美味探求日記

美味探求日記

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

satopies

satopies

Archives

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月

Favorite Blog

たにたにの食いしん… たにたに さん
chiro の お買い物 chiro_chiroさん
グルメ王の城(王様の… グルメ王j^j^jさん
☆おいしい生活 by m… ぴくすさん
知路の家 知路さん

Comments

れい@ Re:羽田(10/28) まさにそういうCMやってますよね! 先輩…
satopies @ Re[1]:送り出し完了!(10/04) RiXiangさん >お疲れ様でした。 >早く…
satopies @ Re[1]:送り出し完了!(10/04) れいさん、放置してしまっていてすみませ…
RiXiang@ Re:送り出し完了!(10/04) お疲れ様でした。 早くもインド通ですね…
れい@ Re:送り出し完了!(10/04) 国際的なお仕事かっこいいですねー!^^ 私…
2006年04月09日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
前の日記


1.大紅袍(中の上レベル、陳年ではない)
2.20年物の大紅袍(7~10年目に焙煎した)
3.烏[山東]単[木叢]陳年老茶


普通に飲みやすく、誰が飲んでも美味しく感じるのは に関しては、焙煎香がつよく私にとってはほうじ茶と感じられます。
そして肝心の は?
ここで終わっていました。烏[山東]単[木叢]陳年老茶って何?って思いますよね。

その前にこの日のテーマの解説を。
陳年茶 の解釈ついてです。
先生もおっしゃっていましたが、私たち日本人は陳年茶というと vintageもの という捉え方が普通ではありませんか?というよりそのような訳と説明で私も覚えていました。
ある年のお茶をそのまま大事に品質を保ちながら保管した貴重なお茶・・・。華やかな香り高さはないけれど、まろやかで落ち着いた味わいで、などなど。
ところがもう一つ、1度作られたものを、劣化を防ぐために 何年かに一回焙煎をかける という考え方もあるそうです。
(ワインのリコルクともまた違いますよね。もう一度樽に入れて樽香つけるようなもの?!としたら相当な品質の違いがありますよね。すごくわかりやすいたとえじゃありません??)

一つの陳年という言葉でこのような異なった状態を表すことがあるということです。
つまり違う解釈でお買い物をしてしまう可能性があるということ。

ならばそれを飲み比べてみましょうって言うことで飲み比べたのが上記3つというわけです。


1.大紅袍(中の上レベル、陳年ではない) →普通においしい
2.20年物の大紅袍(7~10年目に焙煎した) →焙じ茶じゃん!
3.烏[山東]単[木叢]陳年老茶  →→→ じゃあこれは?



ということで本題。これは幻のお茶なのです。
ヒントと言うことで本を出しましたが、この先生の本のあるエピソードに出てくるお茶。
中国茶文化新版 中国茶文化新版
かなり具体的に言うと、十三章の棚橋篁峰茶詩の中、P.206の冗談【余談】~に出てくるお茶の話です。
本でこのエピソードを読んだとき、なんか現代の御伽噺のようでこんなことって本当にあるんだろうか。と思っていたのですが、それを本当に飲むことになろうとは。
広東省の烏[山東](うとう)山に50年間密封されていたお茶ですよ!!興味のある方は読んでください。
書店で見つからない場合は連絡ください。
簡単に言うとこのような話です。
文革前の疲弊した農村で、貧しいが良いお茶を作る茶農がいた。
ある年、いいお茶が採れたが、味のわからない人民公社の差し出すよりは、
本当の茶人に飲んでほしいと思ったその茶農は山腹の土中に埋めることにした。
何年も土中に埋めた良いお茶が言うにいえない良い味がしたという話を聞いた
ことがあったからである。
茶農は死に、後世、その息子と思われる男があるとき茶葉市場にそのお茶を持ってきた。
5kg詰めの袋5個が出てきたそう。
・・・そのうち2kg(私のメモにはそうありました)を先生が買ったそうなんです!

それを惜しげもなくこうして教養の授業で出してくれるんですからすごいことなんですよね~。
先生は茶商ではなく、茶人なのでそういうことができるのでしょうね。
幻のお茶
幻のお茶の茶葉

と、前置きが長くなりましたが、とにかくそういう出自のお茶です。
味はですね・・・これがまた不思議です。
色も、茶葉の香りもプーアル茶そのもの!
水色ももちろん。ただし、黒々とした濃い色ではなく、まろやかに熟成した高級なプーアルの水色。
そして香りもまさにプーアルだなと思って口をつけると・・・これがプーアルというよりは烏龍系の味です。
単叢茶の個性を残した、かすかに華やかさも感じられる不思議さ。
この出自を聞けば、そうそう無駄にはできない、と思ってじっくりと味わっていただきました。
それにしても、先生はニコニコしながら、平然と出すんですからね、こういうお茶。
私は、本の中でこのエピソードが強烈で、強く印象に残っていたので、すぐにぴんと来ましたけど、気づいてない人だっていたかもしれないのに~~。
全然、自慢ぽく話さないんですよ。

いやあ、支離滅裂になりましたがすごいお茶をいただいてしまいました。


あ、大紅袍を中心とした比較テイスティングと元のタイトルにはありましたが、それじゃ正確には伝わらないですね。
単叢系のお茶による陳年茶の考察 ってことでしょうか、ね。

お茶の道は奥が深いものです。。。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年04月24日 10時55分46秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: