フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

2015年03月27日
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私はいつからこんなにリーザの事が好きになったんだろう?こんなに彼女の事が好きだったんだろうか?って自分でも驚いてしまう位、昨夜の彼女の演技には感動させられました。見ていて涙が・・リーザの演技を見て涙を流す日が来ようなんて夢にも思わなかった。やっぱりトリプルアクセルの「魔力」なのかな。今まで通りの構成ならいかに会心の演技とは言え、涙が出てくる次元にまでは絶対行かなかったろうと思うから。

トリプルアクセル・・・トリプルアクセルに拘り続けた浅田真央をずっと応援してきた私にとって、このジャンプはやはり特別。というかもう完全に「別格」なんだなぁ・・という事を改めて思い知らされました。どんなに高難度の3-3を見ても「満足」出来なかった心の中の澱のような思いが綺麗さっぱり拭い取られ、何とも言えない爽快感と充足感に今私は包まれています。本当に幸せな気分。こんな気持ちにさせてくれたリーザには心からの感謝の気持ちで一杯です。リーザ、そうなんですよね~、成功させてくれたのが他ならぬリーザだったというのも本当に大きいと思います。天才少女と騒がれジュニア時代からソトニコワと共にソチ五輪で金メダルを獲得する事を期待されていた選手でした。女子選手は取らないという事で有名な?ミーシンコーチがわざわざコーチを買って出た程その才能は群を抜いており将来を期待されていた訳ですが、御多分に洩れず彼女も思春期の体型変化と怪我に悩まされ、ここ2年程は全く精彩を欠いてしまっていました。出場間違いなしと殆ど確信されていたであろうソチ五輪の代表にさえなる事が出来ず、本当にどれ程悔しかった事でしょう。飛ぶ鳥落とす勢いだった昨季のリプニツカヤ、五輪女王にまで輝いたソトニコワを、彼女はどんな思いで見つめていたことか。ソトニコワもシニアデビュー後、思うような演技が出来ず苦しんだ選手で、その彼女が試練の果てに五輪女王に輝いた事を私は凄く嬉しく感じたものですが、翌年今度はリーザが輝きを取り戻すだなんて。しかも輝きはどんどん強く、今や目映いばかりになって来ているじゃありませんか。試練の分まで輝きに加算されているような、そんな気にさえさせられます。試練を乗り越えた時、人は一段と強く逞しく美しくなる。今季の彼女を見ていると、つくづくそう思いますね。

今年に入ってから彼女がトリプルアクセルを練習で跳んでいる動画がアップされたり、実際国内の小さな大会ですが試合に投入してくるなど、リーザのトリプルアクセル、がフィギュアスケートファンの間では話題になってはいましたが、実際ワールドに入れて来るかどうか?という点では意見が分かれていました。普通にやれば優勝はほぼ間違いない、だから敢えてリスクを冒す必要は無いだろう、世界女王のタイトルを獲得する事を最優先に考えるのでは?そういう意見も多く拝見しましたし私もそう思っていました。けど、彼女がワールドでトリプルアクセルを入れてくると聞いた時、心の底から嬉しく感じてしまったのですよね。リーザは本気で勝ちに来るんだ、って。そして只勝つだけじゃなくって、「絶対女王」になる事も視野に入れているのだろう、って(こちらが思っている以上にもしかしたら彼女はラジオノワを手ごわいと意識しているのかも知れないですが)。
何しろ彼女は3Aは別にしてもルッツもフリップもきちんと跳び分ける事の出来る女子選手では稀な存在で、エッジエラーに対する採点が厳格化された今季以降、非常に有利になったのだがその彼女が更に3Aまで跳んでくるとなると、それに対抗出来る選手というのは当面ちょっと見当たらなくなってしまう。しかも彼女は昨夜のSPで世界歴代3位の得点を叩き出したのだが演技構成点にはまだまだ伸び代があり、得点を伸ばす事はまだまだ可能だ。技術点でもジャンプ構成を変更して更に難度の高いプログラムにする事も出来る。つまりまだまだリーザは発展途上なのだ。上にいる2人、浅田真央と金妍児とはその点で決定的に異なっている。真央ちゃんとヨナ選手が共にキャリアの全盛期にその得点をマークしたのに対し、リーザはまだ18歳。しかも「復活」を果たしたばかりのシーズンなのだ。彼女の「完成形」というものはとてつもないものになっているやも知れず、もしかしたら女子シングルの歴史を変える選手になるかも知れないとさえ思ってしまう。それ位期待させられる。女子シングルはこれから大きく「変わる」かも知れないし、そうでなければリーザの黄金時代が続くのだろう、と思う。彼女が「絶対女王」として君臨するのか、そうはさせじと立ちはだかる選手が現れるのか、本当に面白くなってきた。女子シングルから目が離せない。

