風を感じて(着物の不思議)

風を感じて(着物の不思議)

2023.03.26
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カテゴリ: 着物を楽しむ
着物の世界では、6月から単衣の季節ですが、
自分が楽しむ着物は5月から単衣を着る事が出来ます。
5月は、自分の体温に合わせて、薄手の袷を着たり、単衣を着たり。



手持ちの単衣を帯と合わせてみました。
絞りの9寸名古屋帯。可愛くて好きですが、なかなか合う着物がなかったけれど。
この着物にはぴったり。
この帯は袷の時期のもの。
6.7.8月の猛暑は使えないので、春の袷や、単衣に。

着物は紋紗の越後印伝。
帯締めも良く合いました。京都の誉田屋さんの非売品。とても締めやすい。

*********************紗と絽の違い**********************
夏物の透ける素材。着物や帯がある。

紗はよこ糸一本ごとに、たて糸をねじる
絽は、一回ねじってから、途中に平織をいれて、またねじる。
紗の派生版で、柄を織り込んだものを紋紗(もんしゃ)という。
紗のからみ織りで透ける部分、平織りで透けない部分をつくることで、柄を表現します。
紋紗も、地(全体的に見て多い方)が紗なのか平織りなのかで呼び方が分かれるようです。


外観が目が開いているけど絽や紗でないものがあります。
これを模紗・擬紗といいます。
これらは外観が紗や絽に似るように、織った平織りの織物です。
この生地が生まれた背景としては、からみ織りが特殊な装置を使うことや、準備工程で煩雑さが生じることから、量産しづらいものである、ということからのようです。
つまり、絽と紗の魅力である通気性を得ようとした量産できるようにした生地のようです。
よく見ると違うのですが、外見から、絽です、紗です、と言われる事もあるようですので、
良く見て確認することが重要ですね。

*****************羅とは********************
紗や絽より複雑な搦み組織で、
紗や絽は二本の経糸が一組になって緯糸を交差するのに対して、
羅は経糸すべてが次々と連続的な交差をし、ねじれて連なっています。
織る、より編むような感じ。
機も特殊なものです。

紗や、絽は涼し気で、糸と糸が舎人合わないように織られていて、涼しいが、透けない。
夏の着物にはぴったりですね。
先日羅の反物を見つけたので、羅袷の着物に。
裏が取り外し出来て、一枚でも着られ、袷の時期にも着れる。
便利な着物になりそう。

見た目も、肌さわりも全く違う、紗、絽、羅。
自分もようやくわかってきたところです。



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Last updated  2023.04.10 12:54:43
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