さすらいの若旦那の日記。

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2010.01.31
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昼間、テレビで女子マラソンを観た。
最強のママさんランナー、赤羽選手を応援するためだ。

派手ではないが、なぜか応援したくなる選手。
今回もまた、スタートからレースの展開に注目していた。

どうやら彼女、足を故障してしまったらしい。
解説者のQちゃんもそのことを心配していたが、序盤のレースでは彼女は先頭を果敢に引っ張っていた。

ペースも幾分速く、軽快に走る彼女の姿に安心してのんびりと展開を見守っていた。
だが、レースの中盤で、心配していたことが現実になった。

大阪国際マラソンの名物コースでもある、大阪城内を走っていた場面である。
いわゆる「ジェットコースター」と呼ばれている急激な下りで、それは起こった。

それまで主導権を握り先頭を走っていた赤羽選手が、少し後退する。
足への負担を避け、ブレーキを掛けながら下っているのだろうと思っていた。

だが、一旦後方に下がったまま再び先頭に出ることはなく、少しずつ置いていかれる。
やがて彼女の走りが硬くなり、足の痛みからか、苦痛の表情さえ浮かべるようになった。

その後、後続の選手に次々と抜かれ、時折映し出される姿はとても痛々しかった。
そして、解説者の有森さんが放った言葉に、一瞬ドキッとして耳を疑った。

「もう止めて欲しいですよね。これ以上走っても、何も得るものがないですから」

この言葉だけを聞けば、おそらく「何言ってるんだろう」と、誰しも怒りの気持ちが湧き上がるに違いない。

選手が怪我の痛みに耐えひたむきにゴールを目指している。
少なくとも、観る人には勇気と感動を与えるはずだ。

それなのに、得るものが何もないとはどういうことか。

だが、有森さんはそんなバッシングを受けるかもしれない言葉を淡々と発した。
実はそれは有森さんならではの「プロ」としての発言だったのである。

確かに、観る人には感動を与えるかもしれない。
だが、有森さんの発言はその先を見据えていた。

ロンドンオリンピックで日の丸を背負って走る赤羽さんの姿である。
オリンピックでメダルを獲った有森さんだからこそ、出た言葉だったのだ。

ここで無理して、選手生命が短くなったり、オリンピックに間に合わなかったらそれこそ本末転倒である。
勇気を持って止めることも重要な選択肢だと、有森さんなりに伝えたかったのだろう。

とはいえ、走っている選手自らが判断して、レースを棄権するのは難しい。
誰かが指示して納得させねば、「棄権」という選択肢は浮かばないのだ。

コーチである赤羽選手の夫が、赤羽選手にやっと追いつき棄権を促したのは、ゴールにあと4キロほどを残した地点だった。

抱きかかえられながらコースアウトする赤羽選手を観ながら、涙が出てきた。
ゴールまで何としてもたどり着きたかった彼女の悔しい気持ちが痛いほど理解できたからだ。

残念ながら、途中棄権という残念な結果に終わってしまったが、まだまだ彼女にはやらねばならないことがある。
ロンドンでのオリンピックで、華々しく活躍することだ。

一日もはやく故障を治し、リベンジする姿を見せて欲しいと願う。

今日のレースを棄権した涙を、メダルの栄光という輝きに変えればいいのだ。














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最終更新日  2010.02.01 00:38:32
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