アイディア積み荷軽トラ疾走

アイディア積み荷軽トラ疾走

2014年03月16日
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カテゴリ: 巡礼のお話


シャワーから出てきた人はドイツ人の青年でした。彼はドイツの僕でも知っている有名な企業に勤めていました。いろいろな話を聞くことが出来ました。ドイツでもスペインと同様、長期の休暇をみんな取るようです。彼は半分は家族の為に、半分は自分の為に使うのだと言っていました。☆1

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自転車で来ているとのことでした。前回はドイツからパリまで走ったので、今回はパリから出発したのだそうです。自転車では大変な道があるので、それを聞くと、時間が限られているので、大変なところは走りやすい国道を走るそうです。ヨーロッパの人達の自転車に掛ける情熱は大変なものだと言うこともよく分かりました。
 結局、この四人部屋は他には誰も来ませんでした。夕食も食堂でこの青年と一緒に取りましたが、アルベルゲの方も親切で、料理も美味しい家庭料理を出してくれました。サラダのなかに、カニカマが入っていたのにはビックリしました。それから、自家製のお酒も飲ませてくれました。この自家製のお酒は他の場所で飲んだことがありました。そのお店や宿と仲良くなると、小さなコップに入れてそっと出してくれるのです。自家製の薬膳酒のような感じで、なにかとても大事なものを飲んでいるような感じがしました。☆2

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 昨夜の柵なし恐怖ベッドとは打って変わって、贅沢な宿でしたが、値段は400円ほどしか変わらなかったと思います。トイレもシャワーも室内にあってとても綺麗でしたので、夏休み中のシーズンに入れば、人気が出て混んでくると思います。まだ、開店間際だったのだと思います。それから、ここからもう少し歩くと、アストルガと言う大きな町に入りますので、そこを目指す巡礼者がほとんどですから、この場所は穴場なのかもしれません。
 ワインも二人で一本空け、自家製のお酒もいただいたので久しぶりにゆっくり眠れました。次の日は、チョコレートの町アストルガを目指しますが、泊まるのはそこを突き抜けて、ムリアス・デ・レチパルトに向かうことに決めていました。どうも今までの経験で、田舎のほうが、気に入ったアルベルゲに泊まれるように思えていたからでした。☆3

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次の日も、暗い内に起き、出掛ける準備をしました。青年も起き始めて出掛ける準備をし始めました。僕が起こしてしまったのかもしれません。食堂に行くと、宿の主人がカウンターに入り、コーヒーを沸かしてくれました。青年とコーヒー、ジュース、トーストで食事をすると、僕は一足早く宿をでました。今、日記帳も見返すと、青年の住所と名前が書いてありました。朝食の時に、住所交換をしたような気がします。そのことは、今まで完全に忘れていました。☆4

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 その後その青年と会ったかどうかも分かりません。その後もたくさんの自転車で来ていると人と挨拶しましたし、顔は忘れてしまいました。さらに自転車で走る人は、一日に沢山の距離を走るようです。さて、この日、アストルガを出たところで大失敗をしたことに気がつきます。この親切にしてくれたアルベルゲの立派な部屋の鍵をポケットに入れたまま来てしまったのです。とても戻ることが出来ない距離でした。
それでは次回です。

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最終更新日  2014年03月16日 21時45分01秒
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