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久しぶりの更新だけど、仕事の話です。
普段は占いなどは信じないのですが、とある占いで今週の仕事運が最悪だったのは当たっていたかも。
昨夜は、連休の谷間だというのに、気づけば夜8時。
職場で一人遅くまで残業をするはめに…
私は元職が知的障がい者の相談員だったので、 障がい者のケアマネを頼まれることが多いのですが、
今週は、長年担当した知的障がい者のS子さん(65歳)とのお別れがあったり~
身体障がい者Kさん(60歳、一人暮らし)が圧迫骨折をしたり~
そのために毎日対応に追われたのでした。
【S子さん】
S子さんは、介護者の実のご兄妹達が高齢になって支えきれなくなり、いよいよ施設に入所。
ご本人は、毎日奇抜な服装で(タオルを被って長靴履いて、原色のジャージを着て木の棒を杖に)坂道を歩いて登って社協に来て、砂糖入りコーヒーをガブガブ飲んで、ケアマネ室のお菓子を食べ~(もらい物が沢山あるのを知っている…笑)腰が痛いと言ってはヘルパーさんに湿布を貼ってもらったり、爪を切ってもらって半日位を過ごす毎日を数年送っていたのでした。
年金も少ないS子さんを、制度の中にはめるのが難しいので、私達社協は殆どボランティアで彼女の世話をしていました。
S子さんにはギリギリまで隠しながら、入所のための荷物を揃え、その中には眠る時に必要なヌイグルミや大事なタオル、そして、痛くなくても欲しがる湿布薬も忍ばせました。
小学生くらいの理解力はあるので、showerとは約束事が幾つかありました。
「体に悪いから、コーヒーにお砂糖を入れすぎない。」
「人の持ち物を勝手に開けない。」
「お金がかかってしまうから、痛い所がないのにお医者さんに毎日行かない。」
「寒い日は上着を着ること。」
「デイサービスや診療所の玄関のベンチは、足の悪い人のためだから座らないこと。」
他の人達はS子さんへの対応がわからずに、我がままを通してしまっていたので、世間のルールを教える方針にしたら~
showerのことを「先生」と呼んで、言うことをきいてくれるようになりました。
ポケットに、焼きそばと生のお肉を入れて「作って。」と持ってきた時は困ったけど。
ソースがなかったし(笑)隣の診療所にS子さんが行くとshowerに連絡が入り、必要ない診察を受けないようにしてくれていたのですが、検尿コップをもらいたくて毎日行ってたし、
その隣の役場には、保険証を失くしたと言いに行き、その度に係の人達が「いいよ、気が済むまで作ってあげる。」と何枚も無料で再発行してくれていました。
障がいはあるけれど、人懐こく聞き分けの良いS子さんは、皆に愛されていたのです。
施設での適応に心配をしていましたが、昨日電話が来て、
「shower先生。 すごくいい人達ばっかりで、ご飯もおいしい。でも、湿布薬をもらいに診療所に行くから迎えに来て。お小遣いもほしい。」とのこと。
湿布薬は他のお医者さんで出してもらえるし、お小遣いなくても欲しい物は買ってもらえるからね、と話しているうちに、涙が出てきてしまいました。
施設の指導員さん曰く、散歩も毎日し、夜もよく寝ているとのこと。
また、コーヒーを飲みたがるのでコーヒーとお砂糖も用意したし、食後のデザート(家では食べたことなかったね。)を気に入り、毎日イチゴとバナナが欲しいと言っているとのこと。
毎日は無理だと説明をして我慢していますよ、とのこと。
思ったより個別対応をしてくれる施設で良かったです。
社協の職員一同、ホッとしました。
でもね、毎朝、道端で私が出勤するのを待っていてくれたS子さんを探してしまい、切なくなっていますよ。
【Kさん】
一人暮らしで難病があるので、なかなか前向きにリハビリをしないので、どんどん病気が進んできていたところの腰椎の圧迫骨折。
軽いから入院しなくてもいいと主治医に言われたものの、一人ではトイレも行けず…
連休前で混んでるのに、いつもお世話になる施設に頼みこんでショートステイに入れてもらいました。
頼んだ一時間後に迎えに来てくれた相談員さんに感謝です。
身寄りがないのでshowerが契約や支度も何もかもしなければならず、その日は家に帰ったのが夜10時。
それなのに、この一週間、本人はショート先の食事がまずいとか部屋の掃除がなってないとか、我がまま放題。
在宅を目指すなら、少しずつリハビリを始めるように言うと、「もう死ぬだけだからやっても無駄だ。お前には俺の気持ちはわからないだろう。」と、showerに当たる。
心配して駆け付けてくれた、普段リハを受けている理学療法士(PT)さんにも当たるので、 PTさんが「どこかに入院させた方がいいかも。」とポツリ。
この言葉にshowerは切れてしまったの。
今までKさんが、このPTさんと相性悪くてリハビリが進んでいなかったのも悪化した原因。
「途中で投げ出すなんて、無責任。」と渇を入れてしまったんですが、後で大人げないと後悔。
若いPTさん、showerのせいで心に傷を負ったらどうしようと思ったけれど、それから頑張った。
ショート中に他の事業所の彼がリハやってもお金は取れないのに、毎日のように施設に通って
リハビリをしたり、施設の看護師にリハのやり方を指導したり~
我がまま放題のKさんにもshowerは渇を入れた。
こちらは冷静に、意図的に。(頭冷やかにですよ、笑)
shower:
Kさん :「お前が専門家なんだからいいようにしろ。」
shower:「わかった。でも、私は在宅のケアマネだから、長期入所だと担当外れるからお別れだね。」
Kさん :「それは、困る。頼むから結婚してくれ。」
予想以上の効果がある反応に、内心大笑いのshowerでしたが、 そこはポーカーフェイスで
「じゃ、頑張ってリハビリして、Pトイレ移乗できるようになってね。」と言ったら、
その日から、Kさんは素直にリハビリしてるんです。
その他、他の利用者さんでも圧迫骨折した方がいたり、介護者が入院して97歳のおばあちゃんが一人になっちゃったので、急きょデイサービスに泊めたり(村に緊急宿泊制度というのがあるんです) 、
メーデーは組合代表で行進したし~
忙しい連休です。
四連休は、庭&犬の手入れをして、デイサービスにワンコ連れていきます。
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