けど、取り敢えず先ずは明日のフリーです。点差はありますがこの差がどう影響するか。ラジオノワは完全に開き直って良い演技をするだろうと思うのでまだまだ何が起きるか分かりません。初のワールドタイトルを目前にしたトゥクタミシェワのメンタルの強さが問われる闘いになるだろうと思います。出来ることなら二人共にノーミスの、素晴らしい優勝争いを繰り広げて欲しいですね。そして宮原選手、「ミス・サイゴン」は本当に素敵なプログラムだと思うので是非良い演技をして表彰台に乗って頂きたい、と思います。





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最終更新日  2015年03月27日 16時14分34秒
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Re:「絶対女王」への道?トゥクタミシェワのトリプルアクセル。(03/27)  
shige さん
 新緑の里さん、久し振りの更新、うれしく思います。

 タクタミシェワ、凄かったです。ジャンプの技術に関してはおそらく、史上最強に近い完全無欠の正確さを持っている。理想形のジャンプだろうと思います。彼女があそこまで自分の持っている技を磨きあげたのは、やはりソチ五輪に出られなかったくやしさなんでしょうね。
 大変、古い言葉ですが「艱難、汝を玉にす」。
 様々な自分にとって不利なルール変更やライバルの出現、環境の変化、コーチ問題、怪我、そして自分のメンタルや体型の変化。そして周囲の雑音。
 こうした事でつぶれてしまうアスリートもいる。心も体もすり減らして、競技からも遠ざかり、ひっそりと引退する人もいます。でも、そういう苦難を乗り越えて、強く美しい姿を見せてくれる時、その人だけの素晴らしい輝きを放つのだと思います。
 新緑の里さんが心惹かれる、というのは、リーザの凛々しい成熟した強靭な精神力だと思います。
 また、「絶対王者」、力、技、精神力。全てを兼ね備えた女王でなければ単なる一過性のチャンピオンでしかない。
 誰にも文句は言わせない。過去の誰とも比肩しても私こそが女王と胸を張りたかったのではないか、と考えます。
 私はリーザがトリプルアクセルを敢えて組み入れたのは、限界を目指して挑戦する事を選んだ結果だと思う。この技は誰もが出来る訳ではない。演技を全て台無しにする危険も秘めている。だから私は彼女を「成功したから」ではなく、「選択した事」で心から尊敬したいと思います。

 男子ですが、私はアダム・リッポンのチャレンジに一番、心惹かれました。もう少し、という所なんですけどね! 彼の完璧な四回転ルッツを是非見てみたい。
 羽生君はブランクをものともせず、きっちりとやるべきことをやりました。フリーは体力勝負かもしれませんね。

 ムラ君とこづはどうした! という感じ。無良クンは凄く、滑りは改善してきてる。本当に曲に合わせて踊れて、何とも言えない素敵な雰囲気を醸し出せるようになってるのに。
 抜け癖を直さないと一流にはなれない! 
 小塚選手の方は見ていて、辛くなりました。彼の全盛期の素晴らしい演技を知っているだけに。あれだけジャンプでミスしても、フリーに残れたというのは他の要素や滑りが素晴らしいからですよ。二人とも、もう枠の事は考えず、最善を尽くして欲しいです。町田さんやダイスの思い、バトンを泥にまみれさせない様に。これで終わりだと思わないで、全てを出し切って欲しい!

 日本女子は、大健闘でした。出来る事を全部やってのけたという感じ。強いですね、日本女子。
 本郷さん、ますます、所作に磨きが掛かり、滑る度に上手くなっている。本当に伸び盛りです。いい意味で日本人離れした容姿や華やかさが光っている感じです。
 宮原さん、今回は本当に素敵だった。オーラというか、風格が漂っている様な感じですね。
 一番、びっくりしたのは村上さん。ジャンプの矯正、凄く成功していたのですね。全日本での経験が無駄にならなくて良かったと思う。元々、経験値も実績もある。後は本番でどれだけ出来るか。村上さんがダークホ-ス的な存在になればいいと考えています。

