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悪魔を見た(2010)キム・ジウン監督イ・ビョンホンチェ・ミンシク ある夜、国家情報員捜査官スヒョンの婚約者ジュヨンが何者かに惨殺され、バラバラ死体となって発見される。怒りに駆られたスヒョンは、ジュヨンの父で重犯罪課の刑事だったチャンの協力を得て、やがて犯人が残虐な殺人に快楽を見出す悪魔のような男、ギョンチョルであることを突き止める。そして、ギョンチョルを見つけ出すや、徹底的に叩きのめすスヒョン。しかし、とどめを刺すことなく、追跡用のGPSカプセルを飲み込ませると、そのまま解放してしまうのだった。こうして、ギョンチョルが新たな凶行に及ぼうとするたび、先回りしてはギョンチョルに容赦のない制裁を加えていくスヒョンだったが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~もう、人には見せられません・・・って見たんだけど。復讐バイオレンス映画。殺人鬼に地獄の復讐をするのだが、エスカレートしていくさまは、残酷な描写が多い。殺人鬼の犯人でさえ『モンスターだ』って言わせるくらい、どっちがどっちなんだか。もう、復讐でさえなくなってしまうんだよね。自分も殺人鬼と同じになっちゃうんだ。そして、過剰なまでの復讐で得たものって何?結局虚しさだけではないのか。ハリウッドの復讐劇とは違うドロッとした韓国映画でした。イ・ビョンホンはこういった冷酷な顔で狂気を演じるのがうまいなと思うよ。チェ・ミンシクは『オールド・ボーイ』でも、痛い目にあうよね。二大スターの体当たりの演技でした。
2017.10.07
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ザ・ウォード/監禁病棟(2010)ジョン・カーペンター監督アンバー・ハード 1966年。20歳のクリステンは、火災現場で呆然としていたところを放火の容疑で逮捕され、そのまま精神病院の監禁病棟に収容される。そこには、いかにも問題を抱えていそうな4人の少女がいた。自分が監禁されたことに納得のいかないクリステン。そんな中、彼女は不気味な何者かの気配に身の危険を感じ始める。そして、一緒に監禁されている少女たちを説得して、脱走を試みようとするのだが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ジョン・カーペンター監督が久しぶりに作ったサスペンス・ホラーハラハラ、ドキドキ面白かった。最後までわからなかったわ。私ネタバレを知ってても、もう一度見てもいいかな??
2017.10.07
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127時間(2010)ダニー・ボイル監督ジェームズ・ブランコある日、27歳の青年アーロンは一人でロッククライミングを楽しむため、庭のように慣れ親しんだブルー・ジョン・キャニオンへと向かった。美しい景観の中で様々な遊びに興じて大自然を満喫するアーロン。ところが、ふとしたアクシデントから、大きな落石に右腕を挟まれ、谷底で身動きがとれなくなってしまう。そこは誰も寄りつかない荒野の真ん中。おまけに彼は行き先を誰にも告げずに出てきてしまった。絶望的な状況と自覚しながらも冷静さを失わず、ここから抜け出す方法を懸命に模索するアーロン。しかし無情にも時間ばかりが過ぎていき、彼の強靱な体力と精神力もいよいよ限界を迎えようとしていた。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~これが実話だっていうんだからすごすぎる。気軽なクライミングがあっという間に過酷な状況に。自己判断、自己責任、自分の持っている限りの知恵を絞り出し絶体絶命の状況を脱しなくてはいけないのだ。もう、本当に怖すぎる、一人で出かけるもんじゃないと思う!
2017.10.07
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モールス(2010)マット・リーヴス監督 コディ・スミット=マクフィー オーウェン クロエ・グレース・モレッツ アビー ヴァンパイアの恐怖と少年少女のピュアな恋が同時に描かれたオリジナリティ溢れる物語を恐ろしくも切ない作品に仕上げて世界中で評判を呼んだスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」を、「クローバーフィールド/HAKAISHA」のマット・リーヴス監督がハリウッドで完全リメイクした感動サスペンス・ホラー。主演は「ザ・ロード」のコディ・スミット=マクフィーと「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツ。 しんしんと雪の降る小さな田舎の町。母親と2人きりで暮らす12歳の孤独な少年、オーウェン。いつも学校でいじめにあっている彼は、夜になると団地の中庭でひとり寂しく過ごしていた。ある日、隣に引っ越してきたばかりの謎めいた裸足の少女アビーと出会う。2人は夜の中庭で言葉を交わすようになり、少しずつうちとけていく。その後、部屋の壁越しにモールス信号で連絡を取り合うまでになる2人だったが、やがてオーウェンはアビーの驚くべき秘密を知ってしまう。折しも、町では残酷な猟奇殺人事件が連続して発生し、住民を恐怖に陥れていた。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~『ぼくのエリ 200歳の少女』はスゥエーデン映画らしく寒そうな映像が印象的だった。エリ役の女の子が、私は好きだったわ。こちらはクロエ・グレース・モレッツが演じている。これはこれで、いいか・・?なんか、ホラー色が強いかもね。『入っていいよ』って招いてもらわないと、その部屋に入れないって初めて知ったよ。2つの映画を比べてみるのも面白いと思う。どちらを先に見るかで、評価が別れるかもねえ。
2017.10.06
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キッズ・オールナイト(2010)リサ・チョロデンコ監督アネット・ベニングジュリアン・ムーア ニックとジュールスはレズビアンのカップル。結婚している2人には18歳になる娘ジョニと15歳の息子レイザーがおり、郊外の一軒家で仲良く暮らしていた。そんな中、年頃のレイザーは、母親たちに精子を提供した“父親”の存在が気になり始める。そして、母親たちが喜ばないと尻込みするジョニをたきつけて、2人で父親捜しを始めることに。するとやがて、人気レストランのオーナーを務めるポールという男性が生物学上の父親であることが判明する。気ままな独身生活を送る気さくなポールにすんなりと打ち解けてゆくジョニとレイザー。一方、子どもたちがポールと会っていることを知ったニックとジュールスは、事態を穏便に終息させようと、ポールを食事会に招くことにするのだが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~レズビアンのカップル。あまり、馴染みのない設定なんでどうなるかと思ってみたんだけど。家族ってこういうもんだよなあって共感できる。ラストの希望も爽やかで安心できる。面白いのが二人の役割がやっぱりあって、家にこもっている方が置いてきぼりって気持ちになっていくのよね。それもあってか、ポールと浮気しちゃったりしてね。子どもたちの父親が、子供だけでなく二人にも影響を及ぼしていくのだ。ごたごたしてきたこの家族、どうなっちゃうのだろう。ときにコミカルに見せてくれる。
2017.10.06
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SUPER8/スーパーエイト(2011)j・j・エイブラムス監督 1979年の夏。オハイオの小さな町で父ジャクソンと2人暮らしの少年ジョー。ある夜、親に内緒で家を抜け出し、チャールズやアリスら5人の友達と共に駅舎で8ミリ映画の撮影中、列車の脱線事故に遭遇する。またその混乱の中で、8ミリカメラは横倒しになったまま、大破した列車の一部から飛び出してくる“何か”を偶然映し出していた。ほどなくして現場には軍が到着。そして彼らは、ある極秘情報が何者かに知られてしまったと、大規模な捜索を展開する。現場から逃げ帰り、誰にも言わないと誓い合うジョーたち。しかし、町では不可解な事件が次々と起き始め、次第に極秘情報である“何か”の実態が明らかとなっていく…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~少年たちの大冒険。ちょっとETみたいでもあり少年たちが作っている映画がゾンビ映画っていうのがね、わかるなあっていうか。作りたくなるよね(笑)SF少年ものは面白いねえ。TVでやったりしたら、また見ちゃうかも。
2017.10.06
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アンノウン(2011)ジャウマ・コレット=セラ監督リーアム・ニーソンダイアン・クルーガー 学会に出席するため、妻エリザベスとベルリンに降り立った植物学者のマーティン・ハリス博士。ホテルへ着いたところで忘れ物に気付いた彼は妻を残し、タクシーで空港へと引き返すことに。だがその道中、事故に見舞われ、4日間もの昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ました病院で本来の目的を思い出し、学会が開かれるホテルへ急ぐマーティン。しかし、彼を待っていたはずの妻はマーティンを“知らない人”と言い放ち、彼女の傍らにはマーティンを名乗る見ず知らずの男がいた。妻との新婚旅行の写真まで持つこの男に対し、所持品が携帯電話と一冊の本だけで警察にも身分を証明できず混乱と焦燥を募らせるマーティン。しかし、何者かに命を狙われたことから、この一件にうごめく陰謀の存在を確信する。タクシー運転手ジーナと元秘密警察の男という2人の協力者を得て謎の解明に奔走するマーティンだが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~面白かった。もう一度見てもいいなあ。女性の浮気の話だと思ってみていたら、あれよあれよとカーチェイス、爆破、暗殺なんてことに。アクションサスペンスになっていた。リーアム・ニーソン渋すぎ~今ひとつ好みの顔ではないが、渋さは十分だね~。
2017.10.06
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ミッション:8ミニッツ(2011)ダンカン・ジョーンズ監督ジェイク・ギレンホールミシェル・モナハン 列車の中で目を覚ましたコルター・スティーヴンスは、見知らぬ女性から親しげに話しかけられ当惑する。ほどなく列車内で大爆発が起きる。再び意識を取り戻すと、そこは軍の研究室の中。彼が体験したのは乗客全員が死亡したシカゴ郊外での列車爆破事件直前8分間の犠牲者の意識の世界だった。それは、次なる犯行予告の時間が迫る中、軍の特殊プログラムによって死亡した乗客の意識に入り込み、列車内を捜索して犯人を特定しようとする極秘ミッションだった。大役を任されたコルターだったが、列車内にとどまれるのはわずか8分。そのため何度も意識を8分前に戻しては爆破の恐怖に耐えながら、徐々に犯人へと迫っていく。しかし同じ8分間を繰り返すうち、そこで出会った女性クリスティーナに特別な感情が芽生えてしまうコルターだったが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~おもしろかった~。ジェイク・ギレンホールいいわ^^何度も8分前を繰り返し、色々試したりするし、ロマンスもありこの先どうなるんだろうって思う。この監督の『月に囚われた男』も面白かったよね。そうそう、D・ボウイの息子だったね、この監督は。また、見てみようかなって思う映画でした。
2017.10.06
