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今週の「わさドラ」は1時間のスペシャル!!なんといっても注目は、 『スター・ウォーズ』のパロディ傑作「天井うらの宇宙戦争」!!

何せ、本家の「 エピソード3 シスの復讐 」の公開直前というときに、このいいタイミングでこれだもんなあ・・・。パロディといったら、今や『ケロロ軍曹』だけど、ドラえもんも負けちゃいない!!

そういえば、先週、日テレの金曜ロードショーで、「 エピソード1 」やってたなあ。んで、来週は 夜8時 から「 エピソード2 」を放送予定。ん~、なんで一週空けちゃうのかなあ・・・?プロ野球中継のためだろうけど、全然視聴率の取れない巨人戦中継するよりもはるかにいいと思うんだけど。せっかく 「天井うらの宇宙戦争」のあとで、本家の「エピソード2」放送という、スター・ウォーズファンにとっては、超ゴールデンタイムが実現できたのになあ・・・。

そういえば、このエピソード3部作は、藤子F先生が亡くなって3年後の99年から公開されている。加えて、『ハリー・ポッター』や『ロード・オブ・ザ・リング』と、藤子F先生は大いに好んだであろう世界的ヒットのファンタジー映画も続々と公開されている。(さらに来年春には、『ナルニア国物語』も・・・『のび太の恐竜2006』の最大のライバルだ。)さぞかし、藤子F先生は天国で悔しい思いをされているに違いない。そして、それらを見て、藤子F先生はどんな作品を生み出してくれただろうか・・・今となっては非常に残念な話である。


前置きが長くなったが、まずは「一生に一度は百点を・・・」
しずかパパが 田原アルノ さんだったことに驚き。「 平成天才バカボン 」のウナギイヌだよ、タリラリラ~ン。(ちなみに GYAO にて「平成天才バカボン」無料放送中。)そして、作画監督は富永貞義さん。やっぱり、この人の書くドラえもんは大山ドラの色が強い。富永さんの描くドラえもんを見ると、大山声のドラえもんのイメージが浮かんでしまうので、わさびさん声には多少違和感を覚えた。(特にタンバリンを持ってにこやかな表情のドラえもん。あの目つきは、まさしく大山ドラだった。)

テストでコンピューターペンシルを使うべきかと葛藤するのび太の心境を描いたところはGOOD!原作では、ドラえもんのことを思って、使うのをやめるのを直接描いていたが、そこに0点をからかうスネ夫とジャイアンを入れることで、使ったかどうかはここでは書かず、のび太の葛藤を引き立たせた。原作よりもいい展開に持ってきたように思う。そして気になるジャイアンのパパだが、やはり原作コミックでも登場が少なかったためなのか、ジャイアンママに変更。もうジャイアンパパは幻キャラなんでしょうか・・・。


次は「のろいのカメラ」。もう怒り狂ったドラえもんと、ガン子・ジャイ子のガキンチョぶりが印象に強い原作なのだが、アニメではさすがに抑えられた感じ。ジャイ子も、ガン子の友達ではなく、むしろお遊び相手の姉さんとして描かれていた。まあ、ジャイ子は原作初期と後期とではたいぶキャラが違うので、それを統一するためだから、仕方のないことかもしれない。(ただ、今後気になるのは、「未来の国からはるばると」をリメイクした際、ジャイ子をどう描けばいいのだろうか・・・?)

それにしても、わさびさんの演技はしっかりメリハリがついていると思う。声のトーンを変えることでドラえもんの感情をよく表している。こういうところは、後期の大山のぶ代さんにはできなかったところだと思うし、これぞ「わさドラ」というところを見せてくれていると思う。今回のシーンでは、特に 「使おうか?」「やめようか?」 と言っていたところが、顕著に現れている。

原作の暴れぶりは少し薄れたが、その分、別のところで補ってくれたと思う。ドラえもん人形が洗濯されるというところはGOOD!あとはオチのほうだろう。スネ夫とジャイアンをおもらしさせて、ドラとのび太がワルに描いていたところへ、のび太とドラの人形に迫り来る黒い影。ネコである。そのネコが人形を引っかこうとして、そして、ドラとのび太が悲鳴を上げる。最後に 「人を呪わば穴二つ」 のことわざで締めくくり。(なお意味は「他人を呪って殺そうと墓穴を掘る者は、その報いで自分の墓穴も掘らなければならなくなる。人に害を与えれば、結局自分も同じように害を受けるものという意。実は私、これ初めて知った・・・。)何かと賛否両論があるようだが、私は比較的面白かったように思う。(ただ、 なぜのび太の人形があったのかが疑問。 こういうオチにするために、無理矢理付け加えたのだろうか?)


さあ、お待たせ「天井うらの宇宙戦争」
個人的にこの作品には、ぜひ大野木寛さんに脚本をやってもらいたかったところ。『ガンダムSEED』の戦闘シーンでは、スピード感・迫力感溢れる演出を見せていて、ぜひ「ドラえもん」でもそれを発揮してもらいたかったところだが、今作は高橋ナツコさんが担当。まあ、高橋さんも『創聖のアクエリオン』や『ガンダムSEED DESTINY』の脚本もやっているんでいいでしょう。

アーレ・オッカナ姫は、かかずさんがやるだろうなと思いきや、なんと 久川綾 さん。かつてはセーラーマーキュリーでブレイクしたアイドル声優。最近は『十二国記』陽子役などで活躍する実力派だが、この人、実はデビュー作が『キテレツ大百科』なんだよね・・・しかも、『 21エモン 宇宙いけ!裸足のプリンセス 』ではファナ王女役と、藤子アニメとは縁が深い。

オーバーに褒め称えて、勲章を授けようとするアーレ姫の姿はもう原作どおり。自分の舌でごはん粒をなめるアカンベーダーにはかなり笑った。しっかしなあ、あんたらのところ、食堂はないんかい!!

ちょびっと笑ったのはドラえもんの 「まだローンが終わってないんだぞ!!」 原作は 「月賦」 だったけど、「クレしん」でもひろしが「ローン」と繰り返し言っているから、ドラも現代風に合わせたか。最後の 「いやにスケールの小さい宇宙戦争だったね。」 これも原作どおりで締めてくれたのでよかった。

んで、番組終了後、「クレしん」の来週予告が流れた直後・・・・ 日曜洋画劇場の『スター・ウォーズ』の番宣やってた!!やっぱりやりよったか!! もう大爆笑であった。これぞ「ドラえもん」だ!!!きょうはほんと、最後まで楽しませていただきました。


さて、先日「 藤子不二雄ファンはここにいる 」のkoikesanからメールを頂いた。それもなんと mixi 経由だったので驚いてしまった。koikesanもまた、わさドラを非常に楽しんでおり、高く評価する記事も書いていたのだが、その一方で2ちゃんねるの「アンチわさドラスレ」でひどく叩かれたこともあったそうだ。

「わさドラ」を好きになれない、見られないと思うのは個人の勝手にしても、アニメの製作スタッフ・声優陣はおろか、それを支持する人たちまでも叩こうとするその2ちゃんねらーたちには、あきれてものが言えない。批判するにしても、やりかたというものがあるだろう、まったく。

さて、今日は楽天で購入した「 のび太の大魔境 」でも見るとしよう。

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最終更新日  2005年07月02日 14時25分18秒
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