2月にアニメ劇場版「新宿プライベートアイズ」(10月にDVD・BDリリース)が公開になり、11月にはフランス実写版「NICKY LARSON(邦題:シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション)」が日本で公開・・・と人気が再燃(?)している「シティーハンター」ですが、主題歌集のCDを借りてきました。
「SARA-セイラ-」 FENCE OF DEFENSE
(「Fence Of Defense III -2235 Zero Generation-収録) FENCE OF DEFENSEは実力派スタジオミュージシャンとして名を馳せていた西村麻聡(Vo・Ba・key)、北島健二(G)、山田亘(Ds)によるスリーピースバンド。3人ともTM NETWORKのサポート経験者で、88年のTMの東京ドームライブ「T-NUE-NEEDS STARCAMP-TOKYO」でオープニングアクトを担当したほど。(ただし、同じTMファミリー出身のB'z・松本孝弘やaccess・浅倉大介ほど有名ではないが) この歌はFODを聞く切っ掛けとなった歌なのだが本格的にFODを聞くことになったのはこの歌を聞いて20年経ってから。 タイアップが決まって直したとのことだが、1番がアルバムの趣旨に(アルバムに登場する主人公がSARAと出会うって所)、2番の「夢のように流されてくこの街の中で 昨日よりも確かなもの手に入れるから」がシティーハンターのイメージにぴったり。 ロックなのに西村さんの声にパワーないのが気になってしまうが、メンバー全員がTM NETWORKのサポートメンバー経験者だけあって演奏レベルは高く、間奏のギターソロが特にかっこいい。 この歌が入っている「~III-2235 Zero Generation-」は「CAROL」よりは難解ですがこれまた邦楽コンセプトの名盤。
「STILL LOVE HER (失われた風景)」 TM NETWORK
(「CAROL」収録) EDでは珍しいバラード。「SARA」同様、収録されているアルバムの趣旨とシティーハンターのイメージ、両方合ってる。 元々「CAROL」に入っていた曲のため「時が止まったままの僕の心を 二階建てのバスが追い越してゆく」って所はイギリスをイメージしてますけどね。 この歌が収録されている「CAROL」は邦楽コンセプトアルバムの名盤。お勧めします。
「RUNNING TO HORIZON」小室哲哉
(「Digitalian is eating breakfast」収録) 小室さんがボーカルを取ってる歌は本作と「天と地と」しか知りませんが、歌詞がシティーハンターにぴったり。
シティーハンターの歌は神曲揃いで当時小学生のガキだった自分の記憶に強く残り、特にTM NETWORK、FENCE OF DEFENSE、岡村靖幸、小比類巻かほるを聞くきっかけになったんですよね。 最近はUVERworld、FLOWなどアニソンを歌っている確率の多いバンドを見かけるが、最近のアニソンを聞いて歌っていた歌手のCDを聞きたいという衝動は生まれないんです。80年代アニメの歌って印象に残るメロディがあるからその歌を歌ったアーティストの歌を聞きたくなるのかな?
【中古】フェンスオブディフェンスIII|2235 ZERO GENERATION / FENCE OF DEFENSE」 「未来」をお題にしたコンセプトアルバムで88年リリース。超管理体制が敷かれている未来(2235年)から来た男と現代(1980年代)を生きる女性・SARAの時を越えた愛を描いており、TMの「CAROL」同様アルバムと一緒にリリースされたストーリーブックでアルバムの内容が把握できるようになっていた。 「SARA」が聞きたくて購入。「CAROL」よりは難解だが、最後になって愛の物語ということに気付く。 ソニーのオンラインショップ限定になるが、Blu-Spec2版が販売されている。
CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE(Blu-spec CD2) [ TM NETWORK ] TMが88年に発表したコンセプトアルバム。不思議の国に迷い込んだ少女の冒険を歌で紡いでいくって内容。ミュージカル形式のコンサート、木根さん執筆の小説、ラジオドラマ・OVAとメディアミックス展開で話題に。 CD版とアナログ盤とで曲順が異なっており、アナログ盤を再現したCDもリリースされてる(限定版だが)し、アニバーサリー版もリリースされている(本編(曲順はアナログ盤ベース)、インスト版、CAROLツアーのDVD、「CAROL グラフティ(ツアーの写真集)」(復刻版)のセット)