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ランナウェイズ(2010)フローリア・シジスモンディ監督 クリステン・スチュワート ジョーン・ジェット ダコタ・ファニング シェリー・カーリー 1970年代に彗星のごとく現われ一世を風靡したガールズ・ロック・バンド“ランナウェイズ”の栄光と挫折を描く音楽青春ドラマ。挑発的な衣装でブレイクの立役者となったヴォーカルのシェリー・カーリーと、バンドのリーダー、ジョーン・ジェットの友情と確執を軸に、ランナウェイズの知られざる内幕を、そのヒット曲をはじめ70年代ロックの名曲の数々と共に綴る。原作はシェリー・カーリーの自叙伝。また、ジョーン・ジェットも製作総指揮として本作に参加。監督はこれまでミュージック・ビデオを多く手掛け、これが劇場長編初メガホンのフローリア・シジスモンディ<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~なつかしい!ということで見た映画。意外や意外、日本でのコンサートの裏が見れて面白かった。そんなことがあったのねって感じ。売れなきゃつまらない、でも売れたら売れたでイロモノ的な扱い。ハードなスケジュールにギスギスしていくし、ほんのちょっとの間売れたガールズバンドだから、知らない人が見てどう思うかわからないね。懐かしいと思う人が見て、ああガーター姿で歌う女の子たちねって思い出すんだろうな。しかし、ダコタ・ファニングがね、この役をやったのが『おとなになったね~』って思った。
2017.10.05
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彼女が消えた浜辺(2009)アスガー・ファルハディ監督2009年のベルリン国際映画祭で監督賞に輝いたイラン映画 テヘランからほど近いカスピ海沿岸のリゾート地に週末旅行へとやって来たセピデーたち3組の家族。そこに、セピデーに誘われ、たった一人で参加した若い女性、エリがいた。セピデーには、エリに離婚したばかりの友人アーマドを紹介するという思惑があったのだ。しかし翌日、エリは海岸で忽然と姿を消してしまう。事故か、それとも何も言わず帰ってしまったのか。必死の捜索が進む中、唯一彼女と面識のあったセピデーさえ彼女の本名を知らず、誰もエリのことを何一つ知らなかったことが明らかとなってくるのだが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~彼女はどうしたんだろう?どこに行ったの?そもそも彼女は誰?とってもミステリアスで何かありそうで面白かった。またイスラムの国の戒律がしっかり根付いているのがよく分かる。女性は自由に見えるんだけど、自分から婚約破棄はできないみたいだし大変そうだなあ。
2017.10.05
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2011年見たDVDキャタピラー(2010)若松孝二監督寺島しのぶ大西信満 赤紙が届き、盛大な見送りとともに戦場へと出征していったシゲ子の夫、久蔵。だが、ほどなくして久蔵は生きてシゲ子のもとへと戻ってきた。ところが、その姿は四肢をなくし、顔が焼けただれたあまりにも無惨なものだった。村民からは武勲を讃えられ“生ける軍神”と祀り上げられるも、旺盛な食欲と性欲をひたすら世話するだけの介護の日々に戸惑いを隠せないシゲ子。やがて、勇ましい報道とは裏腹に敗色が濃厚となる中、戦場での記憶に苛まれ混乱していく久蔵の姿に虚しさが募るシゲ子だったが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~重くて嫌だなとずっと避けていたのだけどね。でもやはり見ておかなくてはと。『ジョニーは戦場に行った』のような感じだと思っていが、こちらでは一応言葉は話せないけど目などを使って意思表示はできる。軍神と崇められていたけれど、所詮人間は人間、普通の暮らしができない辛さ。それを介護する辛さ。先が見えない苦しみ。寺島しのぶの体当たりの演技が真に迫っていて印象に残る。戦争によってすべてが狂わされる悲劇。戦争を知らない私達だから見ておくべきだと思う。しかし、もう一度見たいかといったらどうでしょう・・・・つらすぎる。
2017.10.05
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2011年見たDVD人生万歳!(2009) ウディ・アレン 監督 ラリー・デヴィッド ボリス エヴァン・レイチェル・ウッド メロディ パトリシア・クラークソン マリエッタ ヘンリー・カヴィル ランディ かつてはノーベル賞候補になるなど天才物理学者と持てはやされ、順風満帆かに思われたボリス。だがそんな彼も、自ら招いた災いを機に今ではすっかり落ちぶれ、冴えない独身中年に成り下がっていた。こうして淡々と日々をやり過ごしていたボリスはある夜、南部の田舎町から家出してきた若い娘メロディと出会う。彼女に同情したボリスは、数日だけという約束で自分のアパートに泊めてやることに。ところが一緒に暮らすうち、メロディはなぜか親子ほども歳が離れ、会話もまるで噛み合わないボリスを“運命の相手”と思い込んでしまう。さらには、愛する娘の後を追って彼女の両親も相次いで現われる始末で、事態はますます複雑になってしまい…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ウディ版マイ・フェア・レディかと思ったんだけどちょっと違った。ウディ・アレンの映画は面白いと思うのとそうじゃないのと結構差があって。今回は面白かったわハッピーエンドでちょっと嬉しい。ネガティブで皮肉屋で何でも見透す天才(ジーニアス)ボリスは、最初から最後まで毒を吐き世を憂い人を呪う。それが彼。DVDの特典でウディ・アレンのインタビューがあるんだけど。日本人がインタビュアーなんで日本向けなんだろうね。お疲れらしくてしきりとあくびをするウディだけど、色々と話しをしてくれる。『スコルピオンの恋占い』はワースト作品だって言っていたよ。ちょっとびっくりブルーな気分の人は何を見てもウツは飛ばないよ。映画じゃだめだね~だってさ。ところで、似た邦題の映画『人生に乾杯』(2007)じいちゃんばあちゃんが銀行強盗をする話。
2017.10.04
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2011年見た映画(DVD)クレアモントホテル(2005)ダン・アイアランド監督ジョーン・ブロウライトルパート・フレンド ロンドンの街角にひっそりと佇むクレアモントホテル。この長期滞在型ホテルに一人の老婦人サラ・パルフリーがやって来る。最愛の夫に先立たれた彼女は、人生の晩年を娘に頼ることなく自立して生活していこう考えていた。ところが、想像とかけ離れたホテルの現実とクセ者揃いの滞在客に落胆してしまう。周囲からすっかり取り残されたようなこのホテルの長逗留者たちにとって、外からかかってきた電話と訪問客は何よりの関心事。そんな彼らを相手にロンドンに住む孫デズモンドのことを自慢げに話すサラだったが、肝心のデズモンドからは待てど暮らせど音沙汰なし。すっかり困り果てたある日、サラは作家志望の青年ルードヴィックと出会う。そして、ひょんな成り行きから彼にデズモンドのフリをしてもらうことになるのだが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~原作がフランソワ・オゾン監督の「エンジェル」の原作者が書いたというので気になってみた映画。いい映画だった。ほろ苦いチョコのような・・ジョーン・ブロウライトの名演技と若いルパートの美青年ぶりがとても良い。見る年令によって感じ方が違うのかもしれないが、私の場合息子のようなルードと母のようなパルフリー夫人を見るという感じだった。
2017.10.04
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2011年に見たDVD酔いがさめたら、うちに帰ろう(2010)東陽一監督浅野忠信永作博美 戦場カメラマンの塚原安行は、人気漫画家の園田由紀と結婚し、2人の子どもにも恵まれたが、いつしか酒に溺れてアルコール依存症となる。それが原因で離婚し、今は別々に暮らす日々。そんなある日、安行は再び吐血して病院に運ばれる。別れても安行のことを心配せずにはいられない由紀。そしてついに安行は嫌々ながらもアルコール病棟に入院することに。やがて、そこで出会った風変わりな患者たちや、個性的な医者たちと過ごす日々に安らぎを覚え、少しずつ回復していく安行だったが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~浅野さんも永作さんもいいね~そして娘役の子が『おとしゃん』って呼ぶのがとてもかわいい。アルコール中毒って治すのが大変なんだなあ。しかし、病院の中では湿っぽくないし笑えるところもあったりする。良い映画でした
2017.10.04
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2011年に見たDVDトイレット(2010)荻上直子監督もたいまさこ引きこもりでピアニストの兄モーリー、厭世的でプラモデルオタクの弟レイ、勝ち気な大学生の妹リサの3兄妹。それぞれ好き勝手に生きてきた彼らも、母親を亡くしたことを機に彼女の遺した実家で同居することに。さらにそこには、猫のセンセー、そして母が亡くなる直前に日本から呼び寄せた3兄妹の祖母“ばーちゃん”もいた。英語の喋れない彼女は自室に籠もりきりで、トイレが異常に長く、出てくると何故か必ず深いため息をつく。そして、何かというと財布からお札を出しては孫たちに気前よく差し出す不思議な人。そんな、孫たちとは似ても似つかぬばーちゃんだが、3兄妹と交流を重ねていくうち、彼らの間には少しずつ絆が芽生えていく…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~もたいまさこさん、いいよね~~エアギター、ぎょうざ、ウォシュレット、なんかツボにはまった。心温まる。なんで、日本人のばーちゃんなんだろうとか、ほとんど話をしないなあとかいろいろ思ったけど。話をしないけど、三人にすごい影響をあたえるんだよね。『クール!』って言ったばーちゃんは素敵だった
2017.10.04
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2011年に見たDVDリミット(2010)ロドリゴ・コルテス監督ライアン・レイノルズ イラクで働くアメリカ人トラック運転手のポール・コンロイは、突然何者かの襲撃に遭う。意識を失った彼がつぎに目を覚ました場所は、地中に埋められた棺型の狭い箱の中だった。手元には、懐中電灯とライター、そして自分のものではない携帯電話。自分がどこにいるかも分からず、さらには刻一刻と酸素がなくなっていくという極限状況の中、電池切れ間近の携帯電話で懸命に救助を求めようとするポールだったが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~登場人物は一人だけ、しかも棺桶の中だけ。凄くシンプルだけど、それだけにどんなものになるか興味津々だった。低予算のB級映画でしょ、なんて気楽に見始めたんだけどねこれがなかなか~~^^;)ハラハラ、ドキドキ最後の最後まで気が抜けない映画だった。
2017.10.03
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2011年見たDVDマチェーテ(2010)イーサン・マニキス・ロバート・ロドリゲス監督ダニー・トレホジェシカ・アルバロバート・デ・ニーロスティーヴン・セガールミッシェル・ロドリゲスリンジー・ローハン『グラインドハウス』の中で上映するためにだけ作られた架空の映画『マチェーテ』をロドリゲス監督が豪華キャストで長編映画として完成させた。 麻薬王トーレスによって愛する家族を殺されたメキシコの元連邦捜査官マチェーテ。今はアメリカのテキサスで不法移民に身をやつし、復讐の時を待っていた。ある日、彼は謎のビジネスマンからその腕っ節を見込まれ、高額の報酬と引き換えに不法移民の弾圧を目論む悪徳議員マクラフリンの暗殺を依頼される。しかしそれは、不法移民排斥を有利に進めるために仕組まれた巧妙な罠だった。なんとか窮地を脱したマチェーテは、タコスを販売しながら不法移民を裏で支援する女トラック運転手ルースと銃の扱いはお手の物の聖職者パードレの助けを借り、復讐へと乗り出す。一方、アメリカ移民局の美人捜査官サルタナは、マチェーテに疑いの目を向け近づいていくのだが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~B級だし、グロいし、エロだけど、ストーリーはわかりやすく楽しいダニー・トレホいいわあ。そして、豪華な面々を見るだけでも楽しい。ロドリゲス好きだわあ。