 今日はフリーですね。選手たちが怪我無く無事に滑り切れる様に心から祈っています。  (2015年03月28日 10時07分23秒)

Re:「絶対女王」への道?トゥクタミシェワのトリプルアクセル。(03/27)  
かおり さん
新緑の里さま

記事の更新、大変うれしく思います。

そして、先の記事ではスケートと関連のないところへ脱線してしまい、いろいろご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。m(_ _)m


私もリーザ選手の、トリプルアクセルに、なぜだか、すごく嬉しかったです。まさか、ショートで、女子で、3A、3Lz、そして、後半に3Tー3Tをクリーンに跳ぶ選手がでてくるなんて。。
何度見てもワクワクする演技です!
ソトニコワが復帰して、4回転跳んだりしない限り、彼女にどうやって勝つのだろう。。と、思ってしまいます。リーザ選手、もうジャンプは、死角がないですよね。クリーンに跳べるだけじゃなく、加点もつくジャンプ。
欲をいえば、もうちょっとスピードを出して滑ったり、PCSがもっとあがっていく段階で、ジャンプが今と同じ精度で、跳べるのか。。のびしろでもありますし、楽しみです。

リーザ選手は、フリーにはまだ、3Aは入れないみたいで、その負担の大きさも、仰ってました。
浅田真央がずっと、3Aを跳んでいたとき、(回避したり、ほとんど決まらないときもあったけど、)すごく孤独な戦いに見えました。そして、私自身も、そんなに3Aに固執しなくても。。と思ったりもしました。でも、それだけリスクが大きくても、やはり高難度ジャンプのもたらす興奮は、大きいです。リーザ選手にわく中国の会場のお客さんをみて、私もワー!って喜びたくなる気持ちが分かりました。
リーザ選手の場合は、他のジャンプもクリーンに跳べるし、体力もあるようなので、他の選手に与えるプレッシャーも大きいと思います。

あと、男子はやはり、個人的に、羽生選手のバラード一番が、よかったです。(涙)
難しいコンディションの中、余裕すら感じるほどの演技が見れて、笑顔もあり、うれしく思いました。しかも、ステップシークエンスが、今までで一番よかったように思いました。
ルッツも修正できてるし、コンディションの悪いなかでも、きっと、しっかり練習されたのだと思います。

日本女子の若手の勝負強さにも、ワクワクします。

男女銀メダル、どちらも、ほんとに厳しいなかで、勝ち取ったと思います。
おめでとうございます!!

また、宮原選手の新緑の里さまの感想もお聞きしたいです!
新しい記事の更新、楽しみにしてます(*^_^*) (2015年03月29日 11時28分52秒)

Re[1]:「絶対女王」への道?トゥクタミシェワのトリプルアクセル。(03/27)  
新緑の里  さん
shigeさん

> タクタミシェワ、凄かったです。ジャンプの技術に関してはおそらく、史上最強に近い完全無欠の正確さを持っている。理想形のジャンプだろうと思います。

そうですね、全く同感です。前の記事で彼女は「安藤美姫、金妍児に続く天才ジャンパー」であると思う、と述べましたが、この天才ジャンパーであったお二人を遥に凌駕する天才中の天才では?とまで思わせられます。伊藤みどりさんとまでは行かないかも知れませんが、とにかく凄い能力の持主ですね。決して細見とは言えない身体なのに、よくあんなに「軽く」ジャンプが跳べるものだと感心します。高難度ジャンプを跳ぶ為には身体を絞らなければならない、という固定観念、先入観があったのですが、ものの見事に覆されました。もっとも、身体を絞ればもしかしたらもっと凄くなるのかも知れないですが。

> 大変、古い言葉ですが「艱難、汝を玉にす」。
> 新緑の里さんが心惹かれる、というのは、リーザの凛々しい成熟した強靭な精神力だと思います。

そうですね。彼女がどんなに素晴らしい3Aを跳んでくれたとしても、苦労知らずの「ただの天才少女」でしかなかったとしたなら、私はここまで魅了されなかっただろう、と思います。辛い時期があり、それを乗り越えての復活、そして更なる挑戦としての3Aであったからこそ、ここまで彼女の3Aに魅了されるのだと思います。

> 誰にも文句は言わせない。過去の誰とも比肩しても私こそが女王と胸を張りたかったのではないか、と考えます。
> 私はリーザがトリプルアクセルを敢えて組み入れたのは、限界を目指して挑戦する事を選んだ結果だと思う。この技は誰もが出来る訳ではない。演技を全て台無しにする危険も秘めている。だから私は彼女を「成功したから」ではなく、「選択した事」で心から尊敬したいと思います。

