Dec 25, 2003
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テーマ: クリスマス(3031)
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日も述べたが、私の持ち合わせた記憶には、クリスマスの素敵な思い出が少ない。
幼少の頃は、両親がいつも色々なプレゼントを私達に用意してくれていたが、
なぜだがうまく思い出せない。きっと、胸踊った素晴らしい景色が
幾つも存在したはずなのだが、長くサービス業に従事していると、
仕事のイメージが染み付いて離れないものだ。

今日も今日とて仕事だったのだが、少しばかりハッピーを損ねてしまった。
と言うのは私が、姉妹店のレストランにヘルプで留守にしている際、
留守を預かってくれたバイトの子達とお客様の間で、行き違いがあったようだ。
お客様は気分を害され、足早に店をあとにしたとの事。
お客様にもバイトの子達にも、大変申し訳ないことをしたと思う。
年に1度の素敵な夜を、お客様は元より働いてくれてる皆に
気まずい思いをさせてしまって、言葉もない。
特に一生懸命働いてくれる子には、辛い思いをさせてしまった。

せめてものプレゼントに、彼女のクリスマスの思い出をここに紹介したい。

◆◆◆

彼女は素直な子だった。27を迎えた今でも、幼少のその片鱗を少しも崩さずに抱えている。
決して要領の良い方ではないが、人を疑ることを知らず、言われた事を真に受け、自分が正しくても言い直そうとしない。
小学生の時分から取り分け素直な子だった。
父親の冗談を信じて、日本が世界一大きな国だとクラスで公言し、
笑われたこともある。
ただ疑ることを知らなかった。

今でも携えるその純朴な瞳は、他の子がそうである様に
クリスマスを心待ちにして、寝付けぬ夜を幾度となく過ごしていた。
貧しくはないが、裕福とは言えない彼女の家庭にも
クリスマスの福音は鳴り響いたものだ。
子供に寄せた父からのプレゼント、いや、サンタクロースからの
プレゼントは長靴に入った素敵なお菓子達。
掛け算も割り算も知らない少女には、何物にも代え難い贅沢な品だった。
寝起きの枕元にプレゼントはなく、父親はいつもこう言ってプレゼントを手渡していたそうだ。

「さっき駅でサンタさんにもらってきた」と。

駅に行けばサンタさんに会える、少女はそう信じていたものだ。
今でも彼女の父親がそうである様に、
彼女にとってサンタクロースは身近な存在なのかも知れない。

◆◆◆

メリークリスマス。





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Last updated  Dec 25, 2003 12:43:16 PM
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さとう4632

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