2017.10.03
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わたしを離さないで(2010)マーク・ロマネク監督 キャリー・マリガン キャシー アンドリュー・ガーフィールド トミー キーラ・ナイトレイ ルース シャーロット・ランプリング エミリ先生カズオ・イシグロ:原作 緑豊かな自然に囲まれた寄宿学校“ヘールシャム”。そこは、牧歌的な田園地帯にありながら外界からは完全に隔絶され、徹底した管理が行われている謎めいた施設だった。そんな静かで整然とした環境の中で、幼い頃からずっと一緒に育ってきたキャシー、ルース、トミーの仲良し3人組。やがて18歳となった3人はヘールシャムを卒業し、農場のコテージで共同生活を送ることに。初めて接する外の世界に不安や喜びを感じていく3人。そして、いつしかルースとトミーが恋人になったことで3人の関係も終わりを迎えようとしていたが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ノーベル文学賞を取ったカズオ・イシグロ原作。TVでもドラマになったね。この三人の組み合わせが良かった。キャリー・マリガンが可愛かった。キーラ・ナイトレイの子供時代の子が、菊地凛子にそっくりで大人になったナイトレイも菊地凛子に見えて仕方なかった(と当時の感想に書いてある(笑))クローン人間という話はユアン・マクレガーが出た『アイランド』を思い出し気持ち的にはあちらのほうが納得するのだが。でも、この話で最後にキャシーが語るように、クローンと臓器を与えられる人間とどう違うのか。どちらも『死』=『終了』は逃れることができない。つまりこれって突飛な(今ではクローンも突飛ではないかもしれないが)背景にしているけど人間そのものを書いている、愛の物語ではないかと思う。生きることは死に向かっていくこと。青春ラブストーリーとしても良い映画でした。TVドラマ(2016)の方も見たけれど、あまり記憶にない。
2017.10.03
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2011年見た映画(DVD)を記録していますブラック・スワン(2010)ダーレン・アロノフスキー監督 ナタリー・ポートマン ニナ・セイヤーズ ヴァンサン・カッセル トーマス・ルロイ ミラ・クニス リリー バーバラ・ハーシー エリカ・セイヤーズ ウィノナ・ライダー ベス・マッキンタイア ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親の期待を一身に背負い、バレエに全てを捧げて厳しいレッスンに励む日々。そんな彼女に、バレエ人生最大のチャンスが訪れる。長年バレエ団の象徴的存在だったプリマ・バレリーナ、ベスの引退を受け、新作の『白鳥の湖』のプリマにニナが抜擢されたのだ。しかし、白鳥の湖では純真な白鳥役と同時に、奔放で邪悪な黒鳥役も演じなければならない。優等生タイプのニナにとって、魔性の黒鳥を踊れるかが大きな試練として立ちはだかる。対照的に、官能的にして大胆不敵な踊りで、芸術監督のルロイに理想的な黒鳥と言わしめた新人ダンサーのリリー。彼女の台頭によって、不安と焦りが極限まで高まってしまうニナだったが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞を取った映画。ほんと、ナタリーのための映画という感じ。真面目なあまりどんどん苦しくなっていく主人公。バレエ界も主役の座をめぐって熾烈な闘いがあるんだろうなと思う。良くも悪くもいろいろと・・あるのだろうねえ一つ今でも思い出すのが、主人公ニナのお母さんが娘の体を見るときにぐいと肋骨の下に手を入れて肝臓(だったけ?)が疲れているとかいないとか診断していたこと。脂肪がたっぷりついている私には、肝臓に触れるなんて信じられないとその時もそして今も思っているのでした。しかし、最近鶴太郎さんがヨガでペッコンペッコンと腹部のストレッチしているのを見て、あの映画のシーンは本当なんだと思ったのでした。人間ってすごいね~~
2017.10.03
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2011年見た映画(DVD)を記録していますパレード行定勲:監督 藤原竜也 伊原直輝 香里奈 相馬未来 貫地谷しほり 大河内琴美 林遣都 小窪サトル 小出恵介 杉本良介吉田修一:原作都内のマンションをルームシェアする4人の男女。映画会社に勤める健康オタクの直輝はこの部屋に最初から住んでいる最年長。一方、イラストレーターで雑貨屋店員の未来は、おかまバーの常連。また、先輩の彼女に恋をした大学3年生の良介は告白する勇気が出ずに悩んでいる。そして無職の琴美は若手人気俳優と熱愛中。そんな彼らはそれぞれ不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで共同生活における互いの均衡を保っていた。しかし、いつしか男娼のサトルがこのマンションに住み着くのと時を同じくして、町では女性を狙った暴行事件が連続して発生、これを境に彼らの穏やかな日常は次第に歪み始め、やがて思いもよらない事態を招いていく…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~原作は吉田修一。ラストシーンがある意味とっても怖い。シュールで・・・・面白かった。サトルがやってきてすんなりと一緒に住み始める。『誰、お前?』みんな不思議に思うんだけどね。ルームシェアしている彼らはネットのチャットや掲示板(古いのかなもう?)の仲間のようなもので、善意の集団だというとサトルが『じゃ、ウワベだけの付き合いなんだ。そうじゃなきゃ壊れちゃうもんね』というのだ。なかなか鋭い!サトルが顔を出し始めたのと、この町で起きる連続暴行が一緒の時期じゃない?と思い始めるとなんとなく疑心暗鬼にもなり・・・・サトルって何者?暴行事件の犯人は誰?やはり藤原竜也はいいと思うよ。金髪のサトル役の林遣都がこの不思議な少年(青年?)にぴったりなんだ。このときは全く林遣都を知らなかったけど、今ではTVドラマでも映画でもあちこちで顔を見て気になる俳優さんの一人^^)そして、小出恵介、彼もいい役者なんだけどなあ。
2017.10.02
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2011年見た映画を記録しています。悪人(2010)李相日:監督妻夫木聡深津絵里岡田将生満島ひかり柄本明吉田修一:原作 長崎のさびれた漁村に生まれ、自分勝手な母に代わり、引き取られた祖父母に育てられた青年、清水祐一。現在は、土木作業員として働き、年老いた祖父母を面倒見るだけの孤独な日々を送っていた。そんなある日、出会い系サイトで知り合った福岡の保険外交員・石橋佳乃を殺害してしまった祐一。ところが、捜査線上に浮上してきたのは福岡の裕福なイケメン大学生・増尾圭吾だった。苦悩と恐怖を押し隠し、いつもと変わらぬ生活を送る祐一のもとに、一通のメールが届く。それは、かつて出会い系サイトを通じてメールのやり取りをしたことのある佐賀の女性・馬込光代からのものだった。紳士服量販店に勤め、アパートで妹と2人暮らしの彼女もまた、孤独に押しつぶされそうな毎日を送っていた。そして、話し相手を求めて祐一に久々のメールを送った光代。やがて、初めて直接会うことを約束した2人だったが…。<allcinema> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~深津絵里が賞を取った映画。やはり、深津絵里の印象が残る。金髪の妻夫木くん、こういった青年を演じるのがうまい。『今の人は愛する人を忘れている。自分は何をしてもいいと勝手に考えているが、そんな自分を愛し心配してくれる人がいることを忘れていないだろうか』柄本明(被害者の父)が増尾に対して言うセリフが本当によく伝わってきた。記録を見返して、満島ひかりが被害者の女性を演じていたことに気がつく。見たときは(2011)知らない女優さんだったから。今は結構気になる女優だ。顔小さいよね~~^^)
2017.10.01
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8月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1848ナイス数:56とるとだすの感想しゃばけシリーズ最新。若旦那のお父さんが倒れ皆で回復させようと走り回る。昔話でおなじみの金太郎や一寸法師など出てきて面白い♪狂骨恐しいわ読了日:08月19日 著者:畠中 恵まるまるの毬 (講談社文庫)の感想親子三代の菓子屋「南星屋」各地の菓子を作って売り繁盛している。食べ物系だと人情物なんだろうなと思って読み始めたが、意外と秘密もありちょっとどうなるのかとハラハラもした。「みをつくしシリーズ」に似たような恋物語もある。先日九州物産展で「カスドース」を見つけて買ってきた。美味しかったわ~。平戸藩のカスドースだよ^^読了日:08月19日 著者:西條 奈加MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の感想このシリーズを終わらせる方向が見えてきたって感じがするなあ。秘密結社の存在がね。過去の事件も実はこれが絡んでいたというふうにまとめてきたしね。でも、比奈子に後輩ができたりして、そう簡単には終わらないと思うし、まだまだ楽しませてほしいと思う。読了日:08月19日 著者:内藤 了ヒトリシズカ (双葉文庫)の感想☆☆☆読了日:08月19日 著者:誉田 哲也ダンジョン飯 5巻 (ハルタコミックス)の感想せっかく戻ってきたのにファリンが~~。まだまだ続くね。楽しみです。読了日:08月19日 著者:九井 諒子弥栄の烏 八咫烏シリーズ6の感想前作を思い出しながら読む。手元にないのでこりゃもう一度借りてこないとなあと思う。でも、前作で急に猿がいなくなったというのが、こういうことだったのかとわかった。雪哉って、なんかこうだったっけ?うーむうーむ。そして、この先山内はどうなるのかしらと先が楽しみなのでした。今回若君より雪哉でしたね~~読了日:08月20日 著者:阿部 智里読書メーター
2017.09.09
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7月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:663ナイス数:21【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)読了日:07月02日 著者:三好 昌子ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)読了日:07月03日 著者:北川恵海読書メーター「縁見屋の娘」がおもしろかった。とても新人とは思えないこなれた作品。縁見屋の三代に続く「たたり」「呪縛」これがどんな因縁から生まれたのか、どうやって解いていくのか・・・・京ことばで話すのだが、言葉もすんなりと読み進められる。(私の周りに関西弁を話す人がいないので時々関西弁で進む話に入り込めない時があるのだが、この小説はすんなりと入り込めた)
2017.08.19
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6月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:808ナイス数:20かがみの孤城読了日:06月15日 著者:辻村 深月首洗い滝 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)読了日:06月27日 著者:内藤 了読書メーター今回は感想を書いてなかった。どちらも面白かったわ。おすすめです。
2017.07.10