そうですね。今回3Aを回避してタイトルを獲りに行くという選択肢だって十分考えられた訳で、それでも3Aを跳ぶことを選択した彼女の強さ、強靭な精神力には頭が下がります。そしてそうですね、3Aを成功させての世界女王ですもの。誰も文句など言う事は出来ません。ご存知の通り私は、フィギュアスケートはジャンプだけじゃない、高難度ジャンプだけじゃないんだ、という事をずっと言って来ました。けど、リーザのような天才中の天才ジャンパーには、やはりジャンプでどんどん「攻めて」欲しいという思いを抱きます。リーザの様な演技が出来る人は本当に限られているのですから。彼女は練習では3A-2Tも成功させています。この調子で練習を続けて行ってくれれば、何だかもの凄い事になりそうで、無条件にワクワクさせられます。本当に、来季以降の彼女が楽しみでなりません。

> ムラ君とこづはどうした! という感じ。

お二人とも、フリーでは意地を見せてくれたと思いますが、やはりショートでの出遅れは痛すぎましたね。小塚選手、滑りはやはり群を抜いて綺麗だと思いますし、ジャンプ以外の要素は確かな技術をお持ちであるだけに、本当にジャンプだけが鬼門なのですよね・・もう26歳ですし、これからの伸び代というものも余り期待出来ないだけに辛い所です。来季の世界選手権には二人しか出場出来ない訳ですが、どういう選択をされるのでしょうね。リッポン選手のピアノ協奏曲が素敵でしたが、この曲を聴くとどうしても小塚選手が一番輝いていたあのシーズンを思い出してしまいます。

(2015年04月01日 03時22分26秒)

Re[1]:「絶対女王」への道?トゥクタミシェワのトリプルアクセル。(03/27)  
新緑の里  さん
shigeさん

> 日本女子は、大健闘でした。出来る事を全部やってのけたという感じ。強いですね、日本女子。

本当にそうですね。先ず誰よりもやはり宮原選手、まさか、と言っては大変失礼なんですけれど、銀メダルというのは全く予想していませんでした。ラジオノワ選手の不調があったとは言え、見事な銀メダルです。心からおめでとうと言いたいです。
ルッツとフリップを綺麗に跳び分ける事が出来、回転不足を取られない演技をした選手はやはり強いです(回転不足を取られたのは失敗した3Lzのみ)。彼女のジャンプもスピンも今回、一段と精度を増していたかのように見えました。決して派手さはありませんが、心に染み入るような演技が出来るのが彼女の素晴らしさだと思います。宮原選手が「繊細さ」で魅せるのに対し、本郷選手はダイナミックで「大きな演技」で魅せる事が出来る人ですね。「カルメン」素晴らしかったです。「カルメン」のようなお馴染みの曲では、見る側の採点?もどうしても厳しくなりがちで(過去の名演をどうしても比較の対象としてしまうので)私は正直、シーズン初めの頃はそれ程とも思わなかったのですが、今回のカルメンは素晴らしいと感心しました。shigeさん仰る通り正に伸び盛り。ダイナミックで華やかな演技の出来る彼女はこれから益々素敵になって行かれるのでしょうね。宮原選手共々、本当に将来が楽しみです。

唯・・やはりルッツに不安があるのは痛いです。特に「e」を貰ってしまうと、もう本当に痛すぎるのでルッツの矯正という課題を何よりも彼女は克服すべきだろう、と思います。いや勿論、ご本人が誰よりも良く分かっておられる筈だと分かってはいるんですよ。なので本当に余計なお世話でしかないと自分でも思うのですが、本当に勿体ないなぁ、とプロトコルの「e」を見るとつくづく思わされますので。勿論これは本郷選手のみの課題ではなく、多くの女子選手の課題であり、その課題を克服したリーザ選手、宮原選手が「勝った」のはフィギュアスケートという競技の本質、発展という意味においても非常に意義深い事であったと思います。shigeさんにこのような事を申し上げるのは正に釈迦に説法、私なんかがおこがましい、としか言いようがないのですが。

(2015年04月01日 04時35分51秒)

Re[2]:「絶対女王」への道?トゥクタミシェワのトリプルアクセル。(03/27)  
shige さん
 新緑の里さん、コメントありがとうございました。
>銀メダルというのは全く予想していませんでした。ラジオノワ選手の不調があったとは言え、見事な銀メダルです。心からおめでとうと言いたいです。

