATOでやっています。しかしこれも日本では簡単ではありません。米軍基地が候補地となるでしょうが、やはりどこに配備するかで騒然となるでしょう。 核搭載の潜水艦を供与してもらうという選択肢もあります。昔、漫画であった沈黙の艦隊です。日本が極秘に建造した原子力潜水艦が反乱を起こして世界を変えていくという壮大なストーリーでした。核兵器を米軍から奪ったという、まあ少し無理のある設定でしたが核の脅しの効果を最大限に活用した戦略と戦術でアメリカや世界を翻弄します。 核兵器搭載可能な原子力潜水艦をアメリカから購入したというニュースだけでも確かに国防力は増強されるでしょう。普段は日本近海を遊弋させていれば配備問題も少しはマシです。補給・整備のための寄港地は複数用意しておき位置や動きは極秘扱いとなります。原子力潜水艦そっくりのダミーも用意されるかもしれません。 核ミサイルの射程はアメリカ製なら7千キロ以上と聞きますから日本に核兵器搭載可能な原子力潜水艦が配備されれば自前の核の傘が出来上がります。核兵器を実際に搭載していなくても搭載しているかもしれないと思わせるだけでもそれなりの核抑止効果はあるでしょう。 で、もし敵が攻めてきたらどうなるでしょう。多分相手は通常戦力です。いきなり核兵器は使わないでしょう。だから核で反撃することはできません。戦争が始まったら事実上使えないのが核兵器なのです。例え最後に敵の領土とか首都とかに核兵器を撃ち込んだからと言って勝利するわけではありません。繰り返しますが核戦争に勝者はいないのです。多くの人命を失い国土を荒廃させ未来を奪って何も残しません。 そんなわけで私自身は核兵器が安上がりな防衛策であるというのは信じられません。防衛力増強も際限なく国家の体力を奪うというのが歴史の教えですから、これも日本の状況から考えて今じゃないだろうと思うのです。 まさか、いまだに大国ロシアに打ち勝ったあの日露戦争の余韻に浸っているのでしょうか。陸軍は砲弾不足に悩まされましたが兵隊は優秀で勇敢で賢く、海軍はしっかり艦隊を増強し砲弾も潤沢に準備してバルチック艦隊を撃滅しました。伝説になりました。 しかしあの時は外交力も相当なものでした。何より首脳部たちが自国の限界をよく認識していたため英国との同盟やアメリカ大統領の個人的バックアップを最大限に活かして有利な講和を実現できました。それでも賠償金が取れなかったために国民の一部が騒いだのです。そして軍部を次第に傲慢にさせ、まさか英国とアメリカを敵に回して第二次世界大戦を敗戦に導いてしまいます。 今の岸田政権は優秀でしょうか? それを思えば国防力増強は大変危険な動きです。多分、台湾問題です。中国への牽制として日本がアメリカに利用されているのでしょう。その過程で軍備増強、すなわちアメリカ製の兵器をバンバン購入する流れが出てきたと思います。日本に主導権はありません。これでは国家としての将来は危ういです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月07日
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プルンプルンの牡蠣が出荷された記事を見ました。美味しいのは本当に美味しいです。私的に冬の風物詩です。牡蠣はしっかりアク抜きをしないといけません。本来の美味しさを引き出すためです。アクを抜かないと妙な臭さが鼻につきます。タレとかソースで誤魔化しながら口に放り込むことになります。生牡蠣もレモンベースのソースをかけたら美味しいのは知っていますが、一度当たったことがあるので必ず火を通すようにしています。私自身はクリーム・シチューに入れて食べるのが好きですね。 さて今、話題の旧統一教会。被害者を救済する法律の制定に向けて動きがあります。宗教二世の被害者や問題に取り組んできた弁護士からはむしろ被害者の口封じに使われてしまうと批判されています。多くの議員を汚染された自民党に、そもそも政治に宗教を持ち込んだ公明党は自分たちに火の粉が降りかかるような法律制定には乗り気ではないでしょう。 中には共産党こそプロパガンダで民衆を洗脳しているからついでに潰してしまえなどという乱暴な意見を展開する人もいます。マインド・コントロールを法律でどう取り締まるかは確かに難しい問題です。しかし、今は統一教会の反社会性をしっかりと暴き二度と無茶な献金をさせないことが肝要です。いくらならいいかとか、そういう金額の問題ではありません。私的には1円たりとも献金させないという厳しい姿勢が大切だと考えます。要は法的な罰を与えるのです。それで純粋な信仰のみに活動を制限するべきです。 SNSがあるのですから教義を広めることは一応可能です。広告収入で当面は賄えばいいでしょう。しかし彼らには恐怖以外に何も取り柄はありません。愛も赦しもないのです。神の声を騙った宗教版オレオレ詐欺です。 私自身は統一教会の教義はデタラメだと思っています。妄想です。文鮮明の劣等感の裏返しによる壮大な妄想なのです。キリストのように彼は奇跡を起こすことができませんでした。十字架に磔になることなく普通に病没しました。平均的な韓国人らしく反日思想を教義に混ぜこぜにしました。貧しく嫁不足の農村の劣等感を布教のエネルギーに変えました。教祖というより実業家であり詐欺師です。先祖の霊を400代以上前まで遡って救うなどという壮大な嘘を平気でつきました。 壮大な嘘。それが宗教なのです。レーニンはだからアヘンだと言いました。一時の苦しみからの解放をもたらすからです。嘘は人生に必要不可欠です。智慧でもある。しかし後で禁断症状にずっと苦しむことになる。それで依存症に陥るのです。しかしそれを克服するのが信仰心ということになります。別の言い方をすれば愛です。その愛が嘘を受け入れて世の中を変えていくのです。科学が出てくるまでは人類は宗教のもたらす心地よい嘘と、それとセットになった恐怖と共に社会を築き生きてきました。 ホリエモンは金の使い方は人それぞれ自由だからマインド・コントロールされて莫大な献金をするのも自由だし、そんな親のもとに生まれるのも運命だからそこから人生を組み立て直して再出発するしかないという完璧な自己責任論を展開しています。確かにそう考えれば悩まなくて済むかもしれません。仏教の全て甘受せよという教えにもかないます。 しかし統一教会の教義は犯行計画の一部なのです。目的は金です。金のみなのです。そのために騙すレトリックが教義なわけです。今、与野党で協議されている統一教会問題に対する法律は被害者を救い犯罪者集団を無力化することが目的です。宗教団体への圧迫が目的ではありません。そうでなくても宗教は今曲がり角に来ています。科学の出現によって簡単に神の声を届けられなくなってきたのです。 科学が宗教のもたらす嘘を次々と暴いてきましたがその科学も真実に近づくにつれ壮大な嘘を垂れ流すようになってきました。宗教の後釜に座ろうとしています。その狭間で詐欺が横行しています。 なんとか誤魔化したい自民と公明ですが安倍晋三の犠牲のおかげで目が覚めた人は大勢いると思います。その先に何が待っているのかはまだ誰もわかりません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月06日
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窓の外を眺めると青空が見えます。白い雲がハケで描いたように遠くに見えました。いい天気だと思います。しかし、冬です。午後からは大抵曇ります。散歩するなら午前中がベストなんでしょう。日差しの暖かさが特にホッとする季節です。 国防費増額が話題になっています。GDP比2%がキーワードです。11兆円ほどのお金になるそうです。今は1%ですから倍増します。もし経済成長してGDPが増えたらもっと大きな額になります。割合の話ですからね。 国防を蔑ろにするわけにはいきません。かといって日本は戦争に負けた国です。軍部が政治を引っ掻き回し最後は国民を道連れにして崩壊、無条件降伏ののち交戦権を奪われてしまいました。そういう歴史を持った国なのです。いかに戦争指導がいい加減だったかがあとで国民の知ることとなりました。大本営発表に騙され続けていたのです。その怒りと絶望で平和憲法は当時の日本国民の多くに支持されたのです。 その平和日本、最近エリートたちの凋落ぶりが目立ちます。東京オリンピックでは汚職が蔓延していました。大阪の万博やIRもおかしなことが、どんどん暴かれています。そして変な宗教団体に汚染された多数の政治家たち。エリートと言われる人たちのモラルが疑われます。