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霊長類の研究者さん(山極寿一)と演劇の演出家(平田オリザ)さん。
ゴリラを通して、
ヒトのコミュニケーション能力や子育てなどについて考えるお話。
タイトルは
ゴリラに学ぶ“家族”のいい関係
えっゴリラに学ぶの?!
前提として確認しておくと、
見た目はゴリラよりもサルのほうがヒトに似てるように見えますが、
ゴリラは類人猿。
ゴリラの方が、ヒトに近いのです。
私が興味を持ったのが、
『ゴリラはお嫁に行く』
のだそうです。
サルなどでは、
群れからオスが離れることはあるけれど、
メスが離れるということはないのだそうです。
先生に言わせると、
メスは子どもを妊娠出産して、育てないといけません。
やっぱりおサルさんも
助けてくれる人が身近に必要らしいです。
それで、自分の母親やおばさんに手伝ってもらうのだそうです。
だから、 『サルは実家を離れない』
のだそうです。
つまり、
サルなどは子育てをするとき、
旦那さんは育児参加しないんです。
ん…ってことは、
そう!!!
『ゴリラのお父さんは育児参加する』
んです。
子どもとお母さんを外敵から守ってあげたり、
育児も手伝うのだそうです。
結婚する前にメスは、
守ってくれそうな強いオスを探すのだそうです。
そして、オスは強いぞぉってアピールするわけです。
ちなみに、いざ子どもが生まれても、
オスがしっかり守ってくれないようなら、
奥さんと子どもはでてっちゃうんだそうです。
一緒にいる理由もないし…ってとこでしょうか
シビアです。
だから、オスも求められている
『お父さんとしての役割』を果たすべく奮闘するのだそうです。
がんばれ、ゴリラお父さん
サルもゴリラもみんなに協力してもらいながら
子育てがんばってるんですよねぇ。
ちょっと新しい発見でした。
もう一つ、
先生が面白いことを言っていました。
「ヒトは真似がとってもうまい生き物なんです」
「ひとまねこざるなんていう言葉があるけれど、
マネができるのは人間なんです」
なるほど、たしかに昨日の日記にも書きましたが、
我が家の1歳4ヶ月の息子もまねっこ大好き。
フライパンにおもちゃ入れてお料理してみたり、
お箸でご飯を食べようとしたり…
いやいや、
言葉をしゃべるようになるのだって、
ご飯を食べれるようになるのだって、
全部がまねっこですよね。
「今の時代というのはマネを否定しているけれど、
独自性を求めようとするけれどそれは酷なことなんです。
ヒトはマネをするのが得意な生き物なんですから」
こういう人が言うと、妙に説得力があります。。。
まずは形から入って、マネをして、
その中から、自分独自のものが出てくる。
それでいいんじゃないかというわけです。
面白いと思いました。
よくよく考えてみれば、
素晴らしい文学作品といわれるものも、
昔から伝わる逸話をベースに作られていたり、
なんらかを引用してあるものが多いです。
寿司職人が、修行時代
一度も寿司を握らせてもらえなくても、
いざ握らせてもらえるようになるとそれなりにできるようになっている。
それはなぜか?
親方がやっているのをじっとみている。
じっとみているうちに、
自分がやっていることのように錯覚しながら
シュミレーションができていくのだそうです。
アイデンティティーの一体?みたいな言葉を使っていましたねぇ。
そんな難しく言わなくても、
見ているうちに、やっている人になった気分になることで
技術を習得、
つまりまねできるようになる。
子どもは親の背中を見て育つ
そうですね。
我が家のひとまねこざるちゃんにマネされてもいいように
生活態度みなおさなきゃ
最後にもう一つ…
人間は夫婦が似てくるというのがありますよね。
これはゴリラにはないのだそうです。
ゴリラは夫婦で一緒にいても、個人は個人というところがあるのだとか。
人間ほど共感しあわないですねぇ
なんて言っていました。
人間の家族は共感しあうものなんですね。
これまたちょっといい話だなあって思いました。
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