牛と鷲と虎と
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長らく冠婚葬祭用に使っていた、ワコールの防水パンプスが、ついにあかんようになってもうた。清水坂を何度も上がり下りして、親戚年寄り連中の間を駆け回って、ずっと立っていたり、、、、ちょっと前に修理したんだけど、酷使の中、ほんまに足にダメージを与えるようになってもうた。前と同じワコールの防水パンプスを買おうとワコールコーナーに。防水で冠婚葬祭にも仕事にも使えるマルチな型の黒は2種類しかない。カジュアル路線ならあるし、革製のは何種類かあったんですが。革製は、雨のこともあるけど、葬には使いたくないんだよなあ。生け贄の習慣のあるキリスト教や生ものOKの神道では良いんですが、仏式にモロ革は、、、ね。ちなみに、黒は鞄も布製だし、草履も布(と人工皮革)。今どき、そういうのを気にするもんやないと売り場の人は言う。実際、草履だって黒の革が多い。でも、私は気になるん!(まあ、そないなこと言うたら、絹も動物、大量殺生なんだけどね)一番、足に合ったのが、甲にストラップのあるタイプ。プレーンタイプもまあ可という感じ。が、しかし、どっちも黒の私サイズは完売で、いつ入るかわからんとか。他の色や革製ならあるんですが、、、っておっしゃるけど、それやったらいらんわな。すると、ワコールコーナーのおばさんは、「防水パンプスならあちらのコーナーで扱っているので、いかがですか」と教えてくださいました。(こういうところ、百貨店のええところ)t.イナバというのがそのメーカー。サイトで見る限り、関西では難波の高島屋しかないようで、大阪在住の従妹経由で情報を仕入れる私が知らんのも無理ないかな。 昭和35年に、西麻布でオーダー専門の婦人靴メーカーとして創業。 昭和38年9月に新宿伊勢丹に売場を開設。 昭和62年12月に岩手県一関市に工場を移転設立する。とHPにはあって、歴史ある靴メーカー。代表が稲葉さんなわけね。スパンコールや刺繍入りなどのデザインもんは「ちょっとどうよ」ですが、プレーンは形が気に入りました。撥水加工なので、ワコールほどではないけど、少しの濡れにはOK。汚れたら靴ブラシで手入れすれば良いってのもポイント高し。普段はいているガンターの靴は革製で、お手入れがたいへんちゃあ、たいへんだもんね。ヒールがしっかりしていて、歩いたとき足首がぶれない。パーティ用のハイヒールは別として、足首の固定は実用靴の原則。足音が小さいのは魅力。まったく音がしないのは、自分が近づくのを知らせないことになり、無作法なんやけど、あまりに大音響のカスタネット靴は大嫌い(いつも大音響を聞いていて、耳が悪くなってるんちゃうかなと心配になるし、衝撃が吸収されないから音が出るわけで、膝への影響も心配)。その撥水加工靴はソフトストレッチ素材なので、多様な足形に適応可。ストレッチ素材と言うても、仕事にも冠婚葬祭にも対応可能な色つや素材なので、合格。いろいろ試して、プレーンパンプスより、甲にストラップのあるタイプが足にあいました。軽い。さすが日本の素材サイエンス、なかなかのもんよね。秋に売っている同素材の短いブーツも人気とか。この履き心地ならリピーターが多いんだろうなあ。防寒に関しては、やっぱドイツ製が優れているんですが、重いのが欠点。なので、軽い新素材の日本製が欲しいな、と思ったら買いに行くかも。そのコーナーはちゃんとモノがサイズ、色とそろっているのがエエですわ。ワコールも需要を見越した生産すれば良いのに。梅雨の時期に品切れで、いつ防水靴を売るねん。戦略的に問題ちゃうんか。と言う事で、長年、働いてくれましたワコールパンプスにさようなら。(って、今の東京都のゴミ区分では燃やすゴミ、でいいよね?)
2008.06.05
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