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5月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1318ナイス数:78リバース (講談社文庫)の感想ドラマとはまた違う感じ。ドラマのほうが人間描写が濃い感じかなあ。犯人はそうきたかと。読了日:05月10日 著者:湊 かなえ愚行録 (創元推理文庫)の感想本の一番最初の新聞記事とこの事件とどう関係するんだろうかと思っていた。読んでいるうちにそんなことをすっかり忘れてしまい、それぞれインタビューで出てくる被害者に対する話に何とも言えない気持ちになっていた。それと途中で入る女性の語りがどんなつながりなのかと気になりつつ読む。ミステリという面白さはないけど、裏を覗き見るというそんな感じかなあ。映画化されたというがどんな感じかしら気になる。読了日:05月13日 著者:貫井 徳郎22年目の告白-私が殺人犯です-の感想おもしろかった。映画だっけ藤原竜也でやるんだよね。その前に読んでおきたくて。しかし、私の中では藤原竜也って感じではないんだけどね・・・^^;)ただモデルのような美形でセンスが良くて40歳ぐらいの男性という設定だとなかなかいないのかもしれない。(勝手なことを言ってすんません^^;)いい感じに驚かせてくれる。刑事が妙に読書家なのがミソね。読了日:05月20日 著者:浜口 倫太郎パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子 (角川ホラー文庫)の感想スピンオフ。死神女史こと石上妙子がまだ、東大の研究室で大学院生だった時の話。事件そのものはそれほどかな・・・?ただ女史と法医昆虫学者のジョージの関係や、厚田刑事とも一緒に行動しているのが、へ~~って感じで面白く読んだ。このあと石上女史がどうなるのか気になるなあ、続編あるのかな?読了日:05月30日 著者:内藤 了読書メーター
2017.06.07
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4月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1162ナイス数:70翼がなくてもの感想サスペンスや謎解きがメインではない。障害者スポーツや義足の話、パラリンピックなどを教えてもらった。次回は御子柴と犬飼がもっと活躍する話が読みたいですが~~、でもこの話はこれはこれでスポーツ小説として十分に読ませてもらった読了日:04月03日 著者:中山 七里東京會舘とわたし(上)旧館読了日:04月06日 著者:辻村深月東京會舘とわたし(下)新館の感想上下巻まとめて、東京會舘に関わる人々がほんとに素敵な思い出を持っていて羨ましいと思った。新しい会館は東京オリンピックの年だとか、行ってみたいなあ。読了日:04月06日 著者:辻村深月殿様の通信簿 (新潮文庫)の感想おもしろかった。水戸黄門、浅野内匠頭などイメージ変わるなあ。みんなみんな女好きだわww あとは、加賀の前田家の話は興味深く読んだ。そのうち大河ドラマとかでやらないかな・・??読了日:04月13日 著者:磯田 道史読書メーター
2017.05.03
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3月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1862ナイス数:115サイレンスの感想ずるずるした関係の彼氏を何とか結婚まで持っていこうとする。どう考えてもこんな男だめでしょって思うんだけど、こういうダメ男に惹かれる女の子がいるんだよね。島、田舎、雪国、閉ざされた感じがゾクっとさせる。でも途中から先が見えてきたのが残念。人々の嫉妬も感じるねえ。決して彼女のためというわけでもないだろう。読了日:03月05日 著者:秋吉 理香子i(アイ)の感想アイの内にこもる心についていけたなって思う。もがき苦しむその繊細さに。若さかもしれない。読了日:03月13日 著者:西 加奈子きみはいい子 (一般書)の感想短編。一つの町が舞台なのでそれぞれの話にちらっと別の話の人物が出てきたりする。どの話も子どもたちが虐待されているようで可愛そうになるのだが、「べっぴんさん」では母親の孤独感も書かれていてわかるなあとも思う。ただ虐待は連鎖させてはいけないね。誰かが手を差し伸べてあげて終わらせないと(単純、簡単ではないだろうが)「こんにちは、さようなら」では老人の孤独を救うのも、やはり子どもたちを救うのと同じだと。最後に希望が見えて良かったです。読了日:03月15日 著者:中脇 初枝キャベツ炒めに捧ぐの感想60だってなんだって、色々あるって~。まだまだ、これから色々あるよね。一番印象的なのは、やっぱり江子さん。傷ついてないふりして離婚したけど元旦那さんが大好き。この気持をどう整理するんだろうかと思っていた。明るくて元気になってよかったよね。読了日:03月16日 著者:井上 荒野【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 がん消滅の罠 完全寛解の謎 (『このミス』大賞シリーズ)の感想最後に来てあららっ、そういう事?て感じ。ちょっと西條先生の裏の顔にびっくりなのだ。読了日:03月23日 著者:岩木 一麻罪の声の感想ほぼ半分以上我慢して読み続けた。自分には合わないのではないかと。それが一気にバラバラのピースが当てはまっていくラストで、ああこのためにここまでジリジリと我慢して読んでいたのだと思わせる(笑)今までの我慢はこのためにあったのかと思うのだ。わずかな手がかりを地道にたどっていき事件の背後がわかってくるに連れ、巻き込まれた家族が気の毒だった。実際にもそうなのかもしれないと思わせる。とにかく頑張って読んでみることをおすすめする。読了日:03月30日 著者:塩田 武士読書メーター
2017.04.01
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2月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1719ナイス数:82よるのばけものの感想今回も、また違った話しを読ませてもらった。いじめって傍観するのも苦しいよね。この人の作品はいつも登場人物の周りの情報を排除している。その分ストレートなので読みやすいのかもしれない。読了日:02月28日 著者:住野 よるおもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典の感想図書館からおまけのように借りてきた。誰かに「知ってる?」って言いたくなる。私が衝撃を受けたのは「シマリスの尻尾はとれる。トカゲのように尻尾がとれるが再生はしない。」ということでした!!アキラ先輩の尻尾も取れちゃうのかな・・・読了日:02月27日 著者:バジリスク 甲賀忍法帖 コミック 全5巻 完結セット (ヤンマガKC)の感想すごい能力の忍者たちだな。だれにでも化けられるってのはすごい。あ、不死身もね。もっと生きていられたんじゃないかと思う忍者たちも結構あっけなく死んでしまうが。読了日:02月10日 著者:せがわ まさき夜見師 (角川ホラー文庫)の感想「裏閻魔」の中村ふみさんなので、楽しみにしたがサクサク読める、ちょっと物足りなさもあるけれど。家政夫と雇い主のコンビがいいよね。まだ続くのかな?読了日:02月10日 著者:中村 ふみ夜行の感想じわり、異世界。ラストに来てあっちとこっち、面白い。しかし全体的には私には合わないわ。読了日:02月08日 著者:森見 登美彦身体巡礼: ドイツ・オーストリア・チェコ編 (新潮文庫)の感想ひょうひょうとした養老さん。ヨーロッパでカタコンベがあるのは土のせいだったのね。骨が土に還らないので積み重なって残っちゃうんだって。想像するとすごいな…死は国によってまた宗教によってまた時代によって変わるね。読了日:02月04日 著者:養老 孟司室町無頼の感想面白かったよ。結構厚くて図書館本なので返却日までに読めるかと心配したんだけど、一気に読めた。特に修行の場面が面白いね。そこから、どんどん強くなって行くのはまあ、そうなるだろうって感じ。最後のほうは蓮田兵衛と骨皮道賢を書きたかったんだろうって思う。銭よりも動くものってなんだ、人の口(うわさ)だって言うのがなるほどと思う。読了日:02月03日 著者:垣根 涼介読書メーター
2017.03.03
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第89回アカデミー賞受賞作一覧【作品賞】『ムーンライト』【監督賞】デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』【主演男優賞】ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』【主演女優賞】エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』【助演男優賞】マハーシャラ・アリ『ムーンライト』【助演女優賞】ビオラ・デイヴィス『フェンス』【脚本賞】ケネス・ロナーガン『マンチェスター・バイ・ザ・シー』【脚色賞】バリー・ジェンキンス、タレル・アルビン・マクレイニー『ムーンライト』【撮影賞】リヌス・サンドグレン『ラ・ラ・ランド』【編集賞】ジョン・ギルバード『ハクソー・リッジ』【美術賞】『ラ・ラ・ランド』【衣装デザイン賞】『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』コリーン・アトウッド【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】『スーサイド・スクワッド』【視覚効果賞】『ジャングル・ブック』【録音賞】『ハクソー・リッジ』【音響編集賞】『メッセージ』シルヴァン・ベルマール【作曲賞】『ラ・ラ・ランド』ジャスティン・ハーウィッツ【主題歌賞】“City of Stars” 『ラ・ラ・ランド』【長編アニメーション賞】『ズートピア』【外国語映画賞】『セールスマン』(イラン=フランス合作)
2017.02.27
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2017年1月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1322ページナイス数:17ナイス鬼の蔵 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)の感想日本の地方には、きっと、こんな伝承が一つや二つあるんじゃないか。そう思いながら、大いにドキドキしながら読んだ。特に赤いかざぐるまがカラカラ回っている庭を想像すると怖いわね。サクサク一気に読める作品。次作も読むと思う。読了日:1月29日 著者:内藤了十二人の死にたい子どもたちの感想おもしろかった。12人だと思ったら13人目がいるということで、まずはこの13人目についての議論をしていく。これが結構長いんだ。多数決して、議論して観察して推理して。 ものすごく切れる子から、ちょっと思考が遅れちゃう子からいろいろいるけど、それぞれここに来たことで本当の死にたい理由を考えることができたんだろうね。読了日:1月23日 著者:冲方丁優しい死神の飼い方の感想死神だけど~~、ラストにうまいこと言うね。三体の地縛霊がずっと気になっていたんだけどそういうことかと。謎ときもちゃんとあるから面白かった。軽く読める。読了日:1月17日 著者:知念実希人三途の川で落しものの感想主人公が小学生ということで、初めて聞く言葉をいろんな漢字に変換してみるのが面白かった。虎之助と十蔵と叶人、三人の掛け合いが楽しかった。天国と地獄、賽の河原、納得の説明だった。そういうところかもしれないね~。読了日:1月9日 著者:西條奈加読書メーター
2017.02.06
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2016年11月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:1181ページナイス数:32ナイス失踪者の感想登山のことはわからないけれども、男の厚い友情にジーンとする。10年前死んだはずの友が、年をとっていたっていう出だしがもう一気読みさせてしまう。うまいね。海外の山の登るのってほんと大変なんだろう、スポンサー探しとか。読了日:11月19日 著者:下村敦史蜜蜂と遠雷の感想ピアノコンクールの話。ピアノ曲があれこれ出てくる。音楽を言葉にするのって大変だろうと思う。クラッシックに詳しくない私、曲の名前を聞いてちょっと思い浮かべられたらもっと面白いかも。とはいえ、知識がなくても登場するコンテスタントの成長が感じられ面白かった。久々の恩田さんの作品だが、外れがなかった。読了日:11月29日 著者:恩田陸時限病棟 (実業之日本社文庫)の感想強引に脱出ゲームに参加させられた5人。しかも時限装置付きで時間内に脱出できないと吹っ飛んじゃうと脅される。なぜこの参加者が集められたのかあれこれ、引きつけられて面白かった。気楽にサクサク読める。『仮面病棟』が前作なのですね?そっちも読んでみようかな。読了日:11月30日 著者:知念実希人読書メーター