そんな中で国防費を増額しようと言われても、ハイ、わかりました、お願いします、とはとてもなりません。 もし戦争に負けていない勢力が日本の国防を担うべきとすればそれはなんとあの共産党になります。ソ連共産党は独ソ戦に勝ちました。中国共産党は国民党と日本軍双方から攻められましたがよく持ち堪え最後は中国の政権を奪取、国連の常任理事国になりました。ベトナム共産党もあの世界最強のアメリカ軍を退け統一を果たしています。そして日本共産党ですが戦争中は指導者たちが投獄されていたため戦争には関わらず直接負けたわけではありません。生き残って政治勢力として戦後に復活しています。 今の自民党は戦前の戦争指導層の末裔です。負け組なのです。そのためか軍事に対する発想がせこいです。国民を誤魔化すことを第一義にしています。まだ大本営発表のようなマネをしています。 ロシアを見ていたらわかります。ソ連共産党は戦争に負けたのではなく内部崩壊によって政権を失いました。軍隊もガタガタになりました。それをプーチンによって強力に立て直され一流の軍隊に蘇ったとされましたが、ウクライナ戦争によってこんなに弱かったのかと世界中に恥を晒しました。その上に数々の残虐行為や破壊行為です。軍が暴走するといかに酷いことになるかを証明する形となりました。 こういうのを見せつけられると、とても国防費の増額は認められません。今の日本の指導層のガタガタぶりから想像するに自衛隊増強も口先だけで利権争いや中抜きで散々空振りに終わり、戦略も戦術も稚拙な軍事組織に貶められた挙句に他国の都合による無用な戦争に巻き込まれ役立たずの軍備で国民を不幸のどん底につき落とす様子がまざまざと思い浮かびます。 どのみち中国やアメリカを圧倒するような軍備は日本には無理です。必要もない。あのタリバンさえアメリカの攻撃から生き延び政権を奪取しました。タリバンが極端なイスラム原理主義を掲げたのも元を糺せば西洋の価値観を押し付けすぎた反動でした。経済封鎖が解けていないので大変ですがなんとかサバイバルしています。 日本もそんなやわな国ではありません。いざとなれば案外団結するし危機にも強く人材も豊富です。何より今は日本の歴史上最も豊かで最も文明が発展し幸福なのです。しかしそれが飽和状態になって生きる目標のようなものがぼやけてしまいました。 だから国民それぞれの、ほんの少しの心遣いで、たちまち格差や貧困を克服しうるポテンシャルを有しています。なぜうまくいっていないかというと、良いところを見ないで足りないところに文句ばかり言うというのが人の常だからです。私もそうです。それは基本恵まれているからです。文句や不平不満も無駄ではありません。進歩や改善を促すきっかけにはなります。だからより満足するステージに引き上げてくれると楽観しています。ただやはり世界水準では相当恵まれている日本、少々の進歩では満足できないでいるのでしょう。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月05日
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冬の魚といえば鰤(ぶり)です。握り寿司でもネタが鰤なのが一番いいです。本当はトロが好きですが高い。鰤は手頃です。また刺身用の短冊を薄切りして鰤しゃぶにして食べるのもいい。書いているだけで涎(よだれ)が出てきます。鰤は冬が旬ですがもちろん年中食べることができます。養殖モノが出ているからでしょう。私も現代人というか都会人なのでスーパーの食材が中心です。食材の調達は季節よりも値段によって左右されます。だから見た目や匂いで本物の鰤かどうかの区別はつかないでしょう。値段が高ければ本物だろうと思っているだけです。詐欺に遭えば簡単に引っかかる自信があります。値段は旬であるかどうかより需要と供給のバランスで決まりますから消費者にはどうしようもありません。 今、冬の到来を感じる食べ物といえばマクドナルドのグラコロです。これの広告が出たら「ああ、今年もいよいよ終わりだな」と感慨に浸るのです。しかも毎年この時期に食べているのでその時々の思い出も一緒に蘇るのです。グラコロも期間限定でなければなんの季節感も生まないでしょう。ビジネスとして期間限定に成功した例だと思います。季節感をしっかり演出しています。 それとシュトーレンです。これもクリスマスのお菓子です。美味しいのは本当に美味しいです。コーヒーを飲まなくなったので紅茶や茶筅でたてた抹茶で楽しんでいます。クリスマスには相当な季節感がありますがケーキには季節感が乏しい。年がら年中似たようなケーキが売られているからです。誕生日ケーキとクリスマスケーキの違いはプレートの有無とデコレーションだけです。味はあまり季節には関係ないですね。ただメロンと桃のケーキはそれなりの季節に売られています。セールとはいえ相当高いです。 色々大変な世の中ですが、美味しい食べ物や体にいい食べ物は比較的簡単に手に入ります。基本は豊かな世の中なのです。値上がりラッシュで困りますが買いすぎないように気をつけるしかありません。安ければ安いで無駄買いが増え食べ過ぎます。ただ人々の間の格差が確かに目立ちます。それなのに困っている人を助けることが甘やかしとか無責任とか自立を妨げるとか冷たい言い方が増えている印象です。基本いじめ社会なのでしょう。人はいじめによって人間関係を調整してきたのです。 ウクライナ支援を日本はあまりしていません。戦争当事者に対して不公平にならない、つまりロシアとのバランスを取るというのが建前らしい。これはいじめの基本的な発想です。いじめは悪い奴を懲らしめるというのではありません。バランス維持のために起きいます。バランスを狂わす目立つ連中がターゲットになりやすいですが、目立つは目立つでも弱さの目立つ気の弱い仕返しをしそうもない者がターゲットになりやすいのです。完全な弱いものいじめです。いじめによって仲間意識を高めるのです。 ウクライナは支援を受けていますが自助努力を徹底的に求められています。なのに重責を負わされている、国際社会の盾になっています。そして、いずれは今は大国のロシアもいじめをもっと受けます。このままでは二流の弱い国に転落するからです。そこから国際的にじわじわいじめられることになるでしょう。今の制裁とは次元の違う圧迫を受けるでしょう。どのみち旧ソ連の人民が疲弊するだけですから。意地悪な発想が基礎にあります。 鰤が旬の冬ですが毎日の食卓には中華かイタリアンというのが私の食の風景です。一年中変わりません。味が食べやすく安くて簡単にお腹がいっぱいになるコスパのいい料理だからです。電気代やガス代の請求書を眺めながら早く戦争終わってくれないかなと思いながら炒飯やパスタを頬張っています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月02日
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朝、ベランダに出ると空気が一変していました。体の芯に寒気が突き刺さります。師走の初日、完全な冬となりました。空を見上げると雲が多いです。その隙間から透き通った青色の空が見えます。エアコンの設定はエコ自動です。今朝は完全な暖房モードで稼働しています。今まで近所にはサンダルを履いて出掛けていました。夏は靴下を履くと蒸れるので裸足が快適だったからです。昨日まではそうでした。歩くとすぐに足の裏が温まるので多少気温が下がっても大丈夫でした。もう少し頑張ってみたいと思います。店の中とかは暖かいですし。 生活保護受給の男性が故障したストーブを買い替えるための一時扶助のお金を請求したら断られたという記事を見ました。裁判でも認められず生活保護費の支給額の中で賄うべきということでした。家電が故障すると急な出費を強いられます。これがダメということらしいのです。 かなり以前、生活保護費の中からコツコツ貯めて孫にプレゼントをした老夫婦が咎められたということがありました。プレゼントは子供の教育とか進学のためではなく贅沢であると見做されたわけです。生活保護では贅沢のための貯金は原則ダメです。となると今回のストーブ故障に対して支給額以内で対応しろというのにも無理があります。普通ストーブは故障しませんから滅多に買い替えることはないです。性能のいいのが出たら買い替えるというのは贅沢とみなされるということでしょうか。ただ訴えた人は思ったようにお金が降りなかったからより寒い思いをしたことでしょう。裁判にまでなりましたから。 ヤフコメとかでは生活保護に対しては厳しい意見が多いです。私はそれらを眺めて心が狭いなと感じました。保護に至るまでには色々事情があったでしょうからいちいち咎める必要はないと思います。困っているときはお互い様なのです。 一方で生活保護に関わらず不正をしたりズルしたりして得をしている人はいます。国会議員や高級官僚など、どうやら権力を持っている人にやたら多いという印象です。選挙や難しい選抜試験に通ったのだから当然という感覚があるのでしょう。こちらの方が問題です。社会に対する責任が重いからです。 先ほどのストーブの件でも、まだ使えるのにわざと壊して一時扶助をせしめて贅沢をする輩が出る危険性も考えられます。色々な事情を抱える人々が共存して生きていくというのは本当に知恵のいることです。それより何より勇気が必要なのです。勇気のないところに広い心は存在できません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年12月01日
