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2023年06月10日
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カテゴリ: カラオケ・歌
オタク文化が正しく評価、支持される世の中になって良かった。
昔はオタクは隠すもんだったし、漫画、アニメはくだらないって言われていたからね。

■一流アーティストがアニソンに「全集中」する事情
世界人気の日本曲トップ10は「アニソン」が席巻
東洋経済ONLINE 2023/05/24 8:00

5月22日発売の『週刊東洋経済』は「アニメ 熱狂のカラクリ」を特集。この10年で市場規模は2倍となり、今の日本には数少ない成長産業となったアニメ。動画配信の普及もあり世界中でアニメファンが急増する中、沸騰するビジネスの最新事情や、根深い課題を深掘りしています。

今や日本の音楽シーンの「鉄板」となっているのがアニメ関連曲の数々だ。

2022年はテレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編のオープニングテーマである『残響散歌』(Aimer)が、ビルボードの年間チャートで総合首位を獲得。音楽番組や情報番組、ワイドショー等の露出で認知を広げ、ロングヒットとなった。

23年も勢いは止まらない。『チェンソーマン』の『KICK BACK』(米津玄師)は総合チャートの首位攻防戦を繰り広げ、アニメ関連曲のストリーミングチャートで26週連覇を果たした。足元では『推しの子』主題歌の『アイドル』(YOASOBI)が週間チャート首位とヒットしている。

タイアップは以前から頻繁に
音楽とアニメのタイアップは以前から頻繁に行われており、決して珍しいものではない。

1990年代は「CDを売るためのプロモーション」の位置づけも多かった。新人の登竜門とされることや、有名アーティストが担当しても作品内容とリンクしない楽曲も多く見られた。特定のレコード会社のアーティストが主題歌やエンディングを担当する定番の枠など、現在まで続く形もある。

近年は作品と音楽の密接度が増しているのが特徴だ。『チェンソーマン』はその代表例だろう。

そもそも、米津玄師はオファーの前から楽曲を構想していたほど作品のファンだった。「幸せになりたい 楽して生きていきたい」など、貧乏生活を送る『チェンソーマン』の主人公・デンジの欲望を表現した歌詞。その曲調はかつてのボーカロイドプロデューサー時代を思わせるものである。

さらに編曲にはKing Gnuの常田大希が共同参加し、ミュージックビデオにも出演する。作品人気に加えて、アーティストの人気、作品を深く理解した楽曲など、いくつもの掛け算で強力なヒットが生まれたといえる。

それだけではない。『チェンソーマン』は全12回のエンディングソングに毎週異なるアーティスト・楽曲を起用した。Vaundy、ずっと真夜中でいいのに。をはじめ、アニメ好きの人気アーティストが集う力の入れようだった。

大手レコード会社社員はアニメタイアップについて「ドラマより安定して結果が出る印象がある。作品との寄り添い方が深く、製作陣の音楽に対する要望も強い。アニメファンが喜ぶか否かは大きく、作品をわかっていると思ってもらえると爆発力につながる」と語る。

世界に届く「チャネル」
各アーティストが全精力を注ぐ背景には、アニメ製作陣のこだわりはもちろん、コンテンツとしての裾野が広がったことがある。

アニメは以前、地上波放送が中心だったが、00年代はDVDなどのパッケージ販売が盛り上がり制作本数は増加していく。10年代はネット配信が広がり、多様な作品を楽しめる環境も整った。現在、新作アニメは海外でもほぼ同時に配信されている。

こうした環境下で育ってきたのが現代のアーティストだ。アニメ好きを公言するアーティストも増え、アニメと音楽との垣根は限りなく低いものになりつつある。

アニメには熱心なファンを獲得できるメリットもある。冒頭の『残響散歌』は複合チャートであるビルボードのダウンロード指標でも年間1位だった。ダウンロードはCDのように1回買い切りのため、通常は長く上位にとどまることが難しい。だが、アニメヒットではそうした動きが見られるわけだ。

「アニメやアイドルのファンはCDやデジタルデータを購入して所有したい、アーティストに貢献したいという傾向が比較的強い」(ビルボード事業本部上席部長の礒﨑誠二氏)

その一方で、新規ファンの獲得や海外のファンにリーチできる強みも併せ持つ。スポティファイが公開した、22年に海外で聴かれた日本の曲のランキングを見ると、10曲中7曲をアニメ関連が占める。アニメを起点にストリーミングサービスで楽曲を聴き込むファンの行動が見えてくる。

アニメは言語を超える熱量を持つ
ビルボードでアニメチャートを担当する村田麻衣子氏は、アニメは世界で音楽を認知させる強いチャネルと指摘する。「海外ファンはアニメで日本の曲を知っているといえる。アーティストが海外イベントに招待されてライブをすると、現地のファンが日本語で歌うケースも見られる」と語る。アニメは言語を超える熱量を持つようだ。

もちろん、作品を深く理解し、多くのファンの共感も得られる楽曲作りは容易ではない。違和感があれば、ファンの熱量ゆえに批判を向けられることもあるだろう。しかし、今やアニメも音楽も配信を通じて世界へ通じるチャンスが広がっている。今後も両者の関係は一段と深いものになっていくはずだ。


『KICK BACK』は私も歌います。
点数低かったかど、少しずつでも点数は上がって来ています。
この歌はハングリー拗らせてドMになっちゃった歌だと解釈してるのですが、正しいかな。
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Last updated  2023年06月11日 23時58分21秒
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