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J2横浜FCが勝てない。 第3節限りで岸野靖之監督を解任し、フランスW杯時に日本代表のボランチを務め、チームのOBでもある山口素弘氏を監督として迎えた。第5節の山口監督就任以降も、1分2敗といまだ勝ち星に恵まれないが、サッカーの質自体は向上している。 岸野体制末期には、最終ラインのパス回しを奪われ、速攻を喰らうなどチームは完全に崩壊していた。就任初戦の甲府戦こそ、それまでの尾を引きずり惨敗したが、以降の試合では、パスも回るようになり、だいぶ決定機も作れるようになった。 試合中、「上がれ」「戻れ」「開け」の三拍子しか叫べず、ピッチの選手に何一つとして具体的な指示を出せなかった岸野前監督と比べ、山口監督は現役時代同様、的確なアドバイスを送っている。 7節の山形戦、1対2で負けている試合終了間際、横浜FCは猛攻に出たが、3度の決定機をことごとく外した。1本でも枠内に飛んでいれば、同点だったが…。 時間がなくなると、選手はやみくもに中央にロングボールを放り込みだした。相手も中央に密集しているので、当然跳ね返されるだけ。山口監督は冷静に、ジェスチャーでサイドを叩いてから展開するように指示を出していた。 一見、当然のように思われがちだが、岸野前監督は観客と一緒になって興奮して『上げろ!』と言っているだけだったことを考えれば…。何ともレベルの低い話ではあるが。 山口監督はほかの場面でも、ポジショニングの修正を命じるなど、具体的な指示をきちんと選手に伝えていた。 岸野前監督はリードして迎えたロスタイムに、相手が最終ラインでパス回しをしているのに、FWの外国人選手に『カイオ! カイオ!』とただ無駄に叫ぶだけという謎の指示をしていたこともあったからね…。 こうやって書く分には、キャラとしては、岸野前監督のほうが数100倍面白かったが、やっぱり勝たなきゃな。明日は、ぜひ山口監督初勝利を願っております!!大特価!54%OFF!ヒュンメル 【大特価!54%OFF!】横浜FC 2007 半袖ユニフォーム ホーム HAG...価格:3,990円(税込、送料別)【予約送料無料】2012 Jリーグ チームエディション・メモラビリア 横浜FC ボックス(Box)価格:4,800円(税込、送料込)2006JリーグTE 横浜FC(高級版)JC3三浦知良ジャージーカード価格:5,250円(税込、送料別)【送料無料】昭和脳上司がゆとり世代部下を働かせる方法77価格:1,470円(税込、送料別)(目次を一部抜粋)2章 そもそも、ゆとり世代部下とは? 10 「おまえ、ゆとり世代らしいな」なんて、冗談でも部下に言っちゃいけません!11 すべてお膳立てしないとやらない…驚愕の「コップがないから注げません」宣言12 あいさつができないコにも、いろんなパターンがある13 ゆとり世代部下はアドリブが利かない…「あとは流れでお願いします」とは行かない!14 ゆとり世代部下は糖度100%!自分に甘い「私、褒められて伸びるタイプなんです~」15 会社のルールより、マイルールを貫き通す16 指示待ち族以下! 上司の指示を勝手に低い基準に変えてしまう17 常にサボる機会を狙う、やる気なしのコもいる18 ダチョウ倶楽部式の譲り合い精神を悪用している19 消費飽和社会に生まれ育ったため、予備意識が足りない20 ゆとり世代女子の特徴1 10年後の安定より、明日の楽しさを選択する21 ゆとり世代女子の特徴2 たいした根拠もなく、玉の輿に乗ろうとする 3章 ゆとり世代部下の正しい叱り方 22 最初がカンジン! 上から目線でガンガン注意して、舐められないようにしよう!23 逆ギレされた場合の対処法 福田首相が「あなたとは違うんです!」と叫んだ理由 24 ネチネチして損をするのは昭和脳上司 瞬間湯沸かし器のような怒り方が、危機感を煽る25 プライド高いコの鼻をヘシ折るのも、仕事のうち26 厳しく指導すると泣くコがいる…なんでだろう?27 チヤホヤされる女のコを、勘違いさせたまま大人にしない28 きゃりーぱみゅぱみゅのような非常識なヘアメークをしてくるのを直したい29 ドタキャンや遅刻への対処法1 KYという言葉が流行る理由を考える 30 ドタキャンや遅刻への対処法2 メールで休みを告げるコ 31 ドタキャンや遅刻への対処法3 『風邪を引くのは悪いこと』と教える 32 ドタキャンや遅刻への対処法4 あえて代役を立てない 5章 ゆとり世代部下とのコミュニケーションの取り方 45 試しにフェイスブックを始めて、現代の友達いないと不安症候群を理解しよう46 同じ時間に着替えよう47 勤務中のスキマ時間を活用しよう! 飲み会にこだわる必要はありません48 “仕事中に”ジュースやお菓子をおごりましょう49 少額なら必ず、多額ならたまには…自腹でおごりましょう50 頻繁におごると、かえってマイナスになる51 「私、30時間以上寝ちゃいました!」『自分大好き化現象』を逆手に取ろう52 もはや恥ずかしいことではない…『オタク化現象』を利用しよう53 ゆとり世代との仕事に役立つ質問力1 『質問力』とは?54 ゆとり世代との仕事に役立つ質問力2 ポロッと出てくる言葉に本音が隠されている55 ゆとり世代との仕事に役立つ質問力3 結果だけを見て叱らない56 ゆとり世代との仕事に役立つ質問力4 YES/NOで答えられる質問はしない57 とにかく謝罪を要求する昭和脳、言い訳ばかりのゆとり世代…だから噛み合わないんだ!