 私は以前、宮原選手に対して大変失礼な事を申し上げた事がありました。もしかして、私が宮原さんに対して否定的かもしれない、と思っておられるかもしれませんね。
 片割月さんのブログでも「宮原選手に3Aは必要か?」という観点で意見が分かれている様です。私は選手はそれぞれ、個性があり身体能力、資質など千差万別なので、皆が違うアプローチをしていい、と思っています。宮原さんはもしかして身体的な面では、やや劣る所もあるでしょう。でも、彼女は自分の出来る事を全部やり、その努力が半端なく凄い。どんな可能性や才能を秘めて居ようと、本番で発揮できなければ宝の持ち腐れです。日本男子の演技を見て本当にそう思いました。
 そういう意味でも、宮原さんは努力型の天才と言ってもいいでしょう。藤沢亮子さんのように3Aでジャンプのバランスを崩して欲しくないと願います。
 別に「女王」になるのに、3Aが必須項目ではない。いろんな形の挑戦があっていいのです。逆に大技さえ出来れば、それでチャンピオンというのでは競技の面白さが半減してしまう。様々な項目でジャッジをするというのはフィギュアには様々な魅力があるからだと思っています。
 私は宮原さんをそういう意味で本当に素晴らしい「日本女王」でありメダリストだと考えています。
>ルッツとフリップを綺麗に跳び分ける事が出来、回転不足を取られない演技をした選手はやはり強いです(回転不足を取られたのは失敗した3Lzのみ)。

 今のジャッジは「正確なジャンプ」という方向に行っていますが、やはりそれが正解だったか、と考えます。
 エッジエラーというのは、指導方針そのものを根本から見直す契機にもなります。スケート教室などで今、どの様な指導をしているのでしょうね。きっちりとジャンプの跳び分けの出来る人が後進の指導に当たれば、ジュニアのジャンプが変わってくるでしょう。
>「カルメン」のようなお馴染みの曲では、見る側の採点?もどうしても厳しくなりがちで(過去の名演をどうしても比較の対象としてしまうので)私は正直、シーズン初めの頃はそれ程とも思わなかったのですが、今回のカルメンは素晴らしいと感心しました。

 過去に沢山のスケーターの滑った曲を使うというのは、そういうデメリットもありますね。それはジャッジも同じかと思いますが、本郷さんはよく研究しているのだろうと思います。
 それに、表現というものの面白さが判ってき始めた、というか。自分の身長がジャンプを跳ぶときや演技をするのにマイナスだと思っていたのかもしれない(背が高い女性に否定的な事をいう人もいますから)けど、逆にそれが武器になる事を知って、生かす道を選んだという事が素晴らしい。
 本郷さんを見ていると安藤美姫を彷彿とするので、何か、評価が甘いかもしれないけど、私にとっては今、本郷さんを見ているのが楽しくなっております(笑)。

 今回の世界フィギュア、本当に楽しんで観る事が出来ました。今、男子ではデニスやリッポン、そしてハビーなど外国選手にもうっとりして、勿論、日本男子にも期待をして、という感じ。不思議な事に観たイメージとジャッジの判定がほぼ一致する大会でもありました。
 やはり、フィギュアは面白い! と心が騒いだ大会でした。


>唯・・やはりルッツに不安があるのは痛いです。特に「e」を貰ってしまうと、もう本当に痛すぎるのでルッツの矯正という課題を何よりも彼女は克服すべきだろう、と思います。いや勿論、ご本人が誰よりも良く分かっておられる筈だと分かってはいるんですよ。なので本当に余計なお世話でしかないと自分でも思うのですが、本当に勿体ないなぁ、とプロトコルの「e」を見るとつくづく思わされますので。勿論これは本郷選手のみの課題ではなく、多くの女子選手の課題であり、その課題を克服したリーザ選手、宮原選手が「勝った」のはフィギュアスケートという競技の本質、発展という意味においても非常に意義深い事であったと思います。shigeさんにこのような事を申し上げるのは正に釈迦に説法、私なんかがおこがましい、としか言いようがないのですが。


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(2015年04月01日 11時37分18秒)

Re[1]:「絶対女王」への道?トゥクタミシェワのトリプルアクセル。(03/27)  
新緑の里  さん
かおりさん
こちらこそいつも本当に有難うございます。今、本当にお忙しくていらっしゃるでしょうに、コメント頂けて大変嬉しいです。申し訳ないだなんて、とんでもないですよ。

