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稲葉忍
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テーマ： どんなテレビを見ました？(79625)
カテゴリ： テレビ番組
今回見たのはNHK-BSプレミアムで放送された「二人のウルトラマン」
「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」で活躍した金城哲夫と上原正三の二人に焦点を当てたドラマで円谷プロ関係者、一緒に仕事をしたスタッフの証言を交えつつ展開。
＜あらすじ＞
1965年、「円谷特技プロダクション」を沖縄出身の上原正三（佐久本 宝）が訪れる。待っていたのは脚本家であり、故郷の同胞・金城哲夫（満島真之介）だ。金城は、天才的発想で『ウルトラＱ』の脚本を執筆していた。やがて円谷 一（青木崇高）らを中心に、若い監督たちが集結し、『ウルトラマン』を創りだす。沖縄の日本復帰が近づくなか、金城と上原は二人が交わした「ヤマトゥーンカイ、マキティナイミ！（日本人に負けるな）」の言葉を胸に、それぞれの道を歩みだす──。
＜登場した当時の関係者＞
・「ウルトラＱ」の助監督、監督・満田かずほ
・円谷英二の三男で当時の助監督・円谷 粲（あきら）さん
・「ウルトラマン」の監督のひとり・樋口祐三さん
・「ウルトラセブン」の助監督、「帰ってきたウルトラマン」の脚本家・田口成光さん
・「ウルトラマンシリーズ」に多く携わった元テレビプロデューサー・橋本洋二さん
・「ウルトラマンシリーズ」の脚本家、作家・藤川桂介さん
・金城さんの妻・金城裕子さん
・金城さんの妹で染織家・上原美智子さん
・黎明期の円谷プロのもとに集まった若きスタッフが新しいTV番組を作ろうとする意気込みがみられるシーンでは金城が怪獣の物まねをしたり、怪獣・宇宙人に沖縄弁にちなんだ名前を付けているがセンスがありますねぇ
・所々で円谷作品の名場面、沖縄返還の報道、関係者の証言が挿入される。円谷作品の名場面は懐かしい。
金城と一氏はセブン1話の手応えの良さを感じていた他のスタッフとは異なり浮かない顔。自分たちで作った創作物とは言え怪獣や宇宙人を殺したりするのはためらいを感じてるから。
・ウルトラマンは視聴率は高かったが次回の「ウルトラセブン」では視聴率が少々振るわず。続いて社運をかけた怪獣が出ない特撮『マイティジャック』は惨敗するわ、「怪奇大作戦」も視聴率は悪くなかったものの打ち切り…と円谷プロは経営の危機に立たされ、金城は降格。一氏は円谷プロを立て直すため演出から経営に関わることに。金城は一の演出でホンを書きたいと願っていたが一氏と溝は深まってしまう。視聴率が～打ち切りが～ってなるのはTV番組のリアルさを感じられる。今は放送期間を短めにしてるから打ち切りってめったにないからなぁ
金城は円谷プロを退社して沖縄へ帰郷。帰郷後は沖縄芝居の脚本を書き、ラジオのパーソナリティとして活動。沖縄海洋博の開会式・閉会式の演出を務めたが、精神状態は限界に達し酒浸りの毎日。一氏との約束「かぐや姫のホンを書く」を泥酔しつつも思い出し、「ウルトラマンの歌」を歌いつつ仕事場に戻る金城だが、泥酔しているのかウルトラマンになりきってしまってるのは心をすり減らした結果か？海洋博は反対者が出ていたし、結果は失敗…（入場者が予想より少なかった）ってのも関係しているのか？仕事場に戻ろうとした金城は階段から落ちて事故死。あっけない最期だ。
最後は60代になった上原は沖縄を訪問。子供番組のホンを金城の仕事場に持ち込んで彼のことを思い出す・・・というところでおしまい。
EDはシルエット処理された怪獣・ウルトラマンをバックにスタッフロールが流れるが芸が細かい
「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」で活躍した金城哲夫と上原正三の二人に焦点を当てたドラマで円谷プロ関係者、一緒に仕事をしたスタッフの証言を交えつつ展開。
＜あらすじ＞
1965年、「円谷特技プロダクション」を沖縄出身の上原正三（佐久本 宝）が訪れる。待っていたのは脚本家であり、故郷の同胞・金城哲夫（満島真之介）だ。金城は、天才的発想で『ウルトラＱ』の脚本を執筆していた。やがて円谷 一（青木崇高）らを中心に、若い監督たちが集結し、『ウルトラマン』を創りだす。沖縄の日本復帰が近づくなか、金城と上原は二人が交わした「ヤマトゥーンカイ、マキティナイミ！（日本人に負けるな）」の言葉を胸に、それぞれの道を歩みだす──。
＜登場した当時の関係者＞
・「ウルトラＱ」の助監督、監督・満田かずほ
・円谷英二の三男で当時の助監督・円谷 粲（あきら）さん
・「ウルトラマン」の監督のひとり・樋口祐三さん
・「ウルトラセブン」の助監督、「帰ってきたウルトラマン」の脚本家・田口成光さん
・「ウルトラマンシリーズ」に多く携わった元テレビプロデューサー・橋本洋二さん
・「ウルトラマンシリーズ」の脚本家、作家・藤川桂介さん
・金城さんの妻・金城裕子さん
・金城さんの妹で染織家・上原美智子さん
・黎明期の円谷プロのもとに集まった若きスタッフが新しいTV番組を作ろうとする意気込みがみられるシーンでは金城が怪獣の物まねをしたり、怪獣・宇宙人に沖縄弁にちなんだ名前を付けているがセンスがありますねぇ
・所々で円谷作品の名場面、沖縄返還の報道、関係者の証言が挿入される。円谷作品の名場面は懐かしい。
金城と一氏はセブン1話の手応えの良さを感じていた他のスタッフとは異なり浮かない顔。自分たちで作った創作物とは言え怪獣や宇宙人を殺したりするのはためらいを感じてるから。
・ウルトラマンは視聴率は高かったが次回の「ウルトラセブン」では視聴率が少々振るわず。続いて社運をかけた怪獣が出ない特撮『マイティジャック』は惨敗するわ、「怪奇大作戦」も視聴率は悪くなかったものの打ち切り…と円谷プロは経営の危機に立たされ、金城は降格。一氏は円谷プロを立て直すため演出から経営に関わることに。金城は一の演出でホンを書きたいと願っていたが一氏と溝は深まってしまう。視聴率が～打ち切りが～ってなるのはTV番組のリアルさを感じられる。今は放送期間を短めにしてるから打ち切りってめったにないからなぁ
金城は円谷プロを退社して沖縄へ帰郷。帰郷後は沖縄芝居の脚本を書き、ラジオのパーソナリティとして活動。沖縄海洋博の開会式・閉会式の演出を務めたが、精神状態は限界に達し酒浸りの毎日。一氏との約束「かぐや姫のホンを書く」を泥酔しつつも思い出し、「ウルトラマンの歌」を歌いつつ仕事場に戻る金城だが、泥酔しているのかウルトラマンになりきってしまってるのは心をすり減らした結果か？海洋博は反対者が出ていたし、結果は失敗…（入場者が予想より少なかった）ってのも関係しているのか？仕事場に戻ろうとした金城は階段から落ちて事故死。あっけない最期だ。
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