2012年04月21日
J2にしては資金力があるにもかかわらず、現在20チーム中19位に低迷している横浜FC。低迷の原因は岸野監督にあると、ここ2回に渡り書いてきました。5月28日(土曜日)の試合も、1対2で熊本に敗戦。試合後の監督のコメントを読んで、私は驚きを隠せませんでした。「FWにいいボールが入らないので、起点ができない」そんなことは練習試合を観ていれば、よくわかります。なぜ、わかっているのに、練習試合で結果を出さない選手を使うのでしょうか?また、私が思うに、受け手であるFWにもかなりの原因があります。 FWカイオは無駄に下がってボールをもらうも、こねくり回してバックパス。常にこの連続です。熊本戦を観ても、味方の上がりを待つ効果的なポストプレ―など1回もありませんでした。試合の3日前、先週に引き続き、私は横浜FCは流通経済大学と30分×3の練習試合を観に行きました。1本目は以下のメンバーで臨みました。GK 関DF 藤田優、パク、中野、宮崎MF ファビーニョ、八角、寺田、高地FW 藤田祥、カイオしかし、相変わらずボールは回らず、チャンスが作れない。カイオが左からのクロスに合わせ、ボレーを決めましたが、大学生DFはJリーガーと比べ、身長が低いため、通ったというだけのクロスでした。Jリーグなら、間違いなくヘッドでクリアされているボールです。相手を崩したのも、この場面くらい。あとは見せ場もなく、時間だけが過ぎていきました。2本めには入り、右サイドバックに柳沢が起用されました。それ以外のメンバーは2本目の15分までプレー。以降は、GK シュナイダーDF 柳沢、森本、八角、井手口MF 佐藤、荒堀、エデル、カズFW 西田、難波というメンバーに交代されました。交代直後、カズが右サイドに出たパスからドリブル抜け出し、ゴール前のGKとDFのあいだに、絶妙なクロス。これを難波が押し込みました。これで、カズは最近2試合の練習試合で、2得点2アシストです。なぜ、カズが使われないのか、私は理解に苦しみます。たしかに、私はカズの大ファンです。北川景子も好きだけど、カズも好きです。カズファンという贔屓目抜きして、今の横浜FCはカズがいるときのほうがボールが良く回るし、チャンスを作れているのです。これは、練習試合や試合を観ているサポーターなら、誰しもわかることです。まず、カイオではボールが回らないし、収まらない。カズはボールが収まるし、リズムを作れる。 今の横浜FCは、完全に中盤が停滞し、とりあえずバックパス。挙句の果てに、ロングボールを蹴り込み、相手に奪われるという、最悪の形なわけです。カズがいれば、前線が活性化することは間違いありません。それは、最近2試合の練習試合で2得点2アシストという結果が示しているのです。「大学生相手だろ」という声も聞こえてきますが、ほかの選手は大学生相手に何の結果も残せていません。なぜ、キング・カズを起用しないのでしょうか。先週と同じく、岸野監督は練習試合とほぼ同じメンバーをスタメンで使ってきました。上記の1本めのメンバーのなかで、変えたのは右サイドに柳沢を入れただけ。その柳沢も、水曜日の練習試合でレギュラー組と一緒にプレーをしていますから、構想通りでしょう。しかし、大学生相手にレギュラー組はまったく結果を残せませんでした。なのに、プロ相手にそのメンバーで戦う。雨の降りしきるなか、私はニッパツ三ツ沢球技場まで観戦に行きましたが、同じメンバーで来る限り、絶対に負けると思いました。大学生相手に機能しないメンバーが、プロに通用するはずがありません。案の定、岸野監督は選手を入れ替えず、予想通り負けました。横浜FCは、負けるべくして負けているのです。2週に渡り、練習試合で結果を出していないメンバーをそのまま起用する。結果を出した代わりのメンバーは先発に使わない。このような明らかにおかしなことが起こっている限り、横浜FCは来週も勝てないでしょう。というか、一刻も早く岸野監督を解任すべきです。先週水曜日の練習試合には、奥寺会長が視察に来ていました。次負けたら、さすがに岸野監督の首も飛ぶのではないでしょうか。ヒュンメル/横浜FC【送料無料】横浜FC アウェイ オーセンティック ユニフォーム【smtb-f】価格:13,230円(税込、送料込)【送料無料】Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙価格:1,260円(税込、送料別)アディダス 【 ADIDAS 】アディダス/10/11日本代表/ホーム/半袖/三浦知良【02】価格:15,120円(税込、送料別)【スカルプD】乾燥頭皮に保湿するシャンプー★期間限定 送料無料(5/30.09:59まで)★薬用スカル...価格:3,800円(税込、送料込)