>まさか、ショートで、女子で、3A、3Lz、そして、後半に3Tー3Tをクリーンに跳ぶ選手がでてくるなんて。。

本当に。去年の今頃、いや今季始まってからでも、リーザが世界女王に、しかも3Aを跳んで輝くだなんて、思ってもみませんでしたよね。ルッツが得意で3Aも跳べる選手・・もう「最強」としか言いようがありません。

>欲をいえば、もうちょっとスピードを出して滑ったり、PCSがもっとあがっていく段階で、ジャンプが今と同じ精度で、跳べるのか。。のびしろでもありますし、楽しみです。

そうですね。彼女はジャンプに関しては天才中の天才だと思いますが、「スケーター」という視点で見てみると、まだまだ課題がある選手だと思います。唯何というか、あれだけのジャンプの才能を見せつけられてしまうと、もう何も言えないというか、何も言う気が起きないというか(笑)。「絶対的な力」というものをまざまざと見せつけられて、何だか虚脱状態に陥ってしまったような感覚です。今は唯、リーザの凄さに酔いしれていたい・・そんな感覚です。

>でも、それだけリスクが大きくても、やはり高難度ジャンプのもたらす興奮は、大きいです。

大きいというか、凄まじいですよね。3Aには「魔力」がある、とつくづく思わされました。特に今回のリーザの3Aは、世界選手権という最高の舞台で、初の世界女王の座を賭けて、しかも復活のシーズンの最後の最後に、という「演出効果」まで加わって、その上であれだけのレベルの3Aを跳んでみせたのですから。
shigeさんへのコメントでも述べさせて頂きましたが、私はリーザに関する限り、少々(というかかなり?)「ジャンプ特化」の演技であっても構わないだろう、と思います。彼女のような演技の出来る人は本当に限られている、神様から選ばれた人にしか出来ない演技だ、と思うので。

>リーザ選手の場合は、他のジャンプもクリーンに跳べるし、体力もあるようなので、他の選手に与えるプレッシャーも大きいと思います。

そうですよね。彼女が今後コンスタントにこのレベルの演技を出来る様になれば、「絶対女王」として君臨する事はほぼ確実でしょう。まだまだレベルアップも可能ですし、彼女の「黄金時代」の幕開け、となる世界選手権だったと、数年後には振り返られている大会となるかも知れません。立ちはだかる選手が果たして現れるのか、今後がとにかく楽しみですね。

>あと、男子はやはり、個人的に、羽生選手のバラード一番が、よかったです。(涙)

そうなんですね~。私は本記事でも述べさせて頂きましたが、今回の羽生選手には何だか「生気」を感じなくて、色々気の毒にさえ思えてくる程だったのですが、感じ方は人それぞれですね。「余裕すら感じる」でしたか~。私には「頑張って余裕ある様に見せてます!」としか見えなかったです・・けど、かおりさんの感じ方の方が羽生選手の真実を捉えておられるかも知れませんし、そもそも見る人それぞれで感じ方は違って当然ですし、私個人の感じ方を押し付けるつもりは毛頭ないです。あ、私もラスト、羽生選手がギュッと拳を握りしめられたのが印象的でした。あれを見て私は、あ~、やっぱり彼はギリギリの状況で(私が思っていた以上に)必死にご自分と戦っておられたのだな・・という思いを深くしたのですが・・つまり、冒頭4回転でミスしてしまいましたし、「本来の」羽生選手であれば決して満足など出来ない筈の演技だったと思うんです、あの負けず嫌いの、完璧主義者の羽生選手であれば。それが思わず拳を握りしめる程であったというのは、もうそれだけ切羽詰まった、追い詰められた状況に置かれていて、それでもこれだけの演技が出来た、というそういう意味ではないのかな?と私は受け取ったのですが、勿論確認する術はありません。 (2015年04月03日 03時02分41秒)

Re:「絶対女王」への道?トゥクタミシェワのトリプルアクセル。(03/27)  
ゆっき さん
リーザ、とうとう、遂にとびましたね。いや~、あっぱれでした。
本当に軽々と跳んでしまったので「え?何、今の」と感じた程でした。

まだ18歳。それであの貫録。一部ファンからマダム・リーザと呼ばれる程のオーラ。
今までの悔しさを今シーズン爆発させて復活した、と感じます。
本当にこのままケガなくレベルアップし続けると誰も敵わなくなるんじゃないか、という気がします。
というか、そうなるのでしょうね・・・。