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どんより曇っています。昨晩まで結構キツく降っていた雨は止みました。まだ道路は濡れていました。朝は一段と冷え込み寒く感じます。とはいえ息が白くなるというほどではありません。ただ週間予報では最低気温が1度になる日もありました。いよいよ本格的な冬模様です。 戦争をやっているウクライナはもっと寒い。その上に停電です。ロシア軍の卑劣なインフラ攻撃のせいです。今朝は日本の我が家でもエアコンで暖房をかけました。当たり前のことが今のウクライナではダメなのです。一方でロシアの本格的冬は戦争の雌雄を決する季節でもあります。冬将軍です。地面がカチカチに凍って戦車などが動きやすくなるらしい。 今回は攻められているウクライナ軍が反撃の機会を狙っているという記事とロシア軍が本格的に再侵攻するという記事が出ていました。今までの情報を総合するとロシア軍はすでに戦争末期のかつての日本軍のようになっていると思われます。ベテランの兵士が戦争初期に数多く倒れ、残っているのは素人と老人だけになりました。無理やり召集されて満足な訓練も装備も与えられず弾除けがわりに戦場に投入され多くの犠牲者を出しています。映画スターリングラードの冒頭シーンの自殺突撃です。ひどい戦術ですがそれでも敵を足止めにする効果はあるらしい。その間に態勢を立て直して反撃するわけです。 ロシアに対する経済制裁が効いていて満足に兵器を作ったり整備したり修理したりすることができなくなっているはずだという記事も見ました。アメリカはそれを十分把握していてこの際ロシアを完全にねじ伏せるつもりで支援を続けているという見方があります。私も多分そうだと思います。 そこで気になるのがクリミア半島です。ゼレンスキーの奪還宣言は本気なのでしょうか? もしあそこを取り返されたらプーチンの面目は丸潰れです。だからアメリカはロシアを追い詰めないためにウクライナに勝ちすぎないよう制していると噂されています。でも私はどうも米露の核抑止の確認が済んだのでウクライナにクリミア半島奪還の許可を与えたかもしれません。 もし核の脅しを使ったらどれだけアメリカがロシアを叩くか水面下でやりとりをしたのでしょう。常識的に考えて核使用によって直ちに戦況は変わりません。それよりも核兵器をいつでも使えるという事実の方が戦争の終結をより困難にします。それこそアメリカはプーチンにもし君らが先に核兵器を使われたら降伏するか?しないだろう?と説かれたと想像します。核兵器を使った側が21世紀のヒトラーになってしまうのです。勝利の見込みは完全になくなります。文字通りプーチンとロシアは孤立し、そして自滅します。 台湾では選挙で大きな変化が起きました。国民党が勝ったのです。国民党は中国寄りです。中国政府も歓迎の意を表しました。戦争せずに統一できればそれに越したことはないのです。アメリカとの緊張は少し緩みました。アメリカはしたたかです。中国を揺さぶっています。中国を武力攻撃に追い込んでもそれなりに勝算があるのだと思います。日本も完全にアメリカ側に立って戦うことになるでしょう。アメリカの番犬となって強力な軍事国家に変貌するかもしれません。台湾を武力攻撃すれば確実に国際的に孤立させられて中国は今のロシア同様に疲弊します。それを狙っているとしか思えないような言動をバイデンはしています。 その中国はゼロコロナへの反発で人民の大々的な抗議活動が沸き起こり上海ディズニーランドは休園、AppleのiPhone工場でも騒ぎが起きています。習近平やめろの声も上がっているらしい。慣例を破って3期目の権力を握った習近平、かなり無理をしている感じです。 アメリカは常にライバルを叩き潰すことで国を発展させてきました。実は一番乱暴でならずものです。しかし同時に輝かしい希望や楽しい夢ももたらしてくれます。文明を推し進め人類の進歩に大いに貢献してきました。そういえばあのローマ帝国も出来立ての頃、女性の数が少なかったためによその国から略奪してきたというかなり乱暴な歴史を持っています。北朝鮮の日本人拉致被害どころの騒ぎではありません。そこを乗り越えて強力な帝国を築き上げたのです。 もうすぐ楽しいクリスマスです。国際情勢や日本の政治や経済の状況は日々不安が膨らんでいきますが、人類の生きる力でなんとか乗り越えてほしいですね。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月30日
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今日は朝から雨がぱらついています。どうやら一日中すっきりしない天気のようです。ネットで天気図を見ましたら低気圧が二つ日本上空を通過しているようです。見事に前線が日本の本州を中心に広くかかっていました。雨が続いて当然の気圧配置ですね。これでまた季節が前へ進んでいくでしょう。つまり寒くなるということです。週間予報を見ていると12月に入ったら最低気温が5度以下になり最高気温も15度に達しません。いよいよ冬です。 北海道では再びコロナ禍が深刻になってきたようです。死者の数が増えているとか。今後更に季節が進んでさらに寒くなってきたら大阪でも深刻になってくるのでしょうか? 市販の風邪薬を中心に薬が足りなくなっているという話をよく聞きます。コメだけもらってもどうでしょうね… 安心が一番大切なはずなのですがどこかズレています。 この間、家族が耳鼻科で会計をしていたら隣の人の体温が検温で38度を超えていて騒ぎになりました。「電話でそんな話はしておられませんでしたでしょ?」「薬がどうしても欲しいです!」「そう言われてもまずPCRしないと」「お願いします」「…先生に聞いてきます」というようなやり取りが続いてしばらく待たされたそうです。つまりコロナらしき人がすぐ隣でワイワイやっていたのです。 エアゾル感染もあり得る今の変異株、感染したのは間違いありません。マスクは予防のためというより自分のウイルスを外に出しにくくするための迷惑減少アイテムです。あとは発症するかしないか、つまり個人個人の免疫力というか抵抗力にかかっています。なにしろ最小発症個体数の情報が明らかになっていないのです。予測は不能です。 そもそも、もう三年以上感染騒ぎをやっているのです。日本でも全員が感染しています。そして多くの人が新型のワクチンも受けています。それで何がどのように影響を及ぼすかわからなくなっているのです。 そんな人間の騒ぎをよそに確実に冬が近づいている。私も建物の中の暖房の暑さにじわりと汗をかき、外に出た時のビル風の冷たさにぶるぶる震える思いを繰り返しながら都会で生きています。油断すると風邪をひきそうです。しかもコロナもインフルエンザもダブルで流行という大変な状況でその上に夏にコロナに感染した後遺症も気になります。コロナ禍もいよいよ人災の側面が強くなってきたのかもしれません。誰もどうしたらいいのかわからないのでしょう。 映画タイタニックで船長が客の女性から「どこへ行ったらいいのでしょう」と尋ねられてそれに答えずブリッジに籠りそのまま窓を破ってなだれ込んできた海水に飲み込まれる場面を思い出しました。船長は悲劇をどうすることもできかったのです。 それにしても大阪梅田の繁華街は本当に人が多いです。多くの飲食店で長い列ができています。来る悲劇を知らずにタイタニックでの豪華な船上パーティに興じる人々の姿となんとなく被ります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月29日
