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『PHANTASY STAR ONLINE 2』- NEW GENESIS -~ 名もなきチームの物語 ~STORY 02:「人探し?」ルナは声をかけてきたナーデレフに頭を下げて挨拶をするとは言え…リーダーからの直接的な頼み事に良い印象を持っていないので笑顔はとてもぎこちない「ちょっと困ってることがあってね…どうしたものかと思案してたところルナならどうにかなるのでは?…といった話が出たんだ」ナーデレフそう言ってルナを見る(「どうして「私ならどうにかなる」って話になるのよ!」)ルナのぎこちない笑顔は完全な苦笑いに変わる「モフセン…もう二ケ月くらい経つのか?」ナーデレフの問いかけに「正確には68日と18時間前なので…大体そんなものですなぁ…」モフセンはそう答えた「その日に…北リテムのモラーバ渓谷に「星渡り」のポッドが落ちたんだ…」ナーデレフはそう言って今一度ルナを見るルナもそれを聞いて口元に手を当てて思案する「そう…以前ならば…何も気には留めなかっただろう…以前ならば…な」ナーデレフは椅子に座るとモニターにモラーバ渓谷の地図を出した『以前ならば気にも留めなかった』ナーデレフがなぜこんな言い方をしたかというと…以前…つまり現在は『星渡り』がどんな存在なのかわかっているからであるそして…それがわかってから過去のデーターを調べたところ…ほぼほぼすべてが『回収しやすく概ね安全な場所』にしかポッドは落下していなかった以前は落下地点の記録をとってはいたが理由など考えることもなかったしかし、今は違う…『星渡り』がどんな存在かわかっているからこそ今回の落下地点が『回収しやすく概ね安全な場所』ではない事が不可思議だったのである「無論…すぐに回収に向かわせたが…ポッドはすでにもぬけの殻だった…ハーディ、そうだな?」ナーデレフはハーディに確認を求めたそれを聞いたハーディは一瞬ビクッ!と身体を動かすと無言で周囲を伺い…しばらく間を置いたのち「…うむ」とだけ答えた…(「また寝てたのか…彼の認識を改めた方がよさそうだな…」)ルナはそう心の中でつぶやくと小さくため息をついたのち「で…未だにそのポッドに乗っていたであろう『星渡り』は見つかっていない…と」そう口にした…ナーデレフはそれを聞いて数回頷くルナは思案しながら慎重に言葉を模索して「不謹慎な物言いになるかもだけど…何事にも例外や想定外という事は起こりえる…座標の設定ミスや故障…落下地点がすべて『回収しやすく概ね安全な場所』という事でもないはず…だとすれば…」そこまで口にして言葉に詰まった「無論だ…『星渡り』の大半が記憶があいまいなうえ…装備も整っていない…それ故の落下地点の選定なんだろうが…今回のような落下事例がなかったわけでもなく…最悪の事態になった事もないわけではない…我々としてもできうる限りの回収は試みるがその事ばかりに人員を割り振れるほど余裕があるわけでもない…」ナーデレフはそう言って唇をかむ今までドールズとの戦闘で数多くの血を流してきたからこそ救える命の重みを大切にしたい…そんな気持ちが見て取れる表情だった…しかし、この話の流れでなぜ自分に白羽の矢が立つのかが全く見えてこないその辺りを問うとしたがそれを遮るようにナーデレフがまた話し始めるその話を総合すると…「その星渡りは現在も無事で何度も目撃されている」「その星渡りは獣人系で女性…見た目の年齢はかなり若い」「保護をしようと何度か試みたがすぐに逃げてしまう」…と、こんな感じだったその後、その星渡りの画像を確認したが…かなり不鮮明であるとはいえ心当たりは全くなかった誰かが言った「ルナならどうにかなる」そんな言葉を鵜呑みにしていたわけではなかったが「全く心当たりがない」というルナの反応にナーデレフは落胆したルナは力になれなかった事を頭を下げて詫びたそんなルナに対しナーデレフは少し思案したのち「では、改めて依頼をしたい…どうか捜索に手を貸してはもらえないだろうか…」そう言って深々と頭を下げたそんなナーデレフの行動に一瞬慌てたジャリルとモフセンだったが…顔を見合わせ数回うなずきあうと、同様に頭を深々と下げるこうなると…もはや断ることなどできる状況ではない「わかった…正直、何ができるかわからないし確実に保護できると確約はできないが…ね」ルナはそう答えナーデレフ達に頭を上げるよう促すナーデレフはルナの手を取ると満面の笑みを浮かべるその後、今一度…情報等のすり合わせが行われた「では…ここまで話した情報などのデータは後ほど転送させる…のだが…」ナーデレフがそう言って一瞬言葉を止め思案する「もちろん…捜索して無事に保護をする…これが一番の目的なんだが…その過程で起こった事や気が付いたことがあれば…すべて報告してもらいたいのだが…それも頼めないだろうか?」ルナはナーデレフぼ言葉の意味がいまいち理解できず…首をかしげる…「実はこれまで捜索をしていて判明したことがあってだな…」明らかにナーデレフは言葉を選んでいた「効率を考えれば…今まで同様にできる限りの人員を割いて捜索する…これが正しいのは解っているし…先にも述べたが『対象の保護』が最優先…我々も真剣にそう思っている」ルナは黙ってナーデレフの言葉を聞いた「つまり…まったく『別の思惑』で…対象を捜索している者たちが…確実にいる…そういう事なんだが…」「別の思惑…」ルナはナーデレフが何を言わんとしているのか理解できずにいた「ここからは私が話をする」見かねたジャリルがナーデレフの肩をたたき話に割って入ってきた「対象の『身の安全』ではなく『ゲスな目的』のために我々より先に捕獲しようと捜索してる者どもがいるのだよ」ジャリルの言葉でルナは概ね理解し…大きなため息をついた「実は以前からそういった者たちがいる事は解っていたのだが…全く全容が見えてこない状況でな…多数で動くと奴らの動きが見えにくくなる…かと言って少数に減らせば奴らに後れを取ってしまったり…仮に保護できても対象を奪われてしまう可能性もあってだな…」ジャリルの説明で状況を完全に理解したルナは「保護を最優先としつつ…今後のために状況を注視しつつ情報が欲しい…と…そういう事ね…」そう確認すると…それに対しジャリルはうなずいて返事をした正直…全てにおいて合点がいったわけではない…おそらく、この件に関してクロフォードは知ってたと思う…極少人数で捜索し…状況に応じての対応および対処…加えて信用に足るという点では…私を推挙する可能性はある…が、『私ならどうにかなる』と進言するとは思えないでは…そう進言したのは誰なのか?その根拠は何なのか…ルナはそんなことを考えつつナーデレフをチラッと見る(「まぁ…聞いたとて…か」)ルナは軽くため息をついたのち…依頼を正式に受け執務室を後にした……『To Be Continued♪』
2026/04/01
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