伸び代いっぱいですものね。私は彼女のダンスセンスが凄く好きなんです。
手の表現が独特でしかも美しいので。シニアに上がってきた時、もの凄い衝撃を受けました。
この子は凄い、怖い、必ずトップに立つだろうと確信したことを今でも覚えています。

平昌の頃、女子はどうなっているのでしょうね。今、ジュニアの子たちは3Aや4回転を練習しているとか。
全員が跳べるとは思いませんが、成功する選手たちは複数出ているのかな、という気はしますね。
ただ試合で跳べるのかどうかは別として。

私個人としては「リーザを絶対女王にはさせじと立ちはだかる選手が現れる」ことが望みです!(笑)
単純に私が楽しいから、という理由以外ありませんけども。選手たちは大変でしょうが頑張ってほしいです。

日本女子強かったですね。ずっと3枠取れるのかって心配されてましたから。
全日本の厳しい採点の成果が実ったのだと思います。

1点気になることが。村上さん・・・どうするのでしょうね。
引退か?と思わせる発言があったので。
せっかくここまで対応できたのだから、もう少し、と思ってしまいます。
(2015年04月04日 18時39分15秒)

Re[3]:「絶対女王」への道?トゥクタミシェワのトリプルアクセル。(03/27)  
新緑の里  さん
shigeさん

> 私は以前、宮原選手に対して大変失礼な事を申し上げた事がありました。もしかして、私が宮原さんに対して否定的かもしれない、と思っておられるかもしれませんね。

そんな事全く思いませんよ。期待するが故に苦言を呈する事もあるのは当然ですもの。唯ひたすら称賛するのみが「ファン」ではない、と思いますし(そういうファンも勿論あっていいですが)、また「否定的」ならそれはそれで、そういう見方もあるのだな、と大変興味深く思いますので、これからも色んなご意見を聞かせて頂けたら嬉しいです。

> 片割月さんのブログでも「宮原選手に3Aは必要か?」という観点で意見が分かれている様です。私は選手はそれぞれ、個性があり身体能力、資質など千差万別なので、皆が違うアプローチをしていい、と思っています。

全く同感です。私は宮原選手の演技は好きですが、決して「ファン」という訳ではありませんし、また選手に関する情報にも疎いので宮原選手が3Aの練習をされていたというのは恥ずかしながら今回初めて知ったのですが、う~ん・・それは「違う」んじゃないか?と思います。違うというか、「無理」というか・・宮原選手に3Aを期待しておられるファンの方には申し訳ないですが、3Aというジャンプを、余りにも「甘く」見過ぎておられるのではないでしょうか?私は女子の3Aは男子で言えば4S以上4Lo未満、それ位の難度のジャンプである、という認識でいるのですが(それはこれまででたった6人しかこのジャンプの成功者がいない、という事実が何よりも雄弁に物語っていると思います)、そのジャンプを宮原選手が近い将来跳べるようになるだなんて、正直全く想像出来ないです。誰が見ても彼女のジャンプには高さがありませんし、また飛距離も特別あるとは思いません。回転速度は素晴らしく速いと個人的には思いますが、あれ以上回転速度を上げる事などほぼ不可能でしょう。3Aを練習する時間があるのであれば、その分もっとSSを磨き、スピードを向上させ、ジャンプで加点を貰える様努力されるべきでしょう。余りに「見当違いの」努力をされているとしか思えないです。もし彼女が本当に試合に投入するつもりで3Aの練習をされているなら、の話ですが。

>宮原さんはもしかして身体的な面では、やや劣る所もあるでしょう。

宮原選手は身体の大きさの割には、足が大きいような印象を受けます。スケート靴の大きさが、やたらに気になる事があるのですが、私だけでしょうか?スケート靴が大きいという事は、その分当然ブレードも大きく、重くなる筈で、つまり私の印象が正しければの話ですが、彼女は小さな身体にもの凄く重い「足枷」を嵌めて演技している、という事になります。そういう意味ではもの凄い「ハンデ」を負って演技されている、とも言える訳で、彼女のジャンプの低空飛行ももしかしたらそのせいかも知れないとさえ思うのですが、そう考えると益々3Aなど無理だろうとしか思えなくなるのですが。
またもし仮に彼女が3Aを跳べる可能性が高いとしても、私は宮原選手には演技の「完成度」の高さで勝負する選手になって頂きたいなぁ、と思います。リーザへの期待とは全く逆で、彼女には「スケーター」として一流の選手になって貰いたい、そう思います。 (2015年04月05日 01時00分33秒)