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最近、ブログで書くテーマがすぐ決まらないことが多いです。あれこれ思い回らして気が散るのです。歳のせいで集中力が続かないのか、とか自分の加齢のせいにしてしまったりします。で、昨日、買い物で出歩いた際、思いっきり空を見上げたらカラスが飛んでいました。カーカーと鳴きながら滑空していました。自分の体でフライトシミュレーターできて羨ましいなと思って、そう思う自分におかしくなりました。カラスはシミュレーションをしません。普通のことなのです。カラス自身にもなぜ飛べるのかはわからないでしょう。飛ぼうと思ったら飛べるから飛んでいます。彼らなりのルールで生きているのです。 そう思いながらふと足元を見ると雑草が生えていました。人が植えたわけではありません。舗装道路の隙間に器用に生えています。したたかで元気です。別に雑草は自分の生えている場所に悩むということもないでしょう。芽を出し成長して私の目に留まっています。特に美しい観賞用の植物とかではありません。 しかし思わず顔を寄せて詳しく見てみると葉脈が見事です。これを自分が絵に描こうと思えば大変です。単純な法則を元に複雑に発展しています。 雑草はたくましい。独力で水分や栄養、そして太陽の光を吸収して光合成で命を維持しやがて種子を出して命を繋ぎます。そこに悩みはありません。やれることをやっているだけです。 少し心が軽くなる感じがしました。私は都会のど真ん中に暮らしていますが、花鳥風月を忘れているのだと気がつきました。そういえば私のブログにも花鳥風月は出てきません。このごろの映画とかドラマ、歌謡曲にも花鳥風月の存在は忘れ去られています。それが例えば大晦日の紅白歌合戦にも影響を及ぼしているのかもしれません。 今回は韓国からの参加が多く一部から批判を受けています。ユニットに日本人が参加しているとはいえ、要は日本の風景に馴染みのない人が出演することに対する違和感があるのかもしれません。多分出演依頼がしやすかったとか人間関係の方が優先されているのでしょう。 私が生まれた昭和の頃の思い出のメロディーには風景がセットです。聴くとその頃の私自身の思い出と共に様々な場面がメロディーの流れとともに思い浮かびます。どこか花鳥風月と共存していたのだなと思います。 そういえばちびまる子ちゃんの映画の場面転換でストーリーとは直接関係のない風景、例えば鳥やお日様や街の全景が出たりしてドラマの流れに深みを増す演出があったことに気が付きました。最近の人気アニメとかにはそれがないような気がします。 私もブログを書く前には、いつもネット記事を漁っていました。その前にもう少し花鳥風月に目を向けるようにしたいと思いました。例えば、じっとしばらく空を見上げるとかです。色々な感覚が湧き起こるような気がします。そのゆとりが今は大切なのかもしれません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月28日
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京都大学院を卒業し関西電力に就職していた学力優秀な男性が依頼されて就職用の適正試験の替え玉受験をして逮捕されました。どうも巷ではそれなりに横行しているという噂です。実態はわかりません。 この手の試験は得意な人は得意です。できない人はこれまた本当にできません。しかし多くの会社ではこの適正試験を突破しないと先に進めないようになっています。正規社員になれないと人生の設計が狂うとワイワイ言われて必死になっている就活生がワラをも掴む思いで受験代行を頼んでしまうということは起こり得ます。もちろん違法です。しかしバレなければ夢の正社員にグッと近づくのです。 替え玉受験に同情する声は少なくありません。試験の結果を採用後の部署配置に生かしているなんて言っていますが私は嘘だと思います。足切りだけが目的の試験です。美味しい部署はほとんどがコネか学閥です。本当に公平な採用が行われているとは思えません。採用担当者自体のコミュ力も疑わしい。 待遇や給与、福利厚生は聞くな、というのが面接試験のマナーだそうです。つまり面接官が緊張するような質問はタブーということです。面接官を喜ばせる、あるいは安心させる、もっといえば調子の良い嘘が採用されやすいというのが実態です。だから採用後数年で相当数の離職者に悩まされることになるのです。 せっかく日本の歴史上、最高に文明が発展して生活が豊かになったのにそれを十分生かしきれないというか楽しめない雰囲気が社会のあちこちで蔓延しているのは残念です。 私自身は希望の職種という概念そのものが間違いだと思っています。自分を必要としているところに縁ができるのが一番です。大抵は大変な職場です。そこで責任を果たすということをしっかり体験して自信を深めるのが常道だと思います。むしろ就職希望という言葉で自分の可能性を決めつけないことです。そこに予備校や就職斡旋会社がつけ込んでくるのです。適正試験や模擬面接をネタにしてお金儲けをします。替え玉受験と構造は驚くほど似ています。どちらも「人助け」だと信じています。そしてどちらも相手の弱みにつけ込んでいるのです。 今問題なのは就職できないことではありません。責任ある仕事がほとんどなくなったことが問題なのです。文明が進み生活が豊かになり遥かに安全快適な社会が実現したために昔のようなきつい労働が激減してしまったのです。本来ならあまり働かなくてもいい社会なのです。まだあるとすればその職場のリーダーが無能か不適格なだけです。甘い汁を吸うことしか考えない強欲で傲慢な人々です。労働運動がそれを解決するはずでしたが欲深い人間のサガでなかなか前進しません。 責任を自覚して初めて仕事にやりがいを見出し結果として楽しみ、喜びを味わうことができます。ほとんどの仕事は決してカッコのいいものではありません。負けてばかりです。そこに美学があってこそ仕事に誇りが持てるというものです。教育の崩壊というのはその美学を学校で体験できなくなったという意味だと私は考えています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月25日
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私はサッカーの試合を見ようとは思いません。まあ退屈だからです。野球の方が見やすいです。ピッチャー対バッターの1対1の決闘ような勝負から内野・外野の連携プレーに発展する流れがわかりやすい。ゲームの雰囲気に程よい緊張感があるからです。対するサッカーは90分の試合中にゴールが決まることは当たり前にはありません。でもし同点ならPK合戦です。あれだけ戦ったのにキーパーいじめのような対戦です。ミスは許されないだけに嫌な緊張感が漂います。これで90分の対戦の結果を決めるというのは、正直テンション下がります。負けた方もルールとはいえ感情的に納得し難いでしょう。野球より格闘性は高いですが分かりにくいです。で、結果だけしか見ないわけです。 大方の予想通り私はドイツに負けると思っていました。しかも速報では前半は一点リードされていました。そこで私は寝ました。そして朝、目が覚めてネットを確かめるとドーハの奇跡という文字がトップ記事にありました。まさかと思ってクリックしてみると後半に二点入れて大逆転したそうです。これはドラマだったでしょう。盛り上がったと思います。 最近日本人の国際的な活躍が目立ちます。フィギュアスケート、ペアで2大会連続優勝や世界選手権女子シングル初優勝など、ピアノコンクールでも20歳の若者が優勝していました。大リーグでも日本人の若者が二刀流という今までないスタイルで大活躍を遂げています。地味に世界で活躍する日本人は大勢います。勢いを少し失ったとはいえ世界3位の経済大国なのです。でも日本の中だけで見ると景色が変わります。 不景気が何年も続きデフレで、そこへコロナ禍が起きて大混乱が発生、円安で政治不信で、そして今は統一教会問題でどうもパッとしません。少子化とか年金がどうとかで先行きは暗く教育や経済の格差は深刻なっているのに政府は緊縮財政でどんどん悪くなるのだという主張も強い。 でも、さまざまなデータは世の中は基本よくなっていることを示しています。特に日本はそうです。豊かだし健康だし赤ちゃんは死なないし老人は世界有数の長生きです。建築技術の進歩はめざましく災害による死者は激減し交通事故で怪我をしたり死んだりする人もどんどん減っています。交通事故そのものも運転支援システムの発達で確実に減りました。何より犯罪件数は確実に減っています。よくなっているのです。 そして日本人の活躍です。今回サッカーでドイツに勝ちました。驚きました。はじめに言ったように正直期待していませんでした。でも妙に嬉しくなりました。一方で少し妬む気持ちが起きました。