2016.12.06
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2016年10月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1138ページナイス数:45ナイス残り全部バケーション (集英社文庫)の感想面白かった。あ~、伊坂さんだな~って^^)溝口と岡田の話かと思ったら、岡田の姿が見えなくなり溝口は太田だったり高田と組んでいる。溝口はどの相方とも、変わらないわね。しかし、でたらめしていると思われる溝口が結構いろいろ考えていたねえ。伊坂さんが得意とするキャラだよね。憎めないなあ。岡田も気になるね。関係ない話かと思うとちゃんと回収してしていくのがさすがだと思った。読了日:10月12日 著者:伊坂幸太郎残り者の感想江戸時代の大奥のキャリアガール達。仕事に生きてきた。なるほど、大奥ってこんな風になっているのかと知った。天璋院(篤姫)、和宮の話もちょこちょこ出てくる。居残り5人、自分の仕事場を離れるのに心残りもあるし、次にどうしたらよいのか悩むだろう。その彼女たちが最初はとまどいながら徐々に心を開いていく。ラストも明るい気持ちになれて良かったなあ。読了日:10月22日 著者:朝井まかてロスト・ケアの感想そう、確かこんな風に企業が介護に手を出しつぶれたっけ。また、いま介護サービスの形が変わっているようだ。あちこちにいろんなタイプの老人介護施設が増えている。「老人人口が高くなることも原発が安全ではないことも以前からわかっていた。わかっていながら何もせずに今になった。この先人口がどうなるかもすでに分かっているのだが何もせず手をこまねいている。」介護の話、善と悪の話、いろいろと考えさせられる話だった。ちなみに、犯人に関してはやられましたわ~。読了日:10月24日 著者:葉真中顕(はまなか・あき)ままならないから私とあなたの感想『レンタル世界』あ~、なんかこの主人公うざいなあと思いながら読んでいたので、ラストのオチ想像できたよね。できたからこそすっきりさせてもらいました。『ままならないから私とあなた』って薫がボーンズ(米のTVドラマの主人公)にちょっと似ているよねと思って読んでいた。(あ、ボーンズの頭の良いところとか、合理的なところとかがね)しかし、やっぱり人間ってドロドロしてるし予定通りにいかないものよね。読了日:10月26日 著者:朝井リョウ読書メーター
2016.11.06
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2016年9月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1151ページナイス数:59ナイスまた、同じ夢を見ていたの感想これはまた、うまいね。なんか、哲学だね。なっちゃんの言ううんちくはスヌーピーの4コマ漫画からきているのかしら。昔読んだなあ、そういえば。なっちゃんは「かしこい女の子」だよね。この筆者自身がモデルなのかなってちょっと思っちゃったんだけど、こういうかしこい子供で生きずらかったのかなってね。 いいこと書いてるなって思ったが、どうもなっちゃんのキャラになじめなくて終わったなあ。でも、また、この人の本は読んでみたいって思う。次はどんな切り口で作品を作ってくれるかな。読了日:9月5日 著者:住野よるリライト (ハヤカワ文庫JA)の感想初読み作家さん。「時かけ」のようにラベンダーが出てきたりしてちょいと懐かしい。でも話はかなりこんがらがりましたよ。何度も『これ誰?』って思いながら読みましたもん。ラストにそこら辺をうまく回収していくよね。ただ、説明にこんがらがったなあ。今もって自分でわかったのかどうか自信がない。シリーズなの?次も読んでみようかな~。読了日:9月11日 著者:法条遥ポイズンドーター・ホーリーマザーの感想短編集だった。最初のほうは「ふーん」って感じで読んでいたがやはり表題作は重かったなあ。母親の影響力って、うーん、難しいなあ、子育て。しかし大人になっても影響力強いねえ。母と娘って。読了日:9月19日 著者:湊かなえ玉依姫の感想待ってました。今までにちらっと見えていた外の世界。なるほど、こんな風につながっていたのかと、うまくできてるなあ。山神と山内の関係、烏と大猿の関係、つながってきました。次回第一部完結ということなんだけど、奈月彦たちの話をもう少し続けてほしいんだけど、どうなるのかな~。読了日:9月26日 著者:阿部智里読書メーター
2016.10.04
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2016年8月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2952ページナイス数:86ナイス(P[こ]3-9)一鬼夜行 鬼の福招き (ポプラ文庫ピュアフル)の感想このシリーズはもう終わったのかと思ったら、第二部開幕。相変わらず喜蔵の態度にはイライラさせられる(笑)そして今回も変わらない喜蔵と小春の関係だね。小春の力がなくなったけど・・・このままということにはならないんじゃないかなと勝手に思ってしまう。読了日:8月28日 著者:小松エメルONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の感想犯人はSEROからONEになりたがっているということで、続きが「ONE」なのだ。 今回は比奈子が捕まっているので猟奇班ががんばってくれる。もちろん最後は比奈子が活躍でハラハラドキドキ。ただ途中で犯人はこれかなあとわかってしまうけれども面白さは半減しなかった。ただ、二冊に分けなくてもよかったかもね~。読了日:8月27日 著者:内藤了鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が飛ぶ (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)の感想気楽にチョビチョビと読んでいた。鬼どおしの力関係がやっぱりあるのよね~。そして、鬼にもいろいろとあって大変だわね。まだまだ話は続くかな。読了日:8月25日 著者:和田はつ子ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の感想今回幼児殺害というのに、ひいてしまう。あ、それとラボの昆虫学者の描写がひぇーって感じ。比奈子が里帰りして鬼無里に行ったり雲霧目薬買ったりっていうのは、地元なもんでついついうれしくなってしまう。この殺人事件に以前の猟奇殺人犯が絡んでくるのね。次の「ONE」に続く。読了日:8月24日 著者:内藤了君の膵臓をたべたいの感想面白いよと友人から借りて読む。高校生の話について行けるかしらと思いながら読んでいたがその点は大丈夫だった。とはいえ最初はちょっと引き気味だったんだけどね。ヒロインがいまどきの感じだし、とってもしゃれた会話するしね。あと僕の名前を【】っていうのがうまいねえ。読了日:8月23日 著者:住野よるLEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の感想殺された人物は、どんな奴だったんだろうねえ。同情できない人物だったとはわかるけど、もっとそのあくどいところを見せておいたほうが話は面白かったかもしれない。なんか、人情話っぽくもなってきた。ラストに次の話が見えているので、引き続き次を読みます。読了日:8月16日 著者:内藤了AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の感想鑑識の三木さんが重要。それと三木さんの恋人、麗華さんをTVで見てみたいなあ。読了日:8月15日 著者:内藤了CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の感想ドラマを先に見ちゃっていたので、犯人がわかっちゃっていたんだけど、やっぱり描写のエグさは小説だよね~。そして、丁寧な人間関係が読めるのでやっぱり小説が面白いかな。でも一冊分を1時間で収めたドラマってある意味すごい。中島保との関係はどうなるのか気になります。読了日:8月12日 著者:内藤了ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の感想TVドラマになって、ドラマと並行して読んでいる。全く主人公の設定が違うので最初戸惑ってしまった。いつドラマのような比奈子になるんだろうかって構えて読んじゃったよ。ドラマと小説は別物だね。ただ、このONの脳内の件に関してはちょっと無理があるって感じ。シリーズものなので引き続き読みます。比奈ちゃんがんばれ。読了日:8月10日 著者:内藤了読書メーター
2016.09.03
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2016年7月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2362ページナイス数:61ナイス坂の途中の家の感想なんでか、なかなか読み進めない小説だった。それだけ、里沙子の揺れ動いていくさまがじわじわと来たのかもしれない。また、自分も何年も前になるけれども(かなり前^^;)、水穂や里沙子のように子育てで大変だったことがあったなあと思いだしてしまった。この小説リアルに赤ん坊のいるお母さんは読むと苦しくなると思うわ。 水穂にどんどんシンクロしていく里沙子、恐ろしいけど、目が離せない。夫や親との関係の悩みも大きいね。言葉の受け取り方というのも難しいものだなあ~。読了日:7月3日 著者:角田光代睦月童(むつきわらし)の感想可愛い座敷童には鏡の能力があり人の悪事を映し出す。央介とこの童イオの掛け合いとかほのぼのしていてよい感じ。しかし、ラストになって睦月の里へいってからそういう理由でこんなことが!って思っちゃった。女子の願望をうまい具合に利用されたということか、しかし絵を想像すると怖いねえ。ファンタジーがホラーになったって感じ。でも嫌いじゃない。イオはこの後どうなるのかな、続きが気になる。読了日:7月4日 著者:西條奈加救命拒否の感想犯人はこの人じゃないなあと思いつつ、じゃ誰が怪しい?この人は動機が弱いしなあなどと思いながら読む。そしたら、思いがけないところから怪しい小物が登場したよ。真犯人の動機は今一つだったかな。ほとんど元上司の本多が解決してくれたってかんじ。トリアージに関しては確かに自分がその場にいたら、納得できないかもしれないと思った。命に関することは本当に難しいな。読了日:7月16日 著者:鏑木蓮剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎 (文春文庫)の感想輿入れはおなごのいくさ、紅はおなごの剣。来年の大河ドラマということで、ちょっと読んでみました。もちろん、これがドラマの原作にはならないのでしょうけど。特殊能力があるということで、話が進むけどそれほど役に立つほどの能力ではないのでしょう。自分でそれを操ることができたらいいのにねえ。戦国の世は女子もお家のために輿入れし縁をつなぎ戦っていたのですね。香と政次の頭脳戦は何手も先を読む囲碁や将棋のような感じ。しかし正次は強かったね。読了日:7月18日 著者:高殿円スマイルメイカーの感想軽い。伊坂幸太郎に似たところがあるね。時間軸がずれてタクシーが3台で。 私的にはもう少しすっきりしたほうが読みやすかったかな。読了日:7月20日 著者:横関大火星に住むつもりかい?の感想恐怖政治下の日本。平和警察に睨まれたらおそろしい。魔女狩りのように。途中までものすごーくいやな気持にさせられる。自分の中にある嫌な部分をあぶりだされるようだし。途中に出てくる『世の中はよくなったりしないから、嫌なら火星にでも行って住むしかない』というのに、恐怖政治下じゃ逃げ切れないんだって絶望的な気持になったんだけど、ラストになってまた同じセリフを読んだときは違う感想を持ったんだよね。まだ何とか頑張れば振り子のバランスをとれるかもしれないってちょっとはがんばれるって思ったんだよね。読了日:7月20日 著者:伊坂幸太郎羊と鋼の森の感想とても丁寧に書かれていると思う。女性らしいね。北海道が舞台なので雪の降る日は温かいとか、山鳴りと海鳴りの音は同じだとかいう話が出てきて、うんうんとうなづきながら読む。読了日:7月25日 著者:宮下奈都読書メーター