2011年05月29日
とにかく横浜FCが勝てません。1勝6敗1分で、現在J2リーグ20チーム中19位です。勝てない原因は岸野監督にあります。1つめの理由は、昨日書いた通り、試合中、サポーターでもできるような指示をずっとしているからです。「上がれ! 上がれ!」「広く! 広く!」観客は、だいたいそういうこと野次を飛ばします。サポーターはそれでいいんです。しかし、横浜FCの場合、驚くべきことに、監督がサポーターと全く同じ指示をしているのです。「上がれ! 上がれ!」「戻れ! 戻れ!」ボールを奪ったら上がる、ボールを奪われたら戻る。この論理はサッカーをやっていれば、幼稚園生でもわかります。なのに、具体的な指示など一切なく、監督がずっ~~~と試合中、そう叫んでいるのです。「上がれ! 上がれ!」というのであれば、“誰がどこにどのように”上がるのか、的確な指示をするのが、監督の役目です。しかし、そのような指示は一切聞かれませんでした。私には、19位と低迷し、これ以降上昇する見込みのない監督をなぜ続投させるのか、理解不能です。解任した方が良いもう1つの理由は、まったく柔軟性がないことです。ここ2週、水曜日に行われた練習試合を観に行きましたが、岸野監督が使うスタメン組はまったく機能していませんでした。5月18日 流通経済大学戦 30分×3本1本目のスタメン(レギュラー組) GK関DF藤田優 森本 中野 宮崎 MF(ボランチ) ファビーニョ 佐藤MF(サイドハーフ) 荒堀 高地FW藤田祥 カイオ別にメンバーに異論はありません。しかし、この1本目が酷かった。効果的なパスがつながらず、終始停滞気味。事実、この1本目は、大学生相手にもかかわらず、0対0でした。2本目のメンバーはGK村井DF柳沢 井手口 パク・テホン 野崎 MF(アンカー)八角MF(攻撃的)カズ 寺田 エデル FW西田 難波という布陣でした。2本目は開始5分でエデルのクロスに、ペナルティエリア外からカズがスルスルと入り込み、最後は西田の少し触ったボールを、カズが合わせ、先制。13分に同点に追い付かれたものの、17分には、右サイドから中央にいるカズにボールが渡る。カズがキープし、左サイドを駆け上がった野崎にパス。野崎が左サイドを突破し、中央のカズにクロス。そのボールをカズが冷静に押し込み、2点目。ゴール前での落ち着きは、さすがキング・カズ。無駄に強く蹴るわけでもなく、緩く山なりのボールを左足で確実に枠に飛ばしました。2本目は、良くパスが回っていた。その結果として、ゴールに結びついているわけです。1本目はまずパスの受け手がおらず、出し所がない。だから、バックパスを出すしかない。自然とゲームは停滞します。当然です。2本目を観ると、FW難波は相変わらずのハードワークだし、カズは積極的にボールを受け、パスを回せる。キープもできるし、とにかく1つ1つのキックの精度が高い。ほとんど狙った所に、ボールが行く。あとは、柳沢のクロスの精度の高さも目立ったな。総じて、1本目よりも2本目のほうが完全に機能していた。相手メンバーは1,2本目もほぼ同じ。少し体力的に劣るのかもしれないが、それを差し引いても、2本目のメンバーのほうが動きが良かった。もっといえば、1本目のメンバーは本当に酷かった。3本目は、カズの左サイドから山なりのセンタリングを、打点の高い西田が頭で合わせ、3点目。3本合計、3対1で横浜FCが勝ちました。1本目のチグハグさ、2本目の連携性の高さ…土曜日の岡山戦は、当然ながら練習試合とは違う先発メンバーになると思ったし、2得点1アシストと全得点に絡んだカズは、当然のごとくスタメンで起用されるだろうと考えていました。…しかし、驚いたことに、岸野監督は大学生相手の練習試合でまったく機能しなかった1本目のメンバーをそっくりそのまま、先発メンバーとして起用してきたのです。