PR

×
2006年10月26日
XML
テーマ: お勧めの本(8033)
カテゴリ: オヨミモノ
碧玉の女帝推古天皇 炎の女帝持統天皇 天翔ける(あまかける)女帝孝謙天皇

皇室典範の改正がどーのという話が出たから、天皇家に興味を抱いた訳ではない。

だいたい私は、南北朝時代のような、曖昧さを含みつつ「万世一系」を謳い文句としている一族なんぞ、眉唾物と公言して憚らないタイプの人間である。

だからと言って、古事記から後の我国の歴史に関して、全て唾棄に値すると言っている訳ではない。

真偽の判定は、考古学者であれ、骨董屋であれ、任せるべき専門家に任せれば良いが、相応の信憑性を伴っている史実に関しては、まず興味の対象として、尊重すべきと考えるし、仮に、万世一系でないことが証明されたところで、天皇家に対する「希少価値」が下がるものだとは思わない。
何しろ、それだけの「歴史」を背負い込んだ一族は、国内に限らず世界を見渡しても、滅多に存在するものではないのだから....。
また、それを理由に彼らが「神」であると語るのは、大いに頷けるのではなかろうか?とも考える。

ともあれ、中々に読み応えのある三部作だった。

「神」である彼女達に纏わる逸話は、かなり突拍子もないものも含まれるが、にも関らず、主人公である「推古帝」も「持統帝」も「孝謙帝」も、えらく「女」であることが、目新しかったのかもしれない。

当たり前と言えば、当たり前の話だが、それでも「天皇」という存在には、当たり前を通用させない重さがあったし、「神」の話と言えど、生々しく考えれば「政権」の話なのだから、それを「捌く強さ」と「女」は、一見相容れない志向性を持つと言えなくはない。

正直、史実に明るくないが故に、解釈が新しいと思い込んだのかもしれないが、歴史を度外視したとして、読み物としての完成度が損なわれるものではなさそうだ。

歴史認識を新たにするような話ではないが、小説として楽しんだ上で、歴史のお勉強になるのだから、損はないと思うが、どうだろうか?






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年10月28日 02時33分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[オヨミモノ] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

・2026年05月
・2026年04月
・2026年03月
・2026年02月
・2026年01月

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

購入履歴

お買いものレビューがまだ書かれていません。

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: