スーパームーンに照らされて
約1.4倍の大きさに見えるという月が上ってこようとしていました。
まだ明るいうちから月がよく見える2階にテーブルをセットして待ちました。
去年は三回もあったのに今年はこの一回だけ。
だけど中秋の名月の次の日がスーパームーンだったので二日続けてお月見が楽しめました。
スーパームーンになる瞬間は11時50分であったらしいのですが
月の出の時間でも、とても明るい大きな月が上ってきました。
日没後は普段でも大きく見える月ですが、なんだかもっとふくらんでいるみたい。
大きさだけでなく、普通の満月よりも30%も明るさが増しているのだそうです。
だんだん空が暗くなってくると月の明るさが際立ちます。
ちょっと雲が出てきたのですがそれも趣があります。
大きさがわかるように上手には撮れませんでしたが、それでもいいんです。
ぶれたのでしょうか、こんな写真も撮れました。
肉眼で見るとリボンのように光が広がっていました。
月が昇り暗くなってくると、月見の宴は盛り上がってきました。
ろうそくの明りを灯し、あり合わせで作った料理とワイン、それに楽しいおしゃべり。
お月さまも笑って聞いているようです。
外で焼き鳥を焼きだしたのは主人です。
里芋はこんな風に焼いて食べました。
冷蔵庫整理みたいなお食事会でしたがなかなかバラエティがあり好評。
なかでもプランターで採れたナスを焼いたものは美味しかったです。
夜も深まると「散歩に行こうよ」ということになり
月の光を浴びながら近くの丘の上まで歩いていきました。
肉眼では色がよく見えませんでしたが、近くははっきり分かるくらい明るかったです。
丘の上には畑が広がっています。
農道を進んでいくと道が闇の中に消えていくように見えます。
丘の頂上は開けていますが街路灯は一本もありません。
ほんとうに真っ暗なので星の観察にも最適。気が向くとたまに星を観に登ります。
風もなかったのでふわりふわりと散歩を楽しみました。
はっきりと影が出るので、なんだか飛べるような気持ちになってしまいました。
心地よい疲れと不思議な高揚感で家に戻って小休止。
明け方には月の入りを見に行きました。
少し寝てもとても眠く、眠気を通り越して世界が現実ではないような感じです。
浜に行くと月の道ができてきれいでした。
周りが明るくなるに従って、ゆっくりゆっくり月が落ちていきます。
伊豆半島の上は靄がかかっているようで月がぼやけて見えました。
しばらく浜でぼーっとしていました。
またふわふわと家に帰る途中も誰もしゃべりません。
話したら今いる夢の世界から現実に戻っていってしまうような気がしたのでしょうか。
家に着くともうすっかり明けていました。
なぜか不思議の国から帰ってきたようにみんな幸せそうな顔をしていました。
スーパームーンのおかげでいつもはしないことができました。
毎日毎日を着実に送っていくことはとても大切なことです。
だけど時には生活から抜け出して思い切ったことをするのも楽しいものです。
読んでくださったみなさまの毎日に楽しいことがたくさんありますように。
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