この反応自体に私自身が戸惑う思いです。考えてみると今日本が大変だという騒ぎも、この妬みによるマイナスのバイアスによるものなのかも知れません。 日本には判官贔屓という言葉があります。判官とは義経のことです。平家を滅ぼす大きな手柄を挙げましたが兄の頼朝に疎まれ反逆者として滅ぼされます。でも彼は実は生き残り中国大陸に渡ってあのジンギスカンになったという伝説まで出てきました。頼朝よりずっと人気が高かったのです。 強い者に対する妬みの裏返しでそれに虐げられた人を人気者に仕立て上げる心理、そのことを判官贔屓と呼んだわけです。特に日本人はその傾向が強いと言われます。 今の環境問題の深刻化から一つの考え方に江戸時代の社会に戻すというのがあります。当時は完全な循環社会で本格的なSDGsを実現していました。でも、もし本当に戻ったらえらいことになります。今の生活水準が崩壊して大勢の人が死んでしまうでしょう。 だからあの時代は良かったなという思考は問題解決からの逃避なのです。悪く言われることも多い今の日本ですが幸い素晴らしい日本人はたくさんいます。私も日本社会をそれなりに信頼しています。希望もある。残念なことに日本素晴らしいというとなぜか右翼ぽくなってしまうということです。日の丸も不用意には振れません。暴力団ぽいからです。昔デンマーク体操のデモンストレーションがあって見に行ったときその参加者のデンマーク人たちが宿泊していたホテルの周囲で国旗を手に持って散歩していた姿を見かけました。本当に楽しそうでした。私たちが日の丸を持って同じように散歩したらやはり極端な感じがします。特別な目で見られてしまうでしょう。 日本は良くなっている、これは確かです。でも問題もたくさんある。考えてみれば、いつの時代もそうだったのです。放っておいても時代は進んでいきます。ただ“正義”を押し付ける力が強い時だけ大きな不幸が起きます。その正義というのは基本的に妬みからきているのではないかと私は思います。 日本サッカー、ベスト8が目標です。行けるかどうかまだわかりません。ただ幸先良いスタートを切りました。悔いのないゲームを、そして“美しい負け方”を忘れずに戦い続けてほしいと思います。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月24日
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痛ましいことです。歩道を歩いていた女性が亡くなりました。追突された2台の車に乗っていた5人も怪我をしました。状況からパニックになってアクセルを踏み込み止まらなくなったと思われます。似たような事故はよく起きています。 97歳でこのような事故を起こした老人に対して非難とともに同情というか残念だという声も多いです。免許更新の認知検査では異常はなかったそうですが、近所の人の話では駐車に苦労していた場面を見たそうで車はやめた方がいいと忠告していた人もいたとか。詳細は分かりません。しかし、地方のショッピングモールではこのような事故がちょくちょく起きています。ひやっとハッとは数知れずです。今回の事故が起きたその地域もバスは1時間に1本程度で役立たず、歩いて行くには遠いし買い物の荷物もありますから自動車に頼るのは当然の帰結となっていました。 老人が事故を起こすと決まって免許返納の話が出ます。でもどうでしょう? 昨日まで車を利用していた人に車を捨てて免許を返納しろと迫るのは残酷です。まともな社会生活をやめろ、家に閉じこもっていろ、と脅迫しているわけで、これは一種の社会的な死刑宣告です。正しいようで実は大変な弊害をもたらすと思います。 とはいえ今回のような事故は被害者はもちろん加害者、特に人生の総仕上げの段階で命を奪うような事故を起こしてしまった老人には悔やんでも悔やみ切れない人生の汚点を残してしまいます。もちろん痛みに苦しんで突然命を奪われた被害者は本当に気の毒です。 ところで、その免許返納の前にはどういうわけか年取ると普通乗用車から軽自動車に乗り換えるというのがよくあります。車体が小さくなれば運転が楽になるからということでしょうか。年金暮らしにコスパがいいからでしょうか。今回の事故を起こした老人も大きな車から軽自動車に乗り換えたばかりだそうです。 しかし私に言わせればそれは短絡的です。運転のしやすさは車体の大きさの問題ではなく安全装備の多寡の問題です。視界の良さと運転操作の快適性で決まります。 多少衰えた老人でも安心して自分の車が利用できる交通システムの開発こそが肝心です。まずはショッピングモール限定の完全自動運転レベル5のシステムを設置するべきでしょう。施設に接近すれば車のコントロールはドライバーから離れて全て施設側の管制システムによって行われます。帰るときは滑走路のような道路に誘導されて待機、順次ドライバーにコントロールを切り替えて“発進”します。施設内に限定すれば今の技術水準でも、このような完全無欠の自動運転システムは可能ではないかと思われます。 車による深刻な事故の多くは歩く速さで動いている際に起きます。大抵はペダルの踏み違えです。しかしそのきっかけになるのが、ほんの些細なアクシデントなのです。エンジンの回転数が突然上がった、思わぬ死角から歩行者が出てきた、など人は予期しなかったトラブルには特に弱いのです。 解決は、いつまでも事故を自己責任で終わらせないこと。私はトヨタなど自動車メーカーにも相当な社会的責任があると見ています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月22日
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イーロン・マスクが暴れています。3分の2の従業員が消えました。トランプ大統領のアカウントが復活しました。次々とスポンサーが撤退しています。マスクはコードを書ける人、助けてとツイートしてます。相当混乱しています。6兆5千億円で買った価値はあったのでしょうか。 本人を証明する認証バッジを誰でも月1,000円程度で買えるようになりました。匿名性に対する挑戦です。しかしどうやらなりすましが湧いてしまい、本人だと騙るニセモノが騒ぎを起こしているらしい。ある製薬会社の株価がそれで暴落したという話題の記事を見ました。 イーロン・マスクはツイ廃と噂されています。ツイ廃とはTwitterに依存してコントロールが効かない状態のことです。彼は有名人なので自分を曝け出して意見を発信していますが、普通は、特に日本は匿名が標準です。これはフェアではないとイーロンは考えているようです。みんな正々堂々と名前と顔を曝け出して言論の自由に対する責任を果たせと言うのでしょうか。 私はこれは言論のジェノサイドだと考えています。顔や名前を曝け出せばそれで解決というのはあまりにも短絡的です。嫌がらせはこっそり隠れて行うことができるからです。空き巣と同じです。名前がわかれば投稿内容からかなりのプライバシーがわかります。発言がもたらした影響によっては身の危険にさらされるでしょう。普通の人がセキュリティのレベルを維持するには限界があります。結局力の強いものの発言のみがのさばるようになるでしょう。言論空間は萎縮します。イーロン・マスクも心置きなく好き勝手に発信できるというものです。時代の歯車が相当な勢いで逆回転することになるでしょう。 あのひろゆきが開設した2ちゃんねるも匿名性が担保されることで発展しました。そして多くの問題を発生させました。ひろゆき自身も訴えられ高額な賠償を求められています。しかし、彼はその責任を放棄してしまい匿名性の問題点を解決できないまま自分は有名人となって言論空間でお金儲けしています。 選挙も匿名が原則です。その延長線上で匿名の発言も隠された真実を暴くために必要なことなのです。内部告発がそうです。告発者の身の安全が第一に考慮されます。その上でもたらされた情報が社会の不正を正し正義を実現するきっかけになされた実例は数知れず、です。 お金の力と強引な経営手法でTwitterの会社を揺さぶっているイーロン・マスク。私はこの試みは結局失敗すると見ています。彼得意の第一原理主義の基本原則から外れているからです。彼はもっと言論の自由とは何なのか、その根幹部分を経営から切り離して見極めるべきなのです。しかし彼自身がツイ廃なため、いつものように冷徹に考察することができない、感情的になっていると思います。 Twitter騒動はデジタル技術によって発展した社会に初めて起こる退行現象ではないかと見ています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月21日