しかも、2得点1アシストのカズを途中起用することもなく、1得点を挙げた西田に至ってはベンチ外でした。これでは、控えの選手のやる気が削がれます。『結果を出しても使われない』となれば、選手はいったいどうすればいいのでしょうか。これほど、不自然な采配があるでしょうか。 横浜FCは、負けるべくして負けているのです。この状況を観る限り、岸野監督は『1回こうと決めたら、動かない人』なのです。だから、いくら自分が決めたスタメンが機能しなくても、それを動かさないのです。サッカー監督に限らず、このような人間は大概仕事ができません。皆さんの近くにいる仕事のできない人も、柔軟性がないのではないでしょうか?私はライターという職業で飯を食っていますが、なんだかなぁと思う編集者は、最初に自分が決めた結論ありきで、取材に取りかかります。そして、ライターにそのような答えを求め、取材を通じて、元の考えより面白いことが出てきても、「最初こう決めていたんだから」とその結論を譲りません。そこに何の意味があるのでしょうか?読者は、出来上がったページしか見ません。編集者が最初に頭でどう考えていたかなんて知る余地もないし、知る必要もない。読者が求めるのは面白い情報だけです。要は、我々は『面白い記事を作り上げる』ということだけに、邁進すればいいのです。しかし、いくら後で面白いことが出てきても、自分が最初に考えた結論を押し通す。そこに何の意味があるのでしょうか?岸野監督も同じです。1.自分が「このメンバーで行く」と決めた。2.そのメンバーで練習試合を戦った。3.しかし、結果は出なかった。ここからが監督としての分かれ目です。普通のできる監督であれば、ここでメンバーを変えていきます。しかし、岸野監督は4.一切1人もメンバーを変えずに、リーグ戦に臨んだ。この時点で、もう勝負は着いているのです。出るメンバーが手応えを感じていないのに、勝てるわけがありません。その結果、5.対岡山戦、0対1で敗れる。こんなことは当たり前なわけです。しかし、「一度このメンバーで行くと決めたから」という理由だけで、練習試合でまったく機能していない先発組をそのまま土曜日のリーグ戦で使ってしまう。そこには、柔軟性の欠片もありません。だいたい、人生なんて自分の思い通りになんて行かないし、予定調和なことなんてまず起きません。予定調和、自分の頭で考えたことを変えない岸野監督に、マネジメント能力はありません。結果を残さず、指揮官としての能力がないとハッキリしている岸野監督が、なぜ解任されないのか?私には不思議で仕方ありません。【送料無料】Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 5/26号 [雑誌]価格:550円(税込、送料別)【送料無料】Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙価格:1,260円(税込、送料別)アディダス 【 ADIDAS 】アディダス/10/11日本代表/ホーム/半袖/三浦知良【02】価格:15,120円(税込、送料別)
2011年05月29日
「上がれ! 上がれ!」「戻れ! 戻れ!」「開け! 開け!」これがプロの監督の指示なのか。横浜FCの試合中、岸野監督は指示らしい指示を全く出さない。カズの所属するJ2・横浜FCが全く勝てない。今日の熊本戦も1対2で敗れ、現在1勝6敗1分で、20チーム中19位に沈んでいる。シーズン前は昇格候補の一角にも挙げられていたのに、どうしたのか。 本日、雨の降りしきるなか、横浜FC対熊本(ニッパツ三ツ沢球技場)を観戦しに行ったことで、なぜ勝てないのか、理由がよくわかった。岸野監督が、ファンと全く変わらない指示を出しているのだ。ご存知ない方もいると思うが、ニッパツ三ツ沢球技場は陸上用のトラックがなく、監督や選手の声がハッキリ聞こえるほど、ピッチと客席が非常に近い。サッカー観戦に最適の素晴らしいスタジアムである。 この日、私は「両監督が試合中にどのような指示を出すのか」をテーマに、ベンチ裏でゲームを観戦した。「サッカーは試合が始まってしまえば、監督のやれることはほとんどない」と言われるが、果たしてそうだろうか。本当にそうであれば、監督次第で劇的にチームが変わらないはずだが、実際は監督の手腕に大きく左右されている。