初めまして。 ご自分の感じたことを真摯に綴られているご様子が素敵だなと思って、過去記事から拝見しております。 個人的には、浅田選手の最も好きなプログラムは、ノクターン、幻想即興曲、ExのSo Deep Is The Nightです。愛の夢も良かったです(もう少しスピードは欲しかったですが)。 浅田選手はバレエを小さい頃やって来られたことはポジションや姿勢の良さからも分かるのですが、バレエの名作を演じるには「習い事としてのバレエ」という域を出ていないのかなという気がします。上記の作品のような「綺麗なクラシック」の方がバレエの基礎的な力をより良く生かすことができるように感じました。スピンのポジションは段々洗練されて来て、顔の表情もついて来ましたが、腕を伸ばす時に手首をペコっとする昔からの癖とか、動きに「キレ」がない所などが、バレエ音楽で見ると、目立ってしまうように思います。 また、タラソワ氏の振り付けは盛り沢山なため、スピードや動きにキレがないと、もったりして見えてしまうように思います。ニコル氏の上記の作品の方が、振り付けがシンプルで、スケーティングの柔らかさや姿勢の良さなど、素材の良さをそのまま強調できているように思います。 世界選手権を見て、スピンやポーズが音楽とズレている箇所が多々あり気になったのですが、GPFを見返すと、「?」と思っていた部分のズレが全て合っていました。大技に挑戦する為にシーズン後半にプログラムの変更をしたためのようです。 そういう所は気にならないかな?と思うのですが、技に精一杯で、そこまでのゆとりがまだ無いのかなとお見受けします。シニアの初期は、どこまで伸びるか楽しみだったのですが、やはりその頃から言われていた課題である「演技を作品として人に見せる気持ち」がまだあまり育っていないのかなという感じがしています。エキシビションの演技は凄く生き生きと演じられているので、実力はもっとあるはずだと思います。それは小塚選手も同じです。それを試合で出せるようになると、もっと大人の演技になるのではと思っています。
(2013年03月29日 16時19分19秒)