2週間で1500キロの旅 実行編 15 奈良2日目~大阪
奈良ホテルの館内ツアーでこの日は始まりました。


フロントロビーに飾られている上村松園の「花嫁」をはじめ絵画の数々
オリジナルを飾っていると聞いて「盗まれたらどうするの」と心配そうでした。
レストランや客室通路、吹き抜けの階段上の絵画ばかりでなく調度品も歴史と風格があり
居るだけで優雅な世界に入っていく様な気分になりました。
天皇や皇族が奈良に来た時お泊りになるので有名ですが
外国の宿泊客もそうそうたるメンバーです。
アインシュタイン、リンドバーグ、チャップリン、ヘレン・ケラー、
オードリー・ヘップバーン、ダライ・ラマ14世など枚挙にいとまがありません。
ジスカールデスタン大統領夫妻も宿泊したのは驚きだったようです。
アインシュタインが弾いたピアノは戦後の動乱期に一時行方不明になったとか。
ホテルの方の案内であっという間に1時間が過ぎました。
大阪から迎えに来てくれた友人の車をホテルに置き観光スタートです。
ならまちを歩いて興福寺に行きました。


猿沢の池、それに写る五重塔を目指して行くとすぐでした。
藤原不比等の発願で創建された興福寺は阿修羅がとても有名です。
様々な仏像を見て国宝館の千手観音菩薩立像、阿修羅を含む八部衆立像を見ました。
仏様や天や守護神の種類の多さに二人は混乱してきたようです。
フランスから初めて日本に来たのですから無理もありません。
興福寺を後に次は東大寺です。

あちこちにいる鹿が人懐っこいのに大感激。
「どうして逃げないの?」「ひかれないかなぁ」と心配も。
「鹿せんべいを買ってあげることもできるよ」と教えると嬉しそう。
すぐにあげずに頭の上にかざすとお辞儀をするのにも驚いていました。
「日本は人ばかりでなく動物まで礼儀正しいんだなぁ」ですって。
大仏殿の中に入るとその大きさに圧倒されたようです。
創建時には86mあった建物の幅も火災後江戸時代に再建された現在の物は57m。
それでも世界最大級の木造建築です。
「最初に作られた時はこれの1.5倍くらいの大きさだったんだよ」というと
「なんだって!作られたのは8世紀の半ばだろ?どうやって作ったんだ、信じられないよ」
と言っていました。
三月堂はパスして二月堂へ

3月1日から14日の間「お松明」という行事があり、特に12日の深夜に
井戸から観音様に供える「お香水」を汲む儀式「お水取り」がおこなわれ
道灯りとして大きな松明がともされること
火のついた松明を持って僧侶がお堂の周りを駆け、火の粉が下に落ちること
お水取りが終わると奈良に春がやってくる、と言われていることを話しました。
お堂の回廊から奈良の眺めを楽しんで帰る時にその松明が庭に置かれていました。
「あんなに大きいのか!」「火事になっちゃうじゃない」と言いながらも
いつかはその深夜の「お水取り」を見てみたいと関心がわいたようでした。
奈良での観光はここまで。高速を走って大阪へ向かいました。
大阪で行かなければいけない所と言えば....そう「通天閣」ですよね。

歴史と古色蒼然とした仏像たちの世界から急にレインボーカラーの中に入って戸惑う二人。
友だちは「これが大阪でんねん」と笑っていました。
道頓堀へ行く前に「グリコ」の説明をしたのですがよくわからなかったようです。
続いては日本で一番高いビル「あべのハルカス」の天上回廊です。

展望台のフロアーは足元から天井までガラスなのでまるで空中を歩く感覚です。
中央が吹き抜けになっているので2階下の天空庭園が見えます。
ウッドデッキのようになっていて木や花も植えられとても居心地がよさそうでした。
たまたま窓のガラスに誰でも絵が描けるイベントがあり
さっそくメッセージを書き込んで記念撮影。とてもいい思い出になりました。
この日のお宿はコンフォートホテルです。
リーズナブルな値段で朝食付き、しかも心斎橋ですので道頓堀もすぐです。
快適だったよ、との二人の感想
朝食もバイキングでおいしかったそうです
なにより便利がいいのが一番いいですね
さてホテルについて休憩のあと「ハモたべにいこ」と誘ったのですが...
疲れてしまったようです。
そこで大阪ナイトはゆっくり休んでから二人で探訪してもらうことにしました。
道頓堀への行き方を教えると「危なくないよね」と聞きます。
「全く心配ないから二人で楽しんできてね」と言うと安心したようでした。
さてさてどんな冒険をしたのでしょうか。
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雨の北限の地 5 利尻、礼文へ 2017.08.19 コメント(1)
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