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今日、三男坊のサッカーの練習の送迎中に、長男の親友Tくんのお母さんに会ったので、改めてお礼を言った。
実は、長男のAO入試の時に、Tくんからレクチャーを受けたのだった。
長男が今回目指した分野は、生物とか環境とか...
部活三昧の高校生活を過ごしてきた長男。
勉強はからっきしだけれど、料理が得意だったり、ハチの巣退治したり、タイヤ交換できたり、方向感覚抜群~の器用な長男が、その器用さをわかってくれる進路はないかと常々思っていた。
ダが高校の役員なので三者面談にも行ってもらい、担任との相談で「とりあえずダメ元で1校AO入試を受けよう」という方針になり、A大学を目指すことに。
でも、私は、「どうせ受けるなら、ダメ元じゃなくて可能性のある所がいいかな。」と思った。A大学ではレベルが高すぎるし、AOで受かっても大学で学力が付いていけない学生がいるというのを新聞で読んだことがあるし...
ダが夏に海外出張を3週間ほどしているうちに決めないといけなくて、長男&私は、長男の力に合ったB大学のAOを受けることに決めた。
B大学のAOは、一次試験が小論文の書類審査、二次試験が実習2日間、三次試験が口述試問ということで、倍率が約5倍。
実習って何かな?と思いながらも、まず一次の小論文。
はっきりいって、これは本人よりダ&担任の作品だった。
ダ(一応、大学教員)が囁いて長男が文章化したのを、担任(偶然ながら担任の専門分野と一致)が添削したのでね。
一次通過した時も、他の先生からも「文章ができすぎだな。」と言われたほど。
でも、面倒見の良い担任が、今度は、大学の後輩で某企業の研究員をやっている人の所に連れていってくれて、実習の練習をしてもらうことに。
本当に有り難いこと。
それでも、何をやるか予測できない二次試験の実習は、ダメ元で行った。
親は2人共忙しかったので、二泊のホテル&高速バスを予約し、長男は一人で二次試験へ。
こういう所が長男は自立している。田舎育ちなのに、電車の乗り換え等で迷うことないし、方向感覚がいいので道に迷うこともないらしい。
部活で遠征も多かったから、ホテルにも慣れているし。
前日に大学近くの串カツ屋さんで夕飯食べたら、お酒を勧められて「ジンジャーエール」を頼んだところ、店主さんから「高校生だったのか。」と驚かれたとのこと。
実習は、25名。
定員は5名なので、やっぱり5倍。
初日の実習は、地形調査をして地形図を描くというもので、地理好きな長男にとってはラッキーな内容。
そして、最後のディスカッションでも結構発言できたらしい。
2日目は生物の講義と実験で、それは、ちょっと大変だったらしい。
それでも、自己アピールするためにディスカッションで何とか発言したとのこと。
2次試験で、自分より受かりそうな人が10名くらいはいたような気がすると言っていたので半分諦めていたのだが、なんと最終選考(3次試験)に残ったという通知が来てビックリしたのだった。
ここまで来たら受かりたいという思いと、最後に何人残っているのかわからない、どれだけ期待できるのか、あまり期待しないようにしないと~
最終選考には、高校からの情報がいくのだ。お粗末な成績&部活での活躍など...
そして、口述試問なので、ボロが出やすいし...
三次試験までの1週間、担任が毎放課後、夜9時まで高校で口述試問の練習をしてくれた。
面倒見の良い担任に、頭が下がる思いだった。
長男曰く、「やっと答えられるようになったけれど、先生(担任)の質問に慣れてきただけかもしれない。」と自信なげ。
三次試験に残ったのは11人だったそう。
部活については、「三年間、北信越大会に出ているのはすごいね。」と言われたそう。
そして、成績がイマイチなことも指摘され、「部活三昧で勉強しませんでした。大学では、そんなことのないように頑張ります。」と答えたそう。
一方、緊張して答えられない質問もあり、「緊張しなくていいよ。」とも言われたし、心配な点も。
合格発表の日は、遠いので見に行かなかった。
合格ならすぐに速達で送られてくるだろうし。
しかし、翌日午後になっても届かないので諦めモードになっていたら~夕方、合格通知が届いたのだった。
良かったねぇ、成績だけじゃない、君の器用さや田舎育ちの逞しさが認められたのかもね。
海なし県で育った割には泳ぎも得意な長男は、海の近くの大学で、今度はライフセービングをやろうかな、と言っている。
運転免許も大型やバイクも取る気らしい。
お願いだから勉強もして、ちゃんと卒業してくれたまえ。
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