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なかなか見応えのある内容でした。やっと補足した大物テロリストを排除するために無人攻撃機が投入されますが、ターゲットのすぐ近くで少女がパンを売っている。攻撃すれば巻き添えで少女も死ぬ。しかしアジトでは自爆テロが準備されていてそれを放置すればもっと多くの人々が死ぬ、まさに葛藤の2時間でした。 最初はテロリストを生きたまま捕まえる作戦でした。しかし彼らが別のアジトに移動したためキャンセル、暗殺に切り替えられます。それに平和主義者の政務次官がまず反対しました。あくまでも生きたまま捕えるべきだと主張します。しかし自爆テロを準備する映像が送られてきて事態は一変、暗殺計画に変更されました。 興味深かったのは会議のみならず司令部でも作戦が違法ではないかと常にチェックされる点です。基本はできるだけ少ない犠牲で一人でも多くを救うということ。でも違法だと関係者がのちに処罰されてしまいます。それを防ぐ法的根拠を常に確かめるのです。頭はいいけど気の弱そうな人物が指揮官のそばでアドバイスを送ります。NATO版政治士官といった感じです。 面白かったのはテロリストの一人がアメリカ国籍だったことです。それで一刻を争うというのにアメリカ政府の意向を確かめます。で、アメリカはあっさりテロリストはアメリカ人でも容赦せず排除という方針を伝えます。アメリカらしい強気で明瞭な態度です。問題はパン売りの可愛い少女のみとなりました。 少女を殺してしまいかねない状況になんとパイロットが意見しました。仕方なく少女を追い払う計画が立てられます。これもすごかった。現地人の工作員がパンを全部買うのです。でも護衛の兵士に顔がバレて失敗、工作員は必死で逃げます。これは単調だけど緊張で息の詰まる映画で唯一のアクティブなシーンでした。上手い構成です。 工作員は地の利を生かして逃げおおせます。一方少女は工作員が置いていったパンをもう一度棚に並べます。しっかりしています。2度売るわけですから。パンは少しずつ売れていきます。しかし間に合うでしょうか? とにかく誰も悪者にはなりたくないのです。英国の最高司令官である首相も少女をなんとかしろと伝えてきました。指揮官は着弾地点をズラして一応発射可能な状況を作り出しました。 ここで逃げおおせた工作員が脅威の粘りを見せます。子供にパンを買いに行かせるのです。「5分で戻ってきたらパンもお釣りもみんなやる」そう言って子供を送り出します。子供は全速力で走りパンを買いそして戻ってきました。少女もパンを売り切ったので今日の幸運に感謝しつつ店仕舞いを始めます。が、すでにミサイルは発射された後だったのでした… ミサイル一発撃つだけでこれだけ大変なのかとため息の出る思いです。ゲームとはまるで違います。国防力増強を日本の一部の勢力が主張しますが、少しはこういう映画を見て敵基地への先制攻撃の難しさに思いを馳せるべきでしょう。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月18日
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Twitterで見ました。親から自分の子供が真面目に練習しているのに試合が出られないのはなぜかという問いに努力が必ず報われるわけではないという現実を教えるのも大人の役目ですと答えたことが話題になっていました。部活は思い出作りではない、基本勝つためにやっているそうです。強豪校ほどその傾向は強いでしょう。実力の世界です。 私はやはり疑問に思います。野球をしたいから野球部に、演奏会に出たいから吹奏楽部に、それぞれ入部したのであって試合に出ることがない、演奏会に出ることがないというのは、納得し難いです。要は大人の都合を押し付けた結果でしょう。もし本当に実力勝負で行くならオーディションのようなことをして選抜しそれに完全に責任を持つべきです。つまり補欠で終わりそうなモノにならない人は最初から入部を認めないとするなら筋が通るということです。芸能界が基本そうですが、ジャニーズの面々を見ても実力と人気、そして稼ぐ力は別物です。 人は扱われ方で変わります。誰かの栄光のために補欠で終わるというのはそういう扱われ方しかわからない負け犬的根性が身につきかねません。教育機関のクラブ活動で勝てなくて何が悪いのでしょうか? 勝利至上主義ははっきり言って大人の都合です。子供や親までもそれで洗脳しています。 私は学校は「美しい負け方を学ぶ」場所だと考えています。そうなら試合は全員参加が原則です。上手い下手ごちゃ混ぜで戦います。これはこれですごい経験になります。現実社会こそ実力者ばかりで戦えません。経験の差、得意不得意の差、能力の差など色々な違いを受け入れそれを乗り越えてこそ実績が築かれるのです。視野の狭い中で一方的に子供を大人の都合で実力を査定して勝つことだけに集中すれば発展はありません。他律的な人間ばかり育ちます。しかも部活エリートの連中は美しい負け方を知らないまま過ごすのです。部活に時々発生する不祥事は子供達が無責任で傲慢になっていることの証左ではないかと思っています。 社会の厳しさを教えてやるという人ほど実は社会の厳しさを知りません。大抵は負け犬状態に甘んじているだけです。社員や派遣、アルバイトをこき使って自分たちはゴルフやらキャバクラやらで遊んでいる経営者の会社ほど社会は厳しいのだと言います。そういう会社は実績もイマイチだし能力主義と謳いながら社員はバラバラ、顧客満足度も高くありません。反対に実力のある経営者の会社は基本社員のほとんどが仕事が楽しい、やりがいがあると感じています。年功序列なのに風通しがよく顧客満足度も高い。補欠という概念がないのです。 子供が努力して報われないというのは完全に大人側の失策です。それを現実は厳しいという思考停止で応えるのは問題だと思います。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月17日
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ポーランド政府は直ちに緊急の国家安全保障会議を開きました。事態の収拾に素早く動いています。ポーランドはNATO加盟国です。そしてロシアが大嫌いです。もしロシアが撃ち込んだとしたら世界大戦に発展しかねない危機的な状況です。 ロシアは苦戦しています。だからと言って敵を増やしかねない行為はしないでしょう。それが常識的な感覚です。が、そもそもウクライナと戦争をする行為自体が破滅的でした。それをプーチンはやらかしてしまったのだからポーランドにミサイルを撃ち込むこともやりかねない、と考えられないこともないです。 ロシアは否定しています。嘘をついているのか情報が錯綜しているのかわかりません。謝りたくないというのもあるかもしれません。そうしたらしばらくしてウクライナ軍の迎撃ミサイルではないかという情報がアメリカから出ました。今度はゼレンスキーが怒りました。 ミサイルが着弾して人が死んだという事実は変わりません。でも、どこからのミサイルかが明確ではないのです。爆発して粉々になったとしてもすぐにわかりそうなものです。残骸からの情報はもちろんレーダーの記録など最近のインテリジェンスの進歩は著しいものがあるからです。すっきりした結論がすぐ出ないということは何やら激しい情報戦が展開されているのかもしれません。 プーチンとその取り巻きを除いてこの戦争でロシアが勝つということを予想している人はいないと思います。勝ってほしいと願っている人もいないでしょう。ただ早く終わってほしいと願っている人が圧倒的多数だと思います。それはプーチンも同じなはずです。プーチンが戦争遂行に自信をなくしつつあればポーランドにミサイルを撃ち込む奇策もありかもしれません。つまりあえてNATOの参戦機運を刺激してそれを潮に戦争を終了させる策略です。 アメリカもヨーロッパも戦争はしたくないです。しかしNATO加盟国にミサイルが撃ち込まれたらNATOのルール第5条に基づいて参戦しないといけなくなるのです。情報や武器供与だけでは済まなくなる。そうなったら大変です。だからとにかく戦争だけは止めようと真剣に動こうとするでしょう。 現状はロシア苦戦です。戦争が長引けば長引くほどロシアは疲弊していきます。私はそれをアメリカは狙っていると見ていました。ウクライナが破壊されても所詮は旧ソ連の内輪揉めです。アメリカは傷つきません。むしろ武器の高性能ぶりを見せつけることに成功しました。ロシアはあまりの負けっぷりに武器市場でも手痛い打撃を受けました。おそらくロシアは北朝鮮のような状態になってしまうでしょう。 しかし、もしポーランドに撃ち込まれたミサイルがロシア製であったならアメリカも参戦しなければならなくなります。それがルールです。こうなったら核戦争の危険も含めて本気の戦争が現実味を帯びます。これはアメリカの望むところではありません。だから戦争をやめるアクションを本気で始めないといけなくなるわけです。その一つが武器供与の停止です。そしてもう一つが停戦条件の模索です。 ロシア軍の疲弊は相当なものがあると私は見ています。もう実はクリミア半島すら維持できない状態なのかもしれません。できるだけ早く講和をして、せめてクリミア半島だけはロシアのものにしておきたいと考えていたとしても不思議ではありません。でも弱気は絶対に見せられません。ポーカーフェイスを決め切らないとダメです。 まあ正直とりあえず戦争状態だけは1日でもいや1時間でも早く終わりにしていただきたい。ミサイル事件は状況を変える何かのきっかけになるでしょうか。クリスマスまでに戦争終わるかな? Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月16日
