え?賞味期限切れですか?

Jun 5, 2008
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カテゴリ: 粟生と雑記
自己の思想を表現してみることは、所詮弁明にすぎない。



粟生は知らなかったが、

不可能の代名詞とされていた「青い薔薇」が

昨今完成したそうだ。

基本的に 今までの青い薔薇は、

青に近い紫 或いは 脱色して色素につけこんだものだったらしいが、

完成した青い薔薇は遺伝子のレベルで青い色素を持った

本当の青い薔薇、らしい。


粟生は小さい頃から花がスキだった。

月並みだが薔薇も大好きだった。


青という色もスキだった。

それは空の色だったり、海の色だったり、

悲しみの色だったり、幸せの色だったり。


だから青い薔薇ができたらきっとありえないほど

ステキなのだろうと思っていた。

でも実際に見てみると 本当に青い薔薇だった。

紅い薔薇や黄色い薔薇と 何らたがわない。

もちろんそれはそうなのだろうが。

きっと研究者には 完成品の美しさなんかより

不可能への挑戦ということに意味があったのであろう。

それでも粟生は これなら青い薔薇は不可能のままだった方が良かったと思う。

現実にはおこりえない、

永遠に人々の心の中に「ありえない奇跡」として咲き続ける花として。


夢は夢見るものじゃない

叶えるものだ、と 粟生も思っていた。

でも―。








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Last updated  Jun 6, 2008 01:37:57 AM
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