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2006年10月06日
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テーマ: お勧めの本(7419)
カテゴリ: オヨミモノ
マイノリティ・リポート
日本の映画は、原作を読んでいて「へぇ映画化されたんだぁ」ということがほとんどだったが、洋画は「話題の」後追いで、原作なり原案なりに行き着くことの方が多かった。
ちなみに「話題の後追い」としたのは、必ずしも映画を見てから読むという訳でなく、作品を読んでみて、納得するなり呆れるなりで一段落着いてしまえば、映画自体の興味が薄れてしまって、結局見ずに終わることもあったからだ。

正直、これは「面白かった」

翻訳の方法もあるのかもしれないが、原作は高々70頁程度の短編小説である。
内容は濃いし、良く出来た筋書きだし、行きの通勤電車内で読み切り可能だしと、良いこと尽くめ
だったが、何より「これを、どう2時間程度の映像と化したのか?」の興味も大いに湧いた。

まずは一読頂きたい。
特にこの短編集は、近未来を描き出した筆者の筆力もさることながら、どの短編にも、その進んだテクノロジーの齎すアイロニーが、キレイに整理された秀作揃いである。
巻末の話は、現カリフォルニア州知事主演で、数年前に映画化された短編も含まれており、中々お買い得の一冊だと思う。





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最終更新日  2006年10月09日 22時44分49秒
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