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あっという間の辞任となりました。同情する声は与野党ともにほとんどありません。当然と言えば当然です。死刑制度を茶化してしまったのです。ただ嘘は言ってません。確かに朝ハンコで昼トップニュースというのはその通りです。わかりやすい表現です。でも、まあ品はないですね。笑いを取ろうとしたそのすけべ心が問題だったわけです。 多くの国で死刑制度は廃止されました。日本でも廃止の声は小さくはありません。しかし、アンケートでは存続すべきという声は根強いです。私の印象ではやはり理不尽に命を奪われたことに対する報復、復讐、仇討ちの怒りの念が強いのでしょう。罪を許すなんて論外です。絶対できません。 一方で復讐というのは無制限の殺戮に発展することが多いです。倍返しというやつです。自分の受けた苦痛よりもきつい苦痛を与えたくなるのです。愛する人を殺されてその犯人が無期懲役でしかも自分たちの税金でのうのうと生きながらえられたらたまりません。罪意識に苦しみながら死んでいってほしいと願うでしょう。 誰を死刑執行するかは法務省の担当官僚が複数でダブルチェック、トリプルチェックを繰り返して慎重の上にも慎重を期して決定します。それも目立たない別室で極秘に行われるのです。日にちもかかります。それをある日の朝、法務大臣が決裁します。ハンコを押すわけです。凄まじいストレスの積み重ねの上に仕上がった書類です。 刑務官が死刑の実務を行います。職務です。死刑囚に恨みはありません。むしろ改心した囚人ならつい情も湧くようです。3人で三つのボタンを同時に押すことで執行の心理的負担を軽くする工夫をしていると聞きます。そして自分が執行したという事実は例え家族に対しても口外しては行けないようです。そもそも拘置所のどこに死刑の執行施設があるかはほとんどの刑務官は知らないのです。それを千円札2、3枚程度の手当てで行います。執行に際しては相当な配慮をしていますが、やはり死刑の残虐性は消すことはできません。 その残虐性が故に死刑の制度が防犯効果を高めるとも言われますが、研究によっては死刑の有無は関係ないという結果を示すものもあります。決め手は捕まるかどうか。凶悪犯罪の犯人ほど自分は捕まらないとタカを括っています。捕まるかもしれないという意識が犯罪を抑止するのに最も効果が高いのです。だから警察の検挙率こそが治安維持に大切です。 一人の人間が犯罪を犯し警察に捕まり裁判で死刑判決を受け拘置所で過ごし死刑を執行されてその生涯を終えるまでにびっくりするというか想像を絶する数の人々のストレスが積み重なっています。 件の法務大臣はそのことに思いを馳せるというか想像する力が全くなかったのです。自分をアピールするためのヨタ話に利用する知恵を喜んでいました。票と金が最大の関心事でした。それが今回世間を騒がしてはじめてまずかったと気が付きました。 世の中は理不尽です。これが仏教の智慧です。だから何が起きても甘受しないと前に進めません。殺されて殺した相手が長生きするという人生最大級の理不尽の中にその智慧が隠されていることが見えるでしょうか。そういう認識を持てば残虐性の高い死刑は廃止されて当然という認識が広がるでしょう。長生きすることもある意味厳しい罰なのです。 また私たちは知らない間に他者を傷つけています。例えば日本のような先進国が自分たちの贅沢のために発展途上国から際限なく搾取して多くの命を犠牲にしている事実があります。それを日常で本気で自覚することはありません。たまに記事を読んであまり貪ることはやめようと一時思うだけです。命を粗末にしているのは人間のサガなのです。 大臣は大変な仕事です。だからこそしっかりとした想像力が必要です。票と金しか想像できない人物ではやはり困るのです。政治家も選挙にさえ通れば王様だ、我が世の天下だと傲慢に錯覚しているうちに市民の誰もが自分のいうことを聞かなくなるという悪夢のような状況が起きてしまうことに思いを馳せてほしいですね。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月15日
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トランプは負けを認めない人物の典型です。いまだに自分の負けた選挙の結果を認めていません。美しい負け方を知らないためにアメリカ社会をどんどん分断し疲弊させています。ついでに自分自身の信頼性も毀損しています。こういう往生際の悪い人物は今結構世間に蔓延っています。 日本ではひろゆきやホリエモン、そして橋下徹です。一部に根強い人気はありますが社会を良くしてくれる期待はゼロです。弱い立場の人間に対する優しさはありません。結局は力のあるものにへつらいます。ただ言葉を操る能力に長けています。話の内容になるほどと思うことはあります。しかしあまり味方にしたくない人たちです。こちらが困った時にさっさと逃げる印象が強いからです。 もう一人は山本太郎です。れいわ新選組を率いて政治に風を起こしました。彼自身は連戦連勝です。それで最近は傲慢さが目立つようになりました。ロシアに対する非難決議や最近では国家公務員の報酬引き上げに反対したり委員会の質問をドタキャンしたりしました。彼なりの理屈はありますが、普段言っていることとは逆の情のなさを感じます。 彼らに共通しているのが負けの美学を忘れているということです。自分の負けを受け入れる心のゆとりがないために自らの品格を貶め、その結果、違う意見を受け入れることができなくなっています。 かつて橋下徹が選挙に勝った際、民意を得たと言って強引に政策を進めました。彼も負けの美学を知りません。住民投票に負けてさっさと逃げました。落選よりも引退する方が負けの印象を薄くできるような気がしたのでしょう。しかしあれだけ無茶を押し通したくせに負けるとそれを誤魔化そうとする姿勢は無責任でした。悪いのは自分ではない、ついてこなかった住民が悪いのだと本音では思っていると思います。2回目の住民投票では傍観者の立場を貫きました。勝負のストレスから逃げたと私は見ています。 だから例えば大阪の教育は窮屈で躍動感を失っています。学力テストなんかの結果にこだわり教員を萎縮させました。文科省も呆れています。保健所のリストラも失敗しました。それで大阪はコロナ禍死者が全国一になりました。すべて負けの美学を忘れた結果だと思います。 「赤い波」は起きなかった、というのがアメリカの中間選挙の評価です。その大きな原因がどうやらトランプ大統領にあるようなのです。実業家としてもそれほど優秀ではなかったとも言われています。ただ目立つことが好きだったのです。 負けの美学を失うと目立つことばかり考えて自分や他人を粗末に扱います。それで社会を潰してしまうのです。競争は大切です。でもその時に勝つのはたった一人なのです。残りは負けるのです。この冷徹な事実を社会の進歩に繋げたのが政治の歴史でした。哲学の歴史でした。そして負けを少しでも美しく演出するためにルールが作られ法律となりました。少しでも多くの人々が共存するためです。 それを忘れた人々が出世し金持ちになっているのを見てみんなが疲れ出しているのでしょう。いつかは負ける日が来ることが怖くて大声で叫んでいます。しかしこういうどんちゃん騒ぎもいつかは終わります。私自身は結構楽観しています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月11日
