角笛シルエット劇場

やさしい心は　花を　咲かせ

つよい命は　山になる

今　子供の心に

のこしておきたい　影絵劇

昨日、市民文化ホールで影絵の劇を観賞してきました。

今年で二回目の観賞。

市内の幼稚園・保育園の園児らが沢山集まっておりました。

花さき山というお話は、

‘一人の少女が、あまりにもきれいな花をみて、いつの間にか

森に迷い込んでしまう。そうしたら、一人の老婆とあい、

何故、こんなに綺麗な花が咲くかと教えてくれた。

人が、一つ良い事をすると、一輪の花が咲くと老婆は言った。

少女の花も咲いていた。

前日、祭りに行く着物を妹が欲しがったが、

家にはそんなお金ない。少女が、全てのものをあきらめ、

母親に、妹の着物を買ってやってとお願いする。

祭りの日、妹は真っ赤な着物を着てお祭りに行くが、

少女は一人、古びたぼろぼろの着物で祭りを楽しんだ。

そんな、妹思いの少女の行いが、花さき山で一輪の花を咲かせたのだ。

そして、花さき山の山は、

勇敢な男達によって作られた。

大嵐が村を襲い、ある日は、村が大火事にあい大変な事態になった、

しかし、勇敢な男が、立ち向かい自らの命と引き換えに、

村を救った、という。そして、その男達は、山となった。

その話を、家に戻った少女は、お父さんお母さんに話すが、

狐に化かされたと、笑った。

あくる日、少女はまた森に入ったが、もう花さき山は無かった。’

という大まかなお話です。

良いことは、勇敢な事は、目に見えて現れるものではない。

あの綺麗な花ように、壮大な山のように

目の前に広がるものではないが、心の中にそれはあり、

そういう心を養う劇なんだと思いました。

子供たちにとっても、素晴らしいお話でしたが、

正直、聞かせてやりたい大人も沢山いるので、

童心にかえり、

子供に言い聞かせる当たり前の常識のことを、おさらいするのもいいかと

思いました。

どうでしょう、たまに絵本でも買ってみては。

単純なお話に、涙する事ありますよね（；－；）

シルエット劇とは、関係ありませんが、

私の、大好きな絵本があります。

宮西達也の絵本シリーズ

（ティラノサウルスシリーズ）

おまえうまそうだな

おれはティラノサウルスだ

きみはほんとうにステキだね

あなたをずっとずっとあいしてる

です、

子供に、読み聞かせていますが、

「きみはほんとうにステキだね」を読んでて、

本気で泣きました（＾＾；）

子供に、なんで泣いてんの？って冷めた口調で言われ（￣□￣；ガーン

自分の子供に引きましたが、

すごく、子供も聞き入りますし、大人もつい聞き入ります（＾＾）

素敵な心、善の気持ちは、

目には見えないのですね。