というメロが流れるテレビCM、皆さんも御覧になったでしょう。
草苅正雄がブランコこいでわらっている、あれです。
これはなんのCMかといいますと、男の更年期障害(?)
勃起不全、勃起障害などと言われております。
生命として誕生した以上、子孫を残す、というのは本能であり、
その機能に障害をきたす、ということほど屈辱的なことはなく、
本能的に考えると誕生した意味がない、とさえ思えてきます。
そこへさっそうとやって来た赤い電気機関車
その軽やかでダイナミックな登場はブランコにのって迫る草刈正雄のようです。
最近はどこの鉄道も電車(前と後ろに運転席のついた車両があり、
小さなもモーターを各車両の床下に少しずつ積んだもの)がほとんどで、
貨物列車や寝台特急を引っ張る機関車(貨車や客車など、自分で走れない車を
引っ張る。蒸気機関車、電気機関車、ディーゼル機関車など、客は乗れない)
はあんまり見かけません。たまに見かける機関車は「ガタンガタン」という音も
重そうで、チカラ強く迫力があります。
ちなみにうちの嫁は電車と機関車の概念がピンとこないらしい…
で、その燃える男の赤い機関車、よくみると…
EDじゃねーかっ!!おまえもかっ!!そんなにチカラ強いのにっ!ED、そう、それは勃起不全の略称、ああああーーーーっ!
というネタはさておき、EDにもちゃんと意味があります。
E:電気機関車という意味の記号です。エレクトリックの頭文字E
ちなみにディーゼル機関車は「D」がつきます。
D:動力を伝える動輪が片側4つという意味。ほかにB(2つ)、C(3つ)
E(5つ)、F(6つ)、H(8つ)が現存または実在しました。
最後にそのED76の活躍のひとコマをご紹介
寝台特急さくら号、もう廃止になってしまいましたが14両もの客車を
ひとりで引っ張る姿はまさに圧巻、大迫力。この姿をみてだれが「ED」などと
思うでしょう。ま、そんなはずはないんですが…