思い出につながる音楽 歌で思い出すその時
その音楽を聴くとそれを聞いたときを鮮明に思い出すことがあります。
静かな日曜日の午後、誰もいない部屋でピアフを聞いています。
思い出したのはパリのシャンソニエ。
すっかり日も落ちたモンマルトルの裏町、ラパン・アジルの店の前に立ち
のんびりと開店を待っていた時のことが蘇りました。
鍋から飛び出してきたウサギが描かれ古いたたずまいの店です。
もうすでに何人もの客が開店を待っていました。
9時にドアーが開くと入口のカウンターでまず料金を払い、年期の入った店内へ。
ワンドリンク付きで28€ですが、予約が要ります。
歌い手が数人出てきて中央のテーブルの周りに集まりなにか相談しています。
客は壁際のコの字型にしつらえられた席につきます。
シェリー酒が注がれちびちび飲んでいると歌が始まりました。
音楽界の異端児ことエリック・サティが演奏していたというピアノもあります。
ユトリロと母のシュザンヌ、マチス、ルノアール、コクトー、アポリネールと
その店の席に座って飲んだくれた(笑)芸術家には枚挙にいとまがないとか。
今では観光客も多くポピュラーな曲も歌ってくれます。
客にも歌わせるところがこの店のユニークなところです。
しかしフランス語が分からないので掛け合いもできずにいると
「あーら、あなたは声がでないの?ラーでもなんでもいいからいっしょに楽しみましょう~」
などとその場の雰囲気に入りこめるように誘ってくれます。
フランス語のできる客たち、もちろん同行した友人も
楽しそうに合いの手を入れたり歌ったりしていました。
しばらくすると女性の歌手が「アコーデオン弾き」を歌い始めました。
エディット・ピアフの歌です。

ネパール旅行 その後 ネパールからの手紙 … 2016.07.13 コメント(2)
ネパール旅行 サヨナラ・ナマステ (す… 2016.07.06 コメント(8)
ネパール旅行 パシュパティナート寺院と… 2016.06.15 コメント(5)
PR
キーワードサーチ
フリーページ
サイド自由欄
カレンダー