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カテゴリ: 映画・テレビ
ちまたでは『 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 』のDVDが発売され、人気を呼んでいるが、今私はそれよりも『踊る』の大原点である TVシリーズ版 にはまっている。リアルタイムで見たことがなく、再放送もちょっと見た程度だったので改めて見ることにしたのだが、やはりおもいしろい。コミカルとシリアスのメリハリがうまく、ストーリーもなかなかのもの。映画版よりもおもしろかったりして・・・・。

だがそれよりも面白かったのは、「カエル急便」「ピンクサファイア」「レインボー最中」といった『踊る』ではお馴染みの小道具類や、『新世紀エヴァンゲリオン』を意識したような演出(ちなみに、一部劇中音楽を『エヴァ』から転用している。もちろん庵野氏の許可もらって。)、普通のドラマでは考えられない設定の登場人物やエキストラ(デロリアンに乗ったコスプレの男、結婚式場から逃げる花嫁、さらに『踊る』スタッフまでもがエキストラとして登場する。)などなど、何と言うかどうでもいいようなところまで徹底的に、マニアックにやっているようなところが、私の心をくすぶるのだ。さらに、TV版を見たことのある人にしかわからないネタを映画版に入れるといった(いわゆるリンクというものだが)ところもまたそうである。まとめるなら、この『踊る大捜査線』はマニア心を大きく揺さぶらせる作品なのだ。

日本人は“マニア”というところを強く好む人種だと思う。言い換えれば、『トリビアの泉』での無駄な知識の探求やグッズのコレクター、そして世界的に認知されているアニメオタクに代表されるように、ハタから見れば「どうでもいいようなこと」でもとにかく徹底するという国民性があるということである。『踊る大捜査線』はその日本人の国民性を知っていたのだろうか、日本人の琴線に触れられるような“マニア”ぶりを披露したのだ。そして、その結果があの大ヒットにつながったのである。こうして考えると、プロデューサーである亀山千広氏の凄さを思い知らされるのだ。

とにかく、『踊る大捜査線』の真の面白さはそこにあるのだ。だからこそ、『踊る2』を買った皆様方には、ぜひ今一度TVシリーズから振り返って見ることをお勧めしたい。それもDVDで。解説付再生だと、『踊る』裏話や署内モニター映像集、さらに余計なツッコミなどが出てくるので、見ないと大損である。





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最終更新日  2004年07月03日 14時22分15秒
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