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稲葉忍

稲葉忍

Nov 5, 2018
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カテゴリ: テレビ番組
第1次世界大戦は飛行機・毒ガス・戦車・潜水艦が登場した戦争だが、その中でも戦車を取り上げる内容。
戦車はイギリス軍が塹壕を突破するために開発し、ソンムの戦いで初めて登場した兵器。
オーストリアの陸軍工兵のブルスティンは最初オーストリア軍部にアイディアを出したものの却下され、ドイツでも却下されていた
第一次世界大戦開戦から5か月で100万人戦死し、ドイツの西部において大陸を南北に縦断する形で塹壕が数多く掘られいわゆる西部戦線を形成した。戦争開始からそれほど間をおかずに巧妙に構築された塹壕線、機関銃陣地、有刺鉄線による鉄条網が施されることとなり防御側の絶対優位により、生身で進撃する歩兵の損害は激しく、戦闘は膠着状態に。それを打破するための兵器が必要だったのが開発の理由。ブルスティンと同じアイディアを持っていた軍人もいたが上層部に却下されていた
・初期の戦車は指揮官、操縦士、機銃・大砲を操作する要員8名が乗りこんでいた。通信には伝書鳩を使用していた。イギリスが開発した最初のモデルは機銃を二門を積んだものと大砲を積んだものの2種だった。
・フランスもイギリスとは別ラインで作っていたが、一つは塹壕を突破できない構造だった。
・ソンムの会戦で投入された戦車だが装甲が薄い箇所があったし、エンジントラブルもよく起った。
・ドイツは破壊されたイギリス軍の戦車を手に入れ自国の戦車を作ろうと動きだすがイギリスの海上封鎖のため資材が不足していたので屑鉄を利用して試作機を作った。
・イギリスとフランスは戦車部隊の運用に苦労した。
・第1次世界大戦末期になると小型の戦車が登場。フランスのルノー社設計のもので操縦士と砲手のみ運用でき、360度動く砲塔を搭載し、小回りの利く物で以降の戦車の原型になった。
製造を担当したルノー社の社長はアメリカに自社が開発した戦車の製造ライセンスを売っている。
・戦車は裏でプロパガンタとして利用され、製造資金捻出のために本物を使ってアピールしたり、芝居が作られたりした。
兵器って人の命を奪うものではありますが、開発秘話は面白かったです。





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最終更新日  Nov 11, 2018 07:48:11 PM
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