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先日、学校とは「美しい負け方を学ぶ」ところだと述べました。負け方を知っている、しかもその負けっぷりが美しい。それが社会に貢献する際の土台になります。勝つことにこだわりすぎると負けた際のショックに耐え切れずヤケクソになります。で、普通はほとんどの人が“負ける”のです。 だからなりたい自分になるということはあり得ないのです。ほとんどの人はなりたい自分にはなれません。妥協しています。ほんの一部の人が人生のほんのわずかな期間、なりたい自分になれたと思い込んでいるだけなのです。ほとんどの場合、人は選ばれてその役割を果たしています。自分で選んではいないのです。特に才能が必要とされるもの、芸術家や政治家、起業家などは多くの人から選ばれてその地位についています。目指す人の多くは負けてしまうのです。ただ負け方を知っていれば挑戦したことは無駄になるどころか人生の大いなる糧となって日々の幸せにつながります。学校はそのシミュレーションをする場所なのです。 日教組は社会主義、共産主義の思想を支えに活動していました。人は正しい教育によって正しく変えられると信じ込み絶対平和の日本を築く理想に燃えていました。そして挫折しました。 象徴的な取り組みに競争の廃止があります。例えば運動会です。徒競走で順位をつけないとか手を繋いでゴールするとかいうものです。もう少し教育的な配慮をした場合には同じようなタイムのもの同士を走らせて、いい勝負をさせようというのもありました。結局は差別意識を陰湿なものに変えただけでした。それで運動会そのものをやめようという動きすらありました。 個性を重んじると言いながら絶対的な平等を要求する。それを一つの生活空間である学校のみで実現しようとした矛盾に全く考慮することなく、最後は教師集団そのものの分裂を招いてしまったのです。特に義務教育に対する信頼はありません。我が子に何事もなければとりあえずよしということ以上の望みは誰も持たなくなりました。事なかれ主義です。 時々素晴らしい教育実践の話題が上りますが、一過性の場合がほとんどでとりあえずみんなが笑顔でいられたからよかったね、と言った感じです。 教育を潰したのは日教組ではありません。日教組も日本の教育と共に潰れてしまったのです。潰したのは国民そのものです。負け方を知らなかったからです。一度うまくいかなくなれば修正することができず、例えば戦前のバンザイ突撃や神風特攻の日本軍と同じだったわけです。 今の教育風景は日教組の目指したものと見事に真逆なものになっています。個性を殺し格差に甘んじ、いじめ、意地悪の応酬です。それを学校ぐるみ、地域ぐるみで、繰り返しています。義務教育が信頼できないからと塾や通信教育に頼り、大学の卒業があてにできないから民間会社の能力試験に頼るといった感じです。 すべてこれは負け方の美学を身につけなかったツケです。誰も正直負けるのは嫌です。自尊心が傷つきます。だからこそ教師を中心に大人たちがケアをして教え導くわけです。公平とか正直とかを社会で実現するためには負けを知らないとできません。 ただ私は基本楽観しています。勝とうと思ってほとんどの人が負けている現在、負けの美学に気がついている人はいます。年金がどうとか、医療費がどうとか、2000万円の蓄えとか、老人を邪魔扱いしていますが、それは負けを知らないからです。全員が最後は死にます。負けるのです。そこは絶対的に平等です。ただ死に方に個性が出てきます。美しい方が社会に喜びと勇気を与えてくれます。それに気がつけば生きる希望が逆に湧いてくるというものです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月10日
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教育の目的は… 人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。 と、法律(教育基本法)で定められています。わかったようなわからないような単語が並んでいますが、一口で言えばまともな人間になるために行われるものだ、と言うことです。で、その主語は誰か?ということですが、国民が、と言うことでしょうか? それとも行政が、でしょうか? 曖昧です。例えば義務教育は教員免許を授けられた人が都道府県ごとの採用試験に受かって研修を受けて“先生”と呼ばれて行われます。 アメリカの場合はどうでしょうか? これは民主主義を守ることが目標です。で、それを達成するためには為政者に騙されない、そして自分の意見を言う、そういう力を身につけていくわけです。この場合の主語はすべての国民です。プロの手助けを得て自分自身が主体となって学び経験を積んで民主主義を守る力を身につけることが期待されます。それが教育ということです。 で、日米ともに教育はあまりうまくいっていません。格差を生む原因の一つになっています。まともな人間になるとか民主主義を守るとかそういうのはどこかに行ってどれだけ人生で得をすることができるかが目標となりました。人生の99%はコネとお金でなんとかなると言うことを学ぶのが教育の現実となっています。 結果、日本の場合は人格の完成とは長いものに巻かれること、アメリカの場合は民主主義とは徹底的に相手を論破すること、と言うような感じになっています。協調とか団結とかそういう結びつきよりも、自立とか競争が重んじられます。不平や文句、泣き言は言わない、そして勝つことが何よりも大切なのです。ただし自分より力の強いものには服する。愛しいはずの家族ほど厳しい人間関係にさらされます。 そんなわけで日本もアメリカもいざとなったらみんなでまとまって協力し合うことができるのかどうかわからなくなってきました。自分だけは絶対に損をしないという人ほどお金持ちになり出世していくような感じです。 こう言う社会の雰囲気では学校というシステムで教育することは難しいでしょう。ではそもそも学校はどういう目的を担わされているのでしょうか。ミッションは何なのでしょうか? 国家に役立つ人間を育てるという面はともかく、もっと一般化して考えるとそれは「美しく負ける方法を身につける所」だと私は考えています。自分より優れた人間に負け自分の無知に敗北感を感じ努力しても達成できない無力感を学びます。それを美しく演出する力が社会に役立つ力となるのです。勝つより負けることこそ大切なのです。 誰だって勝ちたい、負けるのは嫌です。勝ったら気持ちがいい。負けたら悔しい。でも勝つことにこだわった挙句に負けると自己肯定感や自尊心を傷つけます。積み重なると人格に障害を受け人の足を引っ張ることばかりに熱中します。行き着く先は拡大自殺などの自傷を伴う破壊行為です。 一方、負け方を美しく演出できる力が身につけば相手と自分の関係を冷静に把握し状況を正しく認識しルールに従って正々堂々と競うことができます。負けても美しいのですから恥ずべきことは何もありません。そうすればどのような結果でも素直に受け入れることができます。自分が勝った場合でも相手が負けを認めてくれたからだと感謝の気持ちが自然に湧きます。それが次の勝負の糧になるのです。勝負の度に前向きな経験を積み上げ結果として実力が高まります。 今、ブラックな校則が問題になっていますが、元を糺せば校則というのは“負け方”の作法を定めたものなのです。それがだんだん歪みました。今の学校で本当に校則の文化的な側面を理解して指導している先生はいないでしょう。物品管理の延長線上でしか子供を捉えられません。逆らうものは不良品でしかないのです。美しさなど微塵もない。 実は生徒は校則を完璧に守れない、校則に負けるところから学校での学びが始まるわけです。文化や芸術を理解し、それを受け入れ楽しむための入り口に立つのです。校則とは管理マニュアルではありません。思想であり哲学なのです。奇妙なブラック校則はその点を全く忘れたために生まれました。鬼子です。 我々は自然に勝とうとしますが、一方で勝てないなと自覚するところから自然を尊び受け入れ、それを楽しむ生活を築きます。宗教はその一つの形式です。学校はその感情を大切にし国家と矛盾のないように美しい負け方を学ぶところなのです。 負けたと自覚した時に人は一番素直に学ぶことができます。そこには美しさが必要なのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年11月09日
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