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稲葉忍

稲葉忍

May 15, 2022
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カテゴリ: 読書・コミック
先月「ギター・マガジン」を購入した。
5月号のお題は「もっと恋する歌謡曲」と題して70年代末期~80年代初頭の歌謡ロックを特集。
山口百恵、明菜、キョンキョン、マッチ、ジュリー、西城秀樹、聖子などの代表曲のギターワークを取り上げた内容で楽譜は読めないのでちょっとポカーンとして読んでいたが、実際の曲を聞いているとなんとなくノリはわかる。
70年代末期~80年代初頭のヒット曲は演奏を担当してるサポートミュージシャンが不明なことが多いが、当時セッションミュージシャンの地位が低かったことがわかる。

母の音楽好きが幸いして百恵のCDが家にあったのでCDで聞き返したが今回取り上げられた「絶体絶命」「曼珠沙華」は案外ロックなナンバーが多いことがわかる。
明菜の「十戎(1984)」は高中正義が、キョンキョンの「なんてったってアイドル」は北島健二が参加していたという意外な話題が・・・

百恵の曲に関わったギタリストの話も興味深かったが、今回購入の動機は北島さんのインタビューが載っていたから。北島さんは織田哲郎・長門秀介(ビーイング創始者・長門大幸の弟)とで結成した”WHY”解散後はソロ、セッションミュージシャン活動を経てフェンスを結成したわけですが、今回のお題に即してルーツ、セッションミュージシャン時代、参加した曲の裏話を披露。
機材、用語のことはわからんが、80年代に入るとスタジオミュージシャンもTOTOがヒット曲を飛ばした影響で(TOTOも売れっ子スタジオミュージシャンの集まり)、スタジオミュージシャンの地位が向上したこと、アレンジャーの指示を受けつつもミュージシャンが即興でアレンジすることが許されるようになったという裏を知ることができた。北島さんがハードロック志向の人・・ってのはフェンスでの音で把握してるけど、歌謡曲でもハードな音がほしいときに呼ばれることが多かったんだとか。機材をたくさん使わない主義とのことで、シグネイチャーモデル(YAMAHA KK-1)が一つしか販売されなかったのも納得。「Logical~」の歌詞カードに書かれた機材もYAMAHA パシフィカなど既製品が書かれていたし。
 フェンスを聞く動機は「元TM NETWORKのサポートだから」が理由で、彼らの素性を知ったのはTMの「終了」の時とは言え当時はB'zやAccessとは違って全く眼中になく、TMの「終了」から15年経ってフェンスにドはまりするとは思いもよらなかったし、当時はB'zが自分の中で絶対的な存在としてあったけどいろんなミュージシャンの曲を聞いたことで音楽を見る目が変わったんだなぁと思う。





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最終更新日  May 20, 2022 11:53:30 PM
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