2016.08.16
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2016年6月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2722ページナイス数:44ナイス神の子 上の感想薬丸さんの少年犯罪ものは胸が苦しくなるくらい重いって思っていたら、今回これはそこまで重苦しくない。もちろん、戸籍がないとか少年刑務所とかホームレスとかあるのだけれどもね。町田が天才的頭脳でってところがどうなるのかって思わせるんだね。読了日:6月5日 著者:薬丸岳孤狼の血の感想検事シリーズは読んだことがあるがこちらは、全く違うのね。残念ながら任侠ものってそれほど興味がなかったけど、柚月さんの力の入れ方は半端なかったわ。読了日:6月8日 著者:柚月裕子神の子 下の感想身元引き受けされた製作所の娘が、なかなかわかりやすく変化していく。可愛いと思う。町田を追いかける組織が思っているようなすごいものではなかったけど、そこは考えようで個人的にここまで執拗に追いかけるって怖いよなって思う。でもラストは明るい気持ちになれてよかった。読了日:6月10日 著者:薬丸岳ユートピアの感想15年前の殺人事件が絡んでくるのだけど、それよりも女たちが寄り添ったり絡まったりドロドロしたりする様に、読むのが止まらなくなるのはさすが湊さんでした。 読了日:6月18日 著者:湊かなえ橋を渡るの感想都議会でのセクハラヤジ問題とか、マララさんとか、タイ人女性に代理出産させた事件とか、ああそういう報道があったあったと思い出す。こういう報道って次から次へと刺激的に報道される。そしてどんどん忘れていくんだ。謙一郎は希望通り戻れなかったのは、やっぱり「自分は正しい」という気持ちを捨てられなかったからかなあ。そして未来が「イシグロカズオの作品」みたいだった。でも、未来は変わるんだと思う。読了日:6月19日 著者:吉田修一暗幕のゲルニカの感想ゲルニカがどのように描かれたのか、まるでノンフィクションかと思ってしまう。この小説を見てからゲルニカを見たらどうだったろう。ゲルニカのメッセージの大きさはよくわかった。『戦うべき相手は政府でもファシズムでもなく、戦争、暴力、憎悪である』読了日:6月22日 著者:原田マハサブマリンの感想おもしろかった~。帰ってきた陣内さん。今度は長編。今回も少年犯罪の物語。陣内のキャラのおかげで重くならずに読めるけれども、答えが出ないどれが正しいと言い切れない難しい問題だった。もう少し、陣内を見ていたかったなあ。読み終わるのがさみしくなる一冊でした。読了日:6月26日 著者:伊坂幸太郎読書メーター
2016.07.04
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2016年5月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2634ページナイス数:59ナイスチルドレン (講談社文庫)の感想おもしろかった。伊坂さんの本には陣内のような人物がよく出てくるよね。突飛だけど彼なりの考えがあって行動する。周りはまきこまれていくのだけど、やはり憎めない。最初の銀行強盗、どこかでもう少し種明かしがあるかと思ったけど永瀬との出会いだけなのかなあ。 次はサブマリン読もうっと。まだ回ってこないけど・・・読了日:5月28日 著者:伊坂幸太郎鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が見える (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)の感想へ~~というくらいにいろんな鬼がいるのです。連作短編なので気軽に読めました。読了日:5月28日 著者:和田はつ子こぶしの上のダルマ (文春文庫)の感想初読み南木さんです。最初、ん~~?と思ったのですが猫のトラの話とか、稲作問答が面白かったです。信州の山々が出てきて親近感がわきます。でも、この話の中にも出てきましたが、私も子供のころに登山教室でへろへろになった苦い記憶しかなく大人になって山に登る気がしません。(この本の中でもそんな会話があり、思わずうなづきました)沖縄の子が山に登って海が見えないというシーンは「なるほど!」と思いました。読了日:5月28日 著者:南木佳士その鏡は嘘をつく (講談社文庫)の感想夏目刑事と志藤検事。違う事件を扱っているかと思ったら、つながっていくのがうまいですね。 薬丸さんにしては軽く読めますね。 シリーズの一作目を読んだ気がするけどすっかり忘れていて、まあ、それでもそれほど問題はなかったかも・・・読了日:5月23日 著者:薬丸岳去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)の感想ラストの一文に引っかけがあったけど。そういう作りとしては面白いが、内容は私の好みではなかった。読了日:5月23日 著者:中村文則いなくなった私へ (『このミス』大賞シリーズ)の感想すらすらと読める。読後感も、まあよし。読了日:5月9日 著者:辻堂ゆめミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)の感想上下に分かれているが上のほうがなかなか話が進まず我慢が必要(笑)私的には作者が変わってもよく出来ましたって感じだな。家族の物語ってことだよね。妹、怖いわ。それにしても美男子アルバイト・アンドレイ君、かわいそうだ~。読了日:5月9日 著者:ダヴィドラーゲルクランツミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)読了日:5月9日 著者:ダヴィドラーゲルクランツ読書メーター
2016.06.05
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2016年4月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:1004ページナイス数:40ナイスクリーピー (光文社文庫)の感想奇妙な隣人、気持ちの悪い隣人って「火の粉」(ちょうどTVでもやってる)だよね。そちらに比べるとおとなしめ。不気味さはまずまずあるけど、あっさりしてる。 サクサク読めるかも。読了日:4月25日 著者:前川裕恩讐の鎮魂曲の感想韓国船沈没、介護施設での虐待、ふたつがどうつながるのかと思っていたら、なるほどね~そういうことになるのかと。御子柴が、どんどん人間らしくなっていくね。このシリーズは面白いので頑張って続けてほしいな。読了日:4月20日 著者:中山七里ハーメルンの誘拐魔の感想作者の投げかけてくるものはよくわかった。しかし、残念。 ミステリーとしては物足りないな。読了日:4月7日 著者:中山七里読書メーター4月は仕事が忙しく、本もなかなか読めない。図書館利用の再開も進まず。読みたい本のリストだけは増える一方┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
2016.05.01
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2016年3月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2700ページナイス数:60ナイスゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)の感想失踪したチエミは最後まで出てこないのかと思った。そういう話もありだと思ったので。しかし、チエミ側から書かれてやっと事件の核心に触れてきて読むスピードが上がる。タイトルの意味、そういうことかあと納得。読了日:3月26日 著者:辻村深月フォルトゥナの瞳の感想サクサク、読んじゃった。そして、サクサク忘れそうだ。テーマは面白いけど。読了日:3月26日 著者:百田尚樹大事なことほど小声でささやく (幻冬舎文庫)の感想ゴンママ、いいなあ。読了日:3月26日 著者:森沢明夫空棺の烏の感想近衛衆を要請する学校。学園ものもあるとは~~と驚きつつ楽しむ。仲間が増えるのはこの先活躍する人が増えてさらに話が広がるのかしら。あれこれ気になることが、どうなるのか先が楽しみですね~~。読了日:3月26日 著者:阿部智里黄金の烏の感想今度は猿だ!この世界がどんなふうになっているのか広がりが見えてきて面白い。読了日:3月26日 著者:阿部智里烏は主を選ばない (文春文庫)の感想続けてこのシリーズを読む。若君に仕える雪哉なかなかな性格で。くせのある人物が面白い。一作目と時間軸が同じというのは面白いね。読了日:3月26日 著者:阿部智里烏に単は似合わない (文春文庫)の感想1月に読み終わっていたが、アップが遅れたので。 おもしろかった~。大奥ものかあと軽く思っていたのだがラストにあらま!って驚かされた。烏っていうのはよく思いついたよね。変身見てみたい。読了日:3月26日 著者:阿部智里読書メーター
2016.04.01
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ディカプリオ、主演男優賞取ったんですね~~!!! 良かったねえ^^ おめでとう♪【作品賞】「スポットライト 世紀のスクープ」 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」 「ブリッジ・オブ・スパイ」 「ブルックリン」 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 「オデッセイ」 「レヴェナント:蘇えりし者」 「ルーム」【主演男優賞】レオナルド・ディカプリオ 「レヴェナント:蘇えりし者」 ブライアン・クランストン 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 マット・デイモン 「オデッセイ」 マイケル・ファスベンダー 「スティーブ・ジョブズ」 エディ・レッドメイン 「リリーのすべて」【主演女優賞】ブリー・ラーソン 「ルーム」 ケイト・ブランシェット 「キャロル」 ジェニファー・ローレンス 「ジョイ(原題)」 シャーロット・ランプリング 「さざなみ」 シアーシャ・ローナン 「ブルックリン」【助演男優賞】マーク・ライランス 「ブリッジ・オブ・スパイ」 クリスチャン・ベイル 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」 トム・ハーディ 「レヴェナント:蘇えりし者」 マーク・ラファロ 「スポットライト 世紀のスクープ」 シルヴェスター・スタローン 「クリード チャンプを継ぐ男」【助演女優賞】アリシア・ヴィカンダー 「リリーのすべて」 ジェニファー・ジェイソン・リー 「ヘイトフル・エイト」 ルーニー・マーラ 「キャロル」 レイチェル・マクアダムス 「スポットライト 世紀のスクープ」 ケイト・ウィンスレット 「スティーブ・ジョブズ」【監督賞】アレハンドロ・G・イニャリトゥ 「レヴェナント:蘇えりし者」 アダム・マッケイ 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」 ジョージ・ミラー 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 レニー・アブラハムソン 「ルーム」 トム・マッカーシー 「スポットライト 世紀のスクープ」【長編アニメ賞】「インサイド・ヘッド」 「Anomalisa」 「父を探して」 「映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~」 「思い出のマーニー」【外国語映画賞】「サウルの息子」 「Embrace of the Serpent」 「A War」 「裸足の季節」 「ディーブ」