このゲームを観て、そのことを大きく実感した。後半45分間、横浜FC・岸野監督の指示に耳を傾けていた私は唖然としてしまった。彼は、ずっと同じ調子で叫んでいた。「上がれ! 上がれ!」「戻れ! 戻れ!」「開け! 開け!」選手はボールを奪ったら上がるし、ボールを奪われたら戻る。1つのサイドに固まっていたら、すぐに開くに決まっている。高く上がったボールがこぼれれば「落ちてる! 落ちてる!」、サイドで選手がボールを持てば「クロス! クロス!」。単に実況しているだけなのである。岸野監督は終始、「上がれ」「戻れ」「開け」の三拍子で、終いには「早くやれ!」とか「ハンド!」とか、素人のおばさんでも言えるようなことを叫んでいた。「行け! 行け!」と言い出した時には、俺は本当にプロのサッカーを観に来たのかと耳を疑った。別に、「行け! 行け!」と言うのは構わないが、ずっ~~とその調子なんだよ。なに一つとして具体的な指示がなかった。監督であれば、“誰がどこに”戻るのかを指示しなければならない。対戦相手の高木琢也監督は、正反対だった。現役時代、“アジアの大砲”と呼ばれ、日本代表でカズとツートップを組み、’92年のアジア杯決勝でゴールを決め、優勝に貢献。'06年には、前年12チーム中11位だった横浜FCをJ2優勝に導いた名将だ。前半45分間、私は熊本側のベンチ上に座り、高木監督の指示を聞いていました。非常に具体的だし、プレー中に無駄な指示は出さない。岸野監督のように、「戻れ! 戻れ!」とか言わない。当たり前だ。そんなこと言わなくても、戻るから。高木監督はプレーが中断したときに、個々の選手に向け、「サイドに張り過ぎるな」「もっと右サイドに行け」などとハッキリ指示を出す。ベンチから見ていて、ここを修正しなきゃいけないと感じたことを、キチンと伝える。また、選手を呼びつけ、ちゃんと自分の意思を伝える。もちろん、ここでの会話は聞こえないが、岸野監督にはそういう行動が全く見られない。要するに、2人の指示には大きな差がある。高木監督=『事が起こる前に、修正を施す』岸野監督=『プレー中に、思い付いたことを叫ぶ』何でもそうだが、結果論なんていくらでも言える。監督は、先を読み、先手先手を打つことで、未然に失点を防いだり、ポジションを修正させることで得点に結びつけたり、良い結果を生みだす職業である。しかし、岸野監督は目の前に起こったことに対し、「上がれ! 上がれ!」とか「戻れ! 戻れ!」というばかり。サッカーはボール取られたら戻るし、ボール奪ったら上がる。そういう競技ですから。そんなの当たり前。試合終盤、横浜FCベンチ近くで、熊本MFファビーニョがたいして接触もしていないのに倒れ、プレーが中断した。だが、このとき岸野監督が選手を呼びつけ、具体的な指示を出すことはなかった。MF野崎がベンチに近づき、横にいる岸野監督を尻目に、コーチに何やら指示を仰いでいたのが横浜FCの現状を表している。監督への信頼感は薄らいでいるのではないだろうか。そういえば、客席からも「上がれ! 上がれ!」って声が出ていたな。これでわかるように、完全にファンの声と同じなんですよ、監督の指示が。「上がれ! 上がれ!」は指示じゃない。完全にファンの叫び、願いです。岸野監督が解任されない限り、横浜FCの浮上はないでしょう。今日の試合だけを見て判断したわけではなく、ほかにも感じることがあったので、次回はそのことについて書きます。【即日発送可/メール便発送】09-10 J-LE カズヨシ・ミウラ(三浦和良)【FW/横浜FC/日本】【中...価格:2,580円(税込、送料別)[セール]横浜FC!レプリカユニフォーム!2007モデル!【SALE】【hummel】ヒュンメル 横浜FC ...価格:5,733円(税込、送料別)【送料無料】Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙価格:1,260円(税込、送料別)アディダス 【 ADIDAS 】アディダス/10/11日本代表/ホーム/半袖/三浦知良【02】価格:15,120円(税込、送料別)
2011年05月28日
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