青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2018.02.04
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今年の年始年末は静かに過ごしたいと思い
誰も住んでいない実家で過ごしました。

お正月らしいことは何もせず
お正月気分は何もなく、
街のお正月飾りを見たことさえ全く覚えていません。

記憶から無意識に消しているかもしれません。
スーパーで、おせち料理が特設コーナーに
山盛り用意されているのを見て
悲しい気持ちで目をそらしてから、そのあとの
お正月関係のものを見た記憶がないです。

母にはいつも沢山の年賀状が来ていました。
高齢になり少なくなっても80枚ほど、
それに加えて美術展等に行くのが好きで、買物も楽しんでいたので
そういったところからも20枚位は年賀状が来ていました。

母が脳梗塞になって、美術展等に行かなくなって数年たっても
10枚位はお店や陶芸家から年賀状が来ていたので
今年も少なくても5~6枚は来るものだと思っていました。
あまりにも寂しいお正月なので、母がいた時と同じように
母宛の年賀状が届くのを楽しみにしていました。

ところが、なぜか1枚も来ません。
母の事を知らせていないところからも来ません。
郵便受けは毎日空っぽで、寂しいお正月でした。

実家から戻ってきて、自分あてに来た年賀状を見ても
もう年賀状なんてこれからも出す気がしない、
新年のカレンダーや手帳を見ても
母がいない新しい年は何も希望がないと思っていました。

毎日そんな気持ちが続いていた1月31日の事です。

その日は特に、もう何も希望がないとずっと思っていて
これでは良くないから、何か建設的なことをしようと思い
整頓していなかった、レターセット等を入れた籠を
片付けていました。

すると、母からの8年前の年賀状が1枚出てきました。
優しい母の字でこう書いてありました。

  お正月も過ぎたけど賀状があまって書いています
  よい年ですように何回も思っていますから
  お元気で

まるで今の私に言ってくれているような言葉です。
年賀状の写真はいつもの優しい笑顔で、
にこにことこちらを見てくれているようです。

母からの年賀状はまとめて別の場所にしまってあるので
なぜこれだけ1枚出てきたのかはわかりません。
お正月すぎに送られてきた、追加の葉書だから
これだけしまい忘れたのかもしれません。

偶然かもしれないけど、母が思いやって言葉をかけてくれたように
思いました。

やっぱり見守ってくれているのかな。
そう思って、頑張っていきたいと思います。






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Last updated  2018.02.04 00:10:14
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