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(先週木曜日の続きです)という訳で、「WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN」という矢野顕子さんの曲をテーマに、約10週に渡って記事を書いてみました。如何だったでしょうか。私自身、この曲がこんな長きに渡って、色々な楽器編成で演奏され続けている事に驚き、かつ嬉しく思いました。十何年か振りに思いがけず村冶佳織さんのコンサートで、しかも渡辺香津美さんとのデュエットでこの曲を聴いた時、久しぶりに古い友人にバッタリ出会った様な、そんな気がしました。この出来事が、この記事を書き始める、そもそものきっかけになった訳ですが、他にも、この記事を書くにあたって、背中を押してくれた「人との出会い」や「出来事」が有りました。この場を借りまして、厚くお礼を申し上げたいと思います。今回、この記事を書いている中で、新しい発見も色々有りました。私自身の「音楽を観聴きする範囲」がますます広がり、「音楽」というものに対する興味が増しました。今後も私が「良い」と感じる音楽を探し続け、聴き続けていきたいと思います。今、『この曲にこだわって記事を書いてみて、本当によかった』と、しみじみ思っています(単なる自己満足ですが)。とりあえず今回を持ちまして、本表題での記事は「一段落」とさせて頂きます。皆さん、お付き合い下さり本当にありがとうございました。来週木曜日からは、また別の表題で、私が好きで興味の有る「吹奏楽以外」の音楽の事について、書いてみたいと思います。お付き合い下されば、幸いです(今まで「号外」で書いていた「クラシック音楽」の事なんてどうかな? とも思っています)。来週も、ぜひよろしくお願いします。・武満徹・響きの海-室内楽全集(2)(このCDに、武満徹さんの「WATER WAYS」という曲が収録されています。この曲が、矢野顕子さんが「WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN」を作曲するきっかけになった曲、という説が有るらしいんですが、ご存知の方いらっしゃいますか?)
2006.06.15
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