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カテゴリ: カテゴリ未分類
私は臆病だ。商談でお客さんのところに行っても、なかなか話がスムーズに進まない。というより、こんなことを話したら、お客さんに怒られるのではないだろうかという不安が襲ってくる。それゆえ、自信がなくなり、話し声が小さくなってしまう。それに今悩まされている。

 中学のころの帰りの会。合唱会の指揮者を誰がやるのかで、もめごとがあった。立候補者がいない。そして出てきたのが、ジャンケンで負けた奴が指揮者になるというものだった。しかし、そんな安易なもので決めてしまっていいのか?ジャンケンの弱い奴が、無理矢理やらされることになる。無責任すぎやしないか?私は反対した。結局、その後なんとか立候補者が現れ、ジャンケンでの選抜は避けられた。しかし、後で何が起こったのかといえば、私に対するバッシングである。私のせいで、帰る時間が遅くなったのだと。ジャンケンでやれば、面倒なことにならなくてすんだのだと。他にもある。私の言ってることが間違いだと、よってたかって言ってくることは、しょっちゅうだった。それ以降、私の言うことや考えなどは、間違っているのではないだろうかという考えが、無意識のうちに芽生え始めた。自分の言うことに、自信が持てなくなってしまった・・・。

 そんな経験があるために、今も心のどこかで、自分に自信が持てず、不安に襲われるのだ。それゆえお客さんとの商談だけでなく、上司への報告ですら、今日やった仕事がこれでよかったのかどうか、むしろ間違いだらけで、怒られるようなことだったのではないだろうかと思い、自信なさげに話してしまう。声が小さくなってしまうのは、そのせいである。

 もっとも、仕事の報告の際で、物凄く怒られたということはほとんどない。とはいえ、それでも不安に思ってしまうのだ。上司は、本当は心の中で、私をとんでもない奴だと怒っているのではないだろうか?そこまで深読みしてしまう。こんな性格をどうしたら直すことができるのだろうか?いや、もう直すことはできないかもしれない。じゃあどうすればいいのだろう?それはただ一つ。臆病でない自分を演じるしか道はない。営業のサラリーマンというものは、たとえどんなに体調悪かろうが、どんなに気持ちが沈んでいようが、お客様の前では元気のいい、明るい自分を演じなくてはならない。そうしないと、契約が取れないからだ。いや、むしろ社会全体、そうやって演技をすることによって成り立っているのかもしれない。その演技力を、どうにかして身につけていきたいものではあるが・・・・・。その要領を得るには、まだしばらくかかりそうだ。





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最終更新日  2004年05月23日 15時19分55秒
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