星の流れる夜空を見上げて
ジャコビニ・ツィナー(ジンナー)彗星を母彗星としているので
ジャコビニ流星群と呼ばれていますが正式の名前は「10月りゅう座流星群」といいます。
りゅう座は北西から北の方角で夕方過ぎに一番高くなります。
今夜は月齢が26日なので月明かりに邪魔されずに観測できる環境です。
残念ながら今その方角は雲におおわれています。
流星群はその方角に限らず全天に流れるので
一つでも見えたらいいなと思っています。
今年は6日から10日にかけてジャコビニ流星群が出現します。
今日の極大の時間は午後の2時ごろだったのだそうです。
13年毎に活発な活動を見せるこの流星群が話題に上ったのは1972年でした。
その時は彗星が地球の軌道とほぼ交差して「流星嵐」になると噂されました。
友だちと7人と2台の車で中央高速を走り、八ヶ岳まで見に行きました。
しかし期待された「流星嵐」は起こらず、ほんの2、3個観測できただけでした。
それでも開けた場所に陣取り、寝袋に包まって頭を合わせ東西南北に放射状に寝そべって
自分に割り当てられた方角に現れる流星を待っていた時のことは深く思い出に残っています。
たとえ期待外れで「流星嵐」が見えなかったとしても
それを見るためにみんなで遠くまで行き、同じ空を見上げた思いは今も新鮮です。
1933年と1946年には、一時間当たり数千から数万の流星が流れたと聞くと
今、自分が見ているその空でそれが起こったらどんなに素晴らしいだろうと心が震えます。
1933年ヨーロッパでは想像を絶する「流星嵐」が観測され
イタリアでは1分間に480個の流星が見られたとか...
1946年、アメリカではZHR(最高の条件を仮定して一時間に換算した数)で
12000~15000の流星嵐だっとといいます。
そんなにたくさん星が降ってきたら...心熱くなってしまいますね。
日本では1998年10月8日にZHRで720個であったようです。
今夜はどうも雲も出てきて流れ星を見ることは難しいかもしれません。
せめて2011年のジャコビニ流星群の様子を見ながら次を待ちたいと思います。
ゆったりと夜空を見上げて星が巡っていき地球が回っていくのを感じたい、
と思う気持ちはいつまでも失いたくないと思います。
空を見上げても
心の中を覗いても
美しい光が光が瞬き
希望が溢れていますように
読んでいただいてありがとうございました。
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