フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

2015年07月15日
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ここ暫く、すっかりフィギュアスケートから遠ざかってしまっていた私、不意に思い付いて羽生選手の今シーズンの新プログラム「SEIMEI」を見てみました。まともに見るのは実は初めてでしたが、うん!良いじゃないですか!これは上手く行けば羽生結弦を代表する名プログラムになる可能性も大だと思います。羽生選手の一種「神がかった」雰囲気、彼にしか出せない独特の雰囲気が、凄くよく生かされているな~、と感心。雅楽のような?音楽を使用してフィギュアスケートというのは、余り例が無く凄く難しいのでは?と思うのですが、流石ですね、羽生選手は。選曲したからには絶対に表現し切ってみせる、外すなんてあり得ない、という彼の決意が漲っていますもの。三味線や和太鼓でフィギュアスケート、というのは今まで例もありますし、結構合うもんだな~、と感心させられたりして来たものですが、ここに来ていよいよ雅楽?ですか。三味線や和太鼓のように、民衆のエネルギー、ダイナミズムを表現するのではなく、雅な貴族社会を表現する音楽は(と言ってもすみません、私は雅楽に関する知識はゼロで、陰陽師に関しても殆ど知りません、映画も見ていないですし)、羽生選手の高貴な雰囲気にぴったりですし、どこか謎めいてミステリアスな彼の雰囲気も、陰陽師を表現するにはぴったりなのではないか?と思います。元々和顔ですし、「日本」を全面に出したプログラムは似合うだろうな、と思ってはいましたが、ここに来て本当に素晴らしいプログラムに出会えそうな予感。「素敵なプログラム」、じゃなくて素晴らしいプログラム、ね。「素敵」なんて言葉は、この「SEIMEI」に関する限り、違うと思います。何だかこう、見ていてゾクゾクさせられるような、鳥肌の立つようなプログラムになるのではないか?と思います、この「SEIMEI」が成功作になるとすれば。もしかしたら、ですけど結構好き嫌いが分かれるプログラムになるのではないかな?とも思います。何というか、「羽生結弦」の本性が炸裂する作品になるような気がするので。「羽生結弦」の本性が曝け出される程好きになる私の様なタイプの人にとっては、たまらないプログラムになりそうでワクワクするのですが(笑)。「ダークユズル」全開で、その魅力を余すところなく味わえるプログラムになるといいな~、そんな羽生選手が見たい!と、これは完全に私個人の勝手な妄想です。

それにしても・・20歳の若さにして、これだけの「凄み」と「闇」を表現出来る羽生選手ってやっぱり只者ではないな~。高橋元選手が表現した「闇」とはまた違う、羽生結弦の「闇」。ふとたじろぎを覚える程の、底知れない闇の深さ、濃さ。闘志と情熱だけで突っ走った「ロミジュリ」の頃を思うと、感慨深いものがありますね。あの頃から、この子は本当に色んな顔を持っている、そしてそれを演技として表現する事の出来る人だ、と思ってはきましたが、昨季の「バラード第一番」から比べても更に一段、ステージを上がられたような、そんな気がします。お披露目の段階で既にこれだけのレベルに達しておられるのですから、期待は膨らむばかりです。余り期待し過ぎてハードル上げ過ぎるとダメだって、分かっているのですけどね。けど羽生選手の場合、こちらがハードル上げ過ぎても更にその上を行かれてしまう事が多いので(笑)。色んな意味で本当に突き抜けてる人だな~、と。もう感心するしかありません。
「SEIMEI」で私たちは、羽生結弦の「凄み」を改めて突き付けられ、魂を持って行かれるような、ショッキングな体験をすることになるやも知れません。「ショッキング」、羽生選手を一言で表現するとしたらまさにこれですね。羽生結弦の本質(の一部)。その「ショッキング」の虜になってしまった私は、彼の術中に完全に陥ってしまっています(笑)。


羽生選手の演技を見ていたら、昨夜の試合でジャイアンツが負けて腹立たしい思いをしていたのも、少しは慰められました(苦笑)。ジャイアンツ、ベイスターズに完全に力負けしているし、明らかに「弱い」・・こんな弱いジャイアンツは本当に初めて見たような気がします。砂田投手、良い球投げておられましたね。イケメンだし、19歳という若さだし、こんな投手ジャイアンツに欲しいわ~、なんて思いながら見てました(笑)。







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最終更新日  2015年07月22日 00時32分27秒
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Re:羽生結弦の「SEIMEI」を見てみた。(07/15)  
shige さん
新緑の里さん、こんにちは。
 羽生選手、和のプログラム、しかも、「陰陽師」というのは、非常に興味深いし、うれしいです。

 私は夢枕獏さんの「陰陽師」のシリーズ、岡野玲子さんの陰陽師の漫画、それから、映画の「陰陽師」も観ています。実はこの作品で主役を演じた狂言師、野村萬斎さんのファンでもあります。

 「陰陽師」安倍晴明というのは、史実としては天文を司る役人に過ぎなかったのでしょうが、ここではエスパーであり、幽界と人界の挟間で生き、様々な超常現象を司る神にも似た能力を持っている設定になっています。
 平安時代の庶民の貧困や病苦と華やかな朝廷や貴族の生活、そうしたものの対比と光と影をも描きつつ、飄々とした不思議な個性と美しい所作、華やかな舞の動き、というものを狂言師、野村萬斎が渾身の力で体現してくれたという感じの作品となっています。形だけではなく、人を超えた能力を持つものの悲哀と妖しさ(中性的な魅力も感じられます)も伝わってきます。