2016.02.29
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2015年11月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1093ページナイス数:57ナイスワクチンX(エックス)の感想性格を自分の希望通り変えてくれる。みんななりたい自分ってあるんだよね、確かに。しかしワクチンが切れてみて、自分の生き方を省みる。再びワクチンを入れるのか入れないのか?ここらへんの被験者たちの心の変化が面白かった。また女社長の変化も。そして彼女が記者会見する前にメイクしてくれる彼女の言葉がよかったなあ。相談する相手は鏡の中の自分。この先どう生きたいかをしっかり考えよう。読了日:11月5日 著者:桂望実スクラップ・アンド・ビルドの感想祖父の口癖「はよう迎えに来てほしい。じいちゃんなんか死んじゃえばいいんだ」という自虐もの。若いとそのまま素直に受け止めるだろうか?だんだん年を重ねるとこの言葉の裏を読む。生きたいんだろうか、それとももう十分に生きたと思うのだろうかと。でも、やはり口ではいろいろ言いながらもいざとなれば、すんなりさようならは出来ないだろうなあ。健斗は筋肉を鍛える。今しきりと筋肉筋肉といわれているもんね。なるほど、こうやってきたえるのかあ、そして、じいちゃんは偉い!愚痴も言わず怒りも口にせず介護される。読了日:11月12日 著者:羽田圭介叛徒の感想正義を貫こうと義父を告発したけれども、息子のことになるとやはり嘘をついても息子を守りたいと。主人公のやることにハラハラさせられる。最後の方での義父の手紙とかそこら辺は上手くまとめてきている。 通訳捜査官というのを初めて知った。また外国人研修者の実態もこういう過酷な労働をさせられることもあるのだよね。この先日本はもっと外国人労働者を受け入れていくようになるんだろうか?などと思いながら読んでいた。読了日:11月29日 著者:下村敦史Aではない君との感想自分の子供が罪を犯してしまったら?!先日「叛徒」で未成年の息子がもしかしたら罪を犯したのではないかと息子を守ろうと奔走する父親の話を読んだのだが、それを上回る胸の苦しくなる話だった。なかなかこの息子が事実を語らないので、この父親や弁護士同様もやもやしっぱなし。しかし、彼の口から語られるようになると、これまた辛い事実だった。父親は母親は、彼に何ができたのだろうか何ができなかったのだろうか。彼のSOSをやはり見落としていた事に悔む。→読了日:11月30日 著者:薬丸岳読書メーター
2015.12.07
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2015年10月の読書メーター読んだ本の数:6冊読んだページ数:2356ページナイス数:59ナイス絶叫の感想死んだ女。そしてそこには飼いネコも。ちょっとその場面は想像したくないね。囲い屋、貧困者ビジネス、保険金詐欺。いろいろ出てくる。読むのがつらくなるような話が続く。でもそういう話は最近よく読むし驚くほどのものではないなあと思っていた。それが最後の最後、あと残り少しってところで「え?」って驚いた。これはぜひ読んでみていただきたい。読了日:10月27日 著者:葉真中顕裏閻魔3 (ゴールデン・エレファント賞)の感想いよいよ完結。どんな終わり方になるのかなあと楽しみのような、怖いような。今回は昭和32年から。奈津の恋心。そうか~~ちょっとびっくり。でも…女心わかるな。そして、閻魔と兄弟弟子になる夜叉がぐっとかわいくなるね。良い終わり方で嬉しかった。このシリーズを読みながら「インタヴュー・ウィズ・バンパイア」や「モールス」を思い出していたよ。これらの映画もお勧めしたい。読了日:10月18日 著者:中村ふみ裏閻魔2 (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)の感想図書館で借りているので順番に読めるか不安だったがうまく借りられてラッキー。今回は昭和20年敗戦直後の日本から始まる。主人公の閻魔の元からヒロイン奈津が姿を消した。また、入れ墨の彫師になりたいという少年をめぐる話など。奈津の気持ちが徐々に見えてくるなあ。読了日:10月17日 著者:中村ふみヒポクラテスの誓いの感想法医学ミステリー。5つの短編だがそれが繋がっていてどんな真相が待っているのか。古手川刑事が毎回絡んでくるけれどもそんなに深くは関わらないのは解剖の方がメインの話なので。主人公は真琴という研修医。それと法医学の光崎、キャシー先生など個性的なキャラ。きっとまた続きが出そうな気がする。ものすごいどんでん返しはないけどなるほど~っていうなぞ解きはある。読了日:10月16日 著者:中山七里デッドマン (角川文庫)の感想刑事たちのシーンはコミカル。でも事件は体の一部が盗まれるという連続殺人事件 もうひとつ「僕」が目覚めるところから始まる別の場面。これがどう事件とつながるのか後半はどんな終わり方になるのかと気になってどんどん読み進めた。まあ面白かったかな~。読了日:10月12日 著者:河合莞爾裏閻魔の感想鬼ごめという入れ墨で不死身になるというからくり。面白い。海外ものならばヴァンパイアになるんだろうが、刺青というアイデアが新鮮。しかも不老不死といいながらもいずれは死ぬだろうというところもいいと思う。江戸の終わりから昭和に。美大生の若者の話は辛い・・・読了日:10月7日 著者:中村ふみ読書メーター
2015.11.07
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2015年9月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:1482ページナイス数:44ナイスハケンアニメ!の感想三つの話がうまく絡んでいく。辻村さんもアニメ好きなんだろうなあ。少々アニメから距離が出来てしまった私でも、お仕事小説として読めた。ちょっと可愛く希望の持てる恋物語も入っていてほっこり。この小説の中のアニメってどんなものかしらね、実際に見てみたいなって思った。読了日:9月27日 著者:辻村深月悲素の感想小説という感じがしなかった。当時の報道などを思い出しながらその裏でこのような地道な捜査があったのだと思った。砒素の中毒症状が詳しく書かれているので詳しくなる。時々はいる毒に関するうんちく。トッファーナの化粧水とか、マリー・ラファルジュ事件など面白かった。正直なところそれが無いと少々私には読むのがきつかった。そして裁判の証人というのも大変なんだなあと思った。ラストの警官からの手紙にほっとする。読了日:9月26日 著者:帚木蓬生魔女か天女か (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)の感想おもしろかった~。戦国時代というのは隠された「こんなこと」があっても不思議はないかもとも思わせる。主人公はじめ女性たちの強さを感じさせる。男たちの戦いとは別の戦い方がある。ラストも上手いと思った。読了日:9月13日 著者:中村ふみ読書メーター
2015.10.03
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今年の刺繍の作品はタペストリーにしました。色は赤。たぶんクリスマス物を除けばこの先は作ることもないかと思い結構長めのタペストリーになりました。(幅は狭いのですけどね^^;)参考にした作品や刺し方を参考にしたものもありますが、その他多くを私の先生から図案や刺し方などの指導を受けていますよ。最初こんな風になっていて↓次、こんな感じになり↓まだちょっと物足りないかと思い光りものの糸など加え最終的にこうなりました↓写真がボケボケですなあ~~(笑)しかもふすまが写っている!!けどそれも御愛嬌という事で(笑)さ、これでゆっくり本が読める。図書館から借りているので期間までに読まないとね^^;)
2015.09.26
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2015年8月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2516ページナイス数:98ナイス壺の町 (光文社文庫)の感想面白く一気に読んだが、あえて言うとラストに来てくどくなってきたかなあ。香の不倫相手の周平に犯人探しさせているんだけど、なぜ彼が?と思ったりした。もっと彼が警察に疑われるとかしているのなら緊迫感が出て良かったんじゃないだろうか。でも彼が不思議に思う古畑家の過去や謎は、読んでいる方も何があるのかと引きつけられる。また警察の近藤がいい味出しているんだけど、なんか中途半端。彼をもっと活躍させるとかしたら良かったなあ。読了日:8月30日 著者:望月諒子四色の藍 (PHP文芸文庫)の感想ちょっと、読むのに時間がかかってしまったが、後半になってかたき討ちの相手が実はというのが分かってから面白くなった。しかし、犯人に関してはえ~やっぱりその人が?!ってちょっと残念な気持ちもした。とはいえラストは明るく前向きなので読後感は良いです。読了日:8月26日 著者:西條奈加なりたいの感想許嫁も決まった病弱若だんな、良かったね~~と思うが、その話は今回関係ない。 寝ながら推理する若だんな。手足となって働く妖怪たち。この関係が今まで以上に形になってきた様子。最後に若だんなの神様への答えがこの前出た番外編に続いているということかな?まだまだこのシリーズ続きそうで私は楽しみ。 読了日:8月20日 著者:畠中恵パレートの誤算の感想「パレード」だと思っていたら「パレート」だった。そしてその「パレートの法則」って初めて知った。ミスリードを誘う展開で、すっかりそれに騙されました。面白かったですよ。ヒロインと同僚の男性と二人で謎を解くというのが、二時間ドラマによくある形だなって思いましたけどね。読了日:8月13日 著者:柚月裕子ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)読了日:8月13日 著者:九井諒子ダンジョン飯 2巻 (ビームコミックス)の感想1巻よりも面白かった。そういえば昔ウィザードリィで大事に育てたパーティが最下層で全滅して、壁に嵌って戻れなくなった。もちろん、泣いたよ~~(笑)そんなことも思い出させてくれるダンジョン飯だ。ミミックって確かにおいしそう。センシのもふもふひげがかわいかった。読了日:8月13日 著者:九井諒子何者 (新潮文庫)の感想就活って今はこうなっているのかと教えてもらった。「落ち続ける苦痛もあるが本当は大したものではない自分を大したもののように話し続けなくてはならない苦痛。」というのが印象的。拓人の鋭い分析と観察にふむふむと思っていたのだが、彼の正体がばれてからが面白かった。年齢に関係なくドキッとさせられる言葉もあって「自分は自分にしかなれず頑張るしかない」と改めて思う。読了日:8月10日 著者:朝井リョウ生還者の感想どちらが真実を語っているのか。ああなるのか、こうなるのか。気になって一気読み。生還者の気持ち、自分もその立場になったら罪悪感で押しつぶされそうになるだろうと思う。辛いよね。そんなところを書きながら女性記者を絡めているので最後にちょっと明るい気持ちにしてくれる。でも私的にはそのハッピーエンドは必要ないと思った。読了日:8月7日 著者:下村敦史火花の感想前半豊かな表現力に感心したが、力が入っているけど読みずらいなあって思った。後半になるにつれ読みやすくなったようにも思う。漫才師や芸人、お笑いに対する作者の思いが込められているのはよくわかった。先輩との掛け合いのシーンは時々くすっと笑った。後半から入り込めたかな。それにしても私にとってはなかなか純文学は難しいという感じでした。読了日:8月3日 著者:又吉直樹読書メーター
2015.09.08
