アイディア積み荷軽トラ疾走

アイディア積み荷軽トラ疾走

2014年04月03日
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カテゴリ: 巡礼のお話


巡礼が終わったものは大西洋を目指します。そこで、これまでの自分を捨て新たに生まれ変わるためです。寺に籠もり修行するのに似ているような気がします。高校生のころ、夏目漱石の門を読んで、俺も寺に籠もろうと思い立ち、鎌倉の円覚寺に参禅しにいったことがあります。親には暫く寺に籠もる言って家を出たのですが、次の日帰ってきて親戚中の笑い話になったことがありました。☆1

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今やまさに、あの寺に籠もる前の心境です。40日の苦難を経て、正に大西洋で悟りの境地に入り、解脱をし、満願成就、極楽浄土につま先ぐらいは入ってしまおうかなという気持ちで、取りあえずは地獄の沙汰も金次第だからと教会のそばのATMでお金をおろして出発しました。日記には朝7時に出たと書いてあります。スペインの大西洋の巡礼地は2ヶ所あります。フィステーラとムシアです。フィステーラの岬の突端には巡礼者が新たな自分に生まれ変わるために、巡礼で履いてきた靴や持ち物を燃やすところがあります。ムシアは宣教に疲れたヤコブを励ますために、船に乗って聖母マリアが出現した海岸があります。僕は時間があるので、その両方に行こうと思っていました。☆2

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しかし、その両方にいっても140キロメートルですから、まだ一月以上の滞在時間があります。そこで最後をムシアに決め、その後はマリア様が出現された場所を巡ることにしました。ファティマでの聖母出現は有名ですが、そのファティマはポルトガルにあるのだと、確かドイツの人に聞いていました。この巡礼が終わったらポルトガルに向かう気持ちなっていました。そして、それを実行しました。巡礼者を一人も見掛けないポルトガルの田舎を山に向かって10日以上も歩き続けました。その話はまた後日です。 サンティアゴ・デ・コンポステーラを出発したときには、その後そんな厳しい世界が待っているなどとは全く考えていませんでした。☆3

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 サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドール(高級宿舎)の門番の人にフィステーラの方角を聞きました。パラドールを横目で見ながら、修行僧に関係のない世界だ、などと負け犬のように呟きながら、門番の人が指さした方角に歩き始めました。黄色い矢印が見つかりましたの辿っていきました。やがて、通りを渡ったところのバルが開いていましたのでそこで朝食をとりました。そのお店の人もとても親切に対応してくれました。お店にいた地元のご婦人が日本の記事が出ているわよと言って、新聞を見せてくれました。サンティアゴ空港で日本の飛行機がトラブルを起こしたようでした。大きな事故ではなかったようで安心しました。☆4

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さて、この日はネグレイラという町まで22キロメートル歩きました。途中からスペインの人と一緒に歩き始めました。この人はネグレイラでホテルの予約を取っていると言っていましたが、僕のためにアルベルゲ探してくれました。さすがスペイン人だけあって地元に人にスペイン語で聞きながら、一寸は迷いながらそれでも直ぐにアルベルゲを見つけ出してくれました。その人はそのアルベルゲでスタンプを押してもらい、僕とブエンカミーノの挨拶をしてホテルに向かっていきました。このアルベルゲでしたが、数人しか巡礼者がいないのでベッドはいくらでも選べました。この時期で歩いて大西洋まで行く人はすくないようです。多くの人が、サンティアゴ・デ・コンポステーラで歩きの巡礼の旅を終えて、バスで向かうのです。ちなみに、僕はバスの乗り方をしりませんでした。☆5

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さてこのアルベルゲは洗濯をしてくれるので、バケツ一杯の洗濯物を出しました。シャワーに入り、町に出て昼食を取ります。最初に目に入ったバルでボカディ-ジョとカフェコンレチェを頼みました。結局夕食も次の日の朝食もこのバルで取ったので、すっかり常連客になってしまいました。アルベルゲに戻るときに大きなスーパがあったので、ちょっと寄りました。多分何か買ったのだと思いますが忘れました。醤油を売っていたので、そのことはよく覚えています。






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最終更新日  2014年04月03日 09時22分18秒
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