 多分、羽生選手はこの映画での野村萬斎さんを一つの指標として演技プランを立てておられると感じます。冒頭の部分の唇に指を当てる仕草は、陰陽師が呪いを掛ける時の仕草です。もう、冒頭から、その世界観に入り込んでいるのが見て取れました。
 以前、「ジゼル」のお話が出ましたが、陰陽師もまた、現世と霊界の間にある人を描くという面では似たような世界観と言ってもいいと思います。彼の「狂気」にも似た憑依の演技にこれ程相応しい作品はない、と改めて思いますね。
 ただ、フリーの曲なので、とにかく、体力温存を心がけて、バランスの取れた表現、が出来ればと感じます。

 ベイスターズとの三連戦、驚くような結果で終わりましたね。一つ、思った事は「松坂世代」がもう、全盛期を過ぎたのかな、という寂しさでした。杉内があのような形で、筒香からホームランを打たれるとは。村田のエラーもそうですし、新人投手に次々と負けを喫するとは…。
 巨人はデータ野球なので、初物に弱い、という事があるのですよ。三浦や久保、井納などはそう簡単に勝たせて貰えませんから。……、でもやっぱり、巨人は強くないと。勝った方も何となくもやもやするものです。単純に嬉しがれない複雑な気持ちになる三連戦でした。
 ただ、オールスターからはまた、仕切り直し。横浜はとにかく五割を目標に連敗しない事を考えて欲しいものです。

 それから、2006年の記事を拝見させて頂きました。^^
 私と同じようなお気持ちでいらしたのだなあ、と感慨深く思いました。 (2015年07月16日 16時07分26秒)

Re[1]:羽生結弦の「SEIMEI」を見てみた。(07/15)  
shigeさん

> 羽生選手、和のプログラム、しかも、「陰陽師」というのは、非常に興味深いし、うれしいです。

流石羽生選手、目の付け所が違うと、唸らされました。和のプログラムは彼に似合いそうだと思っていても、では何を?となると、なかなか難しく、答えに窮してしまう所を陰陽師とは。使用されている楽器は笛なのでしょうか?確かに、笛の奏でる音は羽生選手に凄く合いそうだと思います。
shigeさんは、陰陽師に関してもお詳しくていらっしゃるのですね。色々教えて下さって、勉強になりました。有難うございます。機会があれば、映画も見てみたいですね。
お話を伺って、羽生選手に陰陽師は、私が想像していたよりも遥に似合いそうで、はまり役になる可能性も大いにあると、期待で胸が一杯になりました。羽生選手の醸し出すどこか神がかった雰囲気、この世ならぬ雰囲気、妖美な雰囲気、そうした彼の持ち味が如何なく発揮される素晴らしいプログラムになりそうですね。いや、絶対そうなって欲しい!

>冒頭の部分の唇に指を当てる仕草は、陰陽師が呪いを掛ける時の仕草です。もう、冒頭から、その世界観に入り込んでいるのが見て取れました。

私もあの冒頭の仕草が凄く印象的だと思いました。呪いを掛けるシーンだとは思わなかったですが、一気に羽生選手の創り出す世界に引き込まれてしまいました。彼はやはり、「普通」ではない役を演じるのが上手いですね(笑)。そして彼の創り出す「闇」の世界、その深さと濃さ、美しさに目を見張らされました。尋常ならざる空気が漂っていましたが、あのような空気を漂わせる事が出来るのも羽生選手ならではだろう、と思います。燃えるような演技も魅力的な人ですが、反面戦慄を覚えるような、身の毛のよだつ様な演技も出来る人だと思っています(勿論称賛して言っています)。「SEIMEI」ではそんな後者の羽生結弦が全開になるといいな~、そんな羽生選手が見たい!とこれは一ファンの勝手な妄想に過ぎませんが、そう思っています。

> 以前、「ジゼル」のお話が出ましたが、陰陽師もまた、現世と霊界の間にある人を描くという面では似たような世界観と言ってもいいと思います。彼の「狂気」にも似た憑依の演技にこれ程相応しい作品はない、と改めて思いますね。

成る程~、ジゼルと似た部分が大いにある作品なのですね。羽生選手でアルブレヒトを見たいと思っていた私にとっては正に最高のプログラムになりそうです。

> ただ、フリーの曲なので、とにかく、体力温存を心がけて、バランスの取れた表現、が出来ればと感じます。

そうですね・・ジャンプに気を取られると表現の方が疎かに、表現に力を入れ過ぎるとジャンプが・・という事になりがちだと思うので、仰る通り「バランス」が本当に大事になって来るのだろうと思います。アイスショーの暗い照明ではない、試合のリンクでどう見えるか?という事も少々気になりますが、まぁこの点は恐らく問題無いでしょうね。

>一つ、思った事は「松坂世代」がもう、全盛期を過ぎたのかな、という寂しさでした。

そうですね。私より2歳年下の彼らは今年35歳。全盛期は確かに過ぎ、これからは衰えて行くばかりの身体とどのように付き合っていくのか、が最大の問題になって来るのでしょうね。
確かに松坂投手を筆頭に、この世代の選手は皆さん今季、苦労されているな、という印象を受けます。88年生まれの輝きとは対照的。けどこの件ばかりは致し方ない事、どうしようもない事ですから、何とか年齢と上手く付き合っていく術を身に付けて頂くしかないのでしょう。黒田投手や新井さんの様に、彼らより年上でも立派に活躍されている方もいますので、何とか頑張って活路を見出して頂きたいです。

> ただ、オールスターからはまた、仕切り直し。横浜はとにかく五割を目標に連敗しない事を考えて欲しいものです。

オールスター、面白かったですね!お祭りとは言え、交流戦の雪辱を晴らす事が出来てとにかくスッキリしました。原監督じゃないですけど、私も今年の交流戦の事は忘れましたよ(笑)。
(2015年07月20日 08時12分26秒)

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