ノーテンキ娘と母の日々 - 勉強を通して

ノーテンキ娘と母の日々 - 勉強を通して

ワタシの基本方針だよっ

 塾や家庭教師の広告って、うるさいくらい毎日入ってきますよね。
 勉強を塾や家庭教師に頼るのもいいんだけど、

   塾に行ったら帰りは夜。。。女の子だもん。心配だよ。
   帰ってから寝るのが遅かったら、元気もなくなる。
   病気にだってなりやすい。鬱だってなるかも。。
   でも、家庭教師なんて高いから無理。

 だけど、中高の勉強の内容って実は普通の生活に
欠かせないようなことばっかりなんですよね。
 でも子供だから気付けない。でもママなら、知っている。教えてあげられる。
気をつけて見てみて。ママが教えられることは、想像以上だよ。

 なのに、な~んで、お金を出して塾に行かなくちゃならないの?
ママが家庭教師してあげればいいじゃん。

 ・ 子供の性格を把握しているママなら、
   子供がわかりやすいように、覚えやすいように教えてあげられる。
 ・ いつでもどこでも一緒に勉強を見てあげられる。
 ・ 子供と話す時間が増えると、結構生活って変わります。
   たくさん接していると、家族関係ってずっとよくなるんです。

 でもママさんたちって、「勉強」をとっても誤解していると思うんです。
何を誤解しているかって。。。

1 「試験」のコト

試験は、子供がどれだけ理解しているかを確認するためのもの です。
 点数を競うものじゃありません。

  試験での間違いは、理解不足や欠点がどこかわかるための指標。
 だから、わからないのに書いた答えが偶然当たっていても、
順位がそれでちょっと上がっても、それは決してラッキーではありません。
 理解していないことに気づくこと、そして、ちゃんと直して次は間違えないように理解すること。これが大事なんです。

 極論を言えば、 試験問題は間違えなければ、誰だって100点になれる んです。
 100点になれば、全国でも1位なんです。

  とはいえ、毎回の試験の点数や順位って、数字で出るから気になりますよね。
 でも、それは子供の方が気にしているもの。焦って勉強しても、身になりません。
 ママは子供を安心させてあげて、勉強のための基盤作りをした方がいいと思います。


2 「学校の先生と教科書」のコト

  塾や家庭教師に行っている子どもって、
 何故か勉強ができるって印象があるんですよね。

  でも、ちょっと待って。。学校を低くみてはいませんか?
 確かに、学校にも色んな教師がいます。ニュースになってしまうのを見ると、
 学校じゃ心配って思う人もいると思います。

  でも教師って、勉強ができただけの人ってわけじゃないんです。
 ちゃんと教育とはどうあるべきかって、教育論を習得している(はず)。

  教科書だってそう。無料と思って軽くみていませんか?
 市販の問題集、塾のテキスト。確かにやっていれば勉強になります。
 でも、一番重要なのは、教科書です。
  教科書は、一つの単元を、どういう順番で、どういうことばで、どう教えたらいいか、
 すっごーく検討されて作られています。

  しかも、最終頁の編集者欄を見てみればわかるとおり
並々ならぬところの教授陣 がずらっと並んでいます。

 そういう教科書。実は、お金がかかっているんです。
 「義務教育教科書の無償給与」として39,488,000,000円。
   (平成19年度文部科学省 各局課別予算案等の発表資料一覧-
     文部科学省初等中等教育局分より)
 大事な税金。。。無駄にしないで使いましょう。


3 「勉強」のコト

  勉強とは、何かということなんですが、

   1つ目は、子供が独り立ちできるための知識の習得。
   2つ目は、知的好奇心を満足させるためのもの。

 基本的には、この2つと思っています。

  でも、中学までの教育はほとんどが1つ目で、
 しかも、普段の生活で目に付くものばかりです。
  また、自然の理とかモノの考え方って、
 全部が全部、別個のモノというわけじゃありません。

  大人から見れば、
 「ああ、その考え方って、あれと一緒じゃないの。」なんて思うことも、
 子供から見たらそういう応用ができない。
 だから、全部一つ一つ覚えなくちゃならない。

  科目は別でも関連していることだって結構ありますよね。
  たとえば、理科で習う地球の地軸の傾き。
 だけど、社会では北回帰線や南回帰線の話につながる。
 地球の公転の仕組みを考えれば、熱帯が多いのも当然と気づきます。

  こんなときに、ちょっと前に使っていたボールを二つもってきて、
 ごろごろ回して、自転と公転を勉強する。
 基礎理解ができていれば、白夜ができるわけ、季節変化のできるわけ、
 色々応用できちゃいます。

  ママたちの習った時代。。。確かにちょっとだけ前のことだけど、
教科書を見ていれば思い出せることも多いはず。
 また、一緒に生活していると教えられる生活の知恵も多いはず。
子供から教えられることも多いです。
 このサイト。こんな教え方してみました。とか、教え方がわからないよー。とか。
 そんなこと、雑談を通して一緒に話していきたいです。 



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