Re[1]:「絶対女王」への道?トゥクタミシェワのトリプルアクセル。(03/27)  
新緑の里  さん
ゆっきさん

>まだ18歳。それであの貫録。一部ファンからマダム・リーザと呼ばれる程のオーラ。

本当にもの凄い存在感ですよね。18歳なんて嘘でしょう!としか思えません。28歳と言っても皆が(少なくとも日本では)信じると思います。下手をすると38歳と言っても信じられてしまいそうです(良い意味で・笑)。

>手の表現が独特でしかも美しいので。シニアに上がってきた時、もの凄い衝撃を受けました。
>この子は凄い、怖い、必ずトップに立つだろうと確信したことを今でも覚えています。

そうなんですか~。私は正直、シニアに上がって来た頃の彼女には余り魅力を感じませんでした。ジャンプの能力は図抜けていたし、愛くるしい、妖精のような独特の雰囲気にも惹かれるものはありましたが(今と違い過ぎる!)、何しろまだ「子供」でしかなかったので(って当たり前ですよね・笑)。今季のラジオノワに感じていたのと同じような感覚です。私はソトニコワの演技の方が断然好きでした。彼女の方が「正統派」という印象を受けましたし、スピンやスパイラルでのポジションの美しさ、多彩さという点でも断然ソトニコワの方が素晴らしい、と思っていました。なので数年後、こんなにもリーザの演技に魅了される日がやって来ようなんて夢にも思っていませんでした。人生って本当、何が起こるか分からないものですね。

>平昌の頃、女子はどうなっているのでしょうね。今、ジュニアの子たちは3Aや4回転を練習しているとか。
>全員が跳べるとは思いませんが、成功する選手たちは複数出ているのかな、という気はしますね。

そうですね。唯女子の場合は思春期の体型変化を乗り越えなければならないので大変だと思います。身長が伸びる事でジャンプが崩れてしまう事もありますし、ジュニアで跳べていたからと言ってシニアでも成功するとは限らない。また今のルールは「正確なジャンプ」をいかに「見事に」跳ぶ事が出来るか?が最重視されていると思うのですが、そうした段階を経た上での3Aや4Tの練習なのか?という疑問も生じます。shigeさんも仰っていましたが大技さえ成功させられればよい、というものではないと、私も思うので。

>私個人としては「リーザを絶対女王にはさせじと立ちはだかる選手が現れる」ことが望みです!(笑)

そうですね。私もそうも思います。彼女が絶対女王として君臨する姿も見てみたいと思いますし、彼女に立ちはだかる選手が現れるのも見てみたいという、完全に矛盾してますけれど、そんな心境です。けど、リーザと互角に戦える選手って、一体どんな選手よ?って思ってしまいますね、今現在の時点では。彼女、来シーズンには3Aをフリーにも入れてくる予定だそうですし、元々ルッツが得意だし、演技構成点もこれからどんどん伸びる可能性が高いですし、一体こんな選手にどうやって対抗するの・・と思ってしまいます。

>日本女子強かったですね。ずっと3枠取れるのかって心配されてましたから。
>全日本の厳しい採点の成果が実ったのだと思います。

そうですね。宮原選手、本郷選手には地道に「我が道」を歩んで行って頂きたいです。リーザを始めとする外国選手に惑わされる事なく。樋口選手、彼女ならひょっとするとひょっとするかも知れません。天性のジャンパータイプ、でいらっしゃるようにお見受けするので。村上選手は、ちょっと分からないとしか言い様がないのですが、今は唯、国別で良い演技を見せて頂きたいと願うのみです。
(2015年04月07日 05時11分45秒)

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まるさん@ WBC雑感  新緑の里さん、続きです。  WBC、…
まるさん@ Re:衝撃のネイサン・チェン~2017四大陸。(02/23) 新緑の里さん、ご返信、本当にありがとう…
新緑の里 @ Re[1]:衝撃のネイサン・チェン~2017四大陸。(02/23) まるさん > 今の男子フィギュアの状況…
新緑の里 @ Re[1]:衝撃のネイサン・チェン~2017四大陸。(02/23) まるさん 大変興味深く拝読させて頂きまし…
まるさん@ Re:衝撃のネイサン・チェン~2017四大陸。(02/23) 新緑の里さん、ご返信ありがとうございま…

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