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2015年7月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:1751ページナイス数:130ナイス一路(下)の感想浅田次郎さんのこのコミカルな感じ楽しく読んだ。時々しつこいくらいでもあるけどね(笑)一路の目線でだけ話が進むのかと思ったらそうではなく時にお殿様目線でもあって、お殿様というのも気遣いをしないといけないのだなあと感心させられた。 上手い具合に見せ場も上手くちりばめられていてこれがどんな映像になるのか楽しみです。与川くずれの難所を渡るシーンはどんなになるのかしら。それにしても諏訪の「綿の湯」がもう無いというのは残念だなあ。読了日:7月26日 著者:浅田次郎一路(上) (中公文庫 あ 59-4)の感想ドラマになったというので、慌てて読んだ。感想は下で。読了日:7月25日 著者:浅田次郎花散らしの雨 みをつくし料理帖の感想ついにみをつくし料理帖に手を出してしまった。周りからも面白いからといわれていましたが、確かに!!これはハマるでしょう。第二弾のここではちょうど梅雨から夏に向けてという事でこの暑さの中で読んでいると「忍び瓜」が食べたくなり作ってみました。ゴマの風味と鷹の爪(なかったので七味を使った)がアクセントになっています。キュウリのたくさん出るこの時期ならではなので試してみるのもいいと思います。読了日:7月15日 著者:高田郁捏造の科学者 STAP細胞事件の感想専門的な説明は私にはなかなか難しく頭に入らずに苦労したが、著者がそれでもわかりやすく書いてくれていると思った。今回のこの事件はワイドショーがお茶の間に向けてやんややんやと取り上げ、またそれを私のようなおばさんでさえ興味津々で見ていたわけだ。だが何かがおかしいと言う事になり、あれよあれよと消えて行ってしまった。やはり若手研究者とシニア研究者が組む時にもっとチェック機能を生かすべきだったのでしょうねえ。STAP細胞は出来ないのかもしれないけど、人類に恩恵をもたらす素晴らしいものが発見されることを祈る。読了日:7月10日 著者:須田桃子テミスの剣の感想正義のない権力はただの暴力だ。取り調べから冤罪を作りだす様子は恐ろしいと思った。渡瀬刑事が周りからの妨害と戦いながら真実を追い求めるという展開。いつものようにどんでん返しもあり。苦さが残るどんでん返しだったかなあ。読了日:7月10日 著者:中山七里読書メーター
2015.08.01
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2015年6月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:4079ページナイス数:109ナイス山女日記の感想私の友人、知人には山登りやトレッキングにハマっている人がいる。彼女たちがどんな気持ちで山に登るのだろうかと興味があってこの話を読んだ。なるほど、「一人で登る派」と「仲間と登る派」がいるのねとか、心にもやっとしたものを持って山を登って行くうちにすっきりしていくものなのかもしれないと思ったり。知っている山が出てくるので親近感はわく。子どもの頃の登山でへろへろになったしんどい記憶しかないので、多分私はこの先も山に登ることはないだろう。しかし、山に登った気持ちにさせてもらった。友人は山頂で抹茶をたてるそうですよ。読了日:6月30日 著者:湊かなえナイルパーチの女子会の感想「ランチのアッコちゃん」で始めて柚木さんを知ったので、こういう話を書く人なのかとちょっとびっくりした。なかなか鋭いというか、イタイ女の子が出てくるし、怖いし。「女って嫌だよな自分より下の女を見つけて安心したがる」なんて言っていた杉下が女の子につかまって結婚することになるけど、こりゃ、怖すぎる。気の毒になるわ。でもねえ、女の子って女友達がいなけりゃいけないって思いこんでいるのは、確かにあるかもしれないね。読了日:6月28日 著者:柚木麻子ツナグの感想初、辻村さん。いろいろな「心得」があるんだけど、「親友の心得」は他とちょっと違っていて心に残る。優しさなのか、逆に見捨てられたのか・・・?って考えてしまった。最後の「使者の心得」でそれぞれの話の裏も少し伺えるのがなかなかいいね。読了日:6月27日 著者:辻村深月ジョーカー・ゲーム (角川文庫)の感想短編集、サクサク読める。なかなか面白い。一番はやはり核となる結城中佐が魅力的。もし敵に捕まった時。大事な事は深層の記憶って・・むむ~~そんな事が出来るのだろうか。最近表層の記憶でさえ怪しいと思う私には到底スパイにはなれそうもない。読了日:6月27日 著者:柳広司悲嘆の門(下)の感想前作もそうだったか?今作は言葉について書かれているところがあって「言葉は残る、蓄積される」って。つまりは言霊だよね。何だか「図書館の魔女」にも通じるなと思って読んでいた。下巻になると人を裁くつもりが正義を振りかざした怪物になっていくのが恐ろしかった。ラストは、救いがあってよかったよね。読了日:6月26日 著者:宮部みゆき悲嘆の門(上)の感想確か「英雄の書」の続編のはずだけど、と思いつつ三分の二ほど読み進めて、ガーゴイルが「サークル」「リュージョン」などと口にして、ユーリも出てきて、ちょっと安心。とにかく下巻へ読了日:6月26日 著者:宮部みゆき闇に香る嘘の感想初老で全盲の主人公。読者も主人公によって見えない世界を疑似体験する。見えていたなら簡単にわかるであろうことが、謎になり疑惑になる。さらに時々「はてな?」とひっかかった部分も最後に「そんな風に回収されるのか!」と驚いたりした。そして作者が若いのに満州開拓団や残留孤児の問題をよく調べており知らないことが多くて勉強になった。読了日:6月6日 著者:下村敦史ハードラックの感想最初から、気の毒になる主人公の生活。他人の善意を信じてだまされるし心が痛む。読むのをやめたくなる。しかし、闇の掲示板で仲間が集まってという展開になってきてやっとミステリーとして読むことに集中できる。レザボアドッグのように仲間を集めユージュアルサスペクツのように意外な犯人がいる。読了日:6月6日 著者:薬丸岳嗤う淑女の感想読みやすくてサクサク読める。でも今回は私はちょっと物足りなかったな。もっとミステリアスで魅力的な悪女の技を見せてほしかった。しかし途中で出てきたちょっとした引っ掛かりをうまく回収してどんでん返ししている。その点はさすが中山さん^^読了日:6月6日 著者:中山七里豆の上で眠るの感想なるほど、それで「豆の上で眠る」なんだと、納得。 それにしても結衣子にもっと教えてあげたら良かったのにと思う。映画にもこういうのがあったなあ。家族だからこそオープンにして前に進むというのがいいのでは? よくぞここまで絡まり合った話を考えつくなあと感心するが、ちょっと無理やりって気もした。読了日:6月6日 著者:湊かなえ図書館の魔女 烏の伝言の感想前作よりも読者にサービスしているのか分かりやすくしてくれているような気がする。とはいえ難しい単語もバシバシ出てくるのだけどね。でも大変面白く読了した^^鼠たちが可愛いし剛力との絡みもよかったね。 今回マツリカの推理に合いの手を入れるのが剛力のワカンだけど、マツリカの呼び方が面白くて笑ってしまった。そういうところも前作よりも余裕を感じるのだけどどうでしょうね?とにかく、次作も楽しみにしている。読了日:6月6日 著者:高田大介読書メーター
2015.07.01
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2015年5月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:3916ページナイス数:182ナイス朽ちないサクラの感想ストーカー殺人の話、と思ったら警察内部の話だった。この手の話はいろいろ最近出ているのでね~~ストーカー殺人はどうなったの?って思わずつぶやいた。読了日:5月23日 著者:柚月裕子アイネクライネナハトムジークの感想久しぶりに伊坂さんを読みました。面白かったです。登場人物のつながり、さらに時間の交差、うまいなあ~。思わず読み終わって人物相関図を作ってみましたとさ(笑)TDLのパレードでミッキーはずっと手を振っている、(゚ー゚)(。_。)ウンウン、確かに大変だよね。読了日:5月23日 著者:伊坂幸太郎サラバ! 下の感想歩くんの成長が、あれあれ?となって。代わりにお姉さんが解放され、女は強いと思った。ちょっと歩くんがかわいそうにもなったけど姉の変化はうれしかった。姉を主人公にしたらこの話はどうなったんだろうかと、ふと思う。時々生きづらそうな姉は何を考えているんだろうと思う事があったので。読了日:5月23日 著者:西加奈子サラバ! 上の感想「円卓」も子供が主人公だったが、この「サラバ!」上巻は子どもの世界が描かれている。子どもの世界をよく見ているなあと思う。エジプト時代の歩クンの世界の広がりが、なんだか羨ましくもあった。 下巻に続く。読了日:5月23日 著者:西加奈子火星の人 (ハヤカワ文庫SF)の感想主人公が良いですねえ。彼のひとり語りが面白い。元気になれるよ。でも私の知識ではよく分からないところが多くて、映画になったら見てみたいなあ。読了日:5月23日 著者:アンディ・ウィアー六花落々の感想おもしろかったです。実在の人物とは知りませんでした。読了日:5月23日 著者:西條奈加タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)の感想お客が持ち込むちょっとした出来事の謎を解く。ヴァン・ショー飲みたいわねえ~♪フランス料理に詳しくないのでお料理の名前とかよく分からないんだけど、そんな私でも楽しく読めました。「理不尽な酔っぱらい」のスイカの話びっくりだわ!でも「梅酒スイカ入りみつ豆」って食べてみたいなあ。最後の「割り切れないチョコレート」の話がいい話でした。読了日:5月4日 著者:近藤史恵図書館の魔女(下)の感想いや~、マツリカ、かわいい♪キリヒトと手をつないで語り合っている様子が目に浮かぶ。この二人の魅力が読ませる。そして、双子座の館のシーンは一気にのめり込んでしまった。壮大な話で、世界感が半端ないね。続きもあるのでしょうか?ミツクビとの対決あるよね~?読了日:5月4日 著者:高田大介図書館の魔女(上)の感想かなり気合を入れないと読み進められない。しかし、今回図書館の本だったので一気にがんばったわ。説明について行けないところもあったけれどもね。魅力的なキャラクター、キリヒトとマツリカの出会いから、徐々に親密になっていくのがいいね。 上巻の後半に出てくる戦闘シーンがかなりすごい。これを絵にしたらどうなるんだろうかと思った。読了日:5月4日 著者:高田大介読書メーター
2015.06.03
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久しぶりに(というか一年ぶりなんだけど)写真をアップしようと思ったのだけど横になっちゃうなあよく分からないわ、仕方ないのでこのままで。この冬の間、急に作りたくなったもの。「あみねこ」です。しかし、娘に見せたら「クマ」だって言った。あと、「色は違うけどピンクパンサーみたいだ」って言った。・・・ん~ん、確かにピンクパンサーみたいではあるかな。ピンクパンサーは確か「豹」だよね。この「あみねこ」は本が出てまして、本の通りに作ったつもり~~。とはいえ、ちょっと本の通りにはいかなかったという事ですね^^;)なんにせよ、楽しくできたので◎です~~こちらがそのもとになった本↓
2015.04.19
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こちらではお雛様は3月に出し4月3日前にしまいます。ホントに久しぶりに娘のお雛様を出しました。私の実母が作った木目込みなのです。ふっくりとしたお顔が愛らしい。これからは、なるべく毎年出します(がんばるわ!!)さて、寒い日々の頃から我が家は猫と闘っておりますwwwこのエアコンの室外機に乗っているネコですの~~この写真の時はまだ雪が残っているわね(3月の写真だと思う)私が休みの日はほぼ、このネコと顔を合わせネコは懐くこともなくひょいと逃げていきます。もう少しかわいげがあればねえ~~。我が家の庭はこの猫のテリトリーになっているらしく他の猫は見かけないんだけどね。でもフンをするから困るのよ。で、ホームセンターで見つけた「ネコよけとげとげマット」を敷いてみました↓でもさ、こんなの部分的に敷いても意味ないわよねwwwとりあえず、フンをして困るところに敷いてみたわよ。ま、なんか負けちゃいそうだけどね~~(>_< )そんなネコよけ作業を今日していたら、庭の梅が咲いていることに気がついたのです。♪梅は咲いたか桜はまだかいな~♪桜は来週には咲きそうだってTVで言っていたわ。お花見はたぶん行かないけどね~~うちの旦那は今花粉症でぐちゃぐちゃしてるからppp花見なんて無